有価証券報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、海外通商政策の動向や地政学リスクの高まりによる影響を受けつつも、高水準の賃上げによる所得環境の改善や、堅調な設備投資が景気の下支えとなりました。一方、物価高の継続によって実質賃金の伸びが抑えられ、個人消費は回復基調にあるものの、相対的にそのペースは緩慢なものとなりました。
ホテル業界におきましては、日本人宿泊者数は微減となりましたが、令和7年の訪日外客数は4,200万人を超えて過去最多を更新し、インバウンド需要が国内宿泊施設の業績を牽引しました。
こうした中、当社グループにおきましては、お客さまからの期待に応え、十分にご満足いただけるよう、商品、サービスの品質を高め、施設の改善、改装を施し、絶え間ない工夫と進化に取り組んでまいりました。
なお、当連結会計年度におきましては、流動化していたガーデンコートビルにつきまして、一体的、効率的な事業運営を更に推進すべく、その信託受益権を令和8年2月末に買戻しいたしました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は80,088百万円(前期比110.6%)、営業利益12,147百万円(同142.9%)、経常利益は14,512百万円(同132.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益20,404百万円(同212.8%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.ホテル事業
宿泊部門は、時季に応じて変動するインバウンド需要を見極め、クオリティにふさわしい適切なプライシングとの最適な組み合わせを追求し、客室販売ポートフォリオの収益性向上に努めてまいりました結果、同部門の売上高は前期比113.3%となりました。
レストラン部門は、スーパーショートケーキに代表される新作スイーツ、パンやうどんなど日常食材の付加価値を高めた新たな人気商品やノンアルコールドリンクの開発など、「フード、ビバレッジ、スイーツ」の重層的なブランド展開による基盤強化を推進し、同部門の売上高は前期比105.1%となりました。
宴会部門は、前期にリニューアルした宴会場の集客力増や大型の国際会議、国際スポーツ案件や、企業周年、インセンティブなどの受注強化策が実を結び、同部門の売上高は前期比112.6%となりました。
この結果、ホテル事業の売上高は76,821百万円と前期比7,410百万円の増収となり、営業利益は13,620百万円と前期比3,419百万円の増益となりました。
b.貸店舗事業
貸店舗事業につきましては、移転、減床や商業区画での退店に対し、既存テナントの増床ニーズを丁寧にフォローし、新規誘致にも継続的に取り組み、同事業の売上高は前期比109.5%となりました。
この結果、貸店舗事業の売上高は3,267百万円と前期比284百万円の増収となり、営業利益は2,015百万円と前期比97百万円の増益となりました。
また、財政状態については、当連結会計年度末の資産合計は、ガーデンコートビル取得や商品価値を高める設備投資、営業環境の好調を背景とした現金及び預金、売掛金の増加等により、前連結会計年度に比べ73,180百万円増加の289,093百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、ガーデンコートビル取得に伴う長期借入金の増加等により、前連結会計年度に比べ50,827百万円増加の175,691百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、前連結会計年度に比べ22,353百万円増加の113,401百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は20,751百万円であり、前連結会計年度に比べ7,927百万円の増加となりました。主な要因は、好調なホテル業績を背景に営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことや、ガーデンコートビルの取得に対応して長期借入れによる収入があったこと等によるものであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、17,163百万円と前期に比べ6,696百万円の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が増加したことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△61,132百万円と前期に比べ54,682百万円の支出の増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、51,903百万円と前期に比べ54,172百万円の増加となりました。これは主に、長期借入れによる収入が増加したことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは、当連結会計年度の経営環境において、お客さまからの期待に応え、十分にご満足いただけるよう、商品、サービスの品質を高め、施設の改善、改装を施し、絶え間ない工夫と進化に取り組み、以下の施策を実行してまいりました。
売上面では、当社競争力の源泉である「フード、ビバレッジ、スイーツ」に、四季折々の花々や立地を活かした眺望など、当社独自のコンテンツを融合させた体験価値の高い商品開発に取り組むほか、人気アニメとのコラボレーションや食材生産地と連携したフェアを積極的に展開して幅広いお客さまに魅力をお伝えし、また、旬の厳選素材や海外ゲストからも人気の銘柄和牛を使った季節毎の新作メニューをお楽しみいただくなど、当社の強みを多角的に掛け合わせ、付加価値向上に努めてまいりました。顧客開拓においては、ニューオータニクラブへの入会促進と会員ご利用の活性化、海外富裕層に対しては、海外有力コンソーシアムとのネットワーク拡大と連携強化を通じて当社グループのブランド浸透を推進し、海外賓客や国際スポーツイベント、企業案件の誘致など、「家族団欒から国際会議まで」幅広く需要の取り込みに注力してまいりました。特にホテルニューオータニ大阪においては、大阪・関西万博の開幕レセプションを承り、多くの国内外賓客をお迎えするなど、万博の成功を支える役割を担うことができました。
費用面においては、世界的な食材価格、エネルギー価格の高騰に対し、食材調達と利用の工夫、LED化の推進や熱源設備運用の最適化によってコスト低減に努めてまいりました。
