有価証券報告書-第87期(2023/04/01-2024/03/31)
当社は、公営競技関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状
況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う行動制限の緩和や雇用・所得環境の改善により、経済活動の正常化が徐々に進む一方で、円安や不安定な国際情勢による原材料・資源価格の高騰や物価上昇により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が事業の主体をおく競輪業界におきましては、インターネット投票売上高の増加傾向が続き、総車券売上高は前年を上回りました。
しかしながら、当社の来客を主体とするサテライト事業においては、各種キャンペーン等を実施し集客に努めたものの、生活様式の変化により新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻らず、特に主力事業所であるサテライト横浜の上期車券売上高減少幅が大きく、厳しい状況が続きました。このような状況のもと、当社はサテライト横浜において、2023年10月からスマホ投票システムを導入し、来場せずとも車券が購入できる利点を生かし、場外でスマートフォンから車券を購入される大口顧客の獲得に努め、一方では、2024年1月に、10階賃借部分の返却に伴う特別観覧席の移設工事を完了致しました。
また、キャッシュレス投票型場外に転換したサテライト石鳥谷及びサテライトかしまにおいては、場外での車券購入者の増加と大口顧客の獲得に、サテライト石鳥谷内に開設したテレトラック石鳥谷においては、引き続き馬券売上高の増加に努めました。
更に当社は、顧客サービスの向上に努め増収を図るとともに、一方では、各サテライトの更なる効率的な管理・運営や役員報酬カットの継続等による諸経費の削減を行い、利益増加に努めました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ6千8百万円減少し、7億3千7百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1百万円減少し、6億1千2百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ6千7百万円減少し、1億2千4百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高4億7千万円(前期比10.1%減)、営業損失5千7百万円(前期は営業損失7千万円)、経常損失6千3百万円(前期は経常損失7千6百万円)、当期純損失は、6千9百万円(前期は当期純損失1億5千1百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、資金支出を伴わない減価償却費3千7百万円、短期借入の純増減額4千7百万円、長期借入による収入3千4百万円がありましたが、税引前当期純損失6千8百万円、長期借入金・リース債務の返済による支出が1億2千6百万円があったこと等により、前事業年度末に比べ2千5百万円減少し、5千9百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動の結果増加した資金は6百万円となりました。これは主に、資金支出を伴わない減価償却費3千7百万円、事業整理損1千3百万円、その他5千3百万円があった一方で、退職給付引当金の減少1千1百万円、投資有価証券売却益9百万円、売上債権の増加額1千万円、税引前当期純損失6千8百万円があったことが主な要因です。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動の結果増加した資金は8百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5百万円、その他1千万円、投資有価証券の売却による収入1千3百万円、差入保証金の回収による収入1千1百万円があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動の結果減少した資金は4千万円となりました。これは主に、長期借入による収入3千4百万円、短期借入金の純増減額4千7百万円、その他の4百万円があった一方で長期借入金の返済による支出1億3百万円、リース債務の返済による支出2千2百万円があったことによるものです。
③売上高の実績
当事業年度の売上高実績を示すと、次のとおりであります。
(注)当事業年度において総売上高に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては
第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ6千8百万円減少し、7億3千7百万円(前事業年度末は、8億5百万円)となりました。これは主に、売掛金が1千万円増加いたしましたが、現金及び預金が2千5百万円、その他の流動資産が9百万円、有形固定資産が3千8百万円、投資その他の資産が4百万円減少したことによるものであります.
