有価証券報告書-第63期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容
(1) 経営成績等
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症に伴い、国内においても4月に政府が緊急事態宣言を発出、5月に解除後も断続して感染拡大がみられ、1月には2度目の緊急事態宣言が発出されるなど、外出自粛や休業要請により社会経済活動は引き続き停滞し、非常に厳しい状況となりました。
また、同感染症の影響により個人消費や企業活動が著しく制限され、急速に景気が悪化しました。依然として先行き不透明な状況が続いており、再び緊急事態宣言が発出されるなど変異株発生を含めた新型コロナウイルス感染症の再拡大により、収束の見通しは立たず、世界的に景気失速傾向が強まりました。
小売業界におきましても、外出自粛要請や移動制限要請等で、消費者の行動変容に伴い業態や立地で業績が分かれ、消費マインドの冷え込みに加え、商業施設の臨時休業や営業時間の短縮など事業活動が大きく制限されました。
このような環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底し、人材育成、商品力の強化、構造改革に取り組みましたが、当連結会計年度の業績は、売上高は、商業施設の臨時休業や外出自粛などの影響もあり、279億63百万円(前年同期比13.1%減)となりました。営業利益は、4億21百万円(前年同期比69.2%減)となり、経常利益は4億6百万円(前年同期比70.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、臨時休業による損失計上などもありましたが、繰延税金資産の回収可能性を再評価した結果、繰延税金資産の計上等に伴う法人所得税費用が減少したことにより、3億6百万円(前年同期比50.6%減)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりです。
(宝飾品)
宝飾品事業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により外部顧客への売上高は、238億60百万円(前年同期比14.5%減)となり、営業利益は、5億00百万円(前年同期比68.6%減)となりました。
(眼鏡)
眼鏡事業におきましては、新規出店7店舗と不採算店4店舗の圧縮により23億59百万円(前年同期比1.5%増)となり、営業利益は、1億82百万円(前年同期比2.3%減)となりました。
(食品販売・飲食店)
新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の増加と新規出店と不採算店の圧縮により、売上高は、17億43百万円(前年同期比9.6%減)となり、営業損益は、2億67百万円の損失(前年同期は4億16百万円の損失)となりました。
なお、当期における当社グループの主な店舗展開は以下のとおりです。
(注)食品販売・飲食店セグメントは、当期中において当社(エステールホールディングス㈱)がヴィレッジヴ
ァンガードプレース㈱を吸収合併しております。
(2) 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末の346億99百万円より9億23百万円減少し、337億75百万円となりました。主な増減は、受取手形及び売掛金の増加2億37百万円と、現金及び預金の減少5億69百万円、商品及び製品などのたな卸資産の減少2億81百万円及び敷金及び保証金の回収などによる減少2億11百万円であります。
負債合計は、前連結会計年度末の205億60百万円より8億93百万円減少し、196億67百万円となりました。主な増減は、長期借入金の増加1億6百万円と、未払法人税等の減少4億30百万円及び支払手形及び買掛金の減少3億45百万円であります。
純資産合計は、前連結会計年度末の141億38百万円より30百万円減少し、141億8百万円となりました。主な増減は、利益剰余金の親会社株主に帰属する当期純利益3億6百万円の増加と、配当金の支払2億86百万円の減少であります。
(3) キャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末の88億76百万円より5億69百万円減少し、83億7百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1億31百万円のプラス(前年同期は14億6百万円のプラス)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益43百万円、減価償却費4億81百万円、たな卸資産の減少2億81百万円、及び減損損失1億87百万円の資金増加と、法人税等の支払額5億2百万円、仕入債務の減少3億24百万円、未払金の減少2億74百万円、売上債権の増加2億40百万円及び未払又は未収消費税等の増減額1億62百万円の資金減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは5億00百万円のマイナス(前年同期は6億99百万円のマイナス)となりました。これは主に敷金保証金の回収2億65百万円の収入と、固定資産の取得5億66百万円の支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動におけるキャッシュ・フローは1億90百万円のマイナス(前年同期は1億63百万円のマイナス)となりました。これは主に配当金の支払2億86百万円の支出によるものであります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
資本政策につきましては、財務の健全性や資本効率など当社にとって最適な資本構成を目指しながら、会社の成長のための内部留保の充実と株主様への利益還元とのバランスを考え実施していくことを基本としております。
