四半期報告書-第140期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)

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2017/08/07 15:00
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22項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、海外経済の不確実性への懸念など、先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済情勢のなか、当社は本年創立100周年を迎えるにあたり、今後もお客さまから必要とされ、愛される企業を目指すべく ①お客さまへの感謝 ②地域とのさらなる連携 ③未来への挑戦 を基本方針とする、「伊豆箱根鉄道グループ“アニバーサリー 2017~2020”」を定めるとともに、ここ数年押し進めている「既存事業の強化」と「長期事業基盤の確立」に向け、収益力の強化に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益は30億4,262千円(前年同期比2.2%増)、営業利益は1億10,981千円(前年同期比2.9%増)、経常利益は90,840千円(前年同期比0.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は60,094千円(前年同期比0.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(鉄道事業)
鉄道事業は、定期収入において、駿豆線・大雄山線ともに通勤定期利用が堅調に推移した一方、通学定期利用が伸び悩み、前年同期を下回りました。定期外収入においては、大雄山線で、当社事業を身近に感じていただくことと、新たなファンの獲得に向けた「行くべーよいずっぱこ大雄 キッズ&ファミリーフェスティバル」の開催や当社創立100周年を記念した記念乗車券の発売など、鉄道需要の喚起に努めましたが、前年同期を下回りました。一方駿豆線においては、人気アニメとコラボレートしたフルラッピング車両の運行や、新規コースを積極的に取り入れたウォーキングイベントの開催などが奏功し、前年同期を上回りました。
この結果、鉄道事業の営業収益は6億78,941千円(前年同期比0.8%増)、営業利益は59,539千円(前年同期比15.7%増)となりました。
鉄道事業
伊豆箱根鉄道㈱
種別単位前第1四半期連結累計期間
( 自 平成28年4月1日
至 平成28年6月30日 )
当第1四半期連結累計期間
( 自 平成29年4月1日
至 平成29年6月30日 )
営業日数9191
営業キロキロ29.429.4
客車走行キロ千キロ1,2361,236
旅客乗車人員定期千人2,7072,704
定期外千人1,8231,817
旅客収入定期千円266,052265,090
定期外千円384,708389,653
千円650,760654,744
運輸雑収千円22,95824,197
運輸収入合計千円673,719678,941
乗車効率%19.319.2

(注) 乗車効率の算出は(延人キロ/客車走行キロ×平均定員)
(バス事業)
バス事業は、乗合バス部門において、お客さまのニーズを捉えた直通バスの運行を一部の路線で開始したことや、事業エリア内に大型施設などが新規オープンしたこともあり、生活・観光路線共に、売上高は前年同期を上回りました。貸切バス部門においては、「貸切バス新運賃制度」が需要の減少に繋がり、特に閑散期における減少が顕著だったほか、慢性的に続いている乗務員不足がバスの稼働率低下に繋がり、売上高は前年同期を下回りました。このような状況のなか、乗務員不足を解消すべく、採用活動の強化や労働環境の整備を実施するとともに、乗合バスダイヤの見直しによる運行の効率化を図りました。
この結果、バス事業の営業収益は6億87,544千円(前年同期比0.5%減)、営業利益は29,632千円(前年同期比52.8%減)となりました。
(タクシー事業)
タクシー事業は、都市セクターを中心に乗務員不足を主因とした減収に歯止めがかからず、厳しい状況が続いておりますが、観光セクターにおいては、一部のエリアを除き国内外のお客さま利用が回復基調で推移したことから、売上高は前年同期を上回りました。このような状況のなか、今後も増加が見込まれる訪日外国人旅行者の利用を促進すべく、人気の高いワンボックスタクシー車両を小田原営業所と湯河原営業所に導入し、需要の喚起に努めました。
この結果、タクシー事業の営業収益は6億88,356千円(前年同期比0.9%増)、営業損失は697千円(前年同期営業損失1,294千円)となりました。
(レジャー・不動産事業)
鋼索鉄道事業は、箱根 十国峠ケーブルカーにおいて、2月に十国峠山頂のドッグランをリニューアルオープンしたほか、ペット連れのお客さまを対象とした各種イベントを積極的に開催し誘客に努めましたが、4月の車両緊急修理による長期運休が減収要因となり、売上高は前年同期を下回りました。
自動車道事業は、湯河原パークウェイにおいて、観光目的の通行台数が増加したほか、湯河原温泉で大型宿泊施設が新規オープンしたこともあり、売上高は好調でした。
船舶事業は、箱根航路において、国内外の団体旅客が堅調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。
飲食店・物品販売業は、箱根地区のドライブインにおいて、飲食部門では、国内外の団体のお客さま利用が堅調で、売上高は好調に推移いたしましたが、売店部門においては、訪日外国人旅行者の購買意欲の低下が顕著となり、売上高は前年同期を下回りました。十国地区の箱根 十国峠レストハウスでは、2016年5月17日をもってレストランの営業を終了し、テイクアウトコーナーやそば処のメニューの充実を図りましたが、レストランの減収分を補うことが出来ず、売上高は前年同期を下回りました。また、売店部門においても、レストランの営業終了にともない、一般団体のお客さま利用が低迷し、売上高は前年同期を下回りました。沼津地区の伊豆・三津シーパラダイスにおいては、2015年度より「あそぶ、まなぶ、ふれる」ことができる水族館をコンセプトとし、大型設備投資による魅力向上を図った結果、ファミリー層の入場者数が堅調に推移し、売上高は前年同期を大きく上回りました。なお、2016年度に当館が人気アニメのプロモーションビデオの舞台になったことも、入場者数を押し上げております。
鉄道沿線の物品販売業は、鉄道売店において、沿線施設と連携したオリジナル商品の販売や、人気アニメの関連商品を積極的に取り扱うなど、各店舗が持つ強みを活かした商品展開を実施したことが奏功し、売上高は前年同期を上回りました。指定管理事業においては、ゴールデンウィークなどの繁忙期に、多彩なイベントの開催や売店の積極的な臨時出店を行った結果、売上高は前年同期を上回りました。
不動産事業は、不動産賃貸業に特化しておりますが、既存賃貸物件の解約や賃料の減額があるなか、保有不動産の有効活用による新規契約の獲得もあり、売上高は前年同期を上回りました。
介護サービス事業は、各店舗において、医療機関やケアマネージャーへの営業を強化したことが事業エリアにおける“エミーズ”ブランドの認知度向上に繋がり、稼働率、売上高とも堅調に推移いたしました。
保険代理店事業は、保険商品販売窓口の多チャンネル化など、競争環境の厳しさが増すなか、既契約者の流失・減少に歯止めが掛からない状況が続いております。このような状況下、既契約者の保険内容の見直しを計画的に行い、医療技術の進歩にともない付加することができる保障などを積極的に提案し、新規契約の獲得に努めてまいりましたが、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、レジャー・不動産事業の営業収益は11億28,735千円(前年同期比4.9%増)、営業利益は21,472千円(前年同期営業損失5,787千円)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産
受取手形及び売掛金の増加はありましたが、未収金ならびに減価償却などによる固定資産の減少により、前連結会計年度末に比べ1億40,827千円の減少となりました。
②負債
賞与引当金の増加はありましたが、未払金や借入金の減少により、前連結会計年度末に比べ1億96,881千円の減少となりました。
③純資産
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、前連結会計年度末に比べ56,054千円の増加となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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