半期報告書-第57期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、堅調な企業業績など緩やかな回復基調はあるものの、米中の貿易摩擦等の海外情勢による景気への影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況にある。
ホテル業界においては、新規ホテルの開業など競争環境の激化に加え、自然災害によるキャンセルなどが業界環境に影響を及ぼしたものの、訪日外国人は引き続き増加しており、宿泊人員は堅調に推移した。また、料飲部門においてもレストランの1人当たり単価の上昇もあり堅調に推移した。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が35,326百万円と前年同期に比べ1,735百万円の増収、営業利益では2,723百万円と前年同期に比べ607百万円の増益、経常利益では3,969百万円と前年同期に比べ704百万円の増益となった。また、親会社株主に帰属する中間純利益では2,896百万円と前年同期に比べ162百万円の減益となった。
なお、前連結会計年度より会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で比較を行っている。
セグメントの業績は次のとおりである。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は31,829百万円と前年同期に比べ1,835百万円の増収となり、営業利益は3,230百万円と前年同期に比べ680百万円の増益となった。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は3,496百万円と前年同期に比べ100百万円の減収となり、営業利益は1,129百万円と前年同期に比べ14百万円の減益となった。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は現金及び預金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して2,508百万円減少の206,118百万円となった。当中間連結会計期間末の負債合計は長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して5,027百万円減少の121,310百万円となった。当中間連結会計期間末の純資産合計は親会社株主に帰属する中間純利益などにより、前連結会計年度末と比較して2,518百万円増加の84,807百万円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物の中間期末残高は7,275百万円である。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,359百万円と前年同期に比べ243百万円の減少となった。これは主に前中間連結会計期間に比べ、法人税等の支払額が増加したことによるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,183百万円と前年同期に比べ361百万円の減少となった。これは主に前中間連結会計期間に比べ、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△3,549百万円と前年同期に比べ566百万円の増加となった。これは主に当中間連結会計期間において長期借入金の返済による支出が減少したことによるものである。
③生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
(注)1.セグメント間取引については相殺消去している。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていない。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものである。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況に関し、一般に公正妥当と認められた会計基準に準拠して作成している。
この中間連結財務諸表及びその作成の基準となる重要な取引は適切に記録しており、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりである。
この中間連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っているが、不確実性又はリスクが内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性がある。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等の分析
当社グループは、お客様に「お役に立つ」「楽しんでいただく」「喜んでいただく」「寛いでいただく」を合言葉に全社一丸となって取り組んでおり、引き続き「収益性向上」と「財務体質の改善」のための施策を同時並行で実施した。特に収益性向上においては、インターネットなどマーケットチャネル別の営業体制強化や海外出張増強により訪日外国人個人に対し積極的な営業展開を行ったほか、日本人に対しては会員制組織ニューオータニクラブへのプロモーションの充実及び基盤強化に取り組むとともに、当社グループの強み、「フード、ビバレッジ、スイーツ」及び、日本庭園を前面に打ち出した施策などを強化し利用者層の拡充を図った。
更に、「選ばれるホテル」に向けたブランディング力強化施策としてエグゼクティブハウス禅において格付機関から四つ星を獲得した。また、健康経営への取組みにおいては、従業員及び家族の心身の健康、職場の健康を目指した健康経営優良法人(ホワイト500)に当社が認定され、社員の帰属意識、企業価値等の向上に寄与した。
この結果、営業収益においては、相次ぐ自然災害による影響も懸念されたが、訪日外国人の増加に伴う宿泊需要や法人利用が堅調に推移し、おおむね良好な経営環境となった。
その結果、売上高は35,326百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1,735百万円の増収となった。費用面においては、一般管理費など全面的な見直しを実施し、人件費が増加したが、営業利益及び経常利益は増益、親会社株主に帰属する中間純利益については、税金費用の増加により減益となった。
b. 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える各種リスク等については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりである。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものである。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応している。
引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めていく。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は61,673百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は7,275百万円となっている。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、堅調な企業業績など緩やかな回復基調はあるものの、米中の貿易摩擦等の海外情勢による景気への影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況にある。
