有価証券報告書-第16期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 16:57
【資料】
PDFをみる
【項目】
101項目

対処すべき課題

当社グループの対処すべき主要な課題等は以下のとおりであります。
(1) 当社グループの事業展開について
当社グループでは、一層の業務の効率化とコスト削減を実施する一方、不動産金融事業の強化を図り、また、比
較的成長が見込めるIR事業に注力しつつ、他のグループ事業との連動効果も得られるよう、営業を推進し、連結
業績の向上に取り組んでまいります。
(2) 経営管理体制について
当社グループは、営業、制作、管理等の業務を効率化することにより、比較的小規模な組織体制で対応しており
ますが、連結範囲の拡大や持分法を適用する会社の増加により、当社グループにおける法令順守、情報共有、経営
管理等の重要性が高まっております。小規模な組織体制であっても、事業運営、財務報告や情報開示を適正に行っ
ていくための内部統制が有効に機能した経営管理体制の確立・維持が引き続き重要であると認識しております。
(3) 人材の確保について
当社グループの事業運営の特性上、報道、制作、営業、管理、各部門において、相応の専門性やスキルを有する
優秀な人材の確保が重要であります。現在、当社グループの事業運営に必要な人材を確保していると認識しており
ますが、一部の人材の固有の知識・経験・スキルに依存することなく組織全体での能力向上を図っていく必要があ
り、優秀な人材を集められる体制や環境の確立が課題であると認識しております。