有価証券報告書-第55期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/18 12:24
【資料】
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【項目】
147項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、「Enjoy Life !」を基本方針として、「お客様に満足いただける持続的な成長店舗作り」をメインテーマに、「基盤の整備」、「人財育成」、「生産性改善」、「商品力強化」の4つの重点項目に施策を進め、消費者の多様なニーズに対応し、更なる業績拡大へつなげてまいりました。
当連結会計年度における小売業を取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響により、政府から発令された緊急事態宣言や外出自粛要請の解除後も、企業活動や個人消費の縮小、内食需要が引き続き高まりを見せる等、生活に大きな変化が生じました。このような環境の中、当社は「より良い商品をより安く」の企業理念のもと、「全力家計応援」を掲げ、内食需要に応じたベーシック商品の持続的な低価格での提供、レジ袋無料提供の継続等、お客様のニューノーマル生活に応えてまいりました。
[基盤の整備]
店舗の積極的な改装に着手し、既存店舗の活性化を進めてまいりました。あわせて、明るく、きれいなお店づくりの一環として、計画的な店舗内外装の修繕と働きやすい環境づくりを行い、店舗作業場・休憩室の改装を22店舗で実施しました。また、お客様のレジ待ち時間の解消を目的にセミセルフレジの導入を進め、導入店舗数を62店舗まで拡大しました。
[人財育成]
「M3プロジェクト」(改善活動)は、全従業員が「主体的に」日々の課題や問題点を解決・改善へとつなげていくことで、やりがいや達成感を感じられることを目指した改善活動です。毎年、その成果を発表する「M3大発表会」を開催し、特に優れた好事例を社内全体で共有することで、更なる業務の活性化へと努めております。今後はこの活動を従業員の取り組みを重視した新たな人事評価制度にも反映させ、積極的な人財育成を実施してまいります。また、マニュアル改定を全部署で進め、業務を細分化して学ぶことができる社内教育環境の形成へと役立ててまいります。
[生産性改善]
効率の良い店舗運営を目指し、単品量販型の売場づくりや作業工数の少ない陳列什器の導入をはじめとした店舗改装をしてまいりました。また、新規出店での新たな取り組みを既存の店舗へも導入し、更なる生産性向上を実現する店舗モデルを構築してまいりました。これにより、人手不足の解消、従業員の作業負担軽軽減を図ってまいります。
[商品力強化]
「おいしい健康を咲かせよう」を合言葉に、素材から製法、機能性等にこだわった商品をお手頃価格で提供する当社オリジナル商品の開発に取り組んでおり、継続してプライベートブランド品の拡大に努めております。
また本年度も一般社団法人全国スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞2020」にて、全国5万点を超えるエントリーの中から当社開発商品が最優秀賞2品、優秀賞2品、入選2品の入賞を果たしました。これで7年連続での受賞になりました。
設備投資としましては、株式会社マミーマートにおきまして、2019年11月に川口安行店(埼玉県川口市)、生鮮市場TOP坂戸入西店(同坂戸市)、2020年6月に船橋日大前店(千葉県船橋市)、同7月に生鮮市場TOP行田店(埼玉県行田市)、同8月に生鮮市場TOP南柏店(千葉県柏市)、同9月に飯山満駅前店(同船橋市)の6店舗を大型改装し、2020年3月に生鮮市場TOP東松山店(埼玉県東松山市)を新規オープンいたしました。また1店舗を閉鎖いたしました。したがって、当連結会計年度末の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め78店舗であります。
(a)財政状態
当連結会計年度末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、705百万円増加し、55,825百万円(前期比1.3%増)となりました。これは主に、売掛金が553百万円、有形固定資産が865百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、1,270百万円減少し、29,978百万円(同4.1%減)となりました。これは主に、借入金が5,207百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、1,975百万円増加し、25,847百万円(同8.3%増)となりました。これは主に、利益剰余金が2,227百万円増加したことによるものであります。
(b)経営成績
競合各社の積極的な出店や低価格競争は続いておりますが、当社グループは、スーパーマーケット事業において1店舗の出店や、既存店の改装を積極的に行いました。その結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高124,264百万円(前期比14.1%増)となりました。
販売費及び一般管理費が増加(同1.7%増)したものの、営業利益は4,747百万円(同188.9%増)となりました。
経常利益は、営業外収益625百万円、営業外費用234百万円を計上し、5,137百万円(同142.5%増)となりました。
また、特別損失として、業績動向を踏まえ、収益性の低い店舗に対して固定資産の減損損失985百万円を計上しております。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益2,613百万円(同274.7%増)となりました。
セグメント別の営業の状況は以下のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
当連結会計年度の業績は、売上高123,868百万円(前期比14.2%増)、セグメント利益4,770百万円(同198.0%増)となりました。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、「巣ごもり需要」が生じたことで、お客様の買上点数が増加し、業績面でプラスに寄与しております。また、折込チラシの自粛等により販売費が抑えられ、セグメント利益の増加に繋がりました。当連結会計年度末の店舗数は、埼玉県51店舗、千葉県21店舗、東京都3店舗、栃木県1店舗の計76店舗となりました。
[その他の事業]
売上高396百万円(前期比21.1%減)、セグメント損失22百万円(前期は41百万円の利益)となりました。温浴事業と葬祭事業を「その他」の事業としております。新型コロナウイルス感染症の影響により、人が集まる場所の利用を控える・滞在時間を短くするという傾向が強く出たため、収益の悪化を認識しております。
(2020年9月末現在2店舗)
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ425百万円減少し2,511百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、7,292百万円(前期は1,360百万円の支出)となりました。これは主に法人税等の支払額681百万円があったものの、税金等調整前当期純利益4,096百万円及び減価償却費1,828百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、1,627百万円(前期は1,907百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,940百万円、差入保証金の差入による支出213百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、6,089百万円(前期は1,102百万円の収入)となりました。これは主に長期借入による収入が6,000百万円あった一方、短期借入金の純減少額及び長期借入金の返済による支出の合計が11,206百万円あったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2019年10月1日
至 2020年9月30日)
前年同期比(%)
スーパーマーケット事業(百万円)123,868114.2
その他の事業(百万円)39578.9
合計(百万円)124,264114.1

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。
b.仕入実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2019年10月1日
至 2020年9月30日)
前年同期比(%)
スーパーマーケット事業(百万円)91,947114.6
その他の事業(百万円)10381.4
合計(百万円)92,050114.6

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表につきましては、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計基準は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。なお、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(追加情報) (新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積もり)」に記載しております。当社グループは、連結財務諸表の作成に際し、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意した上で会計上の見積もりを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の状況
当連結会計年度の財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①財政状態及び経営成績の状況 (a)財政状態」に記載しております。
(b)経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①財政状態及び経営成績の状況 (b)経営成績」に記載しております。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(b)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度の資金の状況は、営業活動によるキャッシュ・フローにより得られた資金により、既存店舗の内外装の修繕や改装、借入金の返済等を行いました。
この結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ425百万円減少して2,511百万円となりました。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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