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行なっており、運転資金及び設備投資につきましては、当社においてグループ会社全体を一元管理しております。当期末の有利子負債残高は101億14百万円となっております。
また、資金調達コストの低減に努める一方、過度に金利変動リスクに晒されないよう、長期の借入について金利スワップなどの手法を活用しております。
金融機関からの借入も含め、当社グループの事業の維持拡大、運営に必要な運転、設備資金の調達は今後も可能であると考えております。現預金の83億76百万円は必要な流動性を確保していると判断しております。
2020年4月7日発令の緊急事態宣言以降、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全店の7割以上の臨時休業を実施する事態となりました。5月の解除後も断続して感染拡大がみられ、2021年1月には2度目の緊急事態宣言が発出され、国内のワクチン接種が始まったとはいえ、新型コロナウイルス感染症は変異株等の拡大により終息時期が見通せない状況が続いております。3度目の緊急事態宣言が発出され消費活動の本格的な回復には、ワクチン接種の効果が出てくると期待される2021年第3四半期以降になると予想されます。今後の資金使途につきましては、足元の状況を優先し、雇用の維持と店舗運営を継続していくための運転資金に充当してまいります。また、金融機関からの資金調達を適宜検討いたしますが、事態収束の見通しが立ち資金に余裕ができた場合には、持続的な成長を考え企業買収や販売体制を強化するための設備投資、自社株の取得を検討してまいります。また、株主様への利益還元として安定的な配当が実施できるように努めてまいります。
(5) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記金額には、仕入実績が含まれております。
② 受注実績
当社グループは見込生産を行っているため、記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(6) 重要な会計上の見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容
(1) 経営成績等
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症に伴い、国内においても4月に政府が緊急事態宣言を発出、5月に解除後も断続して感染拡大がみられ、1月には2度目の緊急事態宣言が発出されるなど、外出自粛や休業要請により社会経済活動は引き続き停滞し、非常に厳しい状況となりました。
また、同感染症の影響により個人消費や企業活動が著しく制限され、急速に景気が悪化しました。依然として先行き不透明な状況が続いており、再び緊急事態宣言が発出されるなど変異株発生を含めた新型コロナウイルス感染症の再拡大により、収束の見通しは立たず、世界的に景気失速傾向が強まりました。
小売業界におきましても、外出自粛要請や移動制限要請等で、消費者の行動変容に伴い業態や立地で業績が分かれ、消費マインドの冷え込みに加え、商業施設の臨時休業や営業時間の短縮など事業活動が大きく制限されました。
このような環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底し、人材育成、商品力の強化、構造改革に取り組みましたが、当連結会計年度の業績は、売上高は、商業施設の臨時休業や外出自粛などの影響もあり、279億63百万円(前年同期比13.1%減)となりました。営業利益は、4億21百万円(前年同期比69.2%減)となり、経常利益は4億6百万円(前年同期比70.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、臨時休業による損失計上などもありましたが、繰延税金資産の回収可能性を再評価した結果、繰延税金資産の計上等に伴う法人所得税費用が減少したことにより、3億6百万円(前年同期比50.6%減)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりです。
(宝飾品)
宝飾品事業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により外部顧客への売上高は、238億60百万円(前年同期比14.5%減)となり、営業利益は、5億00百万円(前年同期比68.6%減)となりました。
(眼鏡)
眼鏡事業におきましては、新規出店7店舗と不採算店4店舗の圧縮により23億59百万円(前年同期比1.5%増)となり、営業利益は、1億82百万円(前年同期比2.3%減)となりました。
(食品販売・飲食店)
新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の増加と新規出店と不採算店の圧縮により、売上高は、17億43百万円(前年同期比9.6%減)となり、営業損益は、2億67百万円の損失(前年同期は4億16百万円の損失)となりました。
なお、当期における当社グループの主な店舗展開は以下のとおりです。
| 事業セグメント | 宝飾品 | 眼鏡 | 食品販売・飲食店 |
| 会社名 | As-meエステール㈱ | キンバレー㈱ | エステールホールディングス㈱ |
| 前期末店舗数 | 368 | 61 | 30 |
| 新規出店 | 11 | 7 | 1 |
| 閉店 | △11 | △4 | △1 |
| 当期末店舗数 | 368 | 64 | 30 |
(注)食品販売・飲食店セグメントは、当期中において当社(エステールホールディングス㈱)がヴィレッジヴ
ァンガードプレース㈱を吸収合併しております。
