有価証券報告書-第62期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 10:00
【資料】
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【項目】
60項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、好調な海外需要に支えられ、製造業を中心に好業績が予想される企業が多いものの、アメリカの通商政策の転換による経済不安や、原油価格の上昇など、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような情勢のもと、宮島への来島者数は、欧米を中心とした外国人観光客の来島者が順調に伸び、当事業年度の来島者数は前年同期を217千人上回る4,576千人(前事業年度比5.0%増)となりました。
当社におきましては、旅行雑誌をはじめ、国内・海外の旅行専門サイトなどへの広告掲出を行うなど、国内外へ広くロープウエーの宣伝活動を行いました。また、平清盛公生誕九百年前年祭事業に協賛し、地元・宮島でもロープウエーの認知拡大に努め、積極的な旅客誘致を行いました。
さらに、お客様に対する快適性向上の施策として、獅子岩駅待合室の照明のLED化及び天井・床・柱の内装替えならびに獅子岩駅周辺舗装修繕工事を実施し、昨年2月に紅葉谷線に2両先行導入したオーストリア製のゴンドラを今年度20両追加し、全てのゴンドラを更新いたしました。
安全輸送確保の施策といたしましては、各施設の安全点検・整備を確実に行うとともに、紅葉谷駅上下線支索転換レールの交換、各駅の電気設備への雷被害を抑制するための工事を実施するなど、安全性の向上に努めました。
当事業年度の営業成績を前事業年度と比較いたしますと、乗車人員は24千人増の837千人(前事業年度比3.1%増)、営業収益は17,705千円増の691,468千円(前事業年度比2.6%増)となりましたが、積極的な広告宣伝活動や安全確保への施策を行ったことから経費が増加し、経常利益は7,359千円減の183,533千円(前事業年度比3.9%減)、当期純利益は13,041千円減の119,802千円(前事業年度比9.9%減)と、増収減益となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、337,531千円であります。前年同期に比べ87,066千円の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、宮島への来島者が引き続き伸張したことに加え、インターネットを通じた積極的な広告宣伝活動が効果を上げ、当事業年度の売上高が前事業年度を上回り、現金収入は増加しましたが、前述の広告宣活動の強化等による経費の増加で税引前当期純利益が178,525千円と減益となりました。このため、法人税支払額は3,818千円減少しましたが、従業員の退職に備え積み立てている退職給付引当金が4,211千円、たな卸資産が2,762千円、それぞれ増加したことなどにより、営業活動によるキャッシュ・フローは228,760千円(前年同期比33,594千円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、CMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)へ110,771千円の資金の貸し付け等を行いましたが、紅葉谷線新型搬器更新代金の支払いが来年度に到来することから固定資産の取得に係る支出は12,035千円にとどまったことから、投資活動によるキャッシュ・フローは121,693千円(前年同期比60,112千円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、当事業年度の1株当たりの配当を80円としたため、20,000千円(前年同期比2,500千円の増加)となりました。
③ 輸送、受注及び販売の実績
a. 輸送実績
宮島ロープウエー
区分第61期
(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
第62期
(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
輸送実績(千人)稼働率(%)輸送実績(千人)稼働率(%)
第1区間循環式索道81233.283733.1
第2区間交走式索道81244.383744.1

(注) 第1区間循環式索道と第2区間交走式索道は乗り継ぎとなっており、第1区間のみ又は第2区間のみ輸送することはありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
宮島ロープウエー
区分第61期
(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
第62期
(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
運輸収入640,920千円658,431千円
売店収入22,638千円21,614千円
食堂収入8,804千円9,996千円
望遠鏡収入1,017千円958千円
雑収入381千円467千円
673,762千円691,468千円

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態の分析
流動資産は1,053,889千円で、前年同期と比べ192,537千円の増加となりました。これは、売上増加による現金収入の増加とキャッシュ・マネジメント・サービスへの短期貸付金の増加によるものであります。
固定資産は712,457千円で、前年同期と比べ109,047千円の増加となりました。これは主に、紅葉谷線新型搬器20両の更新を行ったことによるものであります。
流動負債は266,314千円で、前年同期と比べ185,509千円の増加となりました。これは、当事業年度末に未払計上した紅葉谷線新型搬器購入代金等によるものであります。
固定負債は66,699千円で、前年同期と比べ6,997千円の増加となりました。これは、従業員が退職することに備えて積み立てている退職給付引当金が増加したことによるものであります。
純資産は1,433,333千円で、前年同期と比べ109,078千円の増加となりました。これは、当期純利益119,802千円等を計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
③ 経営成績の分析
当事業年度の経営成績の業績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資金の財源及び資金の流動性につきましては、主なものは、運営に係る労務費、経費、販売費、一般管理費等、営業に必要な運転資金、次に設備維持のための部品購入や設備維持のための投資資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当事業年度末における自己資本比率は81.15%であり、健全な財務状態であると認識しております。なお、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金により賄うことを基本としております。

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