四半期報告書-第69期第2四半期(令和3年6月1日-令和3年8月31日)

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2021/10/13 15:15
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36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響により引き続き厳しい状況で推移いたしました。国内においても新型コロナワクチン接種が進む一方で、第5波による感染者数の急増を受け、度重なる緊急事態宣言の発出や延長が行われるなど、予断を許さない状況は続いており、景気の先行きは依然不透明となっております。
食品小売業界におきましても、感染者数の増減の状況に合わせて販売動向は変化し、巣ごもり需要の高まりなどの消費傾向は続いているものの、食料品・日用品の需要の高まりは前年同期に比べ緩やかなものとなりました。また、来店購買頻度の低下やネット購買の増加など、感染症拡大の影響を受けた消費者の購買行動の変化は現在も継続しており、食品を取り扱うEC事業者やドラッグストアなどを含め、業種・業態を超えた企業間の競合は一層激化しております。
このような環境のなか、当社は、「持続的な企業価値向上のために組織と経営をスピーディーに改革し、収益体質強化とグループ一体経営を推進する」をスローガンに掲げ、2022年2月期から2024年2月期までの3ヶ年にわたる第2次中期経営計画をスタートいたしました。基本戦略として、「成長戦略」「競争力の強化」「収益力の強化」「グループ連携の強化」「人材力の強化」「DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進」「ESG経営」「資本政策」の8つの項目を定め、当社グループが長期的に目指す経営ビジョンの実現に取り組んでおります。
「成長戦略」については、新規出店及び既存店の計画的改装によるシェアの拡大を図り、3店舗の新設、5店舗の改装を行ったほか、株式取得や事業譲受により6店舗を新たに加え、その他の事業においてもスポーツクラブ1店舗の新設を行いました。「競争力の強化」については、商品開発、共同調達を拡大するとともに、生鮮強化型の店舗開発による改装を進めております。「収益力の強化」については、物流効率を高めるため物流体制を見直し、新チルドセンターの稼働を計画するほか、グループ物流システムの構築に向けた取り組みを実施しております。「グループ連携の強化」については、グループとしてのさらなるシナジー創出と経営効率向上のため、商品の共同調達、共同開発、コスト削減による利益の拡大を進めてまいります。「DXの推進」については、レジ機能付きショッピングカートの運用を開始し、スマートストア開発を進めております。「ESG経営」については、当社グループ各社において、リサイクル活動、地域のフードバンク活動への支援、店舗における環境対応型冷蔵ケース設置など、社会貢献活動や環境保全活動を進めております。
また、新たな販売チャネルの構築に向けた取り組みとして、移動販売事業においては、自社で12台運行しておりました移動販売車を本年より順次「とくし丸」へ切り替えております。今後、山口県内での運行車両数を増加させるとともに事業エリアの拡大を計画しております。このほか、ネットスーパー事業において、現在、山口県全域、広島県の一部地域を対象に、生鮮食品から一般食品、雑貨まで商品をお届けする「マルキュウらくらく便」のサービスを展開しております。これらの事業は、地域の買物支援サービスとして高齢者を中心としたお客様に支持されており、行政や福祉協議会とも連携を図りながら取り組みを進めております。今後は、新たな販売形態を加えながら対象を九州エリアにも拡大してまいります。
当社、株式会社アークス及び株式会社バローホールディングスで結成した「新日本スーパーマーケット同盟」では、引き続き共同仕入・共同販促・共同販売や消耗資材及び什器備品のコストの削減に取り組むほか、SDGsの推進への取り組みを開始しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
営業収益は1,211億86百万円(前年同期比2.3%減)となり、営業利益は27億75百万円(前年同期比44.3%減)、経常利益は32億7百万円(前年同期比41.6%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億18百万円(前年同期比45.9%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
(営業政策)
株式会社丸久は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めながら多様化するお客様のニーズにお応えするため、販売商品の見直しを図り、お客様目線での品揃えを徹底いたしました。また、2020年10月に新設した丸久プロセスセンターの稼働開始に伴い、店舗の省力化・省人化による店舗運営の効率化が実現したほか、施設・設備の刷新によりフードディフェンス(食品防御)が強化されており、より一層安心・安全な商品を提供しております。このほか、冷蔵・冷凍設備、ケースの入れ替えを前連結会計年度より実施しており、店舗設備を更新することで、CO2削減に向けた電力使用量の低減に取り組んでおります。
