四半期報告書-第152期第3四半期(平成29年9月1日-平成29年11月30日)

【提出】
2018/01/12 14:55
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26項目

有報資料

(1)業績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益および雇用情勢は改善し、雇用・所得環境が上向く中で、個人消費も持ち直しており、景気は緩やかな回復基調が続きました。
このような状況下、当企業グループはより一層の経営の効率化を図り、積極的な営業活動を展開いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高70,930百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益5,370百万円(同23.0%減)、経常利益4,720百万円(同23.8%減)となり、特別利益363百万円、特別損失553百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,976百万円(同18.8%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(映像関連事業)
配給は、3月公開の「PとJK」、6月公開の「兄に愛されすぎて困ってます」は10〜20代女性の、アニメ「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」はテレビシリーズのファンからそれぞれ支持を集めヒットとなりました。7月公開の「東京喰種トーキョーグール」は大ヒットコミックの実写化、8月公開の「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」、11月公開の「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」は昨年に続きEXILE TRIBEを中心に豪華キャストが出演と、いずれも大変な話題となりました。また、9月公開の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は大ベストセラー作品の映画化で、好調に推移しました。
興行は、自社配給作品のほか「美女と野獣」等のヒット、夏休み映画も好調だったことから、収益に高く貢献しました。
テレビ制作、映像ソフト、テレビ放映権販売、海外向け作品販売、CS放送事業等は堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は40,514百万円(前年同期比5.6%減)、セグメント利益は2,804百万円(同25.1%減)となりました。
(演劇事業)
歌舞伎座は、「三月大歌舞伎」の十世坂東三津五郎三回忌追善狂言「どんつく」と、河東節開曲三百年記念を銘打ちました「助六由縁江戸桜」が話題となり好況となりました。「團菊祭五月大歌舞伎」は、初代坂東楽善、九代目坂東彦三郎、三代目坂東亀蔵の襲名披露、六代目坂東亀三郎の初舞台、寺島しのぶの長男寺嶋眞秀の初お目見得と話題を呼び盛況の公演になりました。「七月大歌舞伎」は、「通し狂言駄右衛門花御所異聞」が市川海老蔵、堀越勸玄の親子二人による宙乗り等が話題となり大盛況となりました。「八月納涼歌舞伎」は昨年上演しました市川染五郎、市川猿之助による「東海道中膝栗毛」の続編「歌舞伎座捕物帖」や「野田版桜の森の満開の下」等が大きな話題を呼び大人気の公演となりました。「芸術祭十月大歌舞伎」ではインド文学「マハーバーラタ戦記」をもとにした新作歌舞伎を上演し、高い評価を得ました。
新橋演舞場は、4月、5月は「滝沢歌舞伎2017」を上演し、12年間で公演回数が通算600回を超え、6月の「東京喜劇 熱海五郎一座」は藤原紀香をゲストに迎え盛況となりました。10、11月にはスーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「ワンピース」を再上演し、大盛況となりました。
大阪松竹座は、新築開場二十周年を迎え多彩なラインナップを並べました。3月、8月のジャニーズ公演は収益に貢献し、市川猿之助、中村勘九郎、中村七之助出演の「五月花形歌舞伎」、片岡仁左衛門を中心とした恒例の「七月大歌舞伎」は、それぞれ盛況となりました。
南座につきましては、耐震補強を図る工事のため、休館しております。
その他の公演は、9月に日生劇場にてジャニーズJr.を中心とした「少年たち ~Born TOMORROW~」、サンシャイン劇場を皮切りに大阪松竹座、さらには久留米シティプラザにて松本幸四郎が襲名前最後に演じた「アマデウス」が、好評を博しました。
巡業公演では、4月に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を香川県で上演し、7月は公文協巡業として「八代目中村芝翫襲名披露公演」「五代目中村雀右衛門襲名披露公演」を全国各地で展開しました。
受託製作では、「六月博多座大歌舞伎」は八代目中村芝翫、四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助の親子四人の襲名公演で盛況となりました。
シネマ歌舞伎、METライブビューイング、その他演劇事業は、堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は18,062百万円(前年同期比2.1%減)、セグメント利益は917百万円(同44.4%減)となりました。
(不動産事業)
不動産賃貸は、歌舞伎座タワー、築地松竹ビル(銀座松竹スクエア)、東劇ビル、新宿松竹会館(新宿ピカデリー)、有楽町センタービル(マリオン)、松竹倶楽部ビル、大船の松竹ショッピングセンター、新木場倉庫、浜松松竹ビル、大阪松竹座(地下飲食街)等が満室となり、安定収入に貢献しました。また、各テナントとの賃料改定交渉にも誠実に対応し、利益の確保に努め、効率的運営、経費削減を推進し、計画どおりに利益確保しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は7,741百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益は3,435百万円(同4.0%増)となりました。
(その他)
プログラム・キャラクター商品は、劇場プログラムで「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」「ピーチガール」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」等の自社配給作品が収益に貢献しました。キャラクター商品も「魔法少女リリカルなのは Reflection」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」等のアニメ作品、サンリオと共同開発した「かぶきにゃんたろう」等の歌舞伎関連グッズが好評を得ました。また9月には松竹歌舞伎屋本舗の鎌倉小町店が新たにオープンしました。
イベント事業、貸衣裳事業、清掃事業及び舞台大道具製作事業は堅調な成績をあげています。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,613百万円(前年同期比5.5%減)、セグメント利益は432百万円(同37.0%増)となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6,993百万円増加し、205,762百万円となりました。これは主に投資有価証券の増加等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,912百万円増加し、114,564百万円となりました。これは主に長期借入金(責任財産限定)の減少があったものの、1年内返済予定の長期借入金(責任財産限定)、支払手形及び買掛金の増加等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ5,080百万円増加し、91,198百万円となりました。これは主に利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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