半期報告書-第65期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の収束が未だ見通せない影響により、世界規模で物流と人の往来が著しく減少し経済活動が停滞、また、米中貿易摩擦の激化や米国では大統領選挙を控えた政治対立の先鋭化による追加経済対策の遅れによる個人消費の停滞が懸念されるなど、先行き不透明感が強まりました。
国内においても、新型コロナウイルスの影響により、企業の倒産や失業者の増加、東京オリンピックの開催延期、また、渡航制限の長期化によるインバウンド需要がほぼなくなるなど、極めて厳しい状況で推移しました。
このような情勢のもと、宮島への来島者数は新型コロナウイルスの世界的拡大による影響で国内・国外旅行客の大幅な減少により、当中間会計期間の来島者数は658千人(前年同期72.6%減)となりました。
当社におきましては、宮島ロープウエーを利用したお客様のリピートを増やすための割引券「またきてねクーポン」の発行や、弥山清掃登山を行うなどの集客活動を行いました。
新型コロナウイルスの対策としましては、各駅にアルコール消毒液を設置するとともに、マスク着用のお願いやソーシャルディスタンスの確保、小人数での乗車をお客様にお願いするとともに、多客時にはWeb予約を活用した「三密」回避を行うなど、安心して利用頂く環境作りに努めました。
快適性向上の施策としましては、獅子岩駅広場の擬木手摺と側溝の修繕を行いました。
輸送の安全確保の施策としましては、各施設の安全点検・整備を確実に行うとともに、紅葉谷線曳索の切詰を行いました。
当中間会計期間の営業成績を前年同期と比較しますと、乗車人員は355千人減の67千人(前年同期比83.2%減)、営業収益は281,111千円減の55,885千円(前年同期比83.4%減)となりました。経常損失は、新型コロナウイルスの影響を抑えるため、4月18日から5月31日までの営業休止や設備投資の見直し、経費削減に努めましたが、156,454千円となり、特別損益を加減算した最終損益は149,147千円の中間純損失となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物は、142,440千円であります。前年同期に比べ64,348千円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、新型コロナウイルスの影響による収入の減少により、121,542千円の資金減となっております。これは主に税引前中間純損失144,659千円と仕入債務の減少額6,269千円に、非資金項目である減価償却費41,213千円や、退職給付引当金1,918千円などを加えたことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に前事業年度に更新した紅葉谷線搬器のキャリアーの支払が当中間会計期間に行われたため、有形固定資産の取得に65,453千円支出したことなどから、65,464千円(前年同期比64,818千円の減少)の資金減となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、運転資金としての140,000千円の借入れによる収入と、配当金15,000千円の支払により、125,000千円の資金増となりました(前年同期比140,000千円の増加)。
③ 輸送、受注及び販売の実績
a.輸送実績
宮島ロープウエー
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
宮島ロープウエー
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況の概要に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間末において判断したものであります。
① 財政状態の分析
流動資産は966,086千円で、前事業年度に比べ59,070千円の減少となりました。これは、新型コロナウイルスによる営業休止及び収入減によるものであります。
固定資産は692,531千円で、前事業年度に比べ45,748千円の減少となりました。これは、減価償却によるものであります。
流動負債は48,078千円で、前事業年度に比べ78,021千円の減少となりました。これは、前事業年度末に計上した紅葉谷線の握索機及びキャリアー更新代金の支払によるものであります。
固定負債は211,354千円で、141,918千円の増加となりました。これは運転資金としての借入れと従業員の退職に備え計上している退職給付引当金への繰入によるものであります。
② キャッシュ・フローの分析
当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 経営成績の分析
当中間会計期間の経営成績の業績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性については、運輸収入の殆どが現金であり、手許資金は安定しております。一方、資金需要については、索道業の運営に係る労務費、経費、販売費、一般管理費等、営業に必要な運転資金、次に設備維持のための部品購入や設備投資資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当中間会計期間末における自己資本比率84.36%であり、極めて健全な財務状態であると認識しております。当中間会計期間は新型コロナウイルスの影響による収入減となり、手許資金の減少があるものの、今後も計画的な設備投資が行える状況と認識しております。なお、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金により賄うことを基本としております。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の収束が未だ見通せない影響により、世界規模で物流と人の往来が著しく減少し経済活動が停滞、また、米中貿易摩擦の激化や米国では大統領選挙を控えた政治対立の先鋭化による追加経済対策の遅れによる個人消費の停滞が懸念されるなど、先行き不透明感が強まりました。