継続的なブランディング施策として、「エグゼクティブハウス 禅」が格付け機関から最高評価である「五つ星」を、「ザ・メイン」は「四つ星」を獲得して「九つ星」を維持すると共に、従業員の健康管理に経営的な視点で戦略的に取り組む企業として健康経営優良法人に認定され、着実に成果を上げてまいりました。当社は創業以来、環境への配慮もおもてなしの一部と位置づけ、資源リサイクルや省エネルギーに取り組み、「地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり」を推進してまいりました。
その結果、売上高は好調なインバウンド需要を背景に80,088百万円となり、前連結会計年度に比べ7,694百万円の増収となりました。費用面においては、売上原価、販売費及び一般管理費は、継続的な賃上げによる人件費の増加、国際情勢の不安定化や円安に伴う原材料費の高騰、資源価格の高騰などの影響を受け増加したものの、インバウンド需要や販売価格の改定等による売上高の増加により、前年に比べ営業利益は大幅に増益となりました。経常利益においては、ガーデンコートビル買戻しに伴う匿名組合配当金を計上したことなどにより、大幅な増益となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益についても、特別利益においてガーデンコートビル買戻しによる匿名組合投資利益を計上したことから、同様に大幅な増益となりました。
財政状態につきましては、ガーデンコートビルの取得や商品価値向上のための設備投資、好調な営業環境に伴う現金及び預金、売掛金の増加などにより資産合計が増加いたしました。一方、当該ビル取得に伴う長期借入金の調達などにより負債合計が増加したものの、親会社株主に帰属する当期純利益20,404百万円の計上などにより純資産合計も増加し、財務基盤の維持に努めております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、ガーデンコートビルの買戻し等に伴う設備投資に対し、金融機関からの長期借入れによる資金調達を行うとともに、好調なホテル業績を背景とした営業活動によるキャッシュ・フローの創出があったことから、前連結会計年度末に比べ7,927百万円増加し、20,751百万円となりました。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の維持更新費用や、施設の高付加価値化に向けた改修等の設備投資によるものであります。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応しております。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めてまいります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は118,016百万円であります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、海外通商政策の動向や地政学リスクの高まりによる影響を受けつつも、高水準の賃上げによる所得環境の改善や、堅調な設備投資が景気の下支えとなりました。一方、物価高の継続によって実質賃金の伸びが抑えられ、個人消費は回復基調にあるものの、相対的にそのペースは緩慢なものとなりました。
ホテル業界におきましては、日本人宿泊者数は微減となりましたが、令和7年の訪日外客数は4,200万人を超えて過去最多を更新し、インバウンド需要が国内宿泊施設の業績を牽引しました。
こうした中、当社グループにおきましては、お客さまからの期待に応え、十分にご満足いただけるよう、商品、サービスの品質を高め、施設の改善、改装を施し、絶え間ない工夫と進化に取り組んでまいりました。
なお、当連結会計年度におきましては、流動化していたガーデンコートビルにつきまして、一体的、効率的な事業運営を更に推進すべく、その信託受益権を令和8年2月末に買戻しいたしました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は80,088百万円(前期比110.6%)、営業利益12,147百万円(同142.9%)、経常利益は14,512百万円(同132.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益20,404百万円(同212.8%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
a.ホテル事業
宿泊部門は、時季に応じて変動するインバウンド需要を見極め、クオリティにふさわしい適切なプライシングとの最適な組み合わせを追求し、客室販売ポートフォリオの収益性向上に努めてまいりました結果、同部門の売上高は前期比113.3%となりました。
レストラン部門は、スーパーショートケーキに代表される新作スイーツ、パンやうどんなど日常食材の付加価値を高めた新たな人気商品やノンアルコールドリンクの開発など、「フード、ビバレッジ、スイーツ」の重層的なブランド展開による基盤強化を推進し、同部門の売上高は前期比105.1%となりました。
宴会部門は、前期にリニューアルした宴会場の集客力増や大型の国際会議、国際スポーツ案件や、企業周年、インセンティブなどの受注強化策が実を結び、同部門の売上高は前期比112.6%となりました。
この結果、ホテル事業の売上高は76,821百万円と前期比7,410百万円の増収となり、営業利益は13,620百万円と前期比3,419百万円の増益となりました。
b.貸店舗事業
貸店舗事業につきましては、移転、減床や商業区画での退店に対し、既存テナントの増床ニーズを丁寧にフォローし、新規誘致にも継続的に取り組み、同事業の売上高は前期比109.5%となりました。
この結果、貸店舗事業の売上高は3,267百万円と前期比284百万円の増収となり、営業利益は2,015百万円と前期比97百万円の増益となりました。
