半期報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、賃上げを背景とした所得環境の改善や旺盛なインバウンド需要などにより、緩やかな回復基調が続きました。一方、世界的な金融引き締めの動きや不安定な国際情勢に加え、円安に伴う原材料・エネルギー価格高騰による物価上昇は継続しており、消費マインドに影響を与えるなど、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
このような経済環境下、当社グループにおいては、インバウンド需要の増加や堅調な国内経済による宴会需要の増加を追い風に、売上高は大きく伸長いたしました。原材料価格の高騰に対しては適正な販売価格への転嫁を進めるなど収益性の改善に注力いたしました。
これらの結果、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が36,295百万円と前年同期に比べ4,018百万円の増収、営業利益は4,494百万円と前年同期に比べ2,119百万円の増益、経常利益は4,973百万円と前年同期に比べ1,587百万円の増益となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は4,268百万円と前年同期に比べ1,328百万円の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は34,821百万円と、前年同期に比べ4,014百万円の増収となり、営業利益は5,321百万円と前年同期に比べ2,010百万円の増益となりました。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は1,474百万円と、前年同期に比べ3百万円の増収となり、営業利益は906百万円と前年同期に比べ43百万円の減益となりました。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、売掛金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して140百万円減少の215,773百万円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して4,639百万円減少の120,225百万円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純利益などにより、前連結会計年度末と比較して4,499百万円増加の95,547百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は12,208百万円であります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,138百万円と前年同期に比べ1,267百万円の増加となりました。これは主に税金等調整前中間純利益の増加によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,858百万円と前年同期に比べ515百万円の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△2,835百万円と前年同期に比べ4,799百万円の減少となりました。これは主に長期借入れによる収入が減少したことによるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、旺盛なインバウンド需要の拡大、賃上げを背景とした個人需要の回復、堅調な企業業績による宴会需要の増加に加え、国内での各種イベント開催による特需もあり、売上高および各利益は増加いたしました。今後もインバウンドの増加が見込まれますが、特需の反動、外資系ホテルの新規参入、競合ホテルの建て替えなど、業界における競争環境は一層厳しさを増すものと想定しております。このような厳しい環境下においても、当社は創業以来築き上げてきたニューオータニブランドの価値を最大化すべく、「ブランド力の向上」を意識した施策を全ての事業活動において実行し、「唯一無二」のホテルづくりを目指してまいります。
売上施策の面では、高収益型の客室販売ポートフォリオを構築するため、ニューオータニクラブ会員や海外有力コンソーシアムを通じた海外富裕層向けプロモーション強化に努めました。また、料飲部門では、海外ゲストに人気の高い和牛メニューをはじめとする厳選素材を活用した新メニュー開発や季節に応じたプロモーションを展開し、集客を促進いたしました。さらに、海外賓客の宿泊や国際会議、企業案件の誘致など、「家族団欒から国際会議まで」幅広い層の需要の取り込みに注力いたしました。
コスト面においては、世界的な食材価格やエネルギー価格の高騰、および稼働増加に伴う人員体制の強化や賃上げによる人件費の増加といった費用増要因が発生いたしました。これに対し、食材調達・利用の効率化、LED化の推進、熱源設備運用の最適化などによるコスト低減努力に加え、インバウンドの力強い需要を背景とした販売価格の改定等を実施し、収益性の向上を図りました。
併せて継続的なブランディング施策として、エグゼクティブハウス禅の五つ星、ザ・メインの四つ星獲得による九つ星の維持、および従業員の健康管理に戦略的に取り組む健康経営優良法人(ホワイト500)への認定などにより、着実に競争力の源泉を強化してまいりました。また、環境への配慮を「おもてなし」の一部と位置づけ、資源リサイクルや省エネルギーの取り組みを推進し、持続可能なホテル経営を目指しております。
以上の施策の結果、売上高は主に旺盛なインバウンド需要の取り込みにより36,295百万円となり、前中間連結会計期間に比べ4,018百万円の増収となりました。費用面では、人件費、原材料費の高騰等により売上原価および販売費及び一般管理費は増加したものの、販売価格の改定等による収益改善努力が奏功し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益は増加いたしました。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの主な資金需要は、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものであります。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金を主要な源泉としつつ、金融機関とのシンジケートローン契約および相対取引による借入等により、安定的に資金調達を行い対応しております。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めてまいります。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は63,209百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は12,208百万円となりました。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、賃上げを背景とした所得環境の改善や旺盛なインバウンド需要などにより、緩やかな回復基調が続きました。一方、世界的な金融引き締めの動きや不安定な国際情勢に加え、円安に伴う原材料・エネルギー価格高騰による物価上昇は継続しており、消費マインドに影響を与えるなど、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
