有価証券報告書-第121期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 11:06
【資料】
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【項目】
72項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当事業年度の売上高は9,722百万円(前事業年度比411百万円、4.1%減)となりました。
平成27年1月31日をもって建替えのため本舘が閉鎖、休館となったため、宴会、食堂、売店その他の各部門で前事業年度に比べ減収となりました。
営業費用(売上原価、販売費及び一般管理費)は、本舘の売上減少に伴う売上原価の減少に加え、継続的な原価管理の徹底と業務全般の効率化による諸経費削減の効果もあり、9,395百万円(前事業年度比255百万円減)となりました。
この結果、営業利益は326百万円(同155百万円減)、経常利益は370百万円(同146百万円減)となりました。
特別利益については投資有価証券売却益44百万円を、特別損失については本舘の閉鎖および休館に伴い固定資産の処分や本社の移転費用など124百万円を、それぞれ計上しました。
これらの結果、当期純利益は103百万円(同169百万円減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当事業年度末の総資産は、138百万円(1.2%)減少して、11,214百万円となりました。流動資産は423百万円(9.8%)減少の3,916百万円、固定資産は284百万円(4.1%)増加の7,298百万円となりました。
流動資産減少の主な要因は、現金及び預金517百万円、売掛金が222百万円それぞれ減少し、有価証券が379百万円増加したことなどによるものであります。
固定資産のうち有形固定資産は、204百万円増加の4,070百万円となり、その主な要因は富国ビル営業所の改装工事などで384百万円増加し、減価償却の実施や除却により180百万円減少したことなどによるものであります。
投資その他の資産は、80百万円増加の3,225百万円となり、その主な要因は投資有価証券が412百万円増加し、敷金及び保証金が84百万円減少したことなどによるものであります。
当事業年度末の負債の合計は、460百万円(10.0%)減少の4,159百万円となりました。流動負債は173百万円(10.9%)減少の1,416百万円、固定負債は286百万円(9.5%)減少の2,742百万円となりました。
流動負債減少の主な要因は、預り金が222百万円減少し、未払消費税等が110百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債減少の主な要因は、退職給付引当金が269百万円減少したことなどによるものであります。
当事業年度末の純資産合計は、321百万円(4.8%)増加して7,054百万円となりました。その主な要因は当期純利益103百万円、剰余金の配当83百万円などによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
「第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。