半期報告書-第40期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間の営業収益は、ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)の影響や、前事業年度に続くインバウンド需要の高まり、また、4月より管理業務を行う会津田島ふれあいステーションプラザでお土産品等を販売する駅の店「やまびこ」の店舗拡大(拡充)により、旅行者や地元の利用者も増えたことにより202,069千円(前年同期180,635千円)と増加しました。
一方、費用については、車両の大規模検査両数の増加や、物価高騰による資材等の値上げ等により、修繕費が全体で80,085千円(前年同期62,167千円)と前年同期に比べ28.8%増加するなど、営業費は442,300千円(前年同期377,166千円)と増加しました。結果として営業損失は240,230千円(前年同期196,531千円)となり、経常損失は229,082千円(前年同期187,298千円)となりました。
これに対し、公共交通の安定化を図る見地から、福島県及び会津地方17市町村から安定化補助金の交付を受け特別利益に計上したことから当期純損失が66,961千円となりました。
なお、当中間会計期間より、売店「やまびこ」の販売業務を拡大したことにより、報告セグメントを鉄道事業、旅行業、販売業の3つの区分に変更したため、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較分析しております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
鉄道事業
鉄道事業は、当事業年度から始まった「ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)」の影響や前事業年度から続くインバウンド需要の高まりにより、輸送人員は232千人(前年同期230千人)、営業収益173,229千円(前年同期161,370千円)、営業費は車両の修繕費の高騰もあり、406,118千円(前年同期359,857千円)となりました。
この結果、営業損失は232,889千円(前年同期営業損失198,487千円)となりました。
当中間会計期間における運輸成績は次のとおりであります。
(提出会社の鉄道事業運輸成績表)
(注) 上記金額には消費税等は含まれていません。
旅行業
旅行業は、物価高騰によるホテル料金の値上げなどにより首都圏への旅行需要(受注型)は減少しましたが、募集型企画商品の需要の高まりもあり、営業収益は567千円(前年同期550千円)、営業費は247千円(前年同期307千円)となりました。
この結果、営業利益は320千円(前年同期は営業利益243千円)となりました。
販売業
当中間会計期間より、南会津町より会津田島駅に併設する会津田島ふれあいステーションプラザの管理を受託し、駅待合室内にあった売店を当該施設へ移転し店舗面積を拡大、拡充いたしました。また、キャッシュレス機能を有するPOSレジを導入したことにより利便性が向上し、旅行者や地元の利用者も増加いたしました。このような影響もあり、営業収益は28,272千円(前事業年度18,714千円)となり、営業費は備品等の購入もあり35,935千円(前年同期17,001千円)となりました。
この結果、営業損失は7,662千円(前年同期は営業利益1,712千円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
(キャッシュ・フローの状況)
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ109,080千円増加し、212,235千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動の結果による資金の増加は356,519千円(前中間会計期間は236,023千円の資金の増加)となりました。これは主に、前事業年度から繰り越される補助金の回収による未収入金の減少や、補助金工事に係る未払金の増加、また、工事とは別に経営安定化補助金の前受金の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は247,438千円(前中間会計期間は204,269千円の資金の減少)となり、前中間会計期間に比べ43,169千円減少しました。これは主に、マクラギやレール交換、西若松駅西口にあるパークアンドライド整備等による投資であり、また、駅の店「やまびこ」のリニューアルオープン(4月)に向けた備品やPOSレジの導入によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、該当事項がありません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注状況
該当事項はありません。
d.販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には、消費税は含まれておりません。
2.当中間会計期間より報告セグメントを変更しており、前年同期比は前中間会計期間の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で算出しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。この財務諸表の作成にあたって、会計方針に基づいていくつかの重要な見積りを行っており、経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は、鉄道事業の基本である、「安全・安定輸送の確保」を最優先事項に掲げ、当事業年度より施行された鉄道事業再構築事業を活用した老朽設備の更新、ホームスロープの改良など安全対策に全社一丸となって取りくむとともに、地域生活輸送、観光輸送及び首都圏直結輸送という使命を果たすべく、事業を行ってまいりました。
収益面では、当事業年度より3年間実施される「ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)」影響や、前事業年度より続くインバウンド需要(団体)の高まりがあったほか、新たな企画列車として「怪談列車」の運行、東武鉄道「DL大樹」の会津若松直通運転を実施し、更には、お座トロ展望列車で行く「只見線秋の旅」を4回実施し、多くのお客さまにご利用いただいたところです。
一方、費用面については、前事業年度に引き続き物価高騰により資材等の値上げなどにより、修繕費が前年同期62,167千円に比べ17,918千円(28.8%増)増加するなど、依然として厳しい状況が続いており、更なる経費削減や増収施策を図り、経営の安定化に向け取組んでまいります。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金の状況については、福島県及び会津17市町村からの経営安定化補助金を受けています。これは、3ヵ年計画における経常損失分を支援するものであります。また、必要な設備投資の財源については、国及び自治体の補助金を活用しております。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間の営業収益は、ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)の影響や、前事業年度に続くインバウンド需要の高まり、また、4月より管理業務を行う会津田島ふれあいステーションプラザでお土産品等を販売する駅の店「やまびこ」の店舗拡大(拡充)により、旅行者や地元の利用者も増えたことにより202,069千円(前年同期180,635千円)と増加しました。
