四半期報告書-第69期第3四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナワクチンの接種や治療薬の開発が進み、社会経済活動の正常化に向けた期待感が高まる一方、足元では新たな変異株の出現による感染再拡大の可能性や、原油価格の高騰による消費への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
食品小売業界におきましても、感染者数の増減の状況に合わせて販売動向は変化し、巣ごもり需要の高まりなどの消費傾向は続いているものの、食料品・日用品の需要の高まりは前年同期に比べ緩やかなものとなりました。また、来店購買頻度の低下やネット購買の増加など、感染症拡大の影響を受けた消費者の購買行動の変化は現在も継続しており、食品を取り扱うEC事業者やドラッグストアなどを含め、業種・業態を超えた企業間の競合は一層激化しております。
このような環境のなか、当社は、「持続的な企業価値向上のために組織と経営をスピーディーに改革し、収益体質強化とグループ一体経営を推進する」をスローガンに掲げ、2022年2月期から2024年2月期までの3ヶ年にわたる第2次中期経営計画をスタートいたしました。基本戦略として、「成長戦略」「競争力の強化」「収益力の強化」「グループ連携の強化」「人材力の強化」「DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進」「ESG経営」「資本政策」の8つの項目を定め、当社グループが長期的に目指す経営ビジョンの実現に取り組んでおります。
「成長戦略」については、新規出店及び既存店の計画的改装によるシェアの拡大を図り、3店舗の新設、11店舗の改装を行ったほか、株式取得や事業譲受により6店舗を新たに加え、その他の事業においてもスポーツクラブ1店舗の新設を行いました。「競争力の強化」については、商品開発、共同調達を拡大するとともに、生鮮強化型の店舗開発による改装を進めております。「収益力の強化」については、物流効率を高めるため物流体制を見直し、新チルドセンターの稼働を開始したほか、グループ物流システムの構築に向けた取り組みを実施しております。「グループ連携の強化」については、グループとしてのさらなるシナジー創出と経営効率向上のため、商品の共同調達、共同開発、コスト削減による利益の拡大を進めてまいります。「DXの推進」については、レジ機能付きショッピングカートの運用を開始し、スマートストア開発を進めております。「ESG経営」については、当社グループ各社において、リサイクル活動、地域のフードバンク活動への支援、店舗における環境対応型冷蔵ケース設置など、社会貢献活動や環境保全活動を進めております。当期においては、山口県と民間企業が協働し推進する“ONE FOR OCEAN~海洋プラスチックごみアップサイクル事業~”に参加し、海岸に漂着した海洋プラスチックごみの清掃活動を行うとともに、回収したプラスチックごみを原料の一部に使用し製造された買い物かごを2021年12月より当社グループの3店舗に導入することとなりました。
また、新たな販売チャネルの構築に向けた取り組みとして、移動販売事業においては、自社で12台運行しておりました移動販売車を当期より順次「とくし丸」へ切り替えており、2021年11月末現在、5台の「とくし丸」を稼働させております。今後、山口県内での運行車両数を増加させるとともに、事業エリアの拡大を計画しております。このほか、ネットスーパー事業において、現在、山口県全域、広島県の一部地域を対象に、生鮮食品から一般食品、雑貨まで商品をお届けする「マルキュウらくらく便」のサービスを展開しております。これらの事業は、地域の買物支援サービスとして高齢者を中心としたお客様に支持されており、行政や福祉協議会とも連携を図りながら取り組みを進めております。今後は、新たな販売形態を加えながら対象を九州エリアにも拡大してまいります。
当社、株式会社アークス及び株式会社バローホールディングスで結成した「新日本スーパーマーケット同盟」では、引き続き共同仕入・共同販促・共同販売や消耗資材及び什器備品のコストの削減に取り組むほか、DX推進と業務効率化に向けた情報共有や、SDGsの推進への取り組みを開始しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
営業収益は1,796億80百万円(前年同期比1.4%減)となり、営業利益は36億65百万円(前年同期比42.5%減)、経常利益は42億98百万円(前年同期比39.4%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億48百万円(前年同期比44.8%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
(営業政策)
