四半期報告書-第51期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/12 10:33
【資料】
PDFをみる
【項目】
31項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済を振り返りますと、ソフトウエア投資をはじめ企業の設備投資が増加する等緩やかな回復基調は続いたものの、消費者マインドには引き続き弱い動きが見られました。
このような経済環境のもと、当社グループは新製品の拡販やITソリューションをはじめとするさまざまなソリューション提案等に積極的に取り組みました。しかしながら、デジタル一眼レフカメラやインクジェットプリンター等が低調に推移したことにより、売上高は4,479億23百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
利益につきましても、収益性の高い商品の売上減等により、減少しました。営業利益は158億99百万円(前年同期比13.6%減)、経常利益は173億6百万円(前年同期比10.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は115億51百万円(前年同期比7.7%減)となりました。
当社グループは「長期経営構想フェーズⅢ」の基本方針の実現に向けて、平成30年1月1日付で、従来の商品に基づいた組織体制から、市場及び顧客に基づく新たな組織体制へ移行しました。この変更に伴い、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「ビジネスソリューション」「ITソリューション」「イメージングシステム」「産業・医療」から、「コンスーマ」「エンタープライズ」「エリア」「プロフェッショナル」に変更しました。
また、当第3四半期連結会計期間より、BPOサービス事業強化のため、BPO統括センターを設立しました。これに伴い、主にBPOサービス事業に従事しておりますキヤノンビズアテンダ(株)の報告セグメントを「エンタープライズ」から「その他」に変更しております。
(各報告セグメントの主要な事業領域及び主要グループ会社)
報告セグメント主要な事業領域及び主要グループ会社
コンスーマ個人のお客さまを対象に、デジタルカメラやインクジェットプリンター等を提供
エンタープライズ大手企業を対象として、業種ごとの経営課題解決に寄与するキヤノンの入出力機器やソリューションを提供
<主要グループ会社>キヤノンITソリューションズ(株)
エリア全国の中堅・中小企業を主要顧客として、顧客の経営課題解決に寄与するキヤノンの入出力機器やソリューションを提供
<主要グループ会社>キヤノンシステムアンドサポート(株)
プロフェッショナル各専門領域の顧客を対象としたソリューションを提供
(プロダクションプリンティング)
主に印刷業向けに連帳機及びカット紙高速プリンターを提供
<主要グループ会社>キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)
(産業機器)
主に半導体メーカー及びその他電子デバイスメーカー等を対象に、半導体製造装置、検査計測装置等を提供
(ヘルスケア)
医療機関向けの各種モダリティ、ITシステム、それらを組み合わせたソリューション及び薬局向けの調剤機器やITシステム等を提供
<主要グループ会社>キヤノンライフケアソリューションズ(株)、キヤノンITSメディカル(株)
(映像ソリューション)
監視・業務用途向けネットワークカメラソリューション及び放送事業者向け業務用映像機器を提供

各報告セグメントの業績は以下のとおりです。以下の文章における増減に関する記載は、変更後の区分方法により作成した前年同期との比較に基づいております。
コンスーマ
当第3四半期連結累計期間は、EOS Kissシリーズ初のミラーレスカメラ「EOS Kiss M」がシェアNO.1を獲得するなど大幅に増加したことにより、ミラーレスカメラの売上は増加しました。しかしながら、デジタル一眼レフカメラが市場縮小の影響により低調に推移したため、レンズ交換式デジタルカメラ全体の売上は減少しました。また、コンパクトデジタルカメラも市場の低迷により、売上は減少しました。
インクジェットプリンターはビジネスインクジェットプリンターが順調に推移したものの、家庭用インクジェットプリンター市場の低迷により、売上は減少しました。インクカートリッジもプリントボリュームの低下等に伴い、売上は減少しました。
ITプロダクトは、ゲーミングPCやモバイルバッテリー等のペリフェラルが順調に推移し、売上は大幅に増加しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は963億43百万円(前年同期比11.9%減)、セグメント利益は3億77百万円(前年同期比93.4%減)となりました。
エンタープライズ
当第3四半期連結累計期間は、金融業向けで大型SIが牽引するとともに、生保向けの帳票設計関連ソリューションや、損保向けに調査業務の効率化を図るクラウドシステムが堅調に推移しました。また、証券向け開発案件の拡大等も寄与し、売上が増加しました。
