四半期報告書-第45期第3四半期(平成30年9月1日-平成30年11月30日)

【提出】
2019/01/11 15:45
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や設備投資の増加により景気は緩やかな回復が続きました。また、個人消費は、消費者物価の上昇テンポに鈍化がみられるものの、持ち直し基調で推移した一方、低価格志向などの生活防衛意識も依然として根強い状況が続きました。先行きにつきましては、各種政策の効果や雇用・所得環境の改善等により、引き続き緩やかな景気の回復が続くことが期待されております。しかしながら、通商問題の動向、為替・金融資本市場の動向や海外経済の不確実性に留意が必要な状況となっております。
このような状況におきまして当社は、3月に一宮店・10月に熱田店をリニューアルオープンし、建替えのため6月より長期休業しておりました植田店を11月にオープンいたしました。また、新設店として9月にららぽーとみなとアクルス店を当社初となる大規模商業施設内にテナントとしてオープンいたしました。
販売促進企画として、ポイントカードの新規会員募集やお買物券プレゼント、お客様を対象とした食品メーカーとの共同企画によるIHクッキング教室(本社ビル3F)の開催を引き続き実施いたしました。また、競合店対策のため、恒例となりました四半期に一度の大感謝祭・週に一度の日曜朝市及び95円(本体価格)均一等の企画を継続実施いたしました。
しかしながら、当流通業界におきましては、食品の取扱比率を高めているドラッグストアや同業店舗間の競争激化に加え、地震や豪雨・台風などの自然災害の影響、また、急激な労働需給の引き締まりなど、厳しい経営環境が続きました。
以上の結果、当第3四半期累計期間は、営業収益790億49百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益11億29百万円(前年同期比12.2%減)、経常利益11億87百万円(前年同期比11.7%減)、四半期純利益7億7百万円(前年同期比11.4%減)と増収減益となりました。
なお、当社は、食料品を中心に生活関連用品等の販売を主体とする事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(イ) 資産
流動資産は、前事業年度に比べ、7億円増加し、118億63百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、前事業年度に比べ、6億26百万円増加し、173億88百万円となりました。これは主に、店舗の設備投資によるものであります。
この結果、総資産は、前事業年度に比べ、13億27百万円増加し、292億51百万円となりました。
(ロ) 負債
流動負債は、前事業年度に比べ、9億6百万円増加し、81億18百万円となりました。これは主に、仕入債務の増加によるものであります。
固定負債は、前事業年度に比べ、17百万円増加し、19億39百万円となりました。
この結果、負債合計は、前事業年度に比べ、9億23百万円増加し、100億58百万円となりました。
(ハ) 純資産
純資産合計は、前事業年度に比べ、4億3百万円増加し、191億93百万円となりました。
また、自己資本比率は、前事業年度に比べ、1.7ポイント減少いたしました。