有価証券報告書-第39期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇が進むものの、企業の好業績に伴って株価上昇、賃金上昇が進み、緩やかに回復への軌道を描いておりましたが、緊迫する中東情勢により不透明感が急速に強まっております。海外においては、AIや半導体への投資が米国を中心に世界経済を牽引する一方で、複数の国・地域における紛争は止まず、世界的な気候変動による経済への影響も年々強まっており、追い打ちをかけるように中東情勢が悪化したことで、世界的にスタグフレーションへの懸念が強まっているものと推測されます。
リユース市場においては、中古品への抵抗感の減少に加えて、物価高による節約需要、円安効果によるインバウンド需要等もあり、中古品の需要は増加しているものと推測されます。また、買取りにおいてもWEB広告は当然のごとく、新聞折り込み広告も目にしない日は無く、スーパーマーケット等での仮設店舗による買取り(出張買取り)も盛んに行われており、企業規模やジャンルに関わらず買取り争奪戦が続いております。さらに、メーカーによる自社製品の回収~再生~リセールも増加傾向にあり、古物商許可件数も増加していることから、市場は拡大の一途を辿っているものと推測されます。
ゴルフ用品市場においては、「2025年問題」として懸念されたゴルフの主要顧客層である団塊世代の急激な減少は無かったと推測されますが、原材料費等の高騰による商品価格の上昇が続いており、コア層以外のゴルフ離れが懸念されます。一方で価格面において優位性がある中古クラブへの需要は底堅いものと推測されます。なお、株式会社矢野経済研究所「YPSゴルフデータ」によりますと、2025年度(2025年4月~2026年3月)の新品クラブ及びボール等用品類のカテゴリー合計前年比は、販売数量ベース97.5%・金額ベース97.1%となっており、9月と1月が販売数量ベース、金額ベース共に前年同月を上回りました。
ゴルフ場及び練習場においては、総務省統計局 サービス産業動態統計調査「参考表 事業活動の産業(細分類)別売上(収入)金額」( https://www.stat.go.jp/data/mbss/index.html )を基に算出した2025年度(2025年4月~2026年3月)のゴルフ場・練習場の売上前年比は、それぞれ100.6%・98.2%*となっております。
*2026年1月~3月の数値は速報値を利用。
このような経営環境のなか当社グループにおいては、1年を通して「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が牽引したことで「ゴルフドゥ!」店舗の業績が安定し、当社グループの業績も1年間を通して安定して推移いたしました。「ゴルフドゥ!オンラインショップ」には、今後も積極的かつ優先的に投資を続けてまいります。6月に新規事業としてスタートした無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」については、当連結会計年度末現在の店舗数は4店舗で、一刻も早い収益化に向けて付加価値の向上を進めるとともに、会員数増加に注力しております。また、収益構造改革の一環として企業戦略と連動した人材戦略を進めており、「ゴルフドゥ!」直営店においては、人材育成強化の成果が業績にも表れてきております。費用面においては、前連結会計年度と比較して大きく上回っているものとして、人手不足(社員)に対するパートタイマーの採用増加による雑給、クレジットカード及びECモールに関する手数料増加による支払手数料、新規事業「DODO GOLF」の設備等に関する減価償却費、株主優待の拡充に伴う株主優待引当金繰入があげられます。
なお、2025年5月13日に公表した新中期経営計画「Breakthrough 2028」の進捗は、1年目の目標として連結経常利益4千万円は達成することができましたが、連結売上高62億円、国内店舗数90店舗及び株式時価総額25億円は達成することができませんでした。また、重点施策の①ゴルフドゥ!店舗網の更なる拡大、②オムニチャネル戦略の推進、③ゴルフ関連商品取り扱いの拡大、④インドアゴルフ練習場の驚異的な成長については、②オムニチャネル戦略の推進を除いて当初の想定より進捗が遅れておりますが、初年度は助走期間として設定していたこともあり、残りの2年間で大きな飛躍を遂げるべくスピードアップを図ってまいります。
直営事業においては、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の好調が続き、「ゴルフドゥ!」直営店の店頭売上高も各月で前年同月並みに推移したことから、当連結会計年度における各月の店舗売上高は6月を除く11か月間で過去最高となりました。アイテムでは、買取りが点数、金額共に前連結会計年度を上回ったことから、中古品(クラブ、シャフト)が牽引いたしました。なお、当連結会計年度の同店の売上高前年増減率(当社子会社の運営店舗を含まない。)は、全店ベースで4.1%増、既存店ベースで4.0%増となりました。
フランチャイズ事業においては、「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店の店頭売上高が前年同月を下回った時でも「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が補ったことで、ロイヤリティ収入は堅調に推移いたしました。また、2026年1月より「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店も直営店と同様に「メルカリShops」への出品をスタートしており、販路の拡充を図っております。なお、当連結会計年度の同店の売上高前年増減率(当社子会社の運営店舗を含む。)は、全店ベースで0.3%増、既存店ベースで2.1%増となりました。
当連結会計年度における「ゴルフドゥ!」のオープンは、4月に移転でゴルフドゥ!NEXT昭島武蔵野店/直営、5月に新規でゴルフドゥ!河口湖インター店/FCで、2026年3月31日現在*の「ゴルフドゥ!」は、直営24店舗、フランチャイズ45店舗(当社子会社の運営店舗を含む。)の合計69店舗、チェーン合計の売上高前年増減率は、全店ベース2.2%増、既存店ベース3.0%増となりました。
*2026年4月1日現在の「ゴルフドゥ!」は、直営26店舗、フランチャイズ43店舗の合計69店舗です。
営業販売事業においては、事業体制の見直しを兼ねて7月に国内ECモールに出店する「GOLF J-WINGS」、8月に国内卸販売の一部を除き、それぞれ休止いたしました。米国子会社は、為替の影響を受けて日本への輸出が限定的になるものの、米国内への卸販売や好調なEC系販売が補っております。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績は売上高61億84百万円(前連結会計年度売上高は59億17百万円)、営業利益99百万円(前連結会計年度営業利益は28百万円)、経常利益90百万円(前連結会計年度経常利益は37百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益67百万円(前連結会計年度親会社株主に帰属する当期純利益は17百万円)となりました。