製造業向けでは、引き続き自動車メーカー向け営業支援システムが堅調に推移するとともに、化学メーカー向け大型オフィス構築案件等が牽引しました。また、電機メーカー向け生産管理システム案件等も好調に推移し、売上が増加しました。
流通業向けでは、航空会社向け文書管理システム案件等が牽引するとともに、オフィスMFPの大型案件の受注等もあり、売上が増加しました。
大学を主要顧客とする文教では、学内の情報発信や学習管理等をIT基盤システムとして提供している「in Campus」で複数の案件を獲得したこと等により、売上が増加しました。
また、キヤノンITソリューションズ(株)が展開するデータセンターサービスや車載組み込みソフトビジネスも堅調に推移しました。
なお、当セグメントにおけるオフィスMFPの状況につきましては、流通の大手顧客向け等で出荷が増加し売上が増加しました。また、レーザープリンターにつきましては、生保向け大型案件等により出荷台数は増加しておりますが、販売単価の下落により売上は減少しております。
これらの結果、当セグメントの売上高は1,391億14百万円(前年同期比6.1%増)、セグメント利益は67億59百万円(前年同期比23.4%増)となりました。
エリア
当第3四半期連結累計期間は、ビジネスPCの入れ替えが進んだこと等によりITプロダクトが増加するとともに、各種IT導入支援や保守サービス等が好調に推移しました。また、中小企業向けIT支援クラウドサービス「HOME」や、ウイルス対策ソフト「ESET」も引き続き順調に推移し、ITソリューションビジネスの売上は増加しました。一方、オフィスMFP等主力のハードウエアが低調に推移したことに加え、保守単価の下落等による保守サービス売上の減少等により、セグメント売上は減少しました。なお、営業利益につきましては、レーザープリンターカートリッジ等の高荒利製品の売上が伸びたことや、販管費の削減等により、増加しております。
これらの結果、当セグメントの売上高は1,907億87百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント利益は92億35百万円(前年同期比15.3%増)となりました。
プロフェッショナル
(プロダクションプリンティング)
高速カットシートプリンターはほぼ横ばいで推移したものの、高速連帳プリンターで本体が低調に推移したことにより、売上は減少しました。
(産業機器)
非半導体分野において、海外取引先との販売代理店契約終了による売上減少の影響はあるものの、半導体製造装置の新規取扱製品や検査計測装置、産業用コンポーネント等の増加により、売上は大幅に伸びました。
(ヘルスケア)
デジタルラジオグラフィや医療情報システム、眼科機器等は伸長したものの、前年同期に大型案件があった反動に加え、病院向けのモダリティ案件が低調に推移したことにより、売上は減少しました。
(映像ソリューション)
12月に予定されている新4K/8K衛星放送開始の影響により放送事業者向けは引き続き好調に推移しましたが、ネットワークカメラにおいては昨年の大型案件の反動もあり、売上はほぼ横ばいとなりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は400億37百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント損失は6億25百万円(前年同期は11億61百万円のセグメント損失)となりました。
(注) 各セグメント別の売上高は、外部顧客への売上高にセグメント間の内部売上高又は振替高を加算したものであります。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ227億49百万円減少して、1,142億30百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの資金の増加は、227億80百万円(前年同期は223億57百万円の増加)となりました。これは税金等調整前四半期純利益176億50百万円に加え、主に、減価償却費101億96百万円、売上債権の減少210億87百万円による資金の増加と、仕入債務の減少176億6百万円、法人税等の支払86億76百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローの資金の減少は、376億79百万円(前年同期は192億77百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出81億9百万円、短期貸付金の増加による支出300億5百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローの資金の減少は、78億51百万円(前年同期は71億7百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払77億82百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億88百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。