有価証券報告書-第76期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、経営成績等という)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析、検討内容は次のとおりです。なお、当社はキャスター、台車等を主とする単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(経営成績等の状況の概要)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念に、ウクライナ侵攻等の地政学的リスクも加わる不透明な状況が続きました。物流機械を取り扱う当社グループにとっても、需要の伸び悩む中でサプライチェーンの停滞が長期化し、更に原材料価格の高騰と円安が急激に進むなど、厳しい事業環境となりました。
こうした状況下、当社グループは、お客様と従業員の安全確保を最優先に、新型コロナウイルス感染症対策を継続しながら、できる限りの生産と営業活動を行いました。 また、適正なマージン確保に向けた価格改定を打ち出すと共に、新しいニーズに対応する新製品の開発などを進め、持続的な成長軌道の回復に向けた基盤づくりにも取り組みました。
その結果、当連結会計年度の売上高は9,203,042千円(前年同期比5.2%増)となりました。一方で、原材料価格の上昇と円安の進行が重なったことによるコストアップの影響は大きく、営業利益は134,041千円(前年同期比80.1%減)、経常利益は182,503千円(前年同期比76.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は178,500千円(前年同期比54.5%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
○日本
売上高は、8,538,901千円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益(営業利益)は、178,996千円(前年同期比 48.8%減)となりました。
○マレーシア
売上高は、2,647,586千円(前年同期比15.9%増)、セグメント損失(営業損失)は、329,120千円(前年同期のセグメント利益は106,281千円)となりました。
○中国
売上高は、1,772,315千円(前年同期比 11.9%減)、セグメント利益(営業利益)は、147,694千円(前年同期比 45.0%減)となりました。
資産、負債及び純資産の状況を示すと、次のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.2%減少し、11,009,199千円となりました。これは主に、現金及び預金が194,495千円減少したことによります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.8%減少し、4,796,051千円となりました。これは主に、有形固定資産にある建物及び構築物92,251千円減少したことによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて 1.3%減少し、15,805,250千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて13.1%減少し、3,346,341千円となりました。これは主に、短期借入金が350,000千円減少したことによります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて14.5%増加し、1,352,781千円となりました。これは主に、繰延税金負債が132,217千円増加したことによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて6.6%減少し、4,699,122千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.1%増加し、11,106,127千円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が106,680千円増加したことによります。この結果、自己資本比率は70.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,557円減少し、4,575,838円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、390,387千円(前年同期は924,340千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益404,439千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、112,017千円(前年同期は116,962千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出67,351千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、570,010千円(前年同期は1,349,013千円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出350,000千円によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
(2) 受注実績
販売実績に基づいて生産計画をたて、これにより生産をしているため、受注生産は行っておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用と、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載していますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすものと考えております。
① 貸倒引当金
当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えて回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しております。将来、顧客の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
② 事業整理損失引当金
上記英国子会社の整理に伴う損失に備え、当社グループが負担することとなる損失見込額を計上しております。
③ 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の評価に際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が取り崩され損失が発生する可能性があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、下記のとおりであります。
(単位:千円)
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念に、ウクライナ侵攻等の地政学的リスクも加わる不透明な状況が続きました。物流機械を取り扱う当社グループにとっても、需要の伸び悩む中でサプライチェーンの停滞が長期化し、更に原材料価格の高騰と円安が急激に進むなど、厳しい事業環境となりました。
こうした状況下、当社グループは、お客様と従業員の安全確保を最優先に、新型コロナウイルス感染症対策を継続しながら、できる限りの生産と営業活動を行いました。 また、適正なマージン確保に向けた価格改定を打ち出すと共に、新しいニーズに対応する新製品の開発などを進め、持続的な成長軌道の回復に向けた基盤づくりにも取り組みました。
その結果、当連結会計年度の売上高は9,203,042千円(前年同期比5.2%増)となりました。一方で、原材料価格の上昇と円安の進行が重なったことによるコストアップの影響は大きく、営業利益は134,041千円(前年同期比80.1%減)、経常利益は182,503千円(前年同期比76.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は178,500千円(前年同期比54.5%減)となりました。
① 事業の種類別売上高の分析
キャスター事業の売上高は5,939,752千円(前年同期比2.8%増)となりました。
