有価証券報告書-第67期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 11:56
【資料】
PDFをみる
【項目】
111項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

1.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は587億48百万円となり前連結会計年度末に比べ50億50百万円増加しました。受取手形及び売掛金、たな卸資産及び投資有価証券の増加がその主な要因であります。
当連結会計年度末の負債合計は367億97百万円となり前連結会計年度末に比べ17億52百万円増加しました。支払手形及び買掛金の増加が主な要因であります。
当連結会計年度末の純資産合計は219億51百万円となり前連結会計年度末に比べ32億97百万円増加しました。当期純利益による利益剰余金の増加が主な要因であります。
2.経営成績
当連結会計年度において当社グループは第8次中期経営計画(JUMP1200)の2年目も引き続き重点施策を推進いたしました。特に電機・電子・機械の複合ビジネスに“エンジニアリング力”をプラスし、技術商社としての企業価値の向上を目指す取組みに加え、新たなビジネス領域を開拓する取組みを推進してまいりました。この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は1,112億76百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益34億71百万円(前年同期比8.1%増)、経常利益37億61百万円(前年同期比9.4%増)、当期純利益24億66百万円(前年同期比13.8%増)となり、前年同期を上回り、2年連続で売上高、利益とも過去最高の業績を更新することができました。
(部門別の状況に関する分析)
電機部門では、中国市場向けの需要が好調に推移し、産業機械業界向けのサーボモータの販売は増加いたしましたが、半導体製造装置向けのサーボモータの販売及び太陽光発電システム向けの制御機器の販売は減少いたしました。この結果、当部門の売上高は226億60百万円(前年同期比8.5%減)となりました。
電子部門では、産業機械業界向けのFA(ファクトリーオートメーション)機器用の電子部品の販売、自動車関連業界向けの車載機器用電子部品等の販売及びアミューズメント向けの電子機器の販売が増加いたしました。この結果、当部門の売上高は804億73百万円(前年同期比15.6%増)となりました。
機械部門では、液晶搬送設備向けの設備機器の販売が増加し、設備向けの産業用ロボットも一部増加いたしました。この結果、当部門の売上高は81億41百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
3.キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、1[業績等の概要]に記載しております。