有価証券報告書-第73期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、年央までは比較的堅調に推移しましたが、世界経済の減速や消費税増税の影響に加え、中国発の新型コロナウイルスの全世界への急速な感染拡大により世界各国がその対応に追われ、経済活動の急激な低下を余儀なくされました。また、この新型コロナウイルス感染の猛威は一層拡大しており、今後の経済活動・その他に及ぼす影響は計り知れないものがあります。
リゾートホテル業界におきましては、自然災害の増加や消費税増税の影響に加え、年後半に発生した新型コロナウイルス感染の世界中への急速な広がりにより業績は一気に悪化しました。
そのような状況の中で当社は、販売力の強化と収益力の向上を主要課題に取り組んでまいりましたが、自然災害の増加、消費税増税の影響、東京オリンピックに向けたホテル新設ラッシュによる競争激化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、極めて厳しい運営を余儀なくされました。
その結果、当事業年度の営業収益は3,732百万円(前年同期比27.0%増)となり、営業損失は48百万円(前年同期は営業損失424百万円)、経常損失は137百万円(前年同期は経常損失555百万円)となりました。
また、当期純損益につきましては、台風災害による損失等の特別損失があったものの、固定資産売却益及び受取保険金の特別利益を計上した結果、65百万円(前年同期は純損失1,010百万円)の純損失となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。
[ホテル関連]
当セグメントにおきましては、リゾートホテルは、2019年3月23日リニューアルオープンした鴨川グランドホテルは夏季期間までは堅調に推移しましたが、2019年9月に房総地区を直撃した台風15号に続き、台風19号と集中豪雨の影響が大きく残る中で、新型コロナウイルスの発生とその猛威の影響は極めて大きく、大変厳しい結果となりました。また、ホテル西長門リゾートも九州地区での災害発生と2019年7月の冷夏や8月の台風の影響に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響も大きく、大変厳しい結果となりました。
ビジネスホテルにおきましても、ビジネスやインバウンド需要の他観光需要の増強にも取り組みましたが、都内でのホテル新設ラッシュによる競争激化に加え新型コロナウイルスの影響が極めて大きく、大変厳しい結果となりました。
その結果、営業収益は3,051百万円(前年同期比39.3%増)となり、セグメント利益(営業利益)は8百万円(前年同期は営業損失382百万円)となりました。
[リゾート関連]
当セグメントにおきましては、鴨川グランドタワーは鴨川グランドホテルと同様の影響により大変厳しい結果となり、ミスティイン仙石原も同様に厳しい結果となりました。一方、勝浦ヒルトップホテル&レジデンスは同様の影響を受け売上は減少しましたが、効率運営を心掛けた結果、堅調に推移しました。
その結果、営業収益は578百万円(前年同期比8.9%減)となり、セグメント利益(営業利益)は21百万円(前年同期比19.7%減)となりました。
[その他]
当セグメントにおきましては、リネン事業は、取引先が房総地区であることから、続けざまに発生した台風等の被害や新型コロナウイルス感染拡大の取引先へ与えた影響が極めて大きく、大変厳しい結果となりました。
その結果、営業収益は102百万円(前年同期比8.6%減)となり、セグメント損失(営業損失)は17百万円(前年
同期は営業損失5百万円)となりました。
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ419百万円減少し、6,732百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ25.0%減少し、641百万円となりました。これは主に、未収入金が109百万円増加したものの、未収消費税等が231百万円及び売掛金が107百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ3.3%減少し、6,091百万円となりました。これは主に、建物が219百万円減少したことによるものであります。
流動負債は、前事業年度末に比べ0.9%増加し、4,423百万円となりました。これは主に、短期借入金が211百万円及び未払費用が75百万円減少したものの、1年以内返済の長期借入金が212百万円及び未払消費税等が145百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ14.5%減少し、2,284百万円となりました。これは主に、長期借入金が353百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前事業年度末に比べ73.0%減少し、25百万円となりました。これは主に、当期純損失65百万円の計上によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べ27百万円増加し、当事業年度末には、300百万円となりました。
当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により得られた資金は522百万円(前年同期は676百万円の減少)となりました。これは主に、未収消費税等231百万円の収入及び減価償却費299百万円の非資金損益項目を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は111百万円(前年同期に比べ1,610百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産110百万円の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により使用した資金は383百万円(前年同期は1,538百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金211百万円及び長期借入金141百万円の返済による支出があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a. 収容能力及び収容実績