一方、費用については、車両の大規模検査両数の増加や、物価高騰による資材等の値上げ等により、修繕費が全体で80,085千円(前年同期62,167千円)と前年同期に比べ28.8%増加するなど、営業費は442,300千円(前年同期377,166千円)と増加しました。結果として営業損失は240,230千円(前年同期196,531千円)となり、経常損失は229,082千円(前年同期187,298千円)となりました。
これに対し、公共交通の安定化を図る見地から、福島県及び会津地方17市町村から安定化補助金の交付を受け特別利益に計上したことから当期純損失が66,961千円となりました。
なお、当中間会計期間より、売店「やまびこ」の販売業務を拡大したことにより、報告セグメントを鉄道事業、旅行業、販売業の3つの区分に変更したため、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較分析しております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
鉄道事業
鉄道事業は、当事業年度から始まった「ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)」の影響や前事業年度から続くインバウンド需要の高まりにより、輸送人員は232千人(前年同期230千人)、営業収益173,229千円(前年同期161,370千円)、営業費は車両の修繕費の高騰もあり、406,118千円(前年同期359,857千円)となりました。
この結果、営業損失は232,889千円(前年同期営業損失198,487千円)となりました。
当中間会計期間における運輸成績は次のとおりであります。
(提出会社の鉄道事業運輸成績表)
| 種別 | 単位 | 当中間会計期間 (自 令和7年4月1日 至 令和7年9月30日) | 前年同期比 (%) | |
| 営業日数 | 日 | 183 | 100 | |
| 営業キロ | キロ | 57.4 | 100 | |
| 走行キロ | 千キロ | 246 | 97.6 | |
| 旅客人員 | 定期 | 千人 | 92 | 88.6 |
| 定期外 | 〃 | 139 | 110.3 | |
| 計 | 〃 | 232 | 100.8 | |
| 旅客収入 | 定期 | 千円 | 33,262 | 94.2 |
| 定期外 | 〃 | 112,453 | 110.9 | |
| 計 | 〃 | 145,715 | 106.6 | |
| 運輸雑収入 | 〃 | 27,513 | 111.2 | |
| 合計 | 〃 | 173,229 | 107.3 | |
(注) 上記金額には消費税等は含まれていません。
旅行業
旅行業は、物価高騰によるホテル料金の値上げなどにより首都圏への旅行需要(受注型)は減少しましたが、募集型企画商品の需要の高まりもあり、営業収益は567千円(前年同期550千円)、営業費は247千円(前年同期307千円)となりました。
この結果、営業利益は320千円(前年同期は営業利益243千円)となりました。
販売業
当中間会計期間より、南会津町より会津田島駅に併設する会津田島ふれあいステーションプラザの管理を受託し、駅待合室内にあった売店を当該施設へ移転し店舗面積を拡大、拡充いたしました。また、キャッシュレス機能を有するPOSレジを導入したことにより利便性が向上し、旅行者や地元の利用者も増加いたしました。このような影響もあり、営業収益は28,272千円(前事業年度18,714千円)となり、営業費は備品等の購入もあり35,935千円(前年同期17,001千円)となりました。
この結果、営業損失は7,662千円(前年同期は営業利益1,712千円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
(キャッシュ・フローの状況)
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ109,080千円増加し、212,235千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動の結果による資金の増加は356,519千円(前中間会計期間は236,023千円の資金の増加)となりました。これは主に、前事業年度から繰り越される補助金の回収による未収入金の減少や、補助金工事に係る未払金の増加、また、工事とは別に経営安定化補助金の前受金の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は247,438千円(前中間会計期間は204,269千円の資金の減少)となり、前中間会計期間に比べ43,169千円減少しました。これは主に、マクラギやレール交換、西若松駅西口にあるパークアンドライド整備等による投資であり、また、駅の店「やまびこ」のリニューアルオープン(4月)に向けた備品やPOSレジの導入によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、該当事項がありません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注状況
該当事項はありません。
d.販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 鉄道事業 | 173,229 | 107.3 |
| 旅行業 | 567 | 103.1 |
| 販売業 | 28,272 | 151.0 |
| 合計 | 202,069 | 111.8 |
(注)1.上記の金額には、消費税は含まれておりません。
2.当中間会計期間より報告セグメントを変更しており、前年同期比は前中間会計期間の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で算出しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。この財務諸表の作成にあたって、会計方針に基づいていくつかの重要な見積りを行っており、経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は、鉄道事業の基本である、「安全・安定輸送の確保」を最優先事項に掲げ、当事業年度より施行された鉄道事業再構築事業を活用した老朽設備の更新、ホームスロープの改良など安全対策に全社一丸となって取りくむとともに、地域生活輸送、観光輸送及び首都圏直結輸送という使命を果たすべく、事業を行ってまいりました。
収益面では、当事業年度より3年間実施される「ふくしまデスティネーションキャンペーン(プレ)」影響や、前事業年度より続くインバウンド需要(団体)の高まりがあったほか、新たな企画列車として「怪談列車」の運行、東武鉄道「DL大樹」の会津若松直通運転を実施し、更には、お座トロ展望列車で行く「只見線秋の旅」を4回実施し、多くのお客さまにご利用いただいたところです。
一方、費用面については、前事業年度に引き続き物価高騰により資材等の値上げなどにより、修繕費が前年同期62,167千円に比べ17,918千円(28.8%増)増加するなど、依然として厳しい状況が続いており、更なる経費削減や増収施策を図り、経営の安定化に向け取組んでまいります。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金の状況については、福島県及び会津17市町村からの経営安定化補助金を受けています。これは、3ヵ年計画における経常損失分を支援するものであります。また、必要な設備投資の財源については、国及び自治体の補助金を活用しております。