四半期報告書-第44期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 10:04
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期という。)における我が国経済は、世界経済は新型コロナウイルス感染症(以下、感染症という。)の影響により依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、感染症の再拡大やサプライチェーンを通じた影響による下振れが懸念されております。国内におきましても、景気は感染症の影響により、厳しい状況にあるなか、設備投資などにおいて持ち直しの動きは見られるものの、そのテンポは弱まっております。
このような状況下、当社グループは業績拡大のため、またグローバルに信頼される企業集団としてその地位を着実に築いていくため、中期経営計画である「ASEANプロジェクトⅡ期」(令和5年3月期を最終年度とする4ヵ年計画)の3年目を迎え、「収益の拡大」「生産能力及び採算性の向上」「サプライチェーンの基盤強化」をテーマに“手のひらロマンで世界を刻む”をコーポレートスローガンに掲げ、事業構造改革の推進とともに計画の達成に向けて引き続き取り組んでおります。
その結果、当第2四半期の連結売上高は2,759,755千円(前年同四半期は2,145,799千円)となりました。その他(釣具用部品など)は前述したベトナムの一時的な製造活動停止により減少しましたが、全てのセグメントにおきまして、感染症の影響からは回復傾向にあり、大幅な増加となりました。
損益につきましては、売上総利益は、ベトナムの製造活動停止の影響はあるものの、コロナ禍からの受注増加による売上高の増加に加え、前々期から取り組んでおります事業構造改革にともなう製造部門の人件費などのコスト削減はほぼ一巡しましたが、当期はASEAN地域の製造子会社2社を中心に、サプライチェーンの基盤強化を目的として、生産性の向上及び製造原価の改善を推し進めており、製造原価の低減にともなう利益計上などもあり576,634千円(前年同四半期は341,930千円)となりました。営業利益は、事業構造改革にともなう人件費や諸経費など販売管理費の削減はほぼ一巡しましたが、売上総利益の増加などにより19,458千円(前年同四半期は営業損失236,284千円)となり黒字に転換しました。経常利益は、為替相場の変動による為替差損を計上しましたが、営業損益の黒字化及び雇用調整助成金収入などにより1,185千円(前年同四半期は経常損失339,282千円)とわずかながら黒字に転換しました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、事業構造改革にともなう費用を事業構造改善費用として、またベトナムの製造活動停止に係る費用を災害による損失としてそれぞれ特別損失に計上、そしてメガネフレームの販売子会社である㈱村井の黒字決算による法人税の計上などにより171,185千円(前年同四半期は397,592千円)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
当社グループのセグメントごとの連結業績 (単位:千円)
セグメント前第2四半期連結累計期間(自 令和2年4月1日 至 令和2年9月30日)当第2四半期連結累計期間(自 令和3年4月1日 至 令和3年9月30日)増減額増減率(%)
売上高
① 時計関連1,354,8871,910,148+555,260+41.0
② メガネフレーム454,776546,226+91,450+20.1
③ その他336,135303,380△32,755△9.7
2,145,7992,759,755+613,955+28.6
セグメント利益又は
損失(△)
① 時計関連△335,642△133,806+201,835
② メガネフレーム14,89754,389+39,491+265.1
③ その他33,033△21,429△54,463
△287,711△100,846+186,864

① 時計関連
時計関連の売上高は1,910,148千円となり、前年同四半期比で555,260千円(41.0%)増加しました。このうち、時計バンドの売上高は、海外の取引先は、ベトナムの製造活動停止の影響により約57%の減少となりました。一方、国内の取引先は、ベトナムの製造活動停止の影響はあるものの、受注は感染症の影響から回復してきており約43%の増加となりました。また、時計外装部品の売上高も同様に、国内の取引先からの受注が増加しており約77%の増加となりました。今後は、コロナ禍前の水準への回復を図ります。
これにより、セグメント損失は133,806千円(前年同四半期は335,642千円)となりました。今後は、製造部門の事業構造改革の推進などにより、セグメント損益の黒字化を目指します。
② メガネフレーム
メガネフレームの売上高は546,226千円となり、前年同四半期比で91,450千円(20.1%)増加しました。㈱村井は、国内眼鏡市場は、とくに中小チェーン店などからの受注は依然として厳しい状況ではありますが、一部には展示会の再開など復調の兆しが見えており、大型チェーン店の在庫調整終了などにともなう受注の増加や海外の新規取引先の開拓の実施などにより、売上高はほぼコロナ禍前の水準に回復しております。
これにより、事業構造改革による販売管理費のコスト削減、訪問営業は徐々に再開しておりますが、利益率の高いリモート営業やオンライン営業の継続などにより、セグメント利益は54,389千円(前年同四半期は14,897千円)となりました。今後も、損益を重視した営業の強化などにより、更なる収益の拡大を目指します。
③ その他
その他の売上高は303,380千円となり、前年同四半期比で32,755千円(9.7%)減少しました。釣具用部品は、感染症の影響もなく高級品向けを中心に好調を維持しておりましたが、ベトナムの製造活動停止の影響により33,043千円(11.2%)の減少となりました。しかしながら、繰越受注残高は著しく増加しております。釣具用部品以外の売上高も、同様に333千円(0.8%)減少しましたが、下期には増加することが見込まれます。