株式会社マルミヤストアは、「商圏内のシェアを上げる」「人財育成と生産性の向上」「ESG経営の推進」「グループ連携と資源の共有」を4つの柱として様々な取り組みを実施しております。さらなる事業の拡大のため、2021年3月に株式会社小野商店(大分県宇佐市)より、スーパーマーケット2店舗の事業譲渡を受けるとともに、同年3月に株式会社戸村精肉本店(宮崎県日南市)の株式を取得し、同社及び株式会社戸村フーズを連結子会社といたしました。これにより、当社グループとして宮崎県日南市へ初めて出店を行うこととなり、南九州におけるドミナント化による経営基盤の強化など、様々な効果を見込んでおります。
株式会社新鮮マーケットは、「大分県内における生鮮特化型スーパーマーケットNO.1」を合言葉に、販売点数増加に継続して取り組んでおります。生鮮在庫の適正化による鮮度・品質の向上、廃棄ロス削減による利益率の改善と従業員のSDGsへの意識向上、平日(月・水・金曜日)の開店時の売場改善による買上点数及び売上の向上に努めております。
株式会社マルキョウは、福岡県を中心とした新型コロナウイルス感染症拡大が収まらず、依然として先行きが不透明で厳しい状況が続いております。そのような環境のなか、「美味しい物をより安く」「食のデザイン化」「オリジナル商品の開発」を掲げ、消費者の内食志向に合わせ、即食商品にこだわった生鮮強化型の店舗運営を図ってまいりました。鮮魚部門では「お魚屋さんの惣菜」の開発、精肉部門ではブランド肉の拡充、青果部門ではカットフルーツの品揃え強化に取り組み、惣菜・寿司部門では新商品の開発、仕込み、製造のスピードアップによる生産性強化などを進めております。また、売上構成比の高い加工食品部門ではEDLP(エブリデイ・ロープライス)と合わせて競合他社に負けない販促を行い、お客様に喜んでいただける店舗づくりを行ってまいりました。
(店舗展開)
株式会社丸久は、2021年4月にアルク八幡西店(北九州市八幡西区)を新設いたしました。また、2021年1月に閉鎖したピクロス田布施店(山口県田布施町)の建替えを実施し、同年3月に丸久田布施店(山口県田布施町)として屋号を変更し開店いたしました。このほか、同年8月にサンマート美和店(山口県岩国市)を改装し、当第2四半期末の営業店舗数は88店舗(うち「アルク」は44店舗)となっております。
株式会社マルミヤストアは、2021年3月に株式会社小野商店より譲り受けたスーパーマーケット2店舗を、マルミヤストア安心院店(大分県宇佐市)、院内店(大分県宇佐市)としてそれぞれ開店したほか、改装のため同年8月に三重店(大分県豊後大野市)を休業し、当第2四半期末の営業店舗数は43店舗となっております。また、株式会社新鮮マーケットの営業店舗数は14店舗となっております。なお、2021年3月に連結子会社となった株式会社戸村精肉本店は、スーパーとむら油津店、吾田店、飫肥店、星倉店(いずれも宮崎県日南市)を営業しており、当第2四半期末の営業店舗数は4店舗となっております。
株式会社マルキョウは、2021年3月にマルキョウ空港通り豊店(福岡市博多区)、同年4月に杷木店(福岡県朝倉市)、同年7月に小郡店(福岡県小郡市)、同年8月に朝倉店(福岡県筑前町)をそれぞれ改装いたしました。当第2四半期末の営業店舗数は85店舗となっております。
これらにより、スーパーマーケット事業における当第2四半期末の営業店舗数は、234店舗となっております。
以上の結果、スーパーマーケット事業におきましては、営業収益1,108億21百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益27億66百万円(前年同期比42.5%減)となりました。
[ディスカウントストア事業]
(営業政策)
株式会社アタックスマートは、節約志向が継続するなかで、「誠心誠意価格でお答えします」をモットーに、九州エリアにおけるドミナント戦略とEDLPによる価格戦略を柱に、経営成績の向上に取り組んでおります。
(店舗展開)
株式会社アタックスマートは、2021年5月にアタックスサエラ店(熊本県甲佐町)を新設いたしました。これにより、ディスカウントストア事業における当第2四半期末の営業店舗数は32店舗となっております。
以上の結果、ディスカウントストア事業におきましては、営業収益102億47百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益1億43百万円(前年同期比55.6%減)となりました。
[その他事業]
保険代理業を行う株式会社RPG保険サービスは、顧客満足度の向上と信頼を高めるために、営業力強化とコンプライアンスの徹底に注力いたしました。また、当社グループ内で情報共有を密に行い販路を広げ、経営基盤の強化と業務品質の向上に努めております。
スポーツクラブ事業を行う株式会社丸久は、2021年4月にスポーツクラブ2号店となるアクトスWill_G黒崎(北九州市八幡西区)を新設いたしました。同店舗では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下においても、感染症対策を徹底し営業を継続しており、順調に会員数を獲得しております。
なお、2021年3月より、食品製造業を営む株式会社戸村フーズが当社グループの連結子会社に加わり、同社の経営成績をその他事業の区分に含めております。
