半期報告書-第161期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2020/12/23 9:46
【資料】
PDFをみる
【項目】
102項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は当中間連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる世界的な景気悪化に伴い、内外需ともに大幅に落ち込み、急激に悪化しました。世界経済は、ロックダウンの拡大に伴う行動制限が影響し、財政政策による所得支援があったものの、個人消費・企業収益とも回復までに至らず、新興国を含め総じてマイナス成長となりました。国内経済は、世界的な景気悪化や緊急事態宣言に伴い、自動車関連等を中心に輸出が落ち込み、訪日外国人激減によるインバウンド需要の消失や活動自粛による個人消費の低迷などが影響し、景気が大きく後退しました。感染終息の見通しは立っておらず、先行きは極めて不透明な状況となっております。
この間、当社グループの関連する紙・板紙の国内出荷は前期から大きく減少しました。特に新聞用紙・印刷情報用紙に代表されるグラフィック用紙の需要は大幅に減少しました。また、紙器・段ボール・包装用紙のパッケージ関連分野は、巣ごもり需要などにより生活関連の需要は底堅く推移したものの、インバウンド消費・工業用品向け需要の大幅な落ち込みにより減少しました。
このような状況下、国内製紙各社は、国内既存事業の更なる効率化を推進するとともに海外市場でも堅調に推移するパッケージ関連分野への投資やエネルギー事業・新素材事業などの新分野への取り組みを強化しつつあります。
紙パ関連業界を品種別にみますと、印刷・情報用紙は広告宣伝用途の需要が急激に落ち込み、塗工紙を中心に大幅に減少しました。板紙は、巣ごもり需要による家庭向けの食品・通販用途は底堅く推移しましたが、インバウンド需要の消失、個人消費の減少や輸出の落ち込みによる工業用品向けの需要の低迷により、減少しました。また化成品は、家庭向け食品用途は増加しましたが、業務用や昼食需要を失ったコンビニ向け用途が低迷し減少しました。
当社グループにおきましては、紙・板紙の構造的な減少傾向が続く中、印刷用紙・特殊紙・情報用紙・パッケージ・化成品の5分野の連携を強化し、あらゆる経費の削減に取り組みました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高110,610百万円(前年同期比14.1%減)、経常利益は2,043百万円(同23.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は1,414百万円(同24.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(紙・板紙・化成品等卸売関連事業)
紙・板紙・化成品等卸売関連事業におきましては、紙の需要は商業印刷・出版印刷とも社会活動の制限による広告宣伝用途の落ち込みにより、大幅に減少しました。板紙の需要は経済活動の停滞とインバウンド消費の落ち込みにより、減少しました。化成品におきましては、家庭向けは堅調だったものの、業務用・行楽用の食品向け需要は減少しました。
この結果、紙・板紙・化成品等卸売関連事業の売上高は107,701百万円、営業利益は1,128百万円となりました。
(紙加工等関連事業)
紙加工等関連事業におきましては、新型コロナウイルスの影響により、売上高は大きく減少しましたが、経費削減に努めました。
この結果、紙加工等関連事業の売上高は1,741百万円、営業損失は14百万円となりました。
(不動産賃貸関連事業)
不動産賃貸関連事業におきましては、賃貸不動産維持管理に努めた結果、売上高は増加しましたが、修繕費等の増加により営業利益は減少しました。
この結果、不動産賃貸関連事業の売上高は1,150百万円、営業利益は674百万円となりました。
当中間連結会計期間末の総資産は、売上債権の減少等により前連結会計年度末に対して7,520百万円減少し139,972百万円となりました。
総負債は仕入債務の減少等により前連結会計年度末に対して8,769百万円減少し78,004百万円となりました。
純資産は親会社株主に帰属する中間純利益の増加等により前連結会計年度末に対して1,249百万円増加し61,967百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間連結会計期間末に比べ2,356百万円減少し、当中間連結会計期間末には10,157百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は4,255百万円(前年同期1,297百万円の獲得)となりました。
これは主に、売上債権の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,507百万円百万円(前年同期55百万円の使用)となりました。
これは主に、有価証券及び投資有価証券の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は364百万円(前年同期1,196百万円の使用)となりました。
これは主に、配当金の支払いによるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当社グループの中間連結財務諸表及び中間財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」の「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
④生産、仕入及び販売の実績
a.生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
前年同期比(%)
紙加工等関連事業(百万円)74490.2

(注)1 金額は製造原価によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.仕入実績
当中間連結会計期間の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
前年同期比(%)
紙・板紙・化成品等卸売関連事業(百万円)101,30284.7

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
前年同期比(%)
紙・板紙・化成品等卸売関連事業(百万円)107,70185.8
紙加工等関連事業(百万円)1,74184.0
不動産賃貸関連事業(百万円)1,150101.1
報告セグメント計(百万円)110,59485.9
その他(百万円)1694.1
合計(百万円)110,61085.9

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主な相手先別の販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため省略しております。
4 「その他」は、太陽光発電による売電事業であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の財政状態、経営成績及びセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。
なお、当社グループの自己資本比率は当中間連結会計年期間末時点で44.23%となっており、現状、財政状態につきましては大きな懸念はないものと認識しております。今後も、企業体質の強化と将来の事業展開に備えるための内部留保の充実を図るとともに、事業投資及び安定的な配当等により、企業価値の向上に努めてまいります。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入費用及び原材料の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、投資有価証券の取得等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入及び社債を基本としております。
なお、当中間連結会計期間末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は8,882百万円となっております。また、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は10,157百万円となっております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。