四半期報告書-第32期第1四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間(2021年3月1日~2021年5月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況が続いております。
当社が属するカジュアルウェア業界におきましても、外出機会の減少や在宅時間の拡大といった消費者の行動変化、また価値観の変化などにより、衣料品に対する支出優先度が低下し、新型コロナウイルス感染症拡大前と比較し、環境は厳しい状況で推移しております。
かかる状況におきまして、当社は、お客様と従業員の安心を最優先に考え、感染症防止策に努めながら「多くのお客様に信頼され、魅力あるお店づくり」をスローガンとし、新たな生活様式に対応すべく営業に励んでまいりました。緊急事態宣言が発令されている地域もある中、主力プライベートブランド「NAVY」オーガニックコットンシリーズにて、「おうち時間でサステイナブル」と題し、「花の種が練りこまれたリサイクルペーパー」プレゼント企画を全店舗、及びオンラインストアにて実施、オンラインストア内でも新商品紹介、スタッフコーディネート提案、WEBマガジンなど、コンテンツを一層充実させ、在宅からでも、リアル店舗同様にお買い物時間をお楽しみいただけるよう取り組みました。
商品面では、ナショナルブランドのDickies(ディッキーズ)において、メンズ、レディースに加え、キッズラインの取り扱いを新たに開始したほか、アウトドアブランドのGERRY(ジェリー)はメンズ・レディース・キッズ、フルラインで販売を開始し、ファミリーでカジュアルファッションを楽しむライフスタイルの提案をいたしました。また、話題性の高い人気アニメとのコラボ商品や初夏向けの機能商品などマンスリーで投入し、幅広いお客様ニーズへの対応にも注力してまいりました。
販促面においては、従来の新聞折込チラシによるリアル店舗への集客に加え、商品のターゲット層とユーザー層がマッチする広告媒体を選定したデジタル広告を活用し、リアル店舗とオンラインストア、双方の集客を高める販売促進活動を行い、売上回復に努めました。
当第1四半期累計期間における売上概況としては、新型コロナウイルス感染症防止のための不要不急の外出自粛、営業時間短縮、出店施設の休館が大きく影響した昨年度と比較し、持ち直し傾向はあるものの先行き不透明な状況の中、持ち直しのテンポは緩やかになっています。これらの結果、既存店売上高は、前年同四半期比30.5%増、既存店客数は21.2%増、既存店客単価は7.7%増となりました。
また、当第1四半期累計期間末の店舗数は、1店舗の出店、12店舗の閉鎖により、325店舗(前年同四半期比47店舗減)となりました。
利益面につきましては、売上高の回復、売上総利益率の改善に伴い、売上総利益は前年同四半期比122.1%となりました。
経費面におきましては、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来店促進を行う広告活動を自粛したため、当第1四半期累計期間における販売費は微増しておりますが、店舗数の減少などにより、販売費及び一般管理費は前年同四半期比8.1%減となりました。
これらの結果、当第1四半期累計期間における売上高は4,633百万円(前年同四半期比17.9%増)となりました。また、営業損失は96百万円(前年同四半期は営業損失736百万円)、経常損失は80百万円(前年同四半期は経常損失746百万円)、四半期純損失は156百万円(前年同四半期は四半期純損失803百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ812百万円減少し、12,671百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ681百万円減少し、8,947百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,217百万円減少した一方で、売掛金が303百万円、商品が273百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ130百万円減少し、3,723百万円となりました。これは主に敷金及び保証金が125百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ655百万円減少し、6,600百万円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べ632百万円減少し、3,951百万円となりました。これは主に電子記録債務が513百万円、未払金が118百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ23百万円減少し、2,648百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ156百万円減少し、6,071百万円となりました。
これは主に四半期純損失156百万円を計上したこと等によるものであります。
総資産に占める自己資本比率は47.9%となり前事業年度末に比べ1.9ポイント増となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間(2021年3月1日~2021年5月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況が続いております。
当社が属するカジュアルウェア業界におきましても、外出機会の減少や在宅時間の拡大といった消費者の行動変化、また価値観の変化などにより、衣料品に対する支出優先度が低下し、新型コロナウイルス感染症拡大前と比較し、環境は厳しい状況で推移しております。
かかる状況におきまして、当社は、お客様と従業員の安心を最優先に考え、感染症防止策に努めながら「多くのお客様に信頼され、魅力あるお店づくり」をスローガンとし、新たな生活様式に対応すべく営業に励んでまいりました。緊急事態宣言が発令されている地域もある中、主力プライベートブランド「NAVY」オーガニックコットンシリーズにて、「おうち時間でサステイナブル」と題し、「花の種が練りこまれたリサイクルペーパー」プレゼント企画を全店舗、及びオンラインストアにて実施、オンラインストア内でも新商品紹介、スタッフコーディネート提案、WEBマガジンなど、コンテンツを一層充実させ、在宅からでも、リアル店舗同様にお買い物時間をお楽しみいただけるよう取り組みました。
商品面では、ナショナルブランドのDickies(ディッキーズ)において、メンズ、レディースに加え、キッズラインの取り扱いを新たに開始したほか、アウトドアブランドのGERRY(ジェリー)はメンズ・レディース・キッズ、フルラインで販売を開始し、ファミリーでカジュアルファッションを楽しむライフスタイルの提案をいたしました。また、話題性の高い人気アニメとのコラボ商品や初夏向けの機能商品などマンスリーで投入し、幅広いお客様ニーズへの対応にも注力してまいりました。
販促面においては、従来の新聞折込チラシによるリアル店舗への集客に加え、商品のターゲット層とユーザー層がマッチする広告媒体を選定したデジタル広告を活用し、リアル店舗とオンラインストア、双方の集客を高める販売促進活動を行い、売上回復に努めました。
当第1四半期累計期間における売上概況としては、新型コロナウイルス感染症防止のための不要不急の外出自粛、営業時間短縮、出店施設の休館が大きく影響した昨年度と比較し、持ち直し傾向はあるものの先行き不透明な状況の中、持ち直しのテンポは緩やかになっています。これらの結果、既存店売上高は、前年同四半期比30.5%増、既存店客数は21.2%増、既存店客単価は7.7%増となりました。
また、当第1四半期累計期間末の店舗数は、1店舗の出店、12店舗の閉鎖により、325店舗(前年同四半期比47店舗減)となりました。
利益面につきましては、売上高の回復、売上総利益率の改善に伴い、売上総利益は前年同四半期比122.1%となりました。
経費面におきましては、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来店促進を行う広告活動を自粛したため、当第1四半期累計期間における販売費は微増しておりますが、店舗数の減少などにより、販売費及び一般管理費は前年同四半期比8.1%減となりました。
これらの結果、当第1四半期累計期間における売上高は4,633百万円(前年同四半期比17.9%増)となりました。また、営業損失は96百万円(前年同四半期は営業損失736百万円)、経常損失は80百万円(前年同四半期は経常損失746百万円)、四半期純損失は156百万円(前年同四半期は四半期純損失803百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ812百万円減少し、12,671百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ681百万円減少し、8,947百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,217百万円減少した一方で、売掛金が303百万円、商品が273百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ130百万円減少し、3,723百万円となりました。これは主に敷金及び保証金が125百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ655百万円減少し、6,600百万円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べ632百万円減少し、3,951百万円となりました。これは主に電子記録債務が513百万円、未払金が118百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ23百万円減少し、2,648百万円となりました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ156百万円減少し、6,071百万円となりました。
これは主に四半期純損失156百万円を計上したこと等によるものであります。
総資産に占める自己資本比率は47.9%となり前事業年度末に比べ1.9ポイント増となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。