四半期報告書-第28期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間は、グループ各社とも前期に引き続き新型コロナウィルス感染症の影響による厳しい経済・社会情勢下での運営となりました。
このような状況下、株主並びに投資家への会社状況説明会を積極的に実施し、当社の現状及び今後の方向性等について説明をし、株主・投資家の理解を深めながら、ご意見をお聞きし、経営に反映させてまいりました。 又、グループ各社は後述のセグメント業績の通り、感染防止対策を徹底し、顧客満足を最優先としたサービス並びに将来を見据えた施策を実行してまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの業績は売上高40億14百万円(前年同四半期比41.4%増)、営業利益2億54百万円(前年同四半期は営業損失1億84百万円)、経常利益2億84百万円(前年同四半期は経常損失1億34百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益51百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億85百万円)となり、前年同四半期はマイナスであった利益項目をすべてプラスに転ずることが出来ました。
各セグメントの業績は以下の通りであります。
なお、「会計方針の変更」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から、収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、報告セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 注記事項(会計方針の変更等)」をご参照ください。
また、当第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの名称を従来の「フィンテック事業」から「アートオークション・フィンテック事業」へ変更しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの名称に基づき作成したものを開示しております。
① ジュエリー・アート事業
当第1四半期連結累計期間におけるジュエリー・アート事業の売上高は33億69百万円(前年同期比45.0%増)、セグメント利益は5億81百万円(前年同四半期はセグメント利益10百万円)となりました。
ブライダルジュエリー事業は東京都・大阪府の緊急事態宣言下において商業施設内テナントが数店舗休業いたしましたが、旗艦店を含め全国の店舗は感染対策を徹底し通常通り営業を継続いたしました。成長戦略として前期に引き続き新規出店も予定通り実行しており、4月に「銀座ダイヤモンドシライシ立川店」を改装オープン、「エクセルコダイヤモンド立川店」を新規オープン、6月に当社未出店地区の鹿児島市に「銀座ダイヤモンドシライシアミュプラザ鹿児島店」「エクセルコダイヤモンドアミュプラザ鹿児島店」の統合店舗を新規オープンいたしました。
また、ゴールデンウィーク期間中のCM放映や各種媒体出稿にて一定水準の集客数を確保致しましたが、競合する企業各社も対策を講じてきており、ブライダルジュエリーのNo.1企業として更なる営業力・集客力の向上を図ってまいります。
なお、7月に「銀座ダイヤモンドシライシ名古屋ユニモール店」の改装オープン、「エクセルコダイヤモンド名古屋ユニモール店」新装オープン、8月には当社未出店地区の青森市と和歌山市に「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコダイヤモンド」の統合店舗を2店舗出店予定となります。
アート事業については新聞広告等の媒体を利用して積極的な広告宣伝と営業活動をすることで作品の販売が順調に進んでおり、今後更なる収益事業にしてまいります。
以上のとおり、ジュエリー・アート事業は当社の基幹事業として成長戦略を緩めることなく確実に実行してまいります。
② ヘルス&ビューティー事業
当第1四半期連結累計期間におけるヘルス&ビューティー事業の売上高は6億9百万円(前年同四半期比22.2%増)、セグメント損失は2億39百万円(前年同四半期はセグメント損失1億48百万円)となりました。
エステサロンの運営においては、昨期より国・自治体からの営業自粛要請等に従い、店舗の営業停止など感染防止対策に最大限協力をしてまいりました。その中でも、新規大型店舗の出店・店舗リニューアル・新卒採用の拡大など、将来への成長投資を継続して実施しています。また、当第1四半期においては新規集客増に向けたマーケティング改革への投資を行い、新型コロナウィルス感染症の影響がある中でも、コロナ禍以前の水準以上に新規集客を伸長させることが出来ました。
利益面については、第2四半期以降の業績回復を見越して広告経費を投下したため結果として損失が出ましたが、人材育成・会員増加は順調に進んでおり、今後は売上および利益の増加が期待できる体制となっております。さらに本来エステサービスが持つ「美・健康・癒し」の効果・価値を成長市場であるヘルスケア産業へと展開し、新たな収益事業としての取り組みを推進していきます。
③ アートオークション・フィンテック事業
