半期報告書-第58期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2020/12/21 10:17
【資料】
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【項目】
102項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が国内外で拡大する中、政府の緊急事態宣言発出に伴う休業要請や外出自粛により、企業収益の悪化や個人消費の落ち込みが激しく、非常に厳しい状況が続いた。
当社グループを取り巻くホテル業界においては、新型コロナウイルス感染症の影響を直接的に受けており、政府や自治体からの緊急事態宣言による休業要請や外出自粛によるキャンセルに歯止めがかからない中、インバウンド需要の消失や国内の様々な活動自粛が加わり、厳しい経営環境が続きかつて無い困難に直面している。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が11,927百万円と前年同期に比べ23,398百万円の減収、営業損失では9,727百万円と前年同期に比べ12,450百万円の減益、経常損失では6,190百万円と前年同期に比べ10,159百万円の減益となった。また、親会社株主に帰属する中間純損失では6,158百万円と前年同期に比べ9,055百万円の減益となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は8,529百万円と前年同期に比べ23,300百万円の減収となり、営業損失は9,482百万円と前年同期に比べ12,712百万円の減益となった。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は3,398百万円と前年同期に比べ97百万円の減収となり、営業利益は879百万円と前年同期に比べ250百万円の減益となった。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して4,413百万円減少の202,561百万円となった。当中間連結会計期間末の負債合計は、長期借入金の増加などにより、前連結会計年度末と比較して2,168百万円増加の124,021百万円となった。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純損失などにより、前連結会計年度末と比較して6,581百万円減少の78,539百万円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は7,756百万円である。
営業活動によるキャッシュ・フローは、△5,503百万円と前年同期に比べ8,863百万円の減少となった。これは主に税金等調整前中間純損失の計上によるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,490百万円と前年同期に比べ692百万円の増加となった。これは主に前中間連結会計期間に比べ、有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,314百万円と前年同期に比べ5,863百万円の増加となった。これは主に当中間連結会計期間において長期借入れによる収入が増加したことによるものである。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はない。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 令和2年4月1日
至 令和2年9月30日)
前年同期比(%)
ホテル事業(百万円)8,52926.80
貸店舗事業(百万円)3,39897.20
合計(百万円)11,92733.76

(注)1.セグメント間取引については相殺消去している。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていない。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものである。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により宿泊数やレストラン利用が大きく減少し、宴会のキャンセルが相次ぐなど、大幅な減収を余儀なくされた。当社グループとしては、お客様、従業員の安全、健康確保を最優先に、ホテル主催イベントの自粛、レストラン営業休止や営業時間短縮、3密回避のためのテーブルレイアウトの工夫等、感染リスク低減に取り組んだほか、全従業員のマスク着用、手洗い・消毒、出勤時検温の徹底に加え、必要最低人数でのオペレーションや交互出勤体制構築等のリスク対策を施してきた。 その結果、貸店舗事業は前中間連結会計期間並みの売上高を確保したものの、ホテル事業の落ち込みが著しく、売上高は11,927百万円となり、前中間連結会計期間に比べ23,398百万円の減収となった。費用面においては、一般管理費など全面的な見直しを実施したことにより、人件費、光熱水道料及び賃借料は減少し、さらに営業外収益で雇用調整助成金2,684百万円を計上したが、売上高の減収が大きく、大幅な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する中間純損失を計上することとなった。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものである。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応している。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めていく。
新型コロナウイルス感染症への対応として、影響の長期化に備えて資金調達の安定化を図り、運転資金を厚く確保するため、当中間連結会計期間において新たな資金の借入4,000百万円及び借入枠の設定11,000百万円を行った。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は64,311百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は7,756百万円となっている。

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