以上の結果、その他事業におきましては、営業収益2億32百万円(前年同期比330.3%増)、営業利益51百万円(前年同期比298.0%増)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて17億45百万円増加し、1,160億76百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少する一方、店舗の新設、改装、株式会社戸村精肉本店及び株式会社戸村フーズの子会社化などにより建物及び構築物、土地などが増加するとともに、投資有価証券などが増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて3億44百万円減少し、424億48百万円となりました。これは主に、未払法人税等などが減少する一方、支払手形及び買掛金などが増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて20億90百万円増加し、736億28百万円となりました。これは主に、利益剰余金、その他有価証券評価差額金などが増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて8億14百万円減少し、182億20百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況については次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ51億70百万円減少し、34億52百万円となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益31億15百万円、減価償却費19億74百万円、法人税等の支払額18億90百万円、仕入債務の増加額12億33百万円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ23億92百万円増加し、34億44百万円となりました。これは、主に店舗の開設と改装に伴う固定資産の取得による支出21億42百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出9億65百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ5億40百万円減少し、8億22百万円となりました。これは主に、配当金の支払額4億39百万円、借入れと借入金の返済による純減額1億58百万円などによるものです。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店の株式取得に伴い、同社及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズを連結の範囲に含めており、従業員数が大幅に変動しております。
2021年8月31日現在、連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は1,986名となり、2021年2月28日現在に対し、162名増加しました。セグメント別といたしましては、スーパーマーケット事業で147名、ディスカウントストア事業で6名、その他事業で9名、それぞれ増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(8)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店の株式取得に伴い、同社及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズを連結の範囲に含めており、主要な設備について、以下の設備が増加しております。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の
内容
帳簿価額(千円)従業員数
(名)
建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地
(面積㎡)
リース資産工具、器具及び備品合計
㈱戸村精肉本店本社
(宮崎県日南市)
スーパーマーケット事業事務所他25,28816,708159,242
[-]
(21,782)
9,1872,647213,07315
(10)
㈱戸村精肉本店スーパーとむら油津店
その他3店舗
(宮崎県日南市)
スーパーマーケット事業店舗254,7838,061503,282
[2,554]
(22,453)
3,1792,885772,19183
(58)
㈱戸村精肉本店堀川レストランとむら
(宮崎県日南市)
スーパーマーケット事業店舗43,4251,11848,672
[-]
(3,345)
7201,34395,2788
(8)
㈱戸村フーズ日高嶋工場
(宮崎県日南市)
その他事業工場116,56614,72159,111
[-]
(12,587)
12,4233,611206,4339
(11)

(注)1 従業員数の(外書)は、パートタイマー・アルバイトの期末人員数であります。
2 土地の明細におきまして、( )内は総面積を表示しております。
3 土地及び建物の一部を賃借しております。賃借している土地の面積については、[ ]で内書しております。

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