半期報告書-第59期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
なお、当中間連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、遡及処理後の数値で前年同期比較を行っている。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が引き続き大きく影響し、個人消費や経済活動に影響を与え厳しい状況となったが、ワクチン接種の進捗に伴い経済活動に正常化の兆しも見られる状況となってきた。
当社グループを取り巻くホテル業界においては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、度重なる緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用を受け、飲食店や大規模商業施設などの営業が制限されるなど、インバウンド需要の消失や国内の様々な活動自粛が加わり、引き続き厳しい経営環境が続いている。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が13,368百万円と前年同期に比べ3,542百万円の増収、営業損失では6,547百万円と前年同期に比べ3,180百万円の改善、経常損失では2,772百万円と前年同期に比べ3,417百万円の改善となった。また、親会社株主に帰属する中間純損失では2,860百万円と前年同期に比べ3,297百万円の改善となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は12,036百万円と前年同期に比べ3,499百万円の増収となり、営業損失は6,110百万円と前年同期に比べ3,372百万円の改善となった。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は1,332百万円と前年同期に比べ42百万円の増収となり、営業利益は875百万円と前年同期に比べ3百万円の減益となった。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して5,517百万円減少の197,341百万円となった。当中間連結会計期間末の負債合計は、未払費用及び預り金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して2,700百万円減少の128,561百万円となった。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純損失などにより、前連結会計年度末と比較して2,817百万円減少の68,779百万円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は5,687百万円である。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△5,003百万円と前年同期に比べ500百万円の増加となった。これは主に税金等調整前中間純損失の減少によるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、670百万円と前年同期に比べ2,161百万円の増加となった。これは主に定期預金の払い戻しによる資金の増加である。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,166百万円と前年同期に比べ148百万円の減少となった。これは主に当中間連結会計期間において長期借入れによる収入が前年同期に比べ減少したことによるものである。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はない。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
(注)セグメント間取引については相殺消去している。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものである。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、お客様と従業員の健康、安全確保を最優先に、職域接種による従業員へのワクチン接種、全従業員の毎日の健康観察、手指消毒、施設内換気の徹底、ディスタンスを拡げたテーブルレイアウトの工夫等によって館内衛生水準を向上させ、自治体の要請に基づきレストラン休業や営業時間短縮も行い、感染リスクの低減を図り、必要最低人数でのオペレーションや交互出勤体制構築等のリスク対策を施してきたが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ワクチン接種の進展によるマインドの改善や段階的な行動制限の緩和等により、宿泊・レストラン・宴会の主要3部門とも売上は前年を上回ったものの、特需として期待された東京オリンピック・パラリンピックの無観客による開催や継続的な行動自粛要請等により、コロナ禍前の需要には戻らず引き続き厳しい経営状況が続いた。
その結果、売上高は13,368百万円となり、前中間連結会計期間に比べ3,542百万円の増収となった。費用面においては、業務委託の内製化等、人件費圧縮を中心に一般管理費の全面的な見直しを実施した。さらに営業外収益で雇用調整助成金や時短協力金等の政府支援策を活用したことにより、前中間連結会計期間に比べ経営成績は改善したものの、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は甚大で、大幅な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する中間純損失を計上することとなった。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものである。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応している。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めていく。
新型コロナウイルス感染症への対応として、影響の長期化に備えて資金調達の安定化を図り、運転資金を厚く確保するため、当中間連結会計期間において借入枠10,000百万円の契約期間延長を行った。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は71,763百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は5,687百万円となっている。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
なお、当中間連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、遡及処理後の数値で前年同期比較を行っている。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が引き続き大きく影響し、個人消費や経済活動に影響を与え厳しい状況となったが、ワクチン接種の進捗に伴い経済活動に正常化の兆しも見られる状況となってきた。
当社グループを取り巻くホテル業界においては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、度重なる緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用を受け、飲食店や大規模商業施設などの営業が制限されるなど、インバウンド需要の消失や国内の様々な活動自粛が加わり、引き続き厳しい経営環境が続いている。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が13,368百万円と前年同期に比べ3,542百万円の増収、営業損失では6,547百万円と前年同期に比べ3,180百万円の改善、経常損失では2,772百万円と前年同期に比べ3,417百万円の改善となった。また、親会社株主に帰属する中間純損失では2,860百万円と前年同期に比べ3,297百万円の改善となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は12,036百万円と前年同期に比べ3,499百万円の増収となり、営業損失は6,110百万円と前年同期に比べ3,372百万円の改善となった。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は1,332百万円と前年同期に比べ42百万円の増収となり、営業利益は875百万円と前年同期に比べ3百万円の減益となった。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して5,517百万円減少の197,341百万円となった。当中間連結会計期間末の負債合計は、未払費用及び預り金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して2,700百万円減少の128,561百万円となった。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純損失などにより、前連結会計年度末と比較して2,817百万円減少の68,779百万円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は5,687百万円である。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△5,003百万円と前年同期に比べ500百万円の増加となった。これは主に税金等調整前中間純損失の減少によるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、670百万円と前年同期に比べ2,161百万円の増加となった。これは主に定期預金の払い戻しによる資金の増加である。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,166百万円と前年同期に比べ148百万円の減少となった。これは主に当中間連結会計期間において長期借入れによる収入が前年同期に比べ減少したことによるものである。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はない。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 令和3年4月1日 至 令和3年9月30日) | 前年同期比(%) |
| ホテル事業(百万円) | 12,036 | 141.00 |
| 貸店舗事業(百万円) | 1,332 | 103.27 |
| 合計(百万円) | 13,368 | 136.05 |
(注)セグメント間取引については相殺消去している。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものである。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、お客様と従業員の健康、安全確保を最優先に、職域接種による従業員へのワクチン接種、全従業員の毎日の健康観察、手指消毒、施設内換気の徹底、ディスタンスを拡げたテーブルレイアウトの工夫等によって館内衛生水準を向上させ、自治体の要請に基づきレストラン休業や営業時間短縮も行い、感染リスクの低減を図り、必要最低人数でのオペレーションや交互出勤体制構築等のリスク対策を施してきたが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ワクチン接種の進展によるマインドの改善や段階的な行動制限の緩和等により、宿泊・レストラン・宴会の主要3部門とも売上は前年を上回ったものの、特需として期待された東京オリンピック・パラリンピックの無観客による開催や継続的な行動自粛要請等により、コロナ禍前の需要には戻らず引き続き厳しい経営状況が続いた。
その結果、売上高は13,368百万円となり、前中間連結会計期間に比べ3,542百万円の増収となった。費用面においては、業務委託の内製化等、人件費圧縮を中心に一般管理費の全面的な見直しを実施した。さらに営業外収益で雇用調整助成金や時短協力金等の政府支援策を活用したことにより、前中間連結会計期間に比べ経営成績は改善したものの、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は甚大で、大幅な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する中間純損失を計上することとなった。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものである。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応している。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めていく。
新型コロナウイルス感染症への対応として、影響の長期化に備えて資金調達の安定化を図り、運転資金を厚く確保するため、当中間連結会計期間において借入枠10,000百万円の契約期間延長を行った。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は71,763百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は5,687百万円となっている。