ホテル業界においては、新規ホテルの開業など競争環境の激化に加え、自然災害によるキャンセルなどが業界環境に影響を及ぼしたものの、訪日外国人は引き続き増加しており、宿泊人員は堅調に推移した。また、料飲部門においてもレストランの1人当たり単価の上昇もあり堅調に推移した。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が35,326百万円と前年同期に比べ1,735百万円の増収、営業利益では2,723百万円と前年同期に比べ607百万円の増益、経常利益では3,969百万円と前年同期に比べ704百万円の増益となった。また、親会社株主に帰属する中間純利益では2,896百万円と前年同期に比べ162百万円の減益となった。
なお、前連結会計年度より会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で比較を行っている。
セグメントの業績は次のとおりである。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は31,829百万円と前年同期に比べ1,835百万円の増収となり、営業利益は3,230百万円と前年同期に比べ680百万円の増益となった。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は3,496百万円と前年同期に比べ100百万円の減収となり、営業利益は1,129百万円と前年同期に比べ14百万円の減益となった。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は現金及び預金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して2,508百万円減少の206,118百万円となった。当中間連結会計期間末の負債合計は長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末と比較して5,027百万円減少の121,310百万円となった。当中間連結会計期間末の純資産合計は親会社株主に帰属する中間純利益などにより、前連結会計年度末と比較して2,518百万円増加の84,807百万円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物の中間期末残高は7,275百万円である。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,359百万円と前年同期に比べ243百万円の減少となった。これは主に前中間連結会計期間に比べ、法人税等の支払額が増加したことによるものである。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,183百万円と前年同期に比べ361百万円の減少となった。これは主に前中間連結会計期間に比べ、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものである。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△3,549百万円と前年同期に比べ566百万円の増加となった。これは主に当中間連結会計期間において長期借入金の返済による支出が減少したことによるものである。
③生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 平成31年4月1日 至 令和元年9月30日) | 前年同期比(%) |
| ホテル事業(百万円) | 31,829 | 106.12 |
| 貸店舗事業(百万円) | 3,496 | 97.21 |
| 合計(百万円) | 35,326 | 105.17 |
(注)1.セグメント間取引については相殺消去している。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていない。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものである。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況に関し、一般に公正妥当と認められた会計基準に準拠して作成している。
この中間連結財務諸表及びその作成の基準となる重要な取引は適切に記録しており、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりである。
この中間連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っているが、不確実性又はリスクが内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性がある。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等の分析
当社グループは、お客様に「お役に立つ」「楽しんでいただく」「喜んでいただく」「寛いでいただく」を合言葉に全社一丸となって取り組んでおり、引き続き「収益性向上」と「財務体質の改善」のための施策を同時並行で実施した。特に収益性向上においては、インターネットなどマーケットチャネル別の営業体制強化や海外出張増強により訪日外国人個人に対し積極的な営業展開を行ったほか、日本人に対しては会員制組織ニューオータニクラブへのプロモーションの充実及び基盤強化に取り組むとともに、当社グループの強み、「フード、ビバレッジ、スイーツ」及び、日本庭園を前面に打ち出した施策などを強化し利用者層の拡充を図った。
更に、「選ばれるホテル」に向けたブランディング力強化施策としてエグゼクティブハウス禅において格付機関から四つ星を獲得した。また、健康経営への取組みにおいては、従業員及び家族の心身の健康、職場の健康を目指した健康経営優良法人(ホワイト500)に当社が認定され、社員の帰属意識、企業価値等の向上に寄与した。
この結果、営業収益においては、相次ぐ自然災害による影響も懸念されたが、訪日外国人の増加に伴う宿泊需要や法人利用が堅調に推移し、おおむね良好な経営環境となった。
その結果、売上高は35,326百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1,735百万円の増収となった。費用面においては、一般管理費など全面的な見直しを実施し、人件費が増加したが、営業利益及び経常利益は増益、親会社株主に帰属する中間純利益については、税金費用の増加により減益となった。
b. 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える各種リスク等については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりである。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものである。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応している。
引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めていく。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は61,673百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は7,275百万円となっている。