国内においても、新型コロナウイルスの影響により、企業の倒産や失業者の増加、東京オリンピックの開催延期、また、渡航制限の長期化によるインバウンド需要がほぼなくなるなど、極めて厳しい状況で推移しました。
このような情勢のもと、宮島への来島者数は新型コロナウイルスの世界的拡大による影響で国内・国外旅行客の大幅な減少により、当中間会計期間の来島者数は658千人(前年同期72.6%減)となりました。
当社におきましては、宮島ロープウエーを利用したお客様のリピートを増やすための割引券「またきてねクーポン」の発行や、弥山清掃登山を行うなどの集客活動を行いました。
新型コロナウイルスの対策としましては、各駅にアルコール消毒液を設置するとともに、マスク着用のお願いやソーシャルディスタンスの確保、小人数での乗車をお客様にお願いするとともに、多客時にはWeb予約を活用した「三密」回避を行うなど、安心して利用頂く環境作りに努めました。
快適性向上の施策としましては、獅子岩駅広場の擬木手摺と側溝の修繕を行いました。
輸送の安全確保の施策としましては、各施設の安全点検・整備を確実に行うとともに、紅葉谷線曳索の切詰を行いました。
当中間会計期間の営業成績を前年同期と比較しますと、乗車人員は355千人減の67千人(前年同期比83.2%減)、営業収益は281,111千円減の55,885千円(前年同期比83.4%減)となりました。経常損失は、新型コロナウイルスの影響を抑えるため、4月18日から5月31日までの営業休止や設備投資の見直し、経費削減に努めましたが、156,454千円となり、特別損益を加減算した最終損益は149,147千円の中間純損失となりました。
| 区分 | 前中間会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 当中間会計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) |
| 金額(千円) | 金額(千円) | |
| 旅客索道業 | 336,997 | 55,885 |
| 合計 | 336,997 | 55,885 |
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物は、142,440千円であります。前年同期に比べ64,348千円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、新型コロナウイルスの影響による収入の減少により、121,542千円の資金減となっております。これは主に税引前中間純損失144,659千円と仕入債務の減少額6,269千円に、非資金項目である減価償却費41,213千円や、退職給付引当金1,918千円などを加えたことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に前事業年度に更新した紅葉谷線搬器のキャリアーの支払が当中間会計期間に行われたため、有形固定資産の取得に65,453千円支出したことなどから、65,464千円(前年同期比64,818千円の減少)の資金減となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、運転資金としての140,000千円の借入れによる収入と、配当金15,000千円の支払により、125,000千円の資金増となりました(前年同期比140,000千円の増加)。
③ 輸送、受注及び販売の実績
a.輸送実績
宮島ロープウエー
| 区分 | 輸送実績(千人) | 前年同期比(%) |
| 輸送人員 | 67 | 16.8 |
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
宮島ロープウエー
| 区分 | 売上高(千円) | 前年同期比(%) |
| 運輸収入 | 52,847 | 16.6 |
| 売店収入 | 2,318 | 18.9 |
| 食堂収入 | 668 | 13.0 |
| 望遠鏡収入 | 2 | 0.4 |
| 娯楽機収入 | 9 | 14.7 |
| 雑収入 | 39 | 122.9 |
| 計 | 55,885 | 16.6 |
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況の概要に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間末において判断したものであります。
① 財政状態の分析
流動資産は966,086千円で、前事業年度に比べ59,070千円の減少となりました。これは、新型コロナウイルスによる営業休止及び収入減によるものであります。
固定資産は692,531千円で、前事業年度に比べ45,748千円の減少となりました。これは、減価償却によるものであります。
流動負債は48,078千円で、前事業年度に比べ78,021千円の減少となりました。これは、前事業年度末に計上した紅葉谷線の握索機及びキャリアー更新代金の支払によるものであります。
固定負債は211,354千円で、141,918千円の増加となりました。これは運転資金としての借入れと従業員の退職に備え計上している退職給付引当金への繰入によるものであります。
② キャッシュ・フローの分析
当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 経営成績の分析
当中間会計期間の経営成績の業績については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
④ 資本の財源及び資金の流動性
当社の資本の財源及び資金の流動性については、運輸収入の殆どが現金であり、手許資金は安定しております。一方、資金需要については、索道業の運営に係る労務費、経費、販売費、一般管理費等、営業に必要な運転資金、次に設備維持のための部品購入や設備投資資金であります。また、当社の財務状態といたしましては、当中間会計期間末における自己資本比率84.36%であり、極めて健全な財務状態であると認識しております。当中間会計期間は新型コロナウイルスの影響による収入減となり、手許資金の減少があるものの、今後も計画的な設備投資が行える状況と認識しております。なお、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金により賄うことを基本としております。