これにより、セグメント損失は21,429千円(前年同四半期はセグメント利益33,033千円)となりました。今後は、工場の再稼働とともに製造部門の事業構造改革の推進などにより、損益の挽回を図ります。
(2) 事業構造改革
当社グループは、収益構造を安定的又は継続的に利益を生み出す体質に変えるため、また、キャッシュを確保し当面の資金繰りに目処をつけるため、事業構造改革を実施しております。製造及び販売管理のすべての部門におきまして、前々期から取り組んでおります減価償却費、人件費や経費などのコスト削減はほぼ一巡しましたが、当期は、ASEAN地域における製造子会社2社を中心に、具体的には、人手不足気味のNISSEY VIETNAM CO.,LTD.から賃金が割安で人手が豊富なNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.に、手間を要する製造工程の一部を移管することにより、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.の割高な残業を抑制し労務費単価を圧縮するなど、グループ各社が相互協力のもと、連携を密にしながら製造活動を行い、グループ全体の生産性の向上及び製造原価の改善を図り、今後の受注増加に対応するとともに、サプライチェーンの基盤強化を目指します。
財務面におきましては、当社グループの取引金融機関に対し、長期借入金元本の返済条項の緩和を要請し、要請している全ての取引金融機関から同意を頂いており、今後も継続的な支援を受けられる見込みであります。また当社は、令和2年6月において、第三者割当増資200,003千円を実施しております。
これにともない、当第2四半期連結累計期間におきましては、事業構造改善費用33,500千円を事業構造改革費用として特別損失に計上しております。内訳は、報酬等の支払いであります。
(3) 災害による損失
当社グループのNISSEY VIETNAM CO.,LTD.が所在するベトナム国ホーチミン市におきまして、新型コロナウイルス感染症が拡大し、令和3年7月9日よりロックダウン(都市封鎖)が施行され、同社工場は行動制限を受け一時的に製造活動を停止しております。
これにともない、当第2四半期連結累計期間におきましては、製造活動の中止期間中の固定費等122,320千円を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失に計上しております。内訳は、人件費及び減価償却費等であります。
(4) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は5,444,924千円となり、前連結会計年度末と比べ73,124千円増加しました。このうち、流動資産は2,899,430千円となり、150,520千円増加しました。これは主に売上高の増加による現金及び預金、受注高の増加にともなう商品及び製品のそれぞれの増加などによるものです。固定資産は2,540,489千円となり、75,165千円減少しました。これは主に、有形及び無形固定資産の減価償却による減少などによるものです。
負債合計は4,222,052千円となり、254,699千円増加しました。流動負債は3,417,468千円となり、386,376千円増加しました。これは主に売上高の増加にともなう支払手形及び買掛金の増加などによるものです。固定負債は804,583千円となり、131,676千円減少しました。これは主に長期借入金から1年内返済予定の長期借入金への非資金取引などによるものです。
純資産は1,222,872千円となり、181,575千円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などによるものです。
(5) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して、122,639千円増加し806,307千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は149,037千円(前年同四半期は233,601千円の支出)となりました。減価償却費73,573千円の計上、売上債権の減少117,189千円、仕入債務の増加220,643千円などの増加要因がありました。一方、減少要因として税金等調整前四半期純損失154,634千円(前年同四半期は389,123千円)の計上、棚卸資産の増加155,750千円などがありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は15,472千円(前年同四半期は11,343千円)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出14,226千円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は12,366千円(前年同四半期は572,837千円の収入)となりました。これは主に割賦未払金の返済による支出9,376千円などによるものです。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費については、特記すべきものはありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、全てのセグメントの受注高(時計関連67.4%、メガネフレーム112.3%、その他66.3%)、全てのセグメントの受注残高(時計関連81.6%、メガネフレーム116.2%、その他164.1%)がそれぞれ著しく増加しております。これらは、時計関連は時計バンド及び時計外装部品の売上高及び受注残高、メガネフレームは販売子会社である㈱村井の売上高及び受注残高、その他は釣具用部品やウエアラブル関連などの受注残高のそれぞれの増加によるものであります。
なお、ほとんどのセグメント及び項目において増加し、感染症の影響からは徐々に回復してきております。

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