その他事業の売上高は3,263,290千円(前年同期比9.8%増)となりました。
② 営業外損益及び特別損益の分析
(営業外損益)
営業外収益として、雇用調整助成金15,822千円等を計上しております。
営業外費用として、為替差損50,098千円等を計上しております。
(特別損益)
特別利益として、事業整理損失引当金戻入額221,857千円等を計上しております。
特別損失として、固定資産除売却損79千円等を計上しております。
(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、下記のとおりであります。
(単位:千円)
当社の主な資金需要は、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに固定資産等にかかる投資であります。これらの資金需要につきましては、主に自己資金により賄えるものと判断しております。しかし、昨今の経済環境の不透明感を鑑み、手許資金を常に一定水準以上を保つように取締役会にて議論し、必要に応じ銀行借入等により対応してまいります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,557千円減少し、4,575,838千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、390,387千円(前年同期は924,340千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益404,439千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、112,017千円(前年同期は116,962千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出67,351千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、570,010千円(前年同期は1,349,013千円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出350,000千円によるものであります。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、本格的な景気回復には未だ時間を要する見通しです。更に、資材調達の不安定さに加え、原材料価格の高騰と円安の急激な進行によるコストアップが、当社の収益を圧迫する状況が続いています。
このような厳しい経営環境下、当社グループは、事業効率の改善によるコストダウンを進める一方、適正なマージン確保に向けた価格改定を進め、収益力の回復に努めます。
また、持続的な成長軌道を確保するため、製造業としての原点に帰り、選択と集中による経営基盤の再構築に取り組むと同時に、人財への投資を中心に成長に向けた開発力と営業力の強化にも取り組みます。
(経営成績等の状況の概要)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念に、ウクライナ侵攻等の地政学的リスクも加わる不透明な状況が続きました。物流機械を取り扱う当社グループにとっても、需要の伸び悩む中でサプライチェーンの停滞が長期化し、更に原材料価格の高騰と円安が急激に進むなど、厳しい事業環境となりました。
こうした状況下、当社グループは、お客様と従業員の安全確保を最優先に、新型コロナウイルス感染症対策を継続しながら、できる限りの生産と営業活動を行いました。 また、適正なマージン確保に向けた価格改定を打ち出すと共に、新しいニーズに対応する新製品の開発などを進め、持続的な成長軌道の回復に向けた基盤づくりにも取り組みました。
その結果、当連結会計年度の売上高は9,203,042千円(前年同期比5.2%増)となりました。一方で、原材料価格の上昇と円安の進行が重なったことによるコストアップの影響は大きく、営業利益は134,041千円(前年同期比80.1%減)、経常利益は182,503千円(前年同期比76.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は178,500千円(前年同期比54.5%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
○日本
売上高は、8,538,901千円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益(営業利益)は、178,996千円(前年同期比 48.8%減)となりました。
○マレーシア
売上高は、2,647,586千円(前年同期比15.9%増)、セグメント損失(営業損失)は、329,120千円(前年同期のセグメント利益は106,281千円)となりました。
○中国
売上高は、1,772,315千円(前年同期比 11.9%減)、セグメント利益(営業利益)は、147,694千円(前年同期比 45.0%減)となりました。
資産、負債及び純資産の状況を示すと、次のとおりであります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.2%減少し、11,009,199千円となりました。これは主に、現金及び預金が194,495千円減少したことによります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.8%減少し、4,796,051千円となりました。これは主に、有形固定資産にある建物及び構築物92,251千円減少したことによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて 1.3%減少し、15,805,250千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて13.1%減少し、3,346,341千円となりました。これは主に、短期借入金が350,000千円減少したことによります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて14.5%増加し、1,352,781千円となりました。これは主に、繰延税金負債が132,217千円増加したことによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて6.6%減少し、4,699,122千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.1%増加し、11,106,127千円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が106,680千円増加したことによります。この結果、自己資本比率は70.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,557円減少し、4,575,838円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、390,387千円(前年同期は924,340千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益404,439千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、112,017千円(前年同期は116,962千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出67,351千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、570,010千円(前年同期は1,349,013千円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出350,000千円によるものであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 日本 | 1,626,675 | 8.8 |
| マレーシア | 2,770,348 | 17.6 |
| 中国 | 1,537,805 | △4.2 |
| 合計 | 5,934,829 | 8.8 |
(注) 1 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
(2) 受注実績