株式会社丸久は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めながら多様化するお客様のニーズにお応えするため、販売商品の見直しを図り、お客様目線での品揃えを徹底いたしました。また、2020年10月に新設した丸久プロセスセンターの稼働開始に伴い、店舗の省力化・省人化による店舗運営の効率化が実現したほか、施設・設備の刷新によりフードディフェンス(食品防御)が強化されており、より一層安心・安全な商品を提供しております。このほか、冷蔵・冷凍設備、ケースの入れ替えを前連結会計年度より実施しており、店舗設備を更新することで、CO2削減に向けた電力使用量の低減に取り組んでおります。
株式会社マルミヤストアは、「商圏内のシェアを上げる」「人財育成と生産性の向上」「ESG経営の推進」「グループ連携と資源の共有」を4つの柱として様々な取り組みを実施しております。さらなる事業の拡大のため、2021年3月に株式会社小野商店(大分県宇佐市)より、スーパーマーケット2店舗の事業譲渡を受けるとともに、同年3月に株式会社戸村精肉本店(宮崎県日南市)の株式を取得し、同社及び株式会社戸村フーズを連結子会社といたしました。これにより、当社グループとして宮崎県日南市へ初めて出店を行うこととなり、南九州におけるドミナント化による経営基盤の強化など、様々な効果を見込んでおります。また、同年9月には、株式会社戸村精肉本店が株式会社戸村牧場の株式を取得し、同社を連結子会社としております。
株式会社新鮮マーケットは、「大分県内における生鮮特化型スーパーマーケットNO.1」をスローガンに掲げ、販売点数増加に継続して取り組んでおります。生鮮在庫の適正化による鮮度・品質の向上、廃棄ロス削減による利益率の改善と従業員のSDGsへの意識向上、平日(月・水・金曜日)の開店時の売場改善による買上点数及び売上の向上に努めております。
株式会社マルキョウは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者行動の急速な多様化が進み、依然として先行きが不透明で厳しい状況が続いております。そのような環境のなか、「美味しい商品をより安く」「食のデザイン化」「食のプレミアム化」を掲げ、消費者の多様化に合わせ、生鮮強化型の店舗運営を図ってまいりました。鮮魚部門では「お魚屋さんの惣菜」「お魚屋さんの寿司」の開発、精肉部門ではブランド肉の拡充、青果部門ではカットフルーツの品揃え強化、フルーツを使用したスイーツの開発に取り組み、惣菜・寿司部門では手作り商品の開発を増やしてまいりました。また、売上構成比の高い加工食品部門では、多様化するニーズに合わせ単品の販促とカテゴリーの販促を強化し、お客様に喜んでいただける店舗づくりを行ってまいりました。
(店舗展開)
株式会社丸久は、2021年4月にアルク八幡西店(北九州市八幡西区)を新設いたしました。また、2021年1月に閉鎖したピクロス田布施店(山口県田布施町)の建替えを実施し、同年3月に丸久田布施店(山口県田布施町)として屋号を変更し開店いたしました。このほか、同年8月にサンマート美和店(山口県岩国市)、同年9月にアルク光井店(山口県光市)、同年10月にアルク西宇部店(山口県宇部市)、アルク光店(山口県光市)を改装し、同年11月に改装のためアルク防府店(山口県防府市)を休業しております。当第3四半期末の営業店舗数は87店舗(うち「アルク」は43店舗)となっております。
株式会社マルミヤストアは、2021年3月に株式会社小野商店より譲り受けたスーパーマーケット2店舗を、マルミヤストア安心院店(大分県宇佐市)、院内店(大分県宇佐市)としてそれぞれ開店したほか、改装のため同年8月より休業しておりました三重店(大分県豊後大野市)を同年10月に開店し、当第3四半期末の営業店舗数は44店舗となっております。また、株式会社新鮮マーケットの営業店舗数は14店舗となっております。なお、第1四半期連結会計期間より連結子会社となった株式会社戸村精肉本店は、スーパーとむら油津店、吾田店、飫肥店、星倉店(いずれも宮崎県日南市)を営業しており、当第3四半期末の営業店舗数は4店舗となっております。
株式会社マルキョウは、2021年3月にマルキョウ空港通り豊店(福岡市博多区)、同年4月に杷木店(福岡県朝倉市)、同年7月に小郡店(福岡県小郡市)、同年8月に朝倉店(福岡県筑前町)、同年9月に久山台店(長崎県諫早市)、同年11月に高田店(福岡県糸島市)をそれぞれ改装いたしました。また、同年11月に大村店(長崎県大村市)、諫早店(長崎県諫早市)を閉鎖し、当第3四半期末の営業店舗数は83店舗となっております。
これらにより、スーパーマーケット事業における当第3四半期末の営業店舗数は、232店舗となっております。
以上の結果、スーパーマーケット事業におきましては、営業収益1,642億80百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益36億57百万円(前年同期比41.0%減)となりました。
[ディスカウントストア事業]
(営業政策)
