有価証券報告書-第43期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/24 15:02
【資料】
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【項目】
141項目

(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」とい
う。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比(以下前期末比という)801,221千円増(1.5%増)の53,272,034千円となりました。流動資産は同28,652千円減(0.1%減)の33,215,017千円、固定資産は同829,873千円増(4.3%増)の20,057,016千円となりました。
固定資産のうち有形固定資産は、同495,468千円増(3.4%増)の14,943,409千円となりました。
無形固定資産は、同329,443千円減(10.0%減)の2,953,613千円となりました。
投資その他の資産は、同663,848千円増(44.4%増)の2,159,993千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前期末比823,787千円減(11.3%減)の6,491,003千円となりました。流動負債は同845,899千円減(13.7%減)の5,313,599千円、固定負債は同22,111千円増(1.9%増)の1,177,404千円となりました。
流動負債減少の主な要因は、支払手形及び買掛金の減少2,543,851千円と電子記録債務が1,682,308千円増加したこと等によるものです。
当連結会計年度末の純資産は、前期末比1,625,009千円増(3.6%増)の46,781,030千円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と配当金の支払いによる利益剰余金の増加1,616,977千円、自己株式の増加384,694千円等によるものです。
この結果、自己資本比率は87.8%となりました。
b.経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に内需を中心として緩やかな回復基調を維持したものの、物価上昇や人手不足の継続に加え、中東情勢の緊迫化に伴う資源・物流コストの高騰、さらには米国の通商政策を巡る不確実性などから、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループの属する医療関連業界におきましては、診療報酬改定等の影響に加え、原材料やエネルギー価格の高騰、医療従事者の慢性的な人手不足による人件費の上昇が継続しており、各医療機関の経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような中、当社グループは「中期経営計画“NEXT 300 Neo”」を推進し、その達成にむけグループ一丸となって取り組んでおります。
国内においては、人工透析類では針刺し防止機構付き止血弁内蔵透析用留置針「ハッピーキャスProFlex」、静脈留置針類では針刺し防止機構付き留置針「スーパーキャス5」並びに「スーパーキャス7」等、安全に配慮した製品の販売・普及に努めました。インターベンション類では、不整脈治療用のブレイデッドシース「AbRoad STOUT」及びスティーラブルシース「AbRoad FLEX」等、高付加価値製品の販売拡大に努めました。2022年12月に買収した株式会社Bolt Medicalが開発した脳血管用誘導補助器具「Medilizer AGD システム」につきましては、2025年3月の保険収載および販売開始以降、医療現場への早期浸透を目指し、座学やハンズオントレーニング等を通じて、医療従事者の皆様に対する製品理解の促進に取り組んでおります。
海外においては、北米をはじめとする世界的な需要の高まりを捉え、静脈留置針類の販売拡大に注力するとともに、人工透析類やインターベンション類の拡販にも取り組んでおります。
上記の結果、当連結会計年度の業績は、売上高23,781,456千円(前年同期比5.4%増)、利益につきましては、設備投資に伴う減価償却費の増加等の影響により、営業利益4,272,403千円(同4.8%減)、経常利益4,484,198千円(同3.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3,006,084千円(同0.2%減)となりました。
当社の商品区分である品目別の売上高は以下のとおりであります。
人工透析類におきましては、7,815,602千円(前年同期比2.1%減)となりました。静脈留置針類におきましては、8,441,456千円(同13.9%増)となりました。インターベンション類におきましては、7,495,906千円(同4.9%増)となりました。
(注)当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省
略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、以下に記載のキャッシュ・フローにより、前連結会計年度末に比べ1,593,295千円増加し、当連結会計年度末には18,652,613千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,734,751千円(前年同期比32.9%増)となりました。内訳の主なものは、税金等調整前当期純利益4,512,196千円と、法人税等の支払額1,646,933千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,293,143千円(前年同期比66.6%減)となりました。内訳の主なものは、定期預金の払戻による収入11,000,000千円と定期預金の預入による支出8,800,000千円、有形固定資産の取得による支出3,441,703千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,821,371千円(前年同期比3.1%減)となりました。内訳の主なものは、自己株式の取得による支出と配当金の支払額であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績については、単一セグメントのため品目区分別に記載しております。
品目別当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
人工透析類(千円)7,941,98310.1
静脈留置針類(千円)8,509,65418.3
インターベンション類(千円)5,910,9354.6
合計(千円)22,362,57311.5

(注)金額は平均販売価格によっております。
b.受注実績
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績については、単一セグメントのため品目区分別に記載しております。
品目別当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
人工透析類(千円)7,815,602△2.1
静脈留置針類(千円)8,441,45613.9
インターベンション類(千円)7,495,9064.9
その他(千円)28,491158.7
合計(千円)23,781,4565.4

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。
・経営成績の分析
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
・財政状態の分析
当社グループは、適切な流動性の維持、事業活動のための自己資金の充実及び健全なバランスシートの維持を財務
方針としております。
なお、財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであり
ます。
・経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
・キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成
績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
・資本の財源及び資金の流動性
資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を
目的とした資金需要は、主に設備投資であります。
財務政策
当社グループは、運転資金及び設備投資資金については、原則自己資金により調達することとしております。
当社グループは、財務の健全性を保ち、営業活動によるキャッシュ・フローを基本に将来に必要な運転資金及び設
備投資資金を調達していく考えであります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて
は、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとお
りであります。

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