当事業年度における収容能力及び収容実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 ホテル関連及びリゾート関連の収容能力は客室定員数に営業日数を乗じて算出しております。
2 当事業年度において収容能力及び収容実績に著しい変動がありました。これは、ホテル関連におきまして、前事業年度において改修工事に伴い長期休館があったことによるものであります。
b. 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 その他はリネン事業等の営業収益であります。
2 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3 総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。
4 当事業年度において営業収益に著しい変動がありました。これは、ホテル関連におきまして、前事業年度において改修工事に伴い長期休館があったことによるものであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ 財政状態に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ419百万円減少し、6,732百万円となりました。これは主に未収消費税等と建物が減少したことによるものです。
負債は、前事業年度末に比べ350百万円減少し、6,707百万円となりました。これは主に設備投資に伴う長期借入金が減少したことによるものです。
純資産は、前事業年度末に比べ69百万円減少し、25百万円となりました。これは主に当期純損失65百万円の計上によるものです。
ロ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載しております。
ハ 経営成績に関する認識及び分析・検討内容
最大の事業所である鴨川グランドホテルはリニューアルオープン効果により年央までは堅調に推移しましたが、2019年9月に房総地区を直撃した台風15号に続き、台風19号と集中豪雨の影響が大きく残る中、新型コロナウイルスの感染拡大により大変厳しい結果となりました。また、同様の影響により、鴨川グランドタワー、勝浦ヒルトップホテル&レジデンス、鴨川リネンサプライとも売上が大幅に減少。ホテル西長門リゾートも九州地区での災害発生と2019年8月の台風の影響に加え、新型コロナウイルスの影響により大変厳しいものとなりました。ビジネスホテルにおいても、新型コロナウイルスの影響が極めて大きく大変厳しい結果となりました。そのため、当事業年度の営業収益は鴨川グランドホテルが大規模工事で長期休業を余儀なくされた前事業年度に比べ27.0%増加の3,732百万円と大変厳しいものとなりました。
損益面におきましては、営業損失は48百万円(前年同期は営業損失424百万円)、経常損失は137百万円(前年同期は経常損失555百万円)となりました。
当期純損失は、固定資産売却益及び受取保険金の特別利益と災害による損失及び災害損失引当金繰入額等の特別損失の計上により65百万円(前年同期は純損失1,010百万円)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染は今なお収束の目途が立たず、これへの対応に最大限の注力をしてまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金の他、食材等の仕入れや人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
当社は、運転資金につきましては自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本とし、設備投資につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入金を基本としております。
なお、当事業年度末における借入金残高は5,037百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は300百万円となっております。
また、新型コロナウイルスの影響により翌事業年度の第1四半期の業績は大幅に悪化すると予想し、金融機関より運転資金として300百万円を調達しております。また、機動的かつ安定的な資金調達枠を確保することで、手元流動性を厚くし、経営の安定性を高めるため、当座貸越契約(極度額500百万円)を締結しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
また、財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とするたな卸資産の評価、貸倒引当金、固定資産の減損、退職給付に係る会計処理などについては、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積り及び判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、年央までは比較的堅調に推移しましたが、世界経済の減速や消費税増税の影響に加え、中国発の新型コロナウイルスの全世界への急速な感染拡大により世界各国がその対応に追われ、経済活動の急激な低下を余儀なくされました。また、この新型コロナウイルス感染の猛威は一層拡大しており、今後の経済活動・その他に及ぼす影響は計り知れないものがあります。