また、財政状態については、当連結会計年度末の資産合計は、ガーデンコートビル取得や商品価値を高める設備投資、営業環境の好調を背景とした現金及び預金、売掛金の増加等により、前連結会計年度に比べ73,180百万円増加の289,093百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、ガーデンコートビル取得に伴う長期借入金の増加等により、前連結会計年度に比べ50,827百万円増加の175,691百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、前連結会計年度に比べ22,353百万円増加の113,401百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は20,751百万円であり、前連結会計年度に比べ7,927百万円の増加となりました。主な要因は、好調なホテル業績を背景に営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことや、ガーデンコートビルの取得に対応して長期借入れによる収入があったこと等によるものであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、17,163百万円と前期に比べ6,696百万円の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が増加したことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△61,132百万円と前期に比べ54,682百万円の支出の増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、51,903百万円と前期に比べ54,172百万円の増加となりました。これは主に、長期借入れによる収入が増加したことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) | 前期比(%) |
| ホテル事業(百万円) | 76,821 | 110.7 |
| 貸店舗事業(百万円) | 3,267 | 109.5 |
| 合計(百万円) | 80,088 | 110.6 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは、当連結会計年度の経営環境において、お客さまからの期待に応え、十分にご満足いただけるよう、商品、サービスの品質を高め、施設の改善、改装を施し、絶え間ない工夫と進化に取り組み、以下の施策を実行してまいりました。
売上面では、当社競争力の源泉である「フード、ビバレッジ、スイーツ」に、四季折々の花々や立地を活かした眺望など、当社独自のコンテンツを融合させた体験価値の高い商品開発に取り組むほか、人気アニメとのコラボレーションや食材生産地と連携したフェアを積極的に展開して幅広いお客さまに魅力をお伝えし、また、旬の厳選素材や海外ゲストからも人気の銘柄和牛を使った季節毎の新作メニューをお楽しみいただくなど、当社の強みを多角的に掛け合わせ、付加価値向上に努めてまいりました。顧客開拓においては、ニューオータニクラブへの入会促進と会員ご利用の活性化、海外富裕層に対しては、海外有力コンソーシアムとのネットワーク拡大と連携強化を通じて当社グループのブランド浸透を推進し、海外賓客や国際スポーツイベント、企業案件の誘致など、「家族団欒から国際会議まで」幅広く需要の取り込みに注力してまいりました。特にホテルニューオータニ大阪においては、大阪・関西万博の開幕レセプションを承り、多くの国内外賓客をお迎えするなど、万博の成功を支える役割を担うことができました。
費用面においては、世界的な食材価格、エネルギー価格の高騰に対し、食材調達と利用の工夫、LED化の推進や熱源設備運用の最適化によってコスト低減に努めてまいりました。
継続的なブランディング施策として、「エグゼクティブハウス 禅」が格付け機関から最高評価である「五つ星」を、「ザ・メイン」は「四つ星」を獲得して「九つ星」を維持すると共に、従業員の健康管理に経営的な視点で戦略的に取り組む企業として健康経営優良法人に認定され、着実に成果を上げてまいりました。当社は創業以来、環境への配慮もおもてなしの一部と位置づけ、資源リサイクルや省エネルギーに取り組み、「地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり」を推進してまいりました。
その結果、売上高は好調なインバウンド需要を背景に80,088百万円となり、前連結会計年度に比べ7,694百万円の増収となりました。費用面においては、売上原価、販売費及び一般管理費は、継続的な賃上げによる人件費の増加、国際情勢の不安定化や円安に伴う原材料費の高騰、資源価格の高騰などの影響を受け増加したものの、インバウンド需要や販売価格の改定等による売上高の増加により、前年に比べ営業利益は大幅に増益となりました。経常利益においては、ガーデンコートビル買戻しに伴う匿名組合配当金を計上したことなどにより、大幅な増益となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益についても、特別利益においてガーデンコートビル買戻しによる匿名組合投資利益を計上したことから、同様に大幅な増益となりました。
財政状態につきましては、ガーデンコートビルの取得や商品価値向上のための設備投資、好調な営業環境に伴う現金及び預金、売掛金の増加などにより資産合計が増加いたしました。一方、当該ビル取得に伴う長期借入金の調達などにより負債合計が増加したものの、親会社株主に帰属する当期純利益20,404百万円の計上などにより純資産合計も増加し、財務基盤の維持に努めております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、ガーデンコートビルの買戻し等に伴う設備投資に対し、金融機関からの長期借入れによる資金調達を行うとともに、好調なホテル業績を背景とした営業活動によるキャッシュ・フローの創出があったことから、前連結会計年度末に比べ7,927百万円増加し、20,751百万円となりました。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の維持更新費用や、施設の高付加価値化に向けた改修等の設備投資によるものであります。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応しております。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めてまいります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は118,016百万円であります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。