有価証券報告書-第147期(2025/04/01-2026/03/31)

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2026/06/22 14:00
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173項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における日本経済は、雇用環境の改善やインバウンド需要の回復等により、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、資源価格や原材料価格の高止まりに伴う物価上昇圧力の継続に加え、米国をはじめとする各国の金融政策や通商政策の動向、為替相場の変動、中東情勢の緊迫化によるエネルギー供給への影響に対する懸念等から、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。
このような事業環境の中、当社グループは、①運送体制と流通拠点の強化による3PL物流の推進、②海外拠点の拡充を含めたグローバルな業務の強化、③不動産賃貸料等の安定収入の拡大を進めてまいりました。
この結果、営業収益は前年同期と比べ974百万円(3.3%)増加し、30,161百万円となりました。
営業利益は、前年同期と比べ135百万円(10.9%)増加し、1,376百万円となりました。
経常利益は、前年同期と比べ53百万円(2.9%)増加し、1,910百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期と比べ166百万円(11.2%)増加し、1,662百万円となりました。
資産は、前連結会計年度末と比べ1,752百万円(3.6%)増加し、50,339百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末と比べ717百万円(△3.3%)減少し、21,223百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末と比べ2,470百万円(9.3%)増加し、29,116百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<物流事業>倉庫事業は、中東・南米からの非鉄金属が増加したこと等により、保管残高は堅調に推移しました。一方、取扱いは、2025年7月に知多市において開設した物流施設が早期に本格稼働し増加要因となったものの、食料工業品等の落ち込みにより、全体としては低調に推移しました。
陸上運送事業、流通加工事業、配送センター事業は、それぞれ前年同期並みに推移しました。
港湾運送事業は、アルミ地金の取扱いの増加、輸出貨物の増加等により、堅調に推移しました。
国際輸送事業は、円安の影響を受け航空輸送が増加したことにより、堅調に推移しました。
この結果、営業収益は前年同期と比べ1,026百万円増加し、29,545百万円となりました。
<不動産事業>不動産事業は、賃貸料収入、及び工事の請負収入が減少しました。
この結果、営業収益は前年同期と比べ55百万円減少し、616百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、6,070百万円となり、前連結会計年度末と比べ275百万円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,249百万円の収入となり、前年同期と比べ993百万円の収入減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,589百万円の支出となり、前年同期と比べ421百万円の支出減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、936百万円の支出となり、前年同期と比べ506百万円の支出減少となりました。
③生産、受注及び販売の実績
当連結会計年度におけるセグメント毎の営業収益内訳及び主要業務の取扱高等を示すと、次のとおりであります。
(1)セグメント毎の営業収益内訳 (単位:千円)
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
物流事業29,545,751103.6
(倉庫業収益)(7,320,487)107.7
(港湾運送業収益)(3,127,949)99.4
(陸上運送業収益)(11,654,424)101.2
(その他の収益)(7,442,890)105.5
不動産事業615,39892.2
30,161,149103.3

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の営業収益実績及び当該営業収益実績の総営業収益実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
ユニリーバ・ジャパン株式会社3,096,09010.63,384,39311.2

(2)保管貨物期中平均月末残高
物流事業
期間数量(千トン)前年同期比(%)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
20993.9
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
221105.3

(3)倉庫貨物取扱高推移表
物流事業 (単位:千トン)
区分前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
入庫高1,3241,318
出庫高1,3311,322
取扱高合計2,6562,640

(4)期中平均月間回転率
物流事業
期間回転率
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
52.7%
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
49.8%

回転率=(入庫数量+出庫数量)/2/12×100
平均残高

(5)港湾貨物取扱高推移表
物流事業 (単位:千トン)
区分前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
取扱高合計1,3181,558

(6)陸上運送取扱高推移表
物流事業 (単位:千トン)
区分前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
取扱高合計2,5612,549

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績の分析
当連結会計年度の営業収益は、前連結会計年度と比べ974百万円(3.3%)増加し、30,161百万円となりました。
当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比べ135百万円(10.9%)増加し、1,376百万円となりました。
当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比べ53百万円(2.9%)増加し、1,910百万円となりました。
特別利益は、投資有価証券売却益等により、394百万円となりました。特別損失は、74百万円となりました。
この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ166百万円(11.2%)増加し、1,662百万円となりました。
近年、当社グループは、「八ヶ岳型」の経営戦略を掲げ、異なる事業領域での同時成長を図ることを目標としながら、業容の拡大と経営体質の強化に努めております。
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上に努め、営業収益の拡大と企業価値の向上の観点から、「売上高経常利益率5%」、「自己資本利益率5%」を目標値として設定しております。
この結果、前連結会計年度と比べ売上高経常利益率は0.1ポイント減少し、6.3%となり、自己資本利益率は0.2ポイント増加し、6.0%となりました。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
<物流事業>物流事業においては、海上運送料が減少したものの、保管料、荷役料、物流管理料、陸上運送料がそれぞれ増加したこと等により、営業収益は前年同期と比べ1,026百万円(3.6%)増加し、29,545百万円となりました。売上高経常利益率は前年同期と比べ0.3ポイント増加し6.1%となり、目標とする経営指標を上回りました。
<不動産事業>不動産事業においては、賃貸料収入、及び工事の請負収入がそれぞれ減少したこと等により、営業収益は前年同期と比べ55百万円(△8.2%)減少し、616百万円となりました。売上高経常利益率は前年同期と比べ1.3ポイント増加し42.0%となり、目標とする経営指標を大きく上回りました。
財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末と比べ32百万円増加(0.3%)し、12,741百万円となりました。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1,720百万円増加(4.8%)し、37,598百万円となりました。主な要因は、有形固定資産、投資有価証券がそれぞれ増加したことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末と比べ274百万円減少(△3.2%)し、8,198百万円となりました。主な要因は、「その他」に含まれる未払消費税等が減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末と比べ443百万円減少(△3.3%)し、13,025百万円となりました。主な要因は、繰延税金負債が増加したものの、長期借入金、退職給付に係る負債がそれぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ2,470百万円増加(9.3%)し、29,116百万円となりました。主な要因は、利益剰余金、その他有価証券評価差額金がそれぞれ増加したことによるものであります。
当社グループは、持続的成長へ向け、積極的な設備投資を実施する方針であります。同時に、有利子負債残高、金利水準等に留意しながら安定的な財政状態を維持するよう努めてまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、6,070百万円となり、前連結会計年度末と比べ275百万円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,249百万円の収入となり、前年同期と比べ993百万円の収入減少となりました。主な要因は、「その他」に含まれている未収消費税等の増加及び未払消費税等の減少等の変動によりキャッシュが1,165百万円減少したことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,589百万円の支出となり、前年同期と比べ421百万円の支出減少となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入が529百万円増加したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、936百万円の支出となり、前年同期と比べ506百万円の支出減少となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出が372百万円増加したものの、長期借入れによる収入が900百万円増加したことによるものであります。
当社グループは、引き続き営業収益の拡大により、営業活動によるキャッシュ・フローの増加を目指す方針であります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備投資資金等の資金需要に対して必要な資金を確保するため、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本とし、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入れにより安定的かつ低コストにより調達することを基本として資金の流動性の確保に努めております。
なお、提出日時点においては、重要な資本的支出の予定はありませんが、保管能力の拡大、既存設備等に対する維持・更新に係る資本的支出を予定しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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