リゾートホテル業界におきましては、自然災害の増加や消費税増税の影響に加え、年後半に発生した新型コロナウイルス感染の世界中への急速な広がりにより業績は一気に悪化しました。
そのような状況の中で当社は、販売力の強化と収益力の向上を主要課題に取り組んでまいりましたが、自然災害の増加、消費税増税の影響、東京オリンピックに向けたホテル新設ラッシュによる競争激化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、極めて厳しい運営を余儀なくされました。
その結果、当事業年度の営業収益は3,732百万円(前年同期比27.0%増)となり、営業損失は48百万円(前年同期は営業損失424百万円)、経常損失は137百万円(前年同期は経常損失555百万円)となりました。
また、当期純損益につきましては、台風災害による損失等の特別損失があったものの、固定資産売却益及び受取保険金の特別利益を計上した結果、65百万円(前年同期は純損失1,010百万円)の純損失となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。
[ホテル関連]
当セグメントにおきましては、リゾートホテルは、2019年3月23日リニューアルオープンした鴨川グランドホテルは夏季期間までは堅調に推移しましたが、2019年9月に房総地区を直撃した台風15号に続き、台風19号と集中豪雨の影響が大きく残る中で、新型コロナウイルスの発生とその猛威の影響は極めて大きく、大変厳しい結果となりました。また、ホテル西長門リゾートも九州地区での災害発生と2019年7月の冷夏や8月の台風の影響に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響も大きく、大変厳しい結果となりました。
ビジネスホテルにおきましても、ビジネスやインバウンド需要の他観光需要の増強にも取り組みましたが、都内でのホテル新設ラッシュによる競争激化に加え新型コロナウイルスの影響が極めて大きく、大変厳しい結果となりました。
その結果、営業収益は3,051百万円(前年同期比39.3%増)となり、セグメント利益(営業利益)は8百万円(前年同期は営業損失382百万円)となりました。
[リゾート関連]
当セグメントにおきましては、鴨川グランドタワーは鴨川グランドホテルと同様の影響により大変厳しい結果となり、ミスティイン仙石原も同様に厳しい結果となりました。一方、勝浦ヒルトップホテル&レジデンスは同様の影響を受け売上は減少しましたが、効率運営を心掛けた結果、堅調に推移しました。
その結果、営業収益は578百万円(前年同期比8.9%減)となり、セグメント利益(営業利益)は21百万円(前年同期比19.7%減)となりました。
[その他]
当セグメントにおきましては、リネン事業は、取引先が房総地区であることから、続けざまに発生した台風等の被害や新型コロナウイルス感染拡大の取引先へ与えた影響が極めて大きく、大変厳しい結果となりました。
その結果、営業収益は102百万円(前年同期比8.6%減)となり、セグメント損失(営業損失)は17百万円(前年
同期は営業損失5百万円)となりました。
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ419百万円減少し、6,732百万円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ25.0%減少し、641百万円となりました。これは主に、未収入金が109百万円増加したものの、未収消費税等が231百万円及び売掛金が107百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ3.3%減少し、6,091百万円となりました。これは主に、建物が219百万円減少したことによるものであります。
流動負債は、前事業年度末に比べ0.9%増加し、4,423百万円となりました。これは主に、短期借入金が211百万円及び未払費用が75百万円減少したものの、1年以内返済の長期借入金が212百万円及び未払消費税等が145百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ14.5%減少し、2,284百万円となりました。これは主に、長期借入金が353百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前事業年度末に比べ73.0%減少し、25百万円となりました。これは主に、当期純損失65百万円の計上によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べ27百万円増加し、当事業年度末には、300百万円となりました。
当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により得られた資金は522百万円(前年同期は676百万円の減少)となりました。これは主に、未収消費税等231百万円の収入及び減価償却費299百万円の非資金損益項目を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は111百万円(前年同期に比べ1,610百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産110百万円の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により使用した資金は383百万円(前年同期は1,538百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金211百万円及び長期借入金141百万円の返済による支出があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
a. 収容能力及び収容実績