当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(直営事業)
当連結会計年度における直営事業の売上高は47億84百万円(前連結会計年度売上高は46億24百万円)、セグメント利益は4億39百万円(前連結会計年度セグメント利益は3億38百万円)となりました。
(フランチャイズ事業)
当連結会計年度におけるフランチャイズ事業の売上高は5億39百万円(前連結会計年度売上高は4億44百万円)、セグメント利益は1億1百万円(前連結会計年度セグメント利益は69百万円)となりました。
(営業販売事業)
当連結会計年度における営業販売事業の売上高は9億62百万円(前連結会計年度売上高は9億83百万円)、セグメント利益は13百万円(前連結会計年度セグメント損失は16百万円)となりました。
当連結会計年度末における財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は29億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ46百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が2億4百万円減少、商品が1億74百万円増加したことによるものであります。固定資産は9億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が87百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、38億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は22億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億70百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が2億円、賞与引当金が24百万円、株主優待引当金が30百万円増加したことによるものであります。固定負債は7億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億81百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が2億66百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、30億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は8億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ55百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が54百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は21.3%(前連結会計年度末は20.4%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による収入、投資活動による支出及び財務活動による支出の結果、6億87百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費、棚卸資産の増加額等により、1億10百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出、無形固定資産の取得による支出等により、2億14百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増減額、長期借入金の返済による支出、自己株式取得による支出等により、1億8百万円の支出となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりです。
当社グループの当連結会計年度の財政状態は、総資産38億82百万円(前連結会計年度末比44百万円増)、流動資産29億27百万円(同46百万円減)、固定資産9億54百万円(同91百万円増)。負債30億3百万円(同11百万円減)、流動負債22億63百万円(同2億70百万円増)、固定負債7億39百万円(同2億81百万円減)。純資産8億78百万円(同55百万円増)。この結果、自己資本比率は21.3%(前連結会計年度末は20.4%)となりました。
当連結会計年度は、資産は商品が1億74百万円増加、現金及び預金が2億4百万円減少、有形固定資産が87百万円増加、無形固定資産が39百万円減少、投資有価証券が14百万円、敷金及び保証金が16百万円、繰延税金資産が19百万円増加、負債は短期借入金が2億円、賞与引当金が24百万円、株主優待引当金が30百万円増加、長期借入金が2億66百万円減少となりました。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は売上高61億84百万円(前連結会計年度売上高は59億17百万円)、営業利益99百万円(前連結会計年度営業利益は28百万円)、経常利益90百万円(前連結会計年度経常利益37百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益67百万円(前連結会計年度親会社株主に帰属する当期純利益17百万円)となりました。
当連結会計年度は、「EC戦略の強化」方針のもと「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の更なる機能強化のためのシステム開発、直営店の移転リニューアルや既存店舗設備の入替え、品揃え強化、新規事業の無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」4店舗の出店を行っております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1億10百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、2億14百万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、1億8百万円の支出となりました。