販売実績に基づいて生産計画をたて、これにより生産をしているため、受注生産は行っておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 日本 | 8,508,803 | 4.2 |
| マレーシア | 96,381 | 38.9 |
| 中国 | 597,856 | 15.2 |
| 合計 | 9,203,042 | 5.2 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ㈱山善 | 963,681 | 11.78 | 1,243,677 | 13.51 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用と、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載していますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすものと考えております。
① 貸倒引当金
当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えて回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しております。将来、顧客の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
② 事業整理損失引当金
上記英国子会社の整理に伴う損失に備え、当社グループが負担することとなる損失見込額を計上しております。
③ 繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の評価に際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が取り崩され損失が発生する可能性があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、下記のとおりであります。
(単位:千円)
| 2021年3月期 | 2022年3月期 | 前期比 | ||
| 金額 | 金額 | 増減額 | 増減率 | |
| 売上高 | 8,751,216 | 9,203,042 | 451,825 | 5.2% |
| 営業利益 | 673,478 | 134,041 | △539,437 | △80.1% |
| 経常利益 | 771,224 | 182,503 | △588,720 | △76.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 392,407 | 178,500 | △213,907 | △54.5% |
| 1株当たり当期純利益金額 | 58.00円 | 26.38円 | △31.62円 | △54.5% |
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念に、ウクライナ侵攻等の地政学的リスクも加わる不透明な状況が続きました。物流機械を取り扱う当社グループにとっても、需要の伸び悩む中でサプライチェーンの停滞が長期化し、更に原材料価格の高騰と円安が急激に進むなど、厳しい事業環境となりました。
こうした状況下、当社グループは、お客様と従業員の安全確保を最優先に、新型コロナウイルス感染症対策を継続しながら、できる限りの生産と営業活動を行いました。 また、適正なマージン確保に向けた価格改定を打ち出すと共に、新しいニーズに対応する新製品の開発などを進め、持続的な成長軌道の回復に向けた基盤づくりにも取り組みました。
その結果、当連結会計年度の売上高は9,203,042千円(前年同期比5.2%増)となりました。一方で、原材料価格の上昇と円安の進行が重なったことによるコストアップの影響は大きく、営業利益は134,041千円(前年同期比80.1%減)、経常利益は182,503千円(前年同期比76.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は178,500千円(前年同期比54.5%減)となりました。
① 事業の種類別売上高の分析
キャスター事業の売上高は5,939,752千円(前年同期比2.8%増)となりました。
その他事業の売上高は3,263,290千円(前年同期比9.8%増)となりました。
② 営業外損益及び特別損益の分析
(営業外損益)
営業外収益として、雇用調整助成金15,822千円等を計上しております。
営業外費用として、為替差損50,098千円等を計上しております。
(特別損益)
特別利益として、事業整理損失引当金戻入額221,857千円等を計上しております。
特別損失として、固定資産除売却損79千円等を計上しております。
(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、下記のとおりであります。
(単位:千円)
| 2021年3月期 | 2022年3月期 | 増減額 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 924,340 | 390,387 | △533,953 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △116,962 | △112,017 | 4,945 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 1,349,013 | △570,010 | △1,919,024 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | 56,886 | 56,083 | △802 |
| 現金及び現金同等物の増減額 | 2,213,278 | △235,557 | △2,448,835 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 2,598,116 | 4,811,395 | 2,213,278 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 4,811,395 | 4,575,838 | △235,557 |
当社の主な資金需要は、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに固定資産等にかかる投資であります。これらの資金需要につきましては、主に自己資金により賄えるものと判断しております。しかし、昨今の経済環境の不透明感を鑑み、手許資金を常に一定水準以上を保つように取締役会にて議論し、必要に応じ銀行借入等により対応してまいります。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ235,557千円減少し、4,575,838千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、390,387千円(前年同期は924,340千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益404,439千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、112,017千円(前年同期は116,962千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出67,351千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、570,010千円(前年同期は1,349,013千円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出350,000千円によるものであります。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、本格的な景気回復には未だ時間を要する見通しです。更に、資材調達の不安定さに加え、原材料価格の高騰と円安の急激な進行によるコストアップが、当社の収益を圧迫する状況が続いています。
このような厳しい経営環境下、当社グループは、事業効率の改善によるコストダウンを進める一方、適正なマージン確保に向けた価格改定を進め、収益力の回復に努めます。
また、持続的な成長軌道を確保するため、製造業としての原点に帰り、選択と集中による経営基盤の再構築に取り組むと同時に、人財への投資を中心に成長に向けた開発力と営業力の強化にも取り組みます。