当第1四半期連結累計期間におけるアートオークション・フィンテック事業の売上高は2百万円(前年同四半期はゼロ)、セグメント損失は8百万円(前年同四半期はセグメント損失8百万円)となりました。 現状の売上高は信販事業の手数料収入が主となり、今後もグループ企業全体のビジネスに貢献する為、取扱高を増加させてまいります。
また、2021年7月に日本ではオークション事業の草分け的な存在であるエスト・ウェストオークションズ株式会社の株式を70%取得し、株式会社ニューアート・エスト・ウェストオークションズとしてオークション事業に進出いたします。現在、2021年秋のコンテンポラリーアートオークション、モダンアートオークションを実現すべく準備中で、2回のオークションで落札総額40億円、売上高(手数料収入)として6億円超を目標としております。
2022年から日本のアートオークション事業としては業界No.1企業を目指してまいります。
また、軽井沢リゾート開発事業は、軽井沢の12戸のレジデンスと1戸の山荘を隈研吾氏の設計で進行中で、1戸4~7億円で計13戸を2023年度に売り出す予定であります。
④ スポーツ事業
当第1四半期連結累計期間におけるスポーツ事業の売上高は42百万円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント損失は1百万円(前年同四半期はセグメント損失8百万円)となりました。
メイン事業として展開中であるゴルフクラブブランド「CRAZY」は、良質のカーボンを職人が手作業で生産する「飛距離の出る」クラブとして根強いご支持をいただいておりますが、今期におきましては、ブランド認知度の更なる向上と、顧客層の裾野拡大に向け本格取組を始動しております。具体的な施策として、5月に開催された男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2021」への特別協賛、全英オープン中継等へのテレビCMや新聞広告の制作配信、カスタムクラブブランドとしての大手量販店への戦略的販路拡大を順次実行しており、その結果として、量産量販の既製品とは一線を画した「CRAZY」が着実に顧客層を拡げている手応えを感じております。3月に開催された「ジャパンゴルフフェア」がコロナ禍による大幅縮小開催となったことで当期間の業績は伸び悩みましたが、収支は着実に改善しており、引き続き、圧倒的な品質をもって、所期の業績計画達成に向けて上記施策を進めてまいります。
このほかに、ブランド開発研究所において、国産なめし革を使った新しいコンセプトの「ニューアート・シューズ」が製造段階にあり、併行してアスリートとのコラボ案件も着実に進捗しており、スポーツ事業としての業績寄与を見込んでおります。
以上のとおり、スポーツ事業は当社グループとして重要な成長分野と位置づけており、NEW ARTブランドとして、お客さまに「本物」をお届けするための取り組みを行っております。
(注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末比11億95百万円減少(前連結会計年度末比10.0%減)し、107億1百万円となりました。これは、現金及び預金の減少12億79百万円などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末比21百万円減少(同0.3%減)し、67億75百万円となりました。これは、建物及び構築物(純額)などの有形固定資産の増加97百万円などの一方で、繰延税金資産などの投資その他の資産の減少1億10百万円などによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末比12億17百万円減少(同6.5%減)し、174億77百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末比3億70百万円減少(前連結会計年度末比4.7%減)し、75億84百万円となりました。これは、短期借入金の増加4億46百万円などの一方で、支払手形及び買掛金の減少87百万円、未払金及び未払費用の減少98百万円、並びに未払法人税等の減少4億19百万円などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末比63百万円減少(同3.2%減)し、18億84百万円となりました。これは、長期借入金の減少1億7百万円などによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比4億33百万円減少(同4.4%減)し、94億68百万円となりました。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末比7億83百万円減少(前連結会計年度末比8.9%減)し、80億8百万円となりました。これは、剰余金の配当7億87百万円などによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は45.8%(前連結会計年度末は47.0%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。
なお、当第1四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は、62億50百万円となっております。また、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は18億53百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間は、グループ各社とも前期に引き続き新型コロナウィルス感染症の影響による厳しい経済・社会情勢下での運営となりました。