当連結会計年度は、品揃え強化のため商品確保に努め、商品は前連結会計年度末に比べ1憶74百万円増加しております。また、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の更なる機能強化のためのシステム開発、直営店の移転リニューアルや既存店舗設備の入替え及び新規事業の無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」4店舗の出店などの投資活動を行っておりますが、営業活動により獲得したキャッシュにて借入金の返済等の財務活動を行っております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等、注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、重要な会計上の見積りについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等、注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
④ セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(直営事業)
直営事業においては、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の好調が続き、「ゴルフドゥ!」直営店の店頭売上高も各月で前年同月並みに推移したことから、当連結会計年度における各月の店舗売上高は6月を除く11か月間で過去最高となりました。この結果、当連結会計年度における直営事業の売上高は47億84百万円(前連結会計年度売上高は46億24百万円)、セグメント利益は4億39百万円(前連結会計年度セグメント利益は3億38百万円)となりました。
(フランチャイズ事業)
フランチャイズ事業においては、「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店の店頭売上高が前年同月を下回った時でも「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が補ったことで、ロイヤリティ収入は堅調に推移いたしました。また、2026年1月より「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店も直営店と同様に「メルカリShops」への出品をスタートしており、販路の拡充を図っております。この結果、当連結会計年度におけるフランチャイズ事業の売上高は5億39百万円(前連結会計年度売上高は4億44百万円)、セグメント利益は1億1百万円(前連結会計年度セグメント利益は69百万円)となりました。
(営業販売事業)
営業販売事業においては、事業体制の見直しを兼ねて7月に国内ECモールに出店する「GOLF J-WINGS」、8月に国内卸販売(一部を除く)をそれぞれ休止いたしました。米国子会社は、為替の影響を受けて日本への輸出が限定的になるものの、米国内への卸販売や好調なEC系販売が補っております。この結果、当連結会計年度における営業販売事業の売上高は9億62百万円(前連結会計年度売上高は9億83百万円)、セグメント利益は13百万円(前連結会計年度セグメント損失は16百万円)となりました。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇が進むものの、企業の好業績に伴って株価上昇、賃金上昇が進み、緩やかに回復への軌道を描いておりましたが、緊迫する中東情勢により不透明感が急速に強まっております。海外においては、AIや半導体への投資が米国を中心に世界経済を牽引する一方で、複数の国・地域における紛争は止まず、世界的な気候変動による経済への影響も年々強まっており、追い打ちをかけるように中東情勢が悪化したことで、世界的にスタグフレーションへの懸念が強まっているものと推測されます。
リユース市場においては、中古品への抵抗感の減少に加えて、物価高による節約需要、円安効果によるインバウンド需要等もあり、中古品の需要は増加しているものと推測されます。また、買取りにおいてもWEB広告は当然のごとく、新聞折り込み広告も目にしない日は無く、スーパーマーケット等での仮設店舗による買取り(出張買取り)も盛んに行われており、企業規模やジャンルに関わらず買取り争奪戦が続いております。さらに、メーカーによる自社製品の回収~再生~リセールも増加傾向にあり、古物商許可件数も増加していることから、市場は拡大の一途を辿っているものと推測されます。
ゴルフ用品市場においては、「2025年問題」として懸念されたゴルフの主要顧客層である団塊世代の急激な減少は無かったと推測されますが、原材料費等の高騰による商品価格の上昇が続いており、コア層以外のゴルフ離れが懸念されます。一方で価格面において優位性がある中古クラブへの需要は底堅いものと推測されます。なお、株式会社矢野経済研究所「YPSゴルフデータ」によりますと、2025年度(2025年4月~2026年3月)の新品クラブ及びボール等用品類のカテゴリー合計前年比は、販売数量ベース97.5%・金額ベース97.1%となっており、9月と1月が販売数量ベース、金額ベース共に前年同月を上回りました。
ゴルフ場及び練習場においては、総務省統計局 サービス産業動態統計調査「参考表 事業活動の産業(細分類)別売上(収入)金額」( https://www.stat.go.jp/data/mbss/index.html )を基に算出した2025年度(2025年4月~2026年3月)のゴルフ場・練習場の売上前年比は、それぞれ100.6%・98.2%*となっております。
*2026年1月~3月の数値は速報値を利用。
このような経営環境のなか当社グループにおいては、1年を通して「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が牽引したことで「ゴルフドゥ!」店舗の業績が安定し、当社グループの業績も1年間を通して安定して推移いたしました。「ゴルフドゥ!オンラインショップ」には、今後も積極的かつ優先的に投資を続けてまいります。6月に新規事業としてスタートした無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」については、当連結会計年度末現在の店舗数は4店舗で、一刻も早い収益化に向けて付加価値の向上を進めるとともに、会員数増加に注力しております。また、収益構造改革の一環として企業戦略と連動した人材戦略を進めており、「ゴルフドゥ!」直営店においては、人材育成強化の成果が業績にも表れてきております。費用面においては、前連結会計年度と比較して大きく上回っているものとして、人手不足(社員)に対するパートタイマーの採用増加による雑給、クレジットカード及びECモールに関する手数料増加による支払手数料、新規事業「DODO GOLF」の設備等に関する減価償却費、株主優待の拡充に伴う株主優待引当金繰入があげられます。