株式会社アタックスマートは、節約志向が継続するなかで、「誠心誠意価格でお答えします」をスローガンに掲げ、九州エリアにおけるドミナント戦略とEDLPによる価格戦略を柱に、経営成績の向上に取り組んでおります。
(店舗展開)
株式会社アタックスマートは、2021年5月にアタックスサエラ店(熊本県甲佐町)を新設いたしました。これにより、ディスカウントストア事業における当第3四半期末の営業店舗数は32店舗となっております。
以上の結果、ディスカウントストア事業におきましては、営業収益151億82百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益2億14百万円(前年同期比46.2%減)となりました。
[その他事業]
保険代理業を行う株式会社RPG保険サービスは、顧客満足度の向上と信頼を高めるために、営業力強化とコンプライアンスの徹底に注力いたしました。また、当社グループ内で情報共有を密に行い販路を広げ、経営基盤の強化と業務品質の向上に努めております。
スポーツクラブ事業を行う株式会社丸久は、2021年4月にスポーツクラブ2号店となるアクトスWill_G黒崎(北九州市八幡西区)を新設いたしました。同店舗では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下においても、感染症対策を徹底し営業を継続しており、順調に会員数を獲得しております。
なお、第1四半期連結会計期間より食品製造業を営む株式会社戸村フーズが当社グループの連結子会社に加わり、同社の経営成績をその他事業の区分に含めております。
以上の結果、その他事業におきましては、営業収益3億94百万円(前年同期比440.3%増)、営業利益76百万円(前年同期比535.9%増)となりました。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億76百万円増加し、1,148億7百万円となりました。これは主に、現金及び預金などが減少する一方、店舗の新設、改装、株式の取得による連結子会社の増加などにより、商品、建物及び構築物、土地などが増加したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて11億17百万円減少し、416億75百万円となりました。これは主に、未払法人税等などが減少する一方、支払手形及び買掛金、短期借入金、長期借入金などが増加したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて15億93百万円増加し、731億31百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金などが減少する一方、利益剰余金などが増加したことによるものです。
(2)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズ、株式会社戸村牧場を連結の範囲に含めており、従業員数が大幅に変動しております。
2021年11月30日現在、連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は1,981名となり、2021年2月28日現在に対し、157名増加しました。セグメント別といたしましては、スーパーマーケット事業で136名、ディスカウントストア事業で8名、その他事業で13名、それぞれ増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズ、株式会社戸村牧場を連結の範囲に含めており、主要な設備について、以下の設備が増加しております。
(注)1 帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品、繁殖牛であります。
2 従業員数の(外書)は、パートタイマー・アルバイトの期末人員数であります。
3 土地の明細におきまして、( )内は総面積を表示しております。
4 土地及び建物の一部を賃借しております。賃借している土地の面積については、[ ]で内書しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナワクチンの接種や治療薬の開発が進み、社会経済活動の正常化に向けた期待感が高まる一方、足元では新たな変異株の出現による感染再拡大の可能性や、原油価格の高騰による消費への影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が続いております。
食品小売業界におきましても、感染者数の増減の状況に合わせて販売動向は変化し、巣ごもり需要の高まりなどの消費傾向は続いているものの、食料品・日用品の需要の高まりは前年同期に比べ緩やかなものとなりました。また、来店購買頻度の低下やネット購買の増加など、感染症拡大の影響を受けた消費者の購買行動の変化は現在も継続しており、食品を取り扱うEC事業者やドラッグストアなどを含め、業種・業態を超えた企業間の競合は一層激化しております。