(2) 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末の346億99百万円より9億23百万円減少し、337億75百万円となりました。主な増減は、受取手形及び売掛金の増加2億37百万円と、現金及び預金の減少5億69百万円、商品及び製品などのたな卸資産の減少2億81百万円及び敷金及び保証金の回収などによる減少2億11百万円であります。
負債合計は、前連結会計年度末の205億60百万円より8億93百万円減少し、196億67百万円となりました。主な増減は、長期借入金の増加1億6百万円と、未払法人税等の減少4億30百万円及び支払手形及び買掛金の減少3億45百万円であります。
純資産合計は、前連結会計年度末の141億38百万円より30百万円減少し、141億8百万円となりました。主な増減は、利益剰余金の親会社株主に帰属する当期純利益3億6百万円の増加と、配当金の支払2億86百万円の減少であります。
(3) キャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末の88億76百万円より5億69百万円減少し、83億7百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1億31百万円のプラス(前年同期は14億6百万円のプラス)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益43百万円、減価償却費4億81百万円、たな卸資産の減少2億81百万円、及び減損損失1億87百万円の資金増加と、法人税等の支払額5億2百万円、仕入債務の減少3億24百万円、未払金の減少2億74百万円、売上債権の増加2億40百万円及び未払又は未収消費税等の増減額1億62百万円の資金減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは5億00百万円のマイナス(前年同期は6億99百万円のマイナス)となりました。これは主に敷金保証金の回収2億65百万円の収入と、固定資産の取得5億66百万円の支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動におけるキャッシュ・フローは1億90百万円のマイナス(前年同期は1億63百万円のマイナス)となりました。これは主に配当金の支払2億86百万円の支出によるものであります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
資本政策につきましては、財務の健全性や資本効率など当社にとって最適な資本構成を目指しながら、会社の成長のための内部留保の充実と株主様への利益還元とのバランスを考え実施していくことを基本としております。
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行なっており、運転資金及び設備投資につきましては、当社においてグループ会社全体を一元管理しております。当期末の有利子負債残高は101億14百万円となっております。
また、資金調達コストの低減に努める一方、過度に金利変動リスクに晒されないよう、長期の借入について金利スワップなどの手法を活用しております。
金融機関からの借入も含め、当社グループの事業の維持拡大、運営に必要な運転、設備資金の調達は今後も可能であると考えております。現預金の83億76百万円は必要な流動性を確保していると判断しております。
2020年4月7日発令の緊急事態宣言以降、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全店の7割以上の臨時休業を実施する事態となりました。5月の解除後も断続して感染拡大がみられ、2021年1月には2度目の緊急事態宣言が発出され、国内のワクチン接種が始まったとはいえ、新型コロナウイルス感染症は変異株等の拡大により終息時期が見通せない状況が続いております。3度目の緊急事態宣言が発出され消費活動の本格的な回復には、ワクチン接種の効果が出てくると期待される2021年第3四半期以降になると予想されます。今後の資金使途につきましては、足元の状況を優先し、雇用の維持と店舗運営を継続していくための運転資金に充当してまいります。また、金融機関からの資金調達を適宜検討いたしますが、事態収束の見通しが立ち資金に余裕ができた場合には、持続的な成長を考え企業買収や販売体制を強化するための設備投資、自社株の取得を検討してまいります。また、株主様への利益還元として安定的な配当が実施できるように努めてまいります。
(5) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 宝飾品(百万円) | 9,392 | 79.4 |
| 眼鏡(百万円) | 592 | 100.5 |
| 食品販売・飲食店(百万円) | 968 | 78.1 |
| 合計(百万円) | 10,953 | 80.2 |
(注) 1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記金額には、仕入実績が含まれております。
② 受注実績
当社グループは見込生産を行っているため、記載を省略しております。
③ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 宝飾品(百万円) | 23,860 | △14.5 |
| 眼鏡(百万円) | 2,359 | 1.5 |
| 食品販売・飲食店(百万円) | 1,743 | △9.6 |
| 合計(百万円) | 27,963 | △13.1 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(6) 重要な会計上の見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。