有価証券報告書-第40期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/21 15:53
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(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度(平成29年4月1日~平成30年3月31日)における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策等のもと、企業収益の改善を背景に雇用情勢や
個人所得環境に改善が見られ、緩やかな回復基調が続いている一方、中近東及び東アジア地域等での情勢不安に起因
する地政学リスクの高まりなど、世界経済全体として不透明な状況が続いております。
当社グループが属する「食」の分野では、外食・中食をはじめとする他業種他業態との競争激化、人件費関連費用
の上昇や原材料価格の上昇といった状況が継続したほか、消費者の節約志向が見られるなど、依然として厳しい事業
環境が続いております。
このような環境の中、持ち帰り弁当事業では、食に対する安心、安全への「こだわり」をビジネスの中心に据え、多様化する消費者のニーズに対応するための顧客満足度向上に注力し、店舗従業員の接客マナー向上研修や商品開発、メニューのリニューアルを進めてまいりました。また、店舗委託事業においては、積極的な新規出店・優良物件の仕入を進め、店舗管理事業においては、収益機会を増やすことに注力してまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高463億75百万円(前期比3.4%減)、営業利益6億27百万円(前期比29.1%減)、経常利益11億27百万円(前期比12.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6億26百万円(前期比35.5%減)となりました。
事業の種類別セグメントの経営成績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
持ち帰り弁当事業
持ち帰り弁当事業においては、地域の皆様の豊かな食生活に貢献する「わたしの街の台所」として、手作りによる家庭の温もり、まごころ、安心感をお届けする信頼の食を追求しております。消費者のニーズが多様化する中、「牛焼肉弁当」など定番商品のリニューアルや、ほっかほっか亭ならではの手作りかきあげを使用した商品の発売を行うなど、持ち帰り弁当専門店として他業種との差別化を図ってまいりました。また、毎日日替わりの「日替りデラックス・日替り母さん弁当」を販売開始、非常にご好評をいただき、毎月リニューアルを行い、主軸メニューとして成長いたしました。お笑い芸人・漫才師の中川家を起用したTV-CMも放映し、多くの反響をいただきました。期間限定メニューとして販売いたしました「ビフテキ重」は予想を上回る支持をいただき、「ビフテキミックス」の発売につながり、シリーズとしてご好評をいただいております。人件費関連費用の上昇や、原材料価格の上昇、さらに消費者の節約志向が見られるなど、依然として厳しい環境が続く中ではありましたが、他業種とのコラボレーション出店の取り組みを強化し、お客様にとってより利便性の高い利用シーンの提案を引き続き進めてまいりました。
この結果、持ち帰り弁当事業の売上高は、189億25百万円(前期比4.4%減)、営業利益は11億13百万円(前期比16.0%減)となりました。
店舗委託事業
店舗委託事業においては、自社運営サイトである「店通(てんつう)」を通して飲食業界に対する当社ブランドの浸透と当社サービスへの信頼感の向上に取り組む一方、三大都市圏を中心に優良物件を積極的に仕入れ、不採算店舗の解約等による物件稼働率の向上を図り、利益の向上に努めてまいりました。また、既存ビルから飲食ビルへのコンバージョンや新築物件のマスターリース等により、物件価値の向上を推進してまいりました。
この結果、店舗委託事業の売上高は238億53百万円(前期比2.9%増)、営業利益は4億94百万円(前期比0.0%減)となりました。
店舗管理事業
店舗管理事業においては、前期末及び当期初における所有不動産の売却により賃貸収入は減収となりましたが、ビルオーナーのニーズを的確に捉え、資産価値を向上するための各種サービスを積極的に展開し、ビル管理契約及び関連各種サービスによる収益機会を増やすことに注力してまいりました。
この結果、店舗管理事業の売上高は、6億16百万円(前期比15.3%減)、営業利益は3億56百万円(前期比13.0%減)となりました。
フレッシュベーカリー事業
フレッシュベーカリー事業においては、新商品の提案に注力し、商品のブラッシュアップを進めたほか、お客様に
支持いただける商品の提供・サービス品質の向上のため、従業員への研修機能の強化に注力してまいりました。
この結果、フレッシュベーカリー事業の売上高は、13億78百万円(前期比25.5%減)、営業損失1億62百万円(前連結会計年度は営業損失79百万円)となりました。
その他の事業
物流関連事業においては、新規の物流業務の獲得に向けて、自社製造商品のグループ外企業向け販売を推進しなが
ら、販路開拓・取り扱い拡大に向けた営業強化に取り組んでまいりました。また、惣菜・食材の物流・配送に関し
て、衛生管理の徹底を求める社会の期待に応えるため、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000
の認証を取得しました。
なお、当社グループでは、持続的成長と収益力の向上を図り、強化すべき事業領域に重点的に経営資源を投入し
て事業の選択と集中を進める観点から、平成29年4月1日付で「びっくり寿司」事業を譲渡しております。
この結果、その他の事業の売上高は、16億円(前期比35.1%減)、営業利益45百万円(前期比1308.7%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億3百万円増加し、76億63百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、前年同期に比べ8億11百万円減少し19億32百万円となりました。この内訳は、主に税金等調整前当期純利益の計上、減損損失の計上、減価償却費の計上などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、69百万円(前連結会計年度に使用した資金は3億70百万円)となりました。この内訳は、主に有形固定資産の取得による支出、有形固定資産の売却による収入、投資有価証券の取得による支出、投資有価証券の売却による収入などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、8億59百万円(前連結会計年度に使用した資金は14億93百万円)となりました。この内訳は、主に長期借入金の返済による支出、長期借入れによる収入、配当金の支払などによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
金額(千円)前期同期比(%)
持ち帰り弁当事業11,469,82496.4
その他3,378,31073.8
合計14,848,13490.2