このような環境のなか、当社は、「持続的な企業価値向上のために組織と経営をスピーディーに改革し、収益体質強化とグループ一体経営を推進する」をスローガンに掲げ、2022年2月期から2024年2月期までの3ヶ年にわたる第2次中期経営計画をスタートいたしました。基本戦略として、「成長戦略」「競争力の強化」「収益力の強化」「グループ連携の強化」「人材力の強化」「DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進」「ESG経営」「資本政策」の8つの項目を定め、当社グループが長期的に目指す経営ビジョンの実現に取り組んでおります。
「成長戦略」については、新規出店及び既存店の計画的改装によるシェアの拡大を図り、3店舗の新設、11店舗の改装を行ったほか、株式取得や事業譲受により6店舗を新たに加え、その他の事業においてもスポーツクラブ1店舗の新設を行いました。「競争力の強化」については、商品開発、共同調達を拡大するとともに、生鮮強化型の店舗開発による改装を進めております。「収益力の強化」については、物流効率を高めるため物流体制を見直し、新チルドセンターの稼働を開始したほか、グループ物流システムの構築に向けた取り組みを実施しております。「グループ連携の強化」については、グループとしてのさらなるシナジー創出と経営効率向上のため、商品の共同調達、共同開発、コスト削減による利益の拡大を進めてまいります。「DXの推進」については、レジ機能付きショッピングカートの運用を開始し、スマートストア開発を進めております。「ESG経営」については、当社グループ各社において、リサイクル活動、地域のフードバンク活動への支援、店舗における環境対応型冷蔵ケース設置など、社会貢献活動や環境保全活動を進めております。当期においては、山口県と民間企業が協働し推進する“ONE FOR OCEAN~海洋プラスチックごみアップサイクル事業~”に参加し、海岸に漂着した海洋プラスチックごみの清掃活動を行うとともに、回収したプラスチックごみを原料の一部に使用し製造された買い物かごを2021年12月より当社グループの3店舗に導入することとなりました。
また、新たな販売チャネルの構築に向けた取り組みとして、移動販売事業においては、自社で12台運行しておりました移動販売車を当期より順次「とくし丸」へ切り替えており、2021年11月末現在、5台の「とくし丸」を稼働させております。今後、山口県内での運行車両数を増加させるとともに、事業エリアの拡大を計画しております。このほか、ネットスーパー事業において、現在、山口県全域、広島県の一部地域を対象に、生鮮食品から一般食品、雑貨まで商品をお届けする「マルキュウらくらく便」のサービスを展開しております。これらの事業は、地域の買物支援サービスとして高齢者を中心としたお客様に支持されており、行政や福祉協議会とも連携を図りながら取り組みを進めております。今後は、新たな販売形態を加えながら対象を九州エリアにも拡大してまいります。
当社、株式会社アークス及び株式会社バローホールディングスで結成した「新日本スーパーマーケット同盟」では、引き続き共同仕入・共同販促・共同販売や消耗資材及び什器備品のコストの削減に取り組むほか、DX推進と業務効率化に向けた情報共有や、SDGsの推進への取り組みを開始しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
営業収益は1,796億80百万円(前年同期比1.4%減)となり、営業利益は36億65百万円(前年同期比42.5%減)、経常利益は42億98百万円(前年同期比39.4%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億48百万円(前年同期比44.8%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
(営業政策)
株式会社丸久は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めながら多様化するお客様のニーズにお応えするため、販売商品の見直しを図り、お客様目線での品揃えを徹底いたしました。また、2020年10月に新設した丸久プロセスセンターの稼働開始に伴い、店舗の省力化・省人化による店舗運営の効率化が実現したほか、施設・設備の刷新によりフードディフェンス(食品防御)が強化されており、より一層安心・安全な商品を提供しております。このほか、冷蔵・冷凍設備、ケースの入れ替えを前連結会計年度より実施しており、店舗設備を更新することで、CO2削減に向けた電力使用量の低減に取り組んでおります。