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1百万円減少し、6億1千2百万円(前事業年度末は、6億1千3百万円)となりました。これは主に、短期借入金が9百万円、株主、役員又は従業員からの短期借入金が3千8百万円、1年以内長期借入金が5百万円、未払金が5千4百万円、リース債務が1百万円増加いたしましたが、1年内リース債務が1千1百万円、未払消費税等が2百万円、仮受金が9百万円、長期借入金が7千4百万円、退職給付引当金が1千1百万円減少したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、1億2千4百万円(前事業年度末は、1億9千1百万円)となりました。この結果、自己資本比率は16.9%となりました。
2)経営成績
(売上高)
売上高は、入場人員の減少等により苦戦し、前事業年度に比べ10.1%減の4億7千万円となりました。
(営業利益)
売上原価は、サテライト横浜の賃借区画の見直しや保守体制の確立などにより、前事業年度に比べ16.5%減の3億1千2百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、各サテライトの効率的な管理・運営や役員報酬のカットの継続などにより、前事業年度に比べ2.4%減の2億1千5百万円となりました。以上の結果、営業損失は、5千7百万円(前事業年度は営業損失7千万円)となりました。
(経常利益)
営業外収益は、前事業年度に比べ35.8%減の3百万円となりました。
営業外費用は、前事業年度に比べ14.1%減の1千万円となりました。
以上の結果、経常損失は、6千3百万円(前事業年度は経常損失7千6百万円)となりました。
(当期純利益)
特別利益は、前事業年度は、助成金収入1百万円、当事業年度は、受取保険金5百万円、投資有価証券売却益9百万円の計上により1千5百万円となりました。特別損失は、前事業年度は減損損失7千万円、その他3百万円、当事業年度は固定資産除却損4百万円、リース解約損1百万円、事業整理損1千3百万円の計上により、2千万円となりました。
以上の結果、当期純損失は、6千9百万円(前事業年度は、当期純損失1億5千万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フ
ローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は既存の各施設の複合型場外化を推し進め、会員制場外における会員数の増加と更なる運営の効率化に取り
組むとともに、競輪事業で培ったノウハウを活かし、また、関係各団体との連携を更に密にし、他公営競技を含む
場外発売施設における、新たな運営受託・アドバイザリー業務の獲得に努め、増収を図ってまいります。
また当社は、有効な人員配置とサテライトかしま自社地の活用方法を引き続き検討するとともに、費用対効果を
踏まえた上での経費削減と業務改善に努めてまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は主に、運転資金需要と設備資金需要の2つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の運営費(人件費・業務委託費・賃借料)などであります。
設備資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の固定資産の取得等であります。
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金の活
用及び金融機関からの長期借入を基本としております。
当社の事業年度末における借入金、リース債務の有利子負債の残高は5億円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は5千9百万円となっております。
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状
況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う行動制限の緩和や雇用・所得環境の改善により、経済活動の正常化が徐々に進む一方で、円安や不安定な国際情勢による原材料・資源価格の高騰や物価上昇により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が事業の主体をおく競輪業界におきましては、インターネット投票売上高の増加傾向が続き、総車券売上高は前年を上回りました。
しかしながら、当社の来客を主体とするサテライト事業においては、各種キャンペーン等を実施し集客に努めたものの、生活様式の変化により新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻らず、特に主力事業所であるサテライト横浜の上期車券売上高減少幅が大きく、厳しい状況が続きました。このような状況のもと、当社はサテライト横浜において、2023年10月からスマホ投票システムを導入し、来場せずとも車券が購入できる利点を生かし、場外でスマートフォンから車券を購入される大口顧客の獲得に努め、一方では、2024年1月に、10階賃借部分の返却に伴う特別観覧席の移設工事を完了致しました。
また、キャッシュレス投票型場外に転換したサテライト石鳥谷及びサテライトかしまにおいては、場外での車券購入者の増加と大口顧客の獲得に、サテライト石鳥谷内に開設したテレトラック石鳥谷においては、引き続き馬券売上高の増加に努めました。
更に当社は、顧客サービスの向上に努め増収を図るとともに、一方では、各サテライトの更なる効率的な管理・運営や役員報酬カットの継続等による諸経費の削減を行い、利益増加に努めました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ6千8百万円減少し、7億3千7百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1百万円減少し、6億1千2百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ6千7百万円減少し、1億2千4百万円となりました。
b.経営成績