なお、2025年5月13日に公表した新中期経営計画「Breakthrough 2028」の進捗は、1年目の目標として連結経常利益4千万円は達成することができましたが、連結売上高62億円、国内店舗数90店舗及び株式時価総額25億円は達成することができませんでした。また、重点施策の①ゴルフドゥ!店舗網の更なる拡大、②オムニチャネル戦略の推進、③ゴルフ関連商品取り扱いの拡大、④インドアゴルフ練習場の驚異的な成長については、②オムニチャネル戦略の推進を除いて当初の想定より進捗が遅れておりますが、初年度は助走期間として設定していたこともあり、残りの2年間で大きな飛躍を遂げるべくスピードアップを図ってまいります。
直営事業においては、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の好調が続き、「ゴルフドゥ!」直営店の店頭売上高も各月で前年同月並みに推移したことから、当連結会計年度における各月の店舗売上高は6月を除く11か月間で過去最高となりました。アイテムでは、買取りが点数、金額共に前連結会計年度を上回ったことから、中古品(クラブ、シャフト)が牽引いたしました。なお、当連結会計年度の同店の売上高前年増減率(当社子会社の運営店舗を含まない。)は、全店ベースで4.1%増、既存店ベースで4.0%増となりました。
フランチャイズ事業においては、「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店の店頭売上高が前年同月を下回った時でも「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が補ったことで、ロイヤリティ収入は堅調に推移いたしました。また、2026年1月より「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店も直営店と同様に「メルカリShops」への出品をスタートしており、販路の拡充を図っております。なお、当連結会計年度の同店の売上高前年増減率(当社子会社の運営店舗を含む。)は、全店ベースで0.3%増、既存店ベースで2.1%増となりました。
当連結会計年度における「ゴルフドゥ!」のオープンは、4月に移転でゴルフドゥ!NEXT昭島武蔵野店/直営、5月に新規でゴルフドゥ!河口湖インター店/FCで、2026年3月31日現在*の「ゴルフドゥ!」は、直営24店舗、フランチャイズ45店舗(当社子会社の運営店舗を含む。)の合計69店舗、チェーン合計の売上高前年増減率は、全店ベース2.2%増、既存店ベース3.0%増となりました。
*2026年4月1日現在の「ゴルフドゥ!」は、直営26店舗、フランチャイズ43店舗の合計69店舗です。
営業販売事業においては、事業体制の見直しを兼ねて7月に国内ECモールに出店する「GOLF J-WINGS」、8月に国内卸販売の一部を除き、それぞれ休止いたしました。米国子会社は、為替の影響を受けて日本への輸出が限定的になるものの、米国内への卸販売や好調なEC系販売が補っております。
以上の結果、当連結会計年度の経営成績は売上高61億84百万円(前連結会計年度売上高は59億17百万円)、営業利益99百万円(前連結会計年度営業利益は28百万円)、経常利益90百万円(前連結会計年度経常利益は37百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益67百万円(前連結会計年度親会社株主に帰属する当期純利益は17百万円)となりました。
当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(直営事業)
当連結会計年度における直営事業の売上高は47億84百万円(前連結会計年度売上高は46億24百万円)、セグメント利益は4億39百万円(前連結会計年度セグメント利益は3億38百万円)となりました。
(フランチャイズ事業)
当連結会計年度におけるフランチャイズ事業の売上高は5億39百万円(前連結会計年度売上高は4億44百万円)、セグメント利益は1億1百万円(前連結会計年度セグメント利益は69百万円)となりました。
(営業販売事業)
当連結会計年度における営業販売事業の売上高は9億62百万円(前連結会計年度売上高は9億83百万円)、セグメント利益は13百万円(前連結会計年度セグメント損失は16百万円)となりました。
当連結会計年度末における財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は29億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ46百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が2億4百万円減少、商品が1億74百万円増加したことによるものであります。固定資産は9億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が87百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、38億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ44百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は22億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億70百万円増加いたしました。これは主に短期借入金が2億円、賞与引当金が24百万円、株主優待引当金が30百万円増加したことによるものであります。固定負債は7億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億81百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が2億66百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、30億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ11百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は8億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ55百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が54百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は21.3%(前連結会計年度末は20.4%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による収入、投資活動による支出及び財務活動による支出の結果、6億87百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費、棚卸資産の増加額等により、1億10百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出、無形固定資産の取得による支出等により、2億14百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増減額、長期借入金の返済による支出、自己株式取得による支出等により、1億8百万円の支出となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 直営事業 (千円) | 4,784,696 | 103.5 |