株式会社マルミヤストアは、「商圏内のシェアを上げる」「人財育成と生産性の向上」「ESG経営の推進」「グループ連携と資源の共有」を4つの柱として様々な取り組みを実施しております。さらなる事業の拡大のため、2021年3月に株式会社小野商店(大分県宇佐市)より、スーパーマーケット2店舗の事業譲渡を受けるとともに、同年3月に株式会社戸村精肉本店(宮崎県日南市)の株式を取得し、同社及び株式会社戸村フーズを連結子会社といたしました。これにより、当社グループとして宮崎県日南市へ初めて出店を行うこととなり、南九州におけるドミナント化による経営基盤の強化など、様々な効果を見込んでおります。また、同年9月には、株式会社戸村精肉本店が株式会社戸村牧場の株式を取得し、同社を連結子会社としております。
株式会社新鮮マーケットは、「大分県内における生鮮特化型スーパーマーケットNO.1」をスローガンに掲げ、販売点数増加に継続して取り組んでおります。生鮮在庫の適正化による鮮度・品質の向上、廃棄ロス削減による利益率の改善と従業員のSDGsへの意識向上、平日(月・水・金曜日)の開店時の売場改善による買上点数及び売上の向上に努めております。
株式会社マルキョウは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者行動の急速な多様化が進み、依然として先行きが不透明で厳しい状況が続いております。そのような環境のなか、「美味しい商品をより安く」「食のデザイン化」「食のプレミアム化」を掲げ、消費者の多様化に合わせ、生鮮強化型の店舗運営を図ってまいりました。鮮魚部門では「お魚屋さんの惣菜」「お魚屋さんの寿司」の開発、精肉部門ではブランド肉の拡充、青果部門ではカットフルーツの品揃え強化、フルーツを使用したスイーツの開発に取り組み、惣菜・寿司部門では手作り商品の開発を増やしてまいりました。また、売上構成比の高い加工食品部門では、多様化するニーズに合わせ単品の販促とカテゴリーの販促を強化し、お客様に喜んでいただける店舗づくりを行ってまいりました。
(店舗展開)
株式会社丸久は、2021年4月にアルク八幡西店(北九州市八幡西区)を新設いたしました。また、2021年1月に閉鎖したピクロス田布施店(山口県田布施町)の建替えを実施し、同年3月に丸久田布施店(山口県田布施町)として屋号を変更し開店いたしました。このほか、同年8月にサンマート美和店(山口県岩国市)、同年9月にアルク光井店(山口県光市)、同年10月にアルク西宇部店(山口県宇部市)、アルク光店(山口県光市)を改装し、同年11月に改装のためアルク防府店(山口県防府市)を休業しております。当第3四半期末の営業店舗数は87店舗(うち「アルク」は43店舗)となっております。
株式会社マルミヤストアは、2021年3月に株式会社小野商店より譲り受けたスーパーマーケット2店舗を、マルミヤストア安心院店(大分県宇佐市)、院内店(大分県宇佐市)としてそれぞれ開店したほか、改装のため同年8月より休業しておりました三重店(大分県豊後大野市)を同年10月に開店し、当第3四半期末の営業店舗数は44店舗となっております。また、株式会社新鮮マーケットの営業店舗数は14店舗となっております。なお、第1四半期連結会計期間より連結子会社となった株式会社戸村精肉本店は、スーパーとむら油津店、吾田店、飫肥店、星倉店(いずれも宮崎県日南市)を営業しており、当第3四半期末の営業店舗数は4店舗となっております。
株式会社マルキョウは、2021年3月にマルキョウ空港通り豊店(福岡市博多区)、同年4月に杷木店(福岡県朝倉市)、同年7月に小郡店(福岡県小郡市)、同年8月に朝倉店(福岡県筑前町)、同年9月に久山台店(長崎県諫早市)、同年11月に高田店(福岡県糸島市)をそれぞれ改装いたしました。また、同年11月に大村店(長崎県大村市)、諫早店(長崎県諫早市)を閉鎖し、当第3四半期末の営業店舗数は83店舗となっております。
これらにより、スーパーマーケット事業における当第3四半期末の営業店舗数は、232店舗となっております。
以上の結果、スーパーマーケット事業におきましては、営業収益1,642億80百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益36億57百万円(前年同期比41.0%減)となりました。
[ディスカウントストア事業]
(営業政策)
株式会社アタックスマートは、節約志向が継続するなかで、「誠心誠意価格でお答えします」をスローガンに掲げ、九州エリアにおけるドミナント戦略とEDLPによる価格戦略を柱に、経営成績の向上に取り組んでおります。
(店舗展開)
株式会社アタックスマートは、2021年5月にアタックスサエラ店(熊本県甲佐町)を新設いたしました。これにより、ディスカウントストア事業における当第3四半期末の営業店舗数は32店舗となっております。
以上の結果、ディスカウントストア事業におきましては、営業収益151億82百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益2億14百万円(前年同期比46.2%減)となりました。
[その他事業]
保険代理業を行う株式会社RPG保険サービスは、顧客満足度の向上と信頼を高めるために、営業力強化とコンプライアンスの徹底に注力いたしました。また、当社グループ内で情報共有を密に行い販路を広げ、経営基盤の強化と業務品質の向上に努めております。