当事業年度における収容能力及び収容実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 収容能力 (人) | 前年同期比 (%) | 収容実績 (人) | 前年同期比 (%) | 利用率 (%) | 前年同期増減 (%) |
| ホテル関連 | 415,536 | 41.3 | 210,599 | 26.2 | 50.7 | △6.1 |
| リゾート関連 | 266,082 | 0.4 | 93,578 | △6.6 | 35.2 | △2.6 |
| 合計 | 681,618 | 21.9 | 304,177 | 13.9 | ― | ― |
(注)1 ホテル関連及びリゾート関連の収容能力は客室定員数に営業日数を乗じて算出しております。
2 当事業年度において収容能力及び収容実績に著しい変動がありました。これは、ホテル関連におきまして、前事業年度において改修工事に伴い長期休館があったことによるものであります。
b. 販売実績
当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 営業収益(千円) | 前年同期比(%) |
| ホテル関連 | 3,051,565 | 39.3 |
| リゾート関連 | 578,995 | △8.9 |
| その他 | 102,307 | △8.6 |
| 合計 | 3,732,868 | 27.0 |
(注) 1 その他はリネン事業等の営業収益であります。
2 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3 総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。
4 当事業年度において営業収益に著しい変動がありました。これは、ホテル関連におきまして、前事業年度において改修工事に伴い長期休館があったことによるものであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ 財政状態に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ419百万円減少し、6,732百万円となりました。これは主に未収消費税等と建物が減少したことによるものです。
負債は、前事業年度末に比べ350百万円減少し、6,707百万円となりました。これは主に設備投資に伴う長期借入金が減少したことによるものです。
純資産は、前事業年度末に比べ69百万円減少し、25百万円となりました。これは主に当期純損失65百万円の計上によるものです。
ロ 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載しております。
ハ 経営成績に関する認識及び分析・検討内容
最大の事業所である鴨川グランドホテルはリニューアルオープン効果により年央までは堅調に推移しましたが、2019年9月に房総地区を直撃した台風15号に続き、台風19号と集中豪雨の影響が大きく残る中、新型コロナウイルスの感染拡大により大変厳しい結果となりました。また、同様の影響により、鴨川グランドタワー、勝浦ヒルトップホテル&レジデンス、鴨川リネンサプライとも売上が大幅に減少。ホテル西長門リゾートも九州地区での災害発生と2019年8月の台風の影響に加え、新型コロナウイルスの影響により大変厳しいものとなりました。ビジネスホテルにおいても、新型コロナウイルスの影響が極めて大きく大変厳しい結果となりました。そのため、当事業年度の営業収益は鴨川グランドホテルが大規模工事で長期休業を余儀なくされた前事業年度に比べ27.0%増加の3,732百万円と大変厳しいものとなりました。
損益面におきましては、営業損失は48百万円(前年同期は営業損失424百万円)、経常損失は137百万円(前年同期は経常損失555百万円)となりました。
当期純損失は、固定資産売却益及び受取保険金の特別利益と災害による損失及び災害損失引当金繰入額等の特別損失の計上により65百万円(前年同期は純損失1,010百万円)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染は今なお収束の目途が立たず、これへの対応に最大限の注力をしてまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金の他、食材等の仕入れや人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
当社は、運転資金につきましては自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本とし、設備投資につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入金を基本としております。
なお、当事業年度末における借入金残高は5,037百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は300百万円となっております。
また、新型コロナウイルスの影響により翌事業年度の第1四半期の業績は大幅に悪化すると予想し、金融機関より運転資金として300百万円を調達しております。また、機動的かつ安定的な資金調達枠を確保することで、手元流動性を厚くし、経営の安定性を高めるため、当座貸越契約(極度額500百万円)を締結しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
また、財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とするたな卸資産の評価、貸倒引当金、固定資産の減損、退職給付に係る会計処理などについては、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積り及び判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。