半期報告書-第62期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/12/26 11:04
【資料】
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【項目】
87項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、訪日外国人数の増加によるインバウンド需要の増加や、賃上げによる所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が続いております。一方、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の不安定化、円安に伴う原材料・エネルギー価格高騰による物価上昇が消費マインドに影響し、消費活動に一定の影響を与えるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻くホテル業界においては、インバウンド需要の増加により宿泊部門が大きく伸長し、原材料高騰に対しては適正な価格転嫁を進めるなど売上・利益の最大化に注力いたしました。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の当中間連結会計期間の業績は売上高が32,277百万円と前年同期に比べ1,710百万円の増収、営業利益は2,375百万円と前年同期に比べ73百万円の増益、経常利益は持分法による投資利益の減少により3,385百万円と前年同期に比べ818百万円の減益となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は2,940百万円と前年同期に比べ542百万円の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a.ホテル事業
ホテル事業の売上高は30,806百万円と前年同期に比べ1,672百万円の増収となり、営業利益は3,310百万円と前年同期に比べ189百万円の増益となりました。
b.貸店舗事業
貸店舗事業の外部顧客への売上高は1,470百万円と前年同期に比べ37百万円の増収となり、営業利益は949百万円と前年同期に比べ5百万円の増益となりました。
また、財政状態については、当中間連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の増加などにより、前連結会計年度末と比較して3,003百万円増加の210,339百万円となりました。当中間連結会計期間末の負債合計は、長期借入金の増加などにより、前連結会計年度末と比較して172百万円増加の125,716百万円となりました。当中間連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純利益などにより、前連結会計年度末と比較して2,831百万円増加の84,623百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物の中間期末残高は13,548百万円であります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,870百万円と前年同期に比べ15百万円の減少となりました。これは主に法人税等の支払額の増加によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,373百万円と前年同期に比べ1,481百万円の減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出の増加によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,963百万円と前年同期に比べ7,573百万円の増加となりました。これは主に短期借入金の返済による支出が減少したことによるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 令和6年4月1日
至 令和6年9月30日)
前年同期比(%)
ホテル事業(百万円)30,806105.7
貸店舗事業(百万円)1,470102.6
合計(百万円)32,277105.6

(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は、インバウンドや国内個人需要の回復、企業活動の正常化とともに、競合他社の動きも活発化し、当社グループは従来にも増して厳しい経営環境に直面しておりますが、これまで工夫と研究を重ねてきた新しい商品や新しいサービスに更に磨きをかけて品質を高め、また、細部にわたってコストの最適化を図ることで、新たな競争の時代に備えております。
売上施策面では、国内外の富裕層やファミリー利用をターゲットとした客室改装や、ニューオータニクラブ会員、海外有力コンソーシアムへのプロモーションなどを通じ、客室販売ポートフォリオの収益率向上に努めてまいりました。多彩なレストラン店舗では、海外ゲストに人気の高い和牛メニューの品揃えや、スイーツを始めとする新たなメニュー開発などによって競争力に磨きをかけ、また、主要国際会議や企業案件の誘致など、回復の進む需要の取り込みに注力いたしました。
コスト面においては、世界的な食材価格、エネルギー価格の高騰に対し、食材調達と利用の工夫、設備運用の最適化によってコスト低減に努めました。また、稼働の回復に対しては、人員体制の工夫と採用強化を進めました。
併せて継続的なブランディング施策として、エグゼクティブハウス禅が格付け機関から最高評価である五つ星を、ザ・メインは四つ星を獲得して九つ星を維持すると共に、従業員の健康管理に経営的な視点で戦略的に取り組む企業として健康経営優良法人に認定され、着実に成果を上げてまいりました。当社は創業以来、環境への配慮もおもてなしの一部と位置づけ、資源リサイクルや省エネルギーに取り組み、地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくりを推進してまいりました。
その結果、売上高は主に旺盛なインバウンド需要の取り込みにより32,277百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1,710百万円の増収となりました。費用面においては、売上原価、販売費及び一般管理費において、賃上げや人員増加による人件費の増加、国際情勢の不安定化や円安に伴う原材料費の高騰、資源価格高騰の影響を受け増加したものの、インバウンドの力強い需要を背景に、販売価格の改定等を実施することにより営業利益は増加、持分法による投資利益の減少により、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益は減少いたしました。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
当社グループの資金需要のうち主なものは、借入金等の有利子負債の返済のほか、運転資金として、ホテル事業における原材料等の購入費用、人件費を中心とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、ホテル設備の商品価値を高める改修等の設備投資によるものであります。
短期及び長期の資金需要については、「営業活動によるキャッシュ・フロー」により獲得した自己資金や金融機関とのシンジケートローン契約による借入、金融機関との相対取引による借入等により安定的に資金調達を行い対応しております。引き続き、業績向上により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増大を図るとともに、財務体質の強化及び有利子負債の圧縮を進めてまいります。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は69,886百万円となっており、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は13,548百万円となっております。

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