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引は、相殺消去しております。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
持ち帰り弁当事業18,925,97995.6
店舗委託事業23,853,826102.9
店舗管理事業616,47184.7
フレッシュベーカリー事業1,378,83074.5
その他1,600,26664.9
売上高合計46,375,37596.6

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。。
2.セグメント間の取引は、相殺消去しております
3.当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、採用した重要な会計方針や見積りの評価等に関しましては、「第5経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高463億75百万円(前期比3.4%減)、営業利益6億27百万円(前
期比29.1%減)、経常利益11億27百万円(前期比12.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6億26百万円(前期比35.5%
減)となりました。
持ち帰り弁当事業では、多様化する消費者のニーズに応えるため、定番商品のリニューアルや、ほっかほっか亭な
らではの、手作り商品の発売並びに、家庭の温もりを再現した「日替りデラックス・日替り母さん弁当」を販売し、他社との差別化を図ることができました。また、継続的な取り組みとして、徹底したサービス及び、品質の更なる
向上のための「QSCアワード全国大会」を開催し、店舗におけるQSCレベルの向上を実現してまいりました。
店舗委託事業では、業界パイオニアとして、自社運営サイト「店通」での豊富な情報発信を通して業界内への当社
ブランドの更なる浸透に取り組み、着実に成果につなげてまいりました。また、優良物件の仕入れ、不採算店舗の解
約等による物件稼働率の向上を図り、利益の向上に努めてまいりました。さらに、既存ビルから飲食ビルへのコンバ
ージョンや新築物件のマスターリース等により、物件価値向上につなげる新たな取り組みを推進してまいりました。
店舗管理事業では、飲食業者との広いネットワークを土台に、ビルオーナーのニーズを的確に捉え、資産価値を向
上するための各種サービスを積極的に展開し、ビル管理契約及び関連各種サービスによる収益機会を増やすことに
注力してまいりました。
フレッシュベーカリー事業では、ほっかほっか亭の「チキン南蛮」を活用した「チキン南蛮バーガー」など、各種
惣菜パンの発売に注力し、お客様から大変ご好評をいただくことができました。今後もほっかほっか亭とのシナジー
効果を活かした商品の拡販はさらなる発展が見込まれると考えております。また、サービス品質の更なる向上のた
め、従業員への研修機能の強化にも継続して注力してまいりました。
物流関連事業では、中食業界の拡大に伴う食材需要に対応し、ほっかほっか亭への供給ノウハウをもとに、外販売
上を着実に伸ばしたほか、衛生管理の徹底を求める社会の期待に対して、食品安全マネジメントの国際規格である
FSSC22000の認証を取得いたしました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、当社グループが属する「食」の分野での外食・中食を
はじめとする他業種他業態との競争激化、人件費関連費用の上昇や、原材料価格の上昇といった状況が継続したほ
か、消費者の節約志向が見られるなど、依然として厳しい事業環境が続いております。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、運転資金需要のうち主なものは、店舗物件の購入費用及
び新装・改装工事費用のほか、仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金に
つきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金の残高は64億76百万円、現金及び現金同等物の残高は76億63百万円となっ
ております。

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