| フランチャイズ事業 (千円) | 522,967 | 122.0 |
| 営業販売事業 (千円) | 868,273 | 106.3 |
| 報告セグメント計(千円) | 6,175,937 | 104.4 |
| その他 (千円) | 8,885 | - |
| 合計 (千円) | 6,184,822 | 104.5 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりです。
当社グループの当連結会計年度の財政状態は、総資産38億82百万円(前連結会計年度末比44百万円増)、流動資産29億27百万円(同46百万円減)、固定資産9億54百万円(同91百万円増)。負債30億3百万円(同11百万円減)、流動負債22億63百万円(同2億70百万円増)、固定負債7億39百万円(同2億81百万円減)。純資産8億78百万円(同55百万円増)。この結果、自己資本比率は21.3%(前連結会計年度末は20.4%)となりました。
当連結会計年度は、資産は商品が1億74百万円増加、現金及び預金が2億4百万円減少、有形固定資産が87百万円増加、無形固定資産が39百万円減少、投資有価証券が14百万円、敷金及び保証金が16百万円、繰延税金資産が19百万円増加、負債は短期借入金が2億円、賞与引当金が24百万円、株主優待引当金が30百万円増加、長期借入金が2億66百万円減少となりました。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は売上高61億84百万円(前連結会計年度売上高は59億17百万円)、営業利益99百万円(前連結会計年度営業利益は28百万円)、経常利益90百万円(前連結会計年度経常利益37百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益67百万円(前連結会計年度親会社株主に帰属する当期純利益17百万円)となりました。
当連結会計年度は、「EC戦略の強化」方針のもと「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の更なる機能強化のためのシステム開発、直営店の移転リニューアルや既存店舗設備の入替え、品揃え強化、新規事業の無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」4店舗の出店を行っております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1億10百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、2億14百万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、1億8百万円の支出となりました。
当連結会計年度は、品揃え強化のため商品確保に努め、商品は前連結会計年度末に比べ1憶74百万円増加しております。また、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の更なる機能強化のためのシステム開発、直営店の移転リニューアルや既存店舗設備の入替え及び新規事業の無人インドアゴルフ練習場「DODO GOLF」4店舗の出店などの投資活動を行っておりますが、営業活動により獲得したキャッシュにて借入金の返済等の財務活動を行っております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等、注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、重要な会計上の見積りについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等、注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
④ セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(直営事業)
直営事業においては、「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の好調が続き、「ゴルフドゥ!」直営店の店頭売上高も各月で前年同月並みに推移したことから、当連結会計年度における各月の店舗売上高は6月を除く11か月間で過去最高となりました。この結果、当連結会計年度における直営事業の売上高は47億84百万円(前連結会計年度売上高は46億24百万円)、セグメント利益は4億39百万円(前連結会計年度セグメント利益は3億38百万円)となりました。
(フランチャイズ事業)
フランチャイズ事業においては、「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店の店頭売上高が前年同月を下回った時でも「ゴルフドゥ!オンラインショップ」が補ったことで、ロイヤリティ収入は堅調に推移いたしました。また、2026年1月より「ゴルフドゥ!」フランチャイズ店も直営店と同様に「メルカリShops」への出品をスタートしており、販路の拡充を図っております。この結果、当連結会計年度におけるフランチャイズ事業の売上高は5億39百万円(前連結会計年度売上高は4億44百万円)、セグメント利益は1億1百万円(前連結会計年度セグメント利益は69百万円)となりました。
(営業販売事業)
営業販売事業においては、事業体制の見直しを兼ねて7月に国内ECモールに出店する「GOLF J-WINGS」、8月に国内卸販売(一部を除く)をそれぞれ休止いたしました。米国子会社は、為替の影響を受けて日本への輸出が限定的になるものの、米国内への卸販売や好調なEC系販売が補っております。この結果、当連結会計年度における営業販売事業の売上高は9億62百万円(前連結会計年度売上高は9億83百万円)、セグメント利益は13百万円(前連結会計年度セグメント損失は16百万円)となりました。