有価証券報告書-第81期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/26 11:28
【資料】
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【項目】
75項目
当社は、公営競技関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状
況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移したものの、海外経済の不確実性の高まりなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が事業の主体をおく競輪業界におきましては、総車券売上高は前年並みを確保したものの、購買単価の減少傾向やミッドナイト競輪開催場の増加などから、当社の経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
当社においては、平成29年4月に、主力事業所であるサテライト横浜及びオートレース横浜のリニューアル工事を実施するとともに、新たな試みとしてU40クラブの創設とポイントサービスを開始いたしました。また、サテライト横浜において、平成29年9月からミッドナイト競輪の前売発売を、同年10月から、全国2番目となる1日8場発売を開始し、更に、平成29年12月からは、アドバイザリー業務受託先であるサテライト徳島内にオープンした、オートレース徳島の運営管理業務の受託を開始いたしました。
このような状況のもと、当社はナイター発売日数の増加や、顧客サービスの向上に努め増収を図るとともに、一方では、各サテライトの更なる効率的な管理・運営に努め、また、役員報酬カットの継続等による諸経費の削減等行い、利益増加に努めました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ4千2百万円減少し、11億3千5百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ5千4百万円減少し、5億1千4百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ1千1百万円増加し、6億2千1百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高8億4千4百万円(前期比5.2%減)、営業利益2千4百万円(前期比61.4%減)、経常利益1千3百万円(前期比73.7%減)、当期純利益1千2百万円(前期は当期純損失3億2百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益1千3百万円、資金支出
を伴わない減価償却費1千9百万円、のれん償却額3千1百万円、短期借入による収入4千5百万円がありまし
たが、利息の支払額1千7百万円、借入金・リース債務の返済1億2千8百万円があったこと等より、前事業年
度末に比べ3千9百万円減少し、1億1百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動の結果得られた資金は4千7百万円となりました。当事業年度は、税引前当期純利益1千3百万円、資金支出を伴わない減価償却費1千9百万円、のれん償却額3千1百万円を計上しましたが、利息の支払額1千7百万円、未払消費税等の減少額6百万円、法人税等の支払額5百万円があったことが主な要因です。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動の結果使用した資金は1百万円となりました。これは主に、長期貸付の回収による収入2百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出が4百万円あったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動の結果使用した資金は8千4百万円となりました。これは主に、短期借入による収入4千5百万円がありましたが、長期借入金の返済による支出9千8百万円、リース債務の返済による支出2千9百万円があったことによるものです。
③売上高の実績
当事業年度の売上高実績を示すと、次のとおりであります。
当事業年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
公営競技関連事業(千円)844,645△5.2

(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当事業年度において総売上高に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
この財務諸表の作成にあたって利用している重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ4千2百万円減少し、11億3千5百万円(前事業年度末は、11
億7千8百万円)となりました。これは主に、リース資産が2千9百万円増加しましたが、現金及び預金が3千9百万円、のれんが3千1百万円減少したことによるものであります.
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ5千4百万円減少し、5億1千4百万円(前事業年度末は、5億6千8百万円)となりました。これは主に、短期借入金が4千5百万円、リース債務が1千万円増加しましたが長期借入金が9千8百万円、未払法人税等が3百万円、未払消費税等が6百万円減少したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べて1千1百万円増加し、6億2千1百万円(前事業年度末は、6億1千万円)となりました。これは主に当期純利益の計上により利益余剰金が1千2百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は54.7%となりました。
2)経営成績
(売上高)
売上高は、ナイター発売日数を増加させ増収に努めたものの苦戦し、サテライトかしまの震災復興作業員の減少
や、オートレース横浜を含めたサテライト横浜のリニューアル工事に伴う休館の影響などにより、前事業年度に
比べ5.2%減の8億4千4百万円となりました。
(営業利益)
売上原価は、前事業年度に比べ1.2%減の4億7千5百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、営業経費等の見直しなどにより前事業年度に比べ0.5%減の3億4千4百万円となり
ました。
以上の結果、営業利益は、前事業年度に比べ61.4%減の2千4百万円となりました。
(経常利益)
営業外収益は、負ののれん償却の終了などにより、前事業年度に比べ14.8%減の6百万円となりました。
営業外費用は、前事業年度に比べ8.9%減の1千7百万円となりました。
以上の結果、経常利益は、前事業年度に比べ73.7%減の1千3百万円となりました。
(当期純利益)
特別利益は、前事業年度及び当事業年度ともに計上はありません。
特別損失は、前事業年度は、サテライト石鳥谷他の固定資産の減損損失3億6千9百万円の計上等により、3億
7千1百万円ありましたが、当事業年度の計上はありません。
以上の結果、当期純利益は、1千2百万円(前期は、当期純損失3億2百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フ
ローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は既存の各施設の複合型場外化を推し進め、会員制場外における会員数の増加と更なる運営の効率化に取り
組むとともに、競輪事業で培ったノウハウを活かし、他公営競技を含む場外発売施設の運営受託・コンサルタント
業務の獲得に努め、増収を図ってまいります。
既に当社は、平成29年4月からサテライト徳島のアドバイザリー業務を開始し、今後とも関係各団体との連携
を密にし、情報収集に努めるとともに共通の諸問題に取り組むことにより、受託先の増加に努めてまいります。
また当社は、有効な人員配置とサテライトかしま自社地の活用方法を引き続き検討するとともに、費用対効果を
踏まえた上での経費削減と業務改善に努めてまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は主に、運転資金需要と設備資金需要の2つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の運営費(人件費・業務委託費・賃借料)などであります。
設備資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の固定資産の取得等であります。
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金の活
用及び金融機関からの長期借入を基本としております。
当社の事業年度末における借入金、リース債務及び割賦未払金を含む有利子負債の残高は4億4千9百万円とな
っております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1億1百万円となっております。

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