四半期報告書-第81期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況となっております。テレビ広告市況におきましても、東京地区のスポット広告の出稿量が前年同期を大幅に下回るなど、さらに厳しい状況となりました。
このような経済状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は574億9千5百万円(前年同期比△19.8%)、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が551億4千7百万円(同△20.1%)となりました結果、営業利益は23億4千7 百万円(同△9.4%)となりました。また、経常利益は36億8千5百万円(同△11.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億3千万円(同△7.6%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①テレビ放送事業
タイム収入は、アドバタイザーの宣伝活動において柔軟性と効率性を重視する動きから、引き続き固定費削減傾向がみられ、レギュラー番組のセールスでは減収となりました。単発番組につきましては、前年同期の開局60周年記念番組である5夜連続ドラマスペシャル「山崎豊子 白い巨塔」「世界フィギュアスケート国別対抗戦2019」や「全米オープンゴルフ」などの反動により、減収となりました。以上の結果、タイム収入合計は185億6千7百万円(前年同期比△10.6%)となりました。
スポット収入は、東京地区の広告出稿量が新型コロナウイルス感染症の影響で、前年同期を大幅に下回ったことなどから減収となりました。業種別では、「官公庁・団体」は好調でしたが、「交通・レジャー」「金融・保険」「情報・通信」など多くの業種で減収となりました。以上の結果、スポット収入は152億6百万円(同△33.5%)となりました。
また、BS・CS収入は59億8千5百万円(同△7.5%)、番組販売収入は35億2千2百万円(同+9.6%)、その他収入は44億4千9百万円(同△11.9%)となりました。
以上により、テレビ放送事業の売上高は477億3千1百万円(同△18.2%)、番組制作費の減少などにより営業費用は457億8千7百万円(同△19.8%)となりました結果、営業利益は19億4千4百万円(同+50.2%)となりました。
②音楽出版事業
前年同期に開催した「ケツメイシ」のコンサートツアーの反動減や、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「ソナーポケット」「湘南乃風」のコンサートツアーの中止・延期などにより、音楽出版事業の売上高は14億8千万円(前年同期比△63.3%)、営業費用は13億5千8百万円(同△61.8%)となりました結果、営業利益は1億2千1百万円(同△74.0%)となりました。
③その他事業
通販番組「じゅん散歩」の好調な視聴率を背景に、ヒット商品にも恵まれ、ショッピング事業が増収となりました。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「東京・大阪メトロポリタンロックフェスティバル2020」の中止など、イベントの中止・延期が相次いだことにより、イベント事業が減収となりました。また、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開延期などにより、出資映画事業が減収となりました。
以上により、その他事業の売上高は111億4百万円(前年同期比△7.9%)、営業費用は107億6千8百万円(同△3.5%)となりました結果、営業利益は3億3千6百万円(同△62.8%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末比21億3百万円減の4,454億4千6百万円となりました。これは、有価証券が213億9千6百万円増加したものの、現金及び預金が193億8千万円、受取手形及び売掛金が137億円減少したことなどによります。
負債合計は、前連結会計年度末比87億4千7百万円減の862億8千3百万円となりました。また、純資産合計は、前連結会計年度末比66億4千3百万円増の3,591億6千2百万円となりました。この結果、自己資本比率は80.4%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は111百万円であります。
当第1四半期連結累計期間の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況となっております。テレビ広告市況におきましても、東京地区のスポット広告の出稿量が前年同期を大幅に下回るなど、さらに厳しい状況となりました。
このような経済状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は574億9千5百万円(前年同期比△19.8%)、売上原価、販売費及び一般管理費の合計が551億4千7百万円(同△20.1%)となりました結果、営業利益は23億4千7 百万円(同△9.4%)となりました。また、経常利益は36億8千5百万円(同△11.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億3千万円(同△7.6%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①テレビ放送事業
タイム収入は、アドバタイザーの宣伝活動において柔軟性と効率性を重視する動きから、引き続き固定費削減傾向がみられ、レギュラー番組のセールスでは減収となりました。単発番組につきましては、前年同期の開局60周年記念番組である5夜連続ドラマスペシャル「山崎豊子 白い巨塔」「世界フィギュアスケート国別対抗戦2019」や「全米オープンゴルフ」などの反動により、減収となりました。以上の結果、タイム収入合計は185億6千7百万円(前年同期比△10.6%)となりました。
スポット収入は、東京地区の広告出稿量が新型コロナウイルス感染症の影響で、前年同期を大幅に下回ったことなどから減収となりました。業種別では、「官公庁・団体」は好調でしたが、「交通・レジャー」「金融・保険」「情報・通信」など多くの業種で減収となりました。以上の結果、スポット収入は152億6百万円(同△33.5%)となりました。
また、BS・CS収入は59億8千5百万円(同△7.5%)、番組販売収入は35億2千2百万円(同+9.6%)、その他収入は44億4千9百万円(同△11.9%)となりました。
以上により、テレビ放送事業の売上高は477億3千1百万円(同△18.2%)、番組制作費の減少などにより営業費用は457億8千7百万円(同△19.8%)となりました結果、営業利益は19億4千4百万円(同+50.2%)となりました。
②音楽出版事業
前年同期に開催した「ケツメイシ」のコンサートツアーの反動減や、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「ソナーポケット」「湘南乃風」のコンサートツアーの中止・延期などにより、音楽出版事業の売上高は14億8千万円(前年同期比△63.3%)、営業費用は13億5千8百万円(同△61.8%)となりました結果、営業利益は1億2千1百万円(同△74.0%)となりました。
③その他事業
通販番組「じゅん散歩」の好調な視聴率を背景に、ヒット商品にも恵まれ、ショッピング事業が増収となりました。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、「東京・大阪メトロポリタンロックフェスティバル2020」の中止など、イベントの中止・延期が相次いだことにより、イベント事業が減収となりました。また、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開延期などにより、出資映画事業が減収となりました。
以上により、その他事業の売上高は111億4百万円(前年同期比△7.9%)、営業費用は107億6千8百万円(同△3.5%)となりました結果、営業利益は3億3千6百万円(同△62.8%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末比21億3百万円減の4,454億4千6百万円となりました。これは、有価証券が213億9千6百万円増加したものの、現金及び預金が193億8千万円、受取手形及び売掛金が137億円減少したことなどによります。
負債合計は、前連結会計年度末比87億4千7百万円減の862億8千3百万円となりました。また、純資産合計は、前連結会計年度末比66億4千3百万円増の3,591億6千2百万円となりました。この結果、自己資本比率は80.4%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は111百万円であります。