半期報告書-第66期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2021/12/24 15:38
【資料】
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【項目】
69項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、政府による緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の対象地域拡大と期間延長が繰り返し発出されるなど、経済活動が制限され、個人消費は低迷し、企業の倒産や失業者も高い状態で推移するなど、極めて厳しい状況が続きました。一方で、新型コロナウイルスワクチンの接種が進みましたが、新型コロナウイルスの収束時期は見通すことができず、景気の先行きは不透明な状況が続きました。
このような情勢のもと、宮島への来島者数は、夏季は8月の長雨や広島県の緊急事態宣言により、前年を下回ったものの、緊急事態宣言下になかった4月・5月が好調だったことから、当中間会計期間の来島者数は691千人(前年同期比5.1%増)となりました。
当社における新型コロナウイルス感染症の対策としましては、宮島で実施された職域接種を利用して新型コロナウイルスワクチンの接種を行い、お客様がより安心して施設を利用して頂ける環境整備作りに努めました。また、職場内での「三密」回避のため、在宅勤務やオンライン会議の活用などにも取り組みました。
輸送の安全確保の施策としましては、各施設の安全点検・整備を確実に行うとともに、獅子岩線曳索誘導滑車のベアリングの交換を行いました。
当中間会計期間の営業成績を前年同期と比較しますと、乗車人員は9千人増の77千人(前年同期比14.6%増)、営業収益は8,515千円増の64,401千円(前年同期比15.2%増)となりました。営業損失は131,555千円(前年同期は158,443千円の営業損失)、経常損失は129,983千円(前年同期は156,454千円の経常損失)となりました。これに特別損益等を加減した中間純損失は、新型コロナウイルス感染症に係る助成金が減少する中で、保有する投資有価証券の売却益の計上や法人税の還付により、前中間会計期間の149,147千円に対し、77,901千円の中間純損失となりました。
区分前中間会計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
当中間会計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
金額(千円)金額(千円)
旅客索道業55,88564,401
合計55,88564,401

② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物は、156,962千円であります。前年同期に比べ14,521千円の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響や、政府による緊急事態宣言などが長引いたことによる収入の減少により、86,664千円の資金減となっております(前年同期は121,542千円の資金減)。これは主に、税引前中間純損失105,581千円を計上したこと、退職給付引当金が10,257千円減少したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に前事業年度に取得した紅葉谷線の握索機及びキャリアー更新代金の支払が当中間会計期間に行われたため、有形固定資産の取得に37,804千円支出をしましたが、投資有価証券の売却による収入25,575千円があったことなどから、14,210千円の資金減となりました(前年同期は65,464千円の資金減)。
財務活動によるキャッシュ・フローは、運転資金として100,000千円を借入れたことにより、100,000千円の資金増となりました(前年同期は125,000千円の資金増)。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当中間会計期間において会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
④ 輸送、受注及び販売の実績
a.輸送実績
宮島ロープウエー
区分輸送実績(千人)前年同期比(%)
輸送人員77114.6

b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
宮島ロープウエー
区分売上高(千円)前年同期比(%)
運輸収入60,457114.4
売店収入2,829122.0
食堂収入62092.8
望遠鏡収入
娯楽機収入11124.6
雑収入4821,209.3
64,401115.2


(2)経営者の視点による経営成績等の状況の概要に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間末において判断したものであります。
① 財政状態の分析
流動資産は981,611千円で、前事業年度に比べ3,639千円の減少となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による営業休止によるものであります。
固定資産は582,552千円で、前事業年度に比べ68,277千円の減少となりました。これは、減価償却及び投資有価証券の売却によるものであります。
流動負債は47,646千円で、前事業年度に比べ35,583千円の減少となりました。これは、前事業年度末に計上した紅葉谷線の握索機及びキャリアー更新代金の支払いによるものであります。
固定負債は281,538千円で、前事業年度に比べ57,487千円の増加となりました。これは、運転資金としての借入れを行ったことによるものであります。
② キャッシュ・フローの分析
当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 経営成績の分析
当中間会計期間の経営成績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性については、運輸収入の殆どが現金であります。一方、資金需要については、索道業の運営に係る労務費、経費、販売費、一般管理費等、営業に必要な運転資金、設備維持のための部品購入や設備投資資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当中間会計期間末における自己資本比率は78.95%であり、健全な財務状態であると認識しております。新型コロナウイルスの影響は今後も続くものと思われますが、計画的な設備投資が行える状況と認識しております。なお、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金により賄うことを基本としております。

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