当事業年度の経営成績は、売上高4億7千万円(前期比10.1%減)、営業損失5千7百万円(前期は営業損失7千万円)、経常損失6千3百万円(前期は経常損失7千6百万円)、当期純損失は、6千9百万円(前期は当期純損失1億5千1百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、資金支出を伴わない減価償却費3千7百万円、短期借入の純増減額4千7百万円、長期借入による収入3千4百万円がありましたが、税引前当期純損失6千8百万円、長期借入金・リース債務の返済による支出が1億2千6百万円があったこと等により、前事業年度末に比べ2千5百万円減少し、5千9百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動の結果増加した資金は6百万円となりました。これは主に、資金支出を伴わない減価償却費3千7百万円、事業整理損1千3百万円、その他5千3百万円があった一方で、退職給付引当金の減少1千1百万円、投資有価証券売却益9百万円、売上債権の増加額1千万円、税引前当期純損失6千8百万円があったことが主な要因です。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動の結果増加した資金は8百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5百万円、その他1千万円、投資有価証券の売却による収入1千3百万円、差入保証金の回収による収入1千1百万円があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動の結果減少した資金は4千万円となりました。これは主に、長期借入による収入3千4百万円、短期借入金の純増減額4千7百万円、その他の4百万円があった一方で長期借入金の返済による支出1億3百万円、リース債務の返済による支出2千2百万円があったことによるものです。
③売上高の実績
当事業年度の売上高実績を示すと、次のとおりであります。
| 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 前年同期比(%) | |
| 公営競技関連事業(千円) | 470,751 | △10.1 |
(注)当事業年度において総売上高に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては
第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ6千8百万円減少し、7億3千7百万円(前事業年度末は、8億5百万円)となりました。これは主に、売掛金が1千万円増加いたしましたが、現金及び預金が2千5百万円、その他の流動資産が9百万円、有形固定資産が3千8百万円、投資その他の資産が4百万円減少したことによるものであります.
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1百万円減少し、6億1千2百万円(前事業年度末は、6億1千3百万円)となりました。これは主に、短期借入金が9百万円、株主、役員又は従業員からの短期借入金が3千8百万円、1年以内長期借入金が5百万円、未払金が5千4百万円、リース債務が1百万円増加いたしましたが、1年内リース債務が1千1百万円、未払消費税等が2百万円、仮受金が9百万円、長期借入金が7千4百万円、退職給付引当金が1千1百万円減少したことによるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、1億2千4百万円(前事業年度末は、1億9千1百万円)となりました。この結果、自己資本比率は16.9%となりました。
2)経営成績
(売上高)
売上高は、入場人員の減少等により苦戦し、前事業年度に比べ10.1%減の4億7千万円となりました。
(営業利益)
売上原価は、サテライト横浜の賃借区画の見直しや保守体制の確立などにより、前事業年度に比べ16.5%減の3億1千2百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、各サテライトの効率的な管理・運営や役員報酬のカットの継続などにより、前事業年度に比べ2.4%減の2億1千5百万円となりました。以上の結果、営業損失は、5千7百万円(前事業年度は営業損失7千万円)となりました。
(経常利益)
営業外収益は、前事業年度に比べ35.8%減の3百万円となりました。
営業外費用は、前事業年度に比べ14.1%減の1千万円となりました。
以上の結果、経常損失は、6千3百万円(前事業年度は経常損失7千6百万円)となりました。
(当期純利益)
特別利益は、前事業年度は、助成金収入1百万円、当事業年度は、受取保険金5百万円、投資有価証券売却益9百万円の計上により1千5百万円となりました。特別損失は、前事業年度は減損損失7千万円、その他3百万円、当事業年度は固定資産除却損4百万円、リース解約損1百万円、事業整理損1千3百万円の計上により、2千万円となりました。
以上の結果、当期純損失は、6千9百万円(前事業年度は、当期純損失1億5千万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フ
ローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社は既存の各施設の複合型場外化を推し進め、会員制場外における会員数の増加と更なる運営の効率化に取り
組むとともに、競輪事業で培ったノウハウを活かし、また、関係各団体との連携を更に密にし、他公営競技を含む
場外発売施設における、新たな運営受託・アドバイザリー業務の獲得に努め、増収を図ってまいります。
また当社は、有効な人員配置とサテライトかしま自社地の活用方法を引き続き検討するとともに、費用対効果を
踏まえた上での経費削減と業務改善に努めてまいります。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は主に、運転資金需要と設備資金需要の2つがあります。
運転資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の運営費(人件費・業務委託費・賃借料)などであります。
設備資金需要のうち主なものは、場外車券売場施設の固定資産の取得等であります。
当社は、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金の活
用及び金融機関からの長期借入を基本としております。
当社の事業年度末における借入金、リース債務の有利子負債の残高は5億円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は5千9百万円となっております。