有価証券報告書-第54期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/12/20 15:17
【資料】
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【項目】
145項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度末における小売業界を取り巻く経営環境は、人手不足による人件費の増加、物流コストの上昇、ライフスタイルの多様化による業態を超えた競争などますます厳しくなっております。
このような環境の中、当社グループ(当社及び連結子会社)は、「食を通じて健康になる」という当社グループコンセプト「Enjoy Life !」の考えを柱と定め、「ベーシック・ラインの強化」「付加価値の向上」「M3活動の推進」の3つの重点項目を一層進めてまいりました。
[ベーシック・ラインの強化]
商品事業部・販売事業部が一丸となって販売施策の統一、売れ筋商品の販売力強化を進めており、効率的に施策展開できるように店舗のエリア・構成を再構築いたしました。この一環として、ハード面では、環境変化や経年劣化を考慮した既存店舗の活性化計画の実行を着々と進めてまいりました。ソフト面では、時間帯別人員配置の適正化、商品の鮮度管理、品切れ防止を最重要課題として、売場の完成度を高めてまいりました。
[付加価値の向上]
「おいしい健康を咲かせよう」を合言葉に、素材から製法、機能性などにこだわった商品をお手頃価格で提供する当社オリジナル商品の開発に取り組んでおり、継続してプライベートブランド品の拡大に努めているほか、全国の医療機関や大学病院で日々研究・考案された献立に基づいて作られた低カロリーかつ栄養バランスの取れた「からだデリ」の提供を開始しております。全国スーパーマーケット協会主催の「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞2019」ではパン部門での最優秀賞(「5種野菜とローストビーフバジルポテト」サンドイッチ)、スイーツ部門での優秀賞(「自家製コンポートのアップルパイ」)受賞に輝いております。また、メディアにも取り上げられ、好評を得ております当社オリジナルの「店内焼き上げピザ」は19店舗にて提供しており、今後も拡張していく予定です。
「お客様の健康をサポートする店」を目標に、お客様へ積極的にアドバイスできる人財を増やすため、社内資格「たべもの学」を通して従業員の食と健康に関する知識を深めております。お客様の日々の健康を食からサポートするために、店内食材を使って試食を出し、食べ方や調理の提案などを行っている「ヘルシーコンシェルジュ」が常駐する店舗(14店舗)では体験型ワークショップを定期的に開催しております。
また、取引先各社と共同で企画しました工場見学ツアーや、店舗で実施した七夕まつりの短冊の奉納なども実施してまいりました。
[M3活動の推進]
M3活動では、推進の一環として全従業員が“主体的”に日々の課題や問題点を解決・改善へと繋げていくことで、やりがいや達成感を感じられる社内制度、環境づくりに継続して取り組んでおります。近々では、様々な成果共有の中から店舗精肉部門での改善取組事例を全店展開するなどの大きな成果も生まれております。この事例は全国スーパーマーケットトレードショー「品質改善プロジェクト」の場で発表し、好評を得たことで従業員の大きな励みになっており、この活動も3年目を迎え、確実に根付いていることを実感しております。
設備投資としましては、株式会社マミーマートにおきまして、2018年11月に柏旭町店(千葉県柏市)、同年12月に下戸田店(埼玉県戸田市)を開店するとともに、1店舗を閉鎖いたしました。したがって、当連結会計年度末の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め78店舗であります。
この結果、当連結会計年度の営業成績は、売上高108,945百万円(前期比3.4%増)、営業利益1,642百万円(同40.7%減)、経常利益2,118百万円(同34.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益697百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1,291百万円)となりました。
セグメント別の営業の状況は以下のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
当連結会計年度の業績は、売上高108,443百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益1,600百万円(同41.7%減)となりました。当連結会計年度末の店舗数は、埼玉県51店舗、千葉県21店舗、東京都3店舗、栃木県1店舗の計76店舗となりました。
[その他の事業]
売上高502百万円(前期比4.5%増)、セグメント利益41百万円(同75.5%増)となりました。(2019年9月末現在2店舗)
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,164百万円減少し2,936百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は、1,360百万円(前期は3,805百万円の収入)となりました。これは主に仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、1,907百万円(前期は3,514百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、1,102百万円(前期は2,722百万円の収入)となりました。これは主に借入金の増加によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年10月1日
至 2019年9月30日)
前年同期比(%)
スーパーマーケット事業(百万円)108,443103.4
その他の事業(百万円)501104.5
合計(百万円)108,945103.4

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。
b.仕入実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年10月1日
至 2019年9月30日)
前年同期比(%)
スーパーマーケット事業(百万円)80,227103.9
その他の事業(百万円)12698.6
合計(百万円)80,354103.8

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表につきましては、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に際し、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。
②財政状態の分析
当連結会計年度末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、2,620百万円減少し、55,119百万円(前期比4.5%減)となりました。これは主に、有価証券の売却によるものであります。
当連結会計年度末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、2,901百万円減少し、31,248百万円(同8.5%減)となりました。これは主に、買掛金の減少によるものであります。
当連結会計年度末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、281百万円増加し、23,871百万円(同1.2%増)となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。
③当連結会計年度の経営成績の分析
競合各社の積極的な出店や低価格競争は続いておりますが、当社グループは、スーパーマーケット事業において2店舗の新規出店を行いました。その結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高108,945百万円(前期比3.4%増)となりました。
売上高は保てたものの、新規出店や既存店活性化にかけた経費のほか、新たな競合与件への対応のため、価格対抗策を打ち出した結果、利益面では苦戦を強いられました。販売費及び一般管理費が増加(同6.4%増)し、営業利益は1,642百万円(同40.7%減)となりました。
経常利益は、営業外収益753百万円、営業外費用277百万円を計上し、2,118百万円(同34.3%減)となりました。
また、特別損失として、業績動向を踏まえ、収益性の低い店舗に対して固定資産の減損損失778百万円を計上しております。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は697百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失△1,291百万円)となりました。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度の資金の状況は、財務活動によるキャッシュ・フローにより得られた資金により、新規出店店舗の建物取得や改装を行いました。
この結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ2,164百万円減少して2,936百万円となりました。

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