このような状況下、株主並びに投資家への会社状況説明会を積極的に実施し、当社の現状及び今後の方向性等について説明をし、株主・投資家の理解を深めながら、ご意見をお聞きし、経営に反映させてまいりました。 又、グループ各社は後述のセグメント業績の通り、感染防止対策を徹底し、顧客満足を最優先としたサービス並びに将来を見据えた施策を実行してまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社グループの業績は売上高40億14百万円(前年同四半期比41.4%増)、営業利益2億54百万円(前年同四半期は営業損失1億84百万円)、経常利益2億84百万円(前年同四半期は経常損失1億34百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益51百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億85百万円)となり、前年同四半期はマイナスであった利益項目をすべてプラスに転ずることが出来ました。
各セグメントの業績は以下の通りであります。
なお、「会計方針の変更」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から、収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、報告セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 注記事項(会計方針の変更等)」をご参照ください。
また、当第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの名称を従来の「フィンテック事業」から「アートオークション・フィンテック事業」へ変更しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの名称に基づき作成したものを開示しております。
① ジュエリー・アート事業
当第1四半期連結累計期間におけるジュエリー・アート事業の売上高は33億69百万円(前年同期比45.0%増)、セグメント利益は5億81百万円(前年同四半期はセグメント利益10百万円)となりました。
ブライダルジュエリー事業は東京都・大阪府の緊急事態宣言下において商業施設内テナントが数店舗休業いたしましたが、旗艦店を含め全国の店舗は感染対策を徹底し通常通り営業を継続いたしました。成長戦略として前期に引き続き新規出店も予定通り実行しており、4月に「銀座ダイヤモンドシライシ立川店」を改装オープン、「エクセルコダイヤモンド立川店」を新規オープン、6月に当社未出店地区の鹿児島市に「銀座ダイヤモンドシライシアミュプラザ鹿児島店」「エクセルコダイヤモンドアミュプラザ鹿児島店」の統合店舗を新規オープンいたしました。
また、ゴールデンウィーク期間中のCM放映や各種媒体出稿にて一定水準の集客数を確保致しましたが、競合する企業各社も対策を講じてきており、ブライダルジュエリーのNo.1企業として更なる営業力・集客力の向上を図ってまいります。
なお、7月に「銀座ダイヤモンドシライシ名古屋ユニモール店」の改装オープン、「エクセルコダイヤモンド名古屋ユニモール店」新装オープン、8月には当社未出店地区の青森市と和歌山市に「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコダイヤモンド」の統合店舗を2店舗出店予定となります。
アート事業については新聞広告等の媒体を利用して積極的な広告宣伝と営業活動をすることで作品の販売が順調に進んでおり、今後更なる収益事業にしてまいります。
以上のとおり、ジュエリー・アート事業は当社の基幹事業として成長戦略を緩めることなく確実に実行してまいります。
② ヘルス&ビューティー事業
当第1四半期連結累計期間におけるヘルス&ビューティー事業の売上高は6億9百万円(前年同四半期比22.2%増)、セグメント損失は2億39百万円(前年同四半期はセグメント損失1億48百万円)となりました。
エステサロンの運営においては、昨期より国・自治体からの営業自粛要請等に従い、店舗の営業停止など感染防止対策に最大限協力をしてまいりました。その中でも、新規大型店舗の出店・店舗リニューアル・新卒採用の拡大など、将来への成長投資を継続して実施しています。また、当第1四半期においては新規集客増に向けたマーケティング改革への投資を行い、新型コロナウィルス感染症の影響がある中でも、コロナ禍以前の水準以上に新規集客を伸長させることが出来ました。
利益面については、第2四半期以降の業績回復を見越して広告経費を投下したため結果として損失が出ましたが、人材育成・会員増加は順調に進んでおり、今後は売上および利益の増加が期待できる体制となっております。さらに本来エステサービスが持つ「美・健康・癒し」の効果・価値を成長市場であるヘルスケア産業へと展開し、新たな収益事業としての取り組みを推進していきます。
③ アートオークション・フィンテック事業
当第1四半期連結累計期間におけるアートオークション・フィンテック事業の売上高は2百万円(前年同四半期はゼロ)、セグメント損失は8百万円(前年同四半期はセグメント損失8百万円)となりました。 現状の売上高は信販事業の手数料収入が主となり、今後もグループ企業全体のビジネスに貢献する為、取扱高を増加させてまいります。