このような経済環境下、当社グループにおいては、インバウンド需要の増加や堅調な国内経済による宴会需要の増加を追い風に、売上高は大きく伸長いたしました。原材料価格の高騰に対しては適正な販売価格への転嫁を進めるなど収益性の改善に注力いたしました。
これらの結果、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が36,295百万円と前年同期に比べ4,018百万円の増収、営業利益は4,494百万円と前年同期に比べ2,119百万円の増益、経常利益は4,973百万円と前年同期に比べ1,587百万円の増益となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は4,268百万円と前年同期に比べ1,328百万円の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は34,821百万円と、前年同期に比べ4,014百万円の増収となり、営業利益は5,321百万円と前年同期に比べ2,010百万円の増益となりました。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は1,474百万円と、前年同期に比べ3百万円の増収となり、営業利益は906百万円と前年同期に比べ43百万円の減益となりました。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、売掛金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して140百万円減少の215,773百万円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して4,639百万円減少の120,225百万円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純利益などにより、前連結会計年度末と比較して4,499百万円増加の95,547百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は12,208百万円であります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,138百万円と前年同期に比べ1,267百万円の増加となりました。これは主に税金等調整前中間純利益の増加によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,858百万円と前年同期に比べ515百万円の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△2,835百万円と前年同期に比べ4,799百万円の減少となりました。これは主に長期借入れによる収入が減少したことによるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 令和7年4月1日 至 令和7年9月30日) | 前年同期比(%) |
| ホテル事業(百万円) | 34,821 | 113.0 |
| 貸店舗事業(百万円) | 1,474 | 100.3 |
| 合計(百万円) | 36,295 | 112.5 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、旺盛なインバウンド需要の拡大、賃上げを背景とした個人需要の回復、堅調な企業業績による宴会需要の増加に加え、国内での各種イベント開催による特需もあり、売上高および各利益は増加いたしました。今後もインバウンドの増加が見込まれますが、特需の反動、外資系ホテルの新規参入、競合ホテルの建て替えなど、業界における競争環境は一層厳しさを増すものと想定しております。このような厳しい環境下においても、当社は創業以来築き上げてきたニューオータニブランドの価値を最大化すべく、「ブランド力の向上」を意識した施策を全ての事業活動において実行し、「唯一無二」のホテルづくりを目指してまいります。
売上施策の面では、高収益型の客室販売ポートフォリオを構築するため、ニューオータニクラブ会員や海外有力コンソーシアムを通じた海外富裕層向けプロモーション強化に努めました。また、料飲部門では、海外ゲストに人気の高い和牛メニューをはじめとする厳選素材を活用した新メニュー開発や季節に応じたプロモーションを展開し、集客を促進いたしました。さらに、海外賓客の宿泊や国際会議、企業案件の誘致など、「家族団欒から国際会議まで」幅広い層の需要の取り込みに注力いたしました。
コスト面においては、世界的な食材価格やエネルギー価格の高騰、および稼働増加に伴う人員体制の強化や賃上げによる人件費の増加といった費用増要因が発生いたしました。これに対し、食材調達・利用の効率化、LED化の推進、熱源設備運用の最適化などによるコスト低減努力に加え、インバウンドの力強い需要を背景とした販売価格の改定等を実施し、収益性の向上を図りました。
併せて継続的なブランディング施策として、エグゼクティブハウス禅の五つ星、ザ・メインの四つ星獲得による九つ星の維持、および従業員の健康管理に戦略的に取り組む健康経営優良法人(ホワイト500)への認定などにより、着実に競争力の源泉を強化してまいりました。また、環境への配慮を「おもてなし」の一部と位置づけ、資源リサイクルや省エネルギーの取り組みを推進し、持続可能なホテル経営を目指しております。
以上の施策の結果、売上高は主に旺盛なインバウンド需要の取り込みにより36,295百万円となり、前中間連結会計期間に比べ4,018百万円の増収となりました。費用面では、人件費、原材料費の高騰等により売上原価および販売費及び一般管理費は増加したものの、販売価格の改定等による収益改善努力が奏功し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益は増加いたしました。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの主な資金需要は、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものであります。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金を主要な源泉としつつ、金融機関とのシンジケートローン契約および相対取引による借入等により、安定的に資金調達を行い対応しております。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めてまいります。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は63,209百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は12,208百万円となりました。