有価証券報告書-第42期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/07/01 9:00
【資料】
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【項目】
137項目
(1) 経営成績等の状況の概要
① 業績
当連結会計年度における我が国経済は、堅調に推移した企業業績や雇用・所得環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復基調が見られましたが、依然として、米国を中心とした貿易摩擦の強まりや人手不足の深刻化が懸念されております。当社グループを取り巻く事業環境は、室内装飾品関連(カーテン等)市場に影響を及ぼします新設住宅着工総戸数は若干ではありますが増加しております。
このような状況の下、当社グループはメインブランドであります「サザンクロス」見本帳を、2018年11月に4年ぶりに大幅改訂しました。
売上高は、室内装飾品関連では主にマンション業者への販売が振るわず減少となり、メディカル関連(2017年7月に設立した子会社株式会社キュアリサーチが実施している先端医療検査に関わるサービス事業等)では遺伝子検査の事務代行サービスの規模を拡大させておりますが、全体では大幅な減少となりました。
利益面におきましては、販売費及び一般管理費において賃借料等が増加、営業外費用として貸付金に対する貸倒引当金繰入額が発生、特別損失として東京ショールーム等の減損損失、過年度決算訂正関連費用及び未収入金に対する貸倒引当金繰入額が発生したことから、損失は大幅に増加しました。
以上の結果、売上高は前年同期比12.4%減の1,531百万円、営業損失は294百万円(前連結会計年度は180百万円の営業損失)、経常損失は312百万円(前連結会計年度は213百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は418百万円(前連結会計年度は169百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、新たに量的な重要性が増したメディカル関連を追加し、量的な重要性が乏しいIT関連を省略しております。
(室内装飾品関連)
売上高は、主にマンション業者への販売が振るわず減少いたしました。
以上の結果、売上高は前年同期比7.2%減の1,392百万円、営業損失は賃借料の増加等により243百万円(前連結会計年度は71百万円の営業損失)となりました。
(メディカル関連)
売上高は、遺伝子検査の事務代行サービスが堅調に推移したことから増加いたしました。
以上の結果、売上高は前年同期に比べ132百万円増の139百万円、営業損失は51百万円(前連結会計年度は43百万円の営業損失)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は230百万円の支出、「投資活動によるキャッシュ・フロー」は5百万円の支出、「財務活動によるキャッシュ・フロー」は32百万円の支出となり、「現金及び現金同等物の期末残高」は前連結会計年度末に比べ267百万円減少し、154百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、230百万円の支出(前連結会計年度は32百万円の支出)となりました。主な収入は、減損損失48百万円、たな卸資産の増減額48百万円、貸倒引当金の増減額40百万円、支出は、税金等調整前当期純損失408百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、5百万円の支出(前連結会計年度は166百万円の支出)となりました。主な収入は、貸付金の回収による収入50百万円、支出は、有形固定資産の取得による支出58百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、32百万円の支出(前連結会計年度は363百万円の収入)となりました。主な収入は、短期借入れによる収入90百万円、長期借入れによる収入30百万円、支出は、長期借入金の返済による支出92百万円、短期借入金の返済による支出56百万円であります。
(仕入及び販売の状況)
(1) 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
室内装飾品関連750,38591.5
メディカル関連24,584725.0
その他
合計774,97094.1

(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 その他につきましては、仕入実績がないため記載を省略しております。
(2) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
室内装飾品関連1,392,69292.8
メディカル関連139,2802,190.0
その他
合計1,531,97387.6

(注) 1 その他につきましては、販売実績がないため記載を省略しております。
2 主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
① 売上高
当社グループは、室内装飾品関連につきましては、通常、発注書に基づき顧客に対して商品が出荷された時点において売上高を計上しており、メディカル関連につきましては、通常、医療の検査が終了した時点において売上高を計上しております。
② 貸倒引当金
当社グループは、売上債権、貸付金等に対し貸倒引当金を計上しております。更生債権等は債権額の全額を計上し、一般の売掛金に対しても実績に基づき見積り計上しております。
③ たな卸資産
当社グループは、室内装飾品関連につきましては、同一ブランドにおいて見本帳の改訂時に廃番品となったたな卸資産において評価減を行っております。評価減の算定方法としては、過去の実績より廃番となった商品の対原価ロスを算定し、その数値に基づきたな卸評価減を計上しております。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べ371百万円減少して728百万円となりました。これは、現金及び預金が278百万円減少、商品が45百万円減少、1年内回収予定の長期貸付金が19百万円減少したことなどによります。固定資産は、49百万円減少して581百万円となりました。これは、長期貸付金が43百万円減少したことなどによります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ421百万円減少し、1,310百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べ49百万円増加して455百万円となりました。これは、短期借入金が34百万円増加、支払手形及び買掛金が18百万円増加したことなどによります。固定負債は、48百万円減少して166百万円となりました。これは、長期借入金が55百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1百万円増加し、621百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ422百万円減少して688百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純損失が418百万円となったことなどによります。
(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より197百万円支出が増加いたしました。これは税金等調整前当期純損失の増加等によるものであります。
投資活動のキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より160百万円支出が減少いたしました。これは貸付けによる支出の減少等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より396百万円収入が減少いたしました。これは株式の発行による収入の減少等によるものであります。
これらの活動の結果において、現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度より267百万円減少し、154百万円となっております。
(4)経営成績の分析
当社グループを取り巻く事業環境は、新設住宅着工総戸数の伸びはほとんどありませんでした。
① 売上高
当連結会計年度の売上高は、前年同期比12.4%減の1,531百万円となりました。室内装飾品関連は、主にマンション業者への販売が振るわず減少となり、メディカル関連は、遺伝子検査の事務代行サービスが堅調に推移し増加しましたが、子会社でありました株式会社レックアイが、2017年10月に当社グループから外れたことで、全体では大幅な減少となりました。
② 販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前年同期比6.8%増の1,048百万円となりました。これは、室内装飾品関連では給料及び手当の増加、2018年10月に改訂しました「サザンクロス」見本帳費等の増加であり、メディカル関連では、本格的に事業を開始したことによる給料及び手当等の全般の販売費及び一般管理費の計上によるものであります。
③ 特別損失
当連結会計年度は、ショールーム等の減損損失、過年度決算訂正関連費用及び未収入金に対する貸倒引当金繰入額の特別損失を計上しました。
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は418百万円(前連結会計年度は169百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループでは生地仕入れの約半分を輸入しております。世界経済の情勢によっては、為替変動や原油価格の高騰により仕入コストが増加する可能性もあります。
(6)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは、前連結会計年度までの4連結会計年度に引き続き、当連結会計年度においても継続的に営業損失を計上するとともに重要な営業損失を計上しました。また、金融機関からの新たな資金調達が困難な状況にあります。これらにより当社グループには継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。
当該状況を解消又は改善するための対応策について、室内装飾品関連は、①経営陣の刷新に伴うトップセールスによる新規顧客の開拓、②積極的なマーケティング及びデジタルマーケティングによる既存顧客の取引額のアップ、③パートナー(代理店)戦略の強化、④営業手法において顧客関係性マネジメント(CRM)の徹底及び営業支援システム(SFA)の導入により業務効率化、⑤メインブランド「サザンクロス」見本帳の大幅改訂による販売強化を実施して売上高の増加を図り、メディカル関連におきましては、今まで成果の出なかったメディカルツーリズムサービスの強化を実施し、かつ、グループ全体の構造改革及び業務改革を行うことでコスト削減を図り、収益拡大を目指してまいります。
また、資金面におきましては様々な方策での資金調達を検討し、安定的な財務基盤の確立を図ってまいります。

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