また、2021年7月に日本ではオークション事業の草分け的な存在であるエスト・ウェストオークションズ株式会社の株式を70%取得し、株式会社ニューアート・エスト・ウェストオークションズとしてオークション事業に進出いたします。現在、2021年秋のコンテンポラリーアートオークション、モダンアートオークションを実現すべく準備中で、2回のオークションで落札総額40億円、売上高(手数料収入)として6億円超を目標としております。
2022年から日本のアートオークション事業としては業界No.1企業を目指してまいります。
また、軽井沢リゾート開発事業は、軽井沢の12戸のレジデンスと1戸の山荘を隈研吾氏の設計で進行中で、1戸4~7億円で計13戸を2023年度に売り出す予定であります。
④ スポーツ事業
当第1四半期連結累計期間におけるスポーツ事業の売上高は42百万円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント損失は1百万円(前年同四半期はセグメント損失8百万円)となりました。
メイン事業として展開中であるゴルフクラブブランド「CRAZY」は、良質のカーボンを職人が手作業で生産する「飛距離の出る」クラブとして根強いご支持をいただいておりますが、今期におきましては、ブランド認知度の更なる向上と、顧客層の裾野拡大に向け本格取組を始動しております。具体的な施策として、5月に開催された男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2021」への特別協賛、全英オープン中継等へのテレビCMや新聞広告の制作配信、カスタムクラブブランドとしての大手量販店への戦略的販路拡大を順次実行しており、その結果として、量産量販の既製品とは一線を画した「CRAZY」が着実に顧客層を拡げている手応えを感じております。3月に開催された「ジャパンゴルフフェア」がコロナ禍による大幅縮小開催となったことで当期間の業績は伸び悩みましたが、収支は着実に改善しており、引き続き、圧倒的な品質をもって、所期の業績計画達成に向けて上記施策を進めてまいります。
このほかに、ブランド開発研究所において、国産なめし革を使った新しいコンセプトの「ニューアート・シューズ」が製造段階にあり、併行してアスリートとのコラボ案件も着実に進捗しており、スポーツ事業としての業績寄与を見込んでおります。
以上のとおり、スポーツ事業は当社グループとして重要な成長分野と位置づけており、NEW ARTブランドとして、お客さまに「本物」をお届けするための取り組みを行っております。
(注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末比11億95百万円減少(前連結会計年度末比10.0%減)し、107億1百万円となりました。これは、現金及び預金の減少12億79百万円などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末比21百万円減少(同0.3%減)し、67億75百万円となりました。これは、建物及び構築物(純額)などの有形固定資産の増加97百万円などの一方で、繰延税金資産などの投資その他の資産の減少1億10百万円などによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末比12億17百万円減少(同6.5%減)し、174億77百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末比3億70百万円減少(前連結会計年度末比4.7%減)し、75億84百万円となりました。これは、短期借入金の増加4億46百万円などの一方で、支払手形及び買掛金の減少87百万円、未払金及び未払費用の減少98百万円、並びに未払法人税等の減少4億19百万円などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末比63百万円減少(同3.2%減)し、18億84百万円となりました。これは、長期借入金の減少1億7百万円などによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比4億33百万円減少(同4.4%減)し、94億68百万円となりました。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末比7億83百万円減少(前連結会計年度末比8.9%減)し、80億8百万円となりました。これは、剰余金の配当7億87百万円などによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は45.8%(前連結会計年度末は47.0%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について、重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。
なお、当第1四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は、62億50百万円となっております。また、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は18億53百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。