スポーツクラブ事業を行う株式会社丸久は、2021年4月にスポーツクラブ2号店となるアクトスWill_G黒崎(北九州市八幡西区)を新設いたしました。同店舗では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下においても、感染症対策を徹底し営業を継続しており、順調に会員数を獲得しております。
なお、第1四半期連結会計期間より食品製造業を営む株式会社戸村フーズが当社グループの連結子会社に加わり、同社の経営成績をその他事業の区分に含めております。
以上の結果、その他事業におきましては、営業収益3億94百万円(前年同期比440.3%増)、営業利益76百万円(前年同期比535.9%増)となりました。
②財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億76百万円増加し、1,148億7百万円となりました。これは主に、現金及び預金などが減少する一方、店舗の新設、改装、株式の取得による連結子会社の増加などにより、商品、建物及び構築物、土地などが増加したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて11億17百万円減少し、416億75百万円となりました。これは主に、未払法人税等などが減少する一方、支払手形及び買掛金、短期借入金、長期借入金などが増加したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて15億93百万円増加し、731億31百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金などが減少する一方、利益剰余金などが増加したことによるものです。
(2)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズ、株式会社戸村牧場を連結の範囲に含めており、従業員数が大幅に変動しております。
2021年11月30日現在、連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は1,981名となり、2021年2月28日現在に対し、157名増加しました。セグメント別といたしましては、スーパーマーケット事業で136名、ディスカウントストア事業で8名、その他事業で13名、それぞれ増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、株式会社戸村精肉本店及び同社の連結子会社である株式会社戸村フーズ、株式会社戸村牧場を連結の範囲に含めており、主要な設備について、以下の設備が増加しております。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の 内容 | 帳簿価額(千円) | 従業員数 (名) | |||||
| 建物及び 構築物 | 機械装置 及び運搬具 | 土地 (面積㎡) | リース資産 | その他 | 合計 | |||||
| ㈱戸村精肉本店 | 本社 (宮崎県日南市) | スーパーマーケット事業 | 事務所他 | 24,389 | 15,483 | 159,242 [-] (21,782) | 8,421 | 2,611 | 210,148 | 14 (11) |
| ㈱戸村精肉本店 | スーパーとむら油津店 その他3店舗 (宮崎県日南市) | スーパーマーケット事業 | 店舗 | 251,943 | 7,745 | 503,282 [2,554] (22,453) | 2,179 | 2,635 | 767,785 | 80 (59) |
| ㈱戸村精肉本店 | 堀川レストランとむら (宮崎県日南市) | スーパーマーケット事業 | 店舗 | 42,099 | 1,083 | 48,672 [-] (3,345) | 360 | 1,250 | 93,464 | 8 (9) |
| ㈱戸村フーズ | 日高嶋工場 (宮崎県日南市) | その他事業 | 工場 | 115,849 | 15,186 | 59,111 [-] (12,587) | 11,452 | 3,788 | 205,387 | 10 (6) |
| ㈱戸村牧場 | 牧場 (宮崎県日南市) | その他事業 | 農地他 | 1,998 | 4,547 | 8,445 [-] (359,298) | - | 7,745 | 22,736 | 3 (-) |
(注)1 帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品、繁殖牛であります。
2 従業員数の(外書)は、パートタイマー・アルバイトの期末人員数であります。
3 土地の明細におきまして、( )内は総面積を表示しております。
4 土地及び建物の一部を賃借しております。賃借している土地の面積については、[ ]で内書しております。