有価証券報告書-第68期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
第68期の事業概況につきましてご報告申し上げます。
当事業年度は、総来場者数は54,889名でありました。今期は、降雪によるクローズが5日間の影響があった他、雨天や夏季の猛暑の影響等により、前期と比べ会員を中心に大きく減少しました。
通期の内訳としては、会員が25,575名、ゲストは29,314名で、前期に比べて会員が1,263人減少、ゲストは557人減少の合計1,820人減少しました。
営業日数は314日で、前期比1日減少となりました。月曜休場営業は前期と変わらず12日営業でした。
売上高におきましては、前期に比べ、キャディフィの値上げや5人乗り乗用カートの導入によりキャディ料収入が22,245千円増加、年会費の値上げにより年会費収入が98,300千円増加したものの、来場者が減少したことにより、グリーンフィ収入は前期比11,650千円減少をはじめ諸経費収入、食堂売上収入も減少したこと、加えて、昨年は日本女子オープン関連収入がありましたが当期は無かったため、その他の営業収入が252,142千円減少したこと等により、売上高は前期に比べ160,747千円減少の1,483,167千円となりました。
売上原価は、総来場者数減少の影響やコース維持費等の費用削減策を実施したものの、昨今の諸物価高騰や人件費の上昇、設備投資による減価償却費の増加により、業務費が13,550千円増加したこと等により、前期に比べ8,687千円増の1,092,975千円となりました。販売費及び一般管理費は、エネルギー価格や諸物価が高止まりしたことに伴い電力燃料費及び修繕費等が嵩んだことや人件費の上昇等があったものの、昨年計上のあった日本女子オープン関連費用が当期は無かったため、前期に比べ225,465千円減の377,351千円となりました。
その結果、営業利益は12,840千円となり、営業外収益として受取利息等の合計2,945千円、営業外費用として支払利息等2,338千円をそれぞれ計上した結果、経常利益は13,447千円(前期は39,925千円の経常損失)となり、特別損失はほぼ無かったため、税引前当期純利益も13,447千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、328,896千円と前年同期と比べ410,150千円(55.5%)減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動による資金の増加は210,623千円となりました。これは主に、減価償却費179,299千円、税引前当期純利益の増加額13,447千円及び会員預り金の受入による収入54,600千円等の増加要因と、未収消費税等の減少額30,619千円、前受収益の減少額3,455千円及び会員預り金の返還による支出21,300千円等の減少要因があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動による資金の減少は599,774千円となりました。これは主に、定期預金の払い戻しによる収入100,000千円、有価証券の償還による収入70,041千円の増加要因と、コース管理機材倉庫・管理棟新築工事等の有形固定資産の取得による支出769,696千円等の減少要因があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動による資金の減少は21,000千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出20,040千円、ファイナンス・リース債務の返済による支出960千円の減少要因があったことによるものです。
③営業の状況
a 売上実績
b 利用実績
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、重要な会計方針及び見積りにつきましては、十分検討して作成しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の総来場者数は、54,889人(会員25,575人⦅46.6%⦆、ゲスト29,314人⦅53.4%⦆)でありました。
来場者数は3年連続の減少であり、また当期と3年前(2022年度)の来場者数を比較すると、5,233人減少(会員△4,546人、ゲスト△687人)と大幅な減少となっており、特に会員来場者数の減少傾向が顕著で、ゲスト来場者数も伸び悩みました。こうした中、当クラブの当期年間来場者数は前期比1,820人減少の54,889人(会員25,575人・前期比△1,263人、ゲスト29,314人・前期比△557人)となりました。また、2025年度予算59,300人に対しては4,411人減少(会員△3,025人、ゲスト△1,386人)となりました。
売上高におきましては、年会費値上げ(2025年4月)により年会費収入が前期比98,300千円増加した他、5人乗りカート24台導入(2025年7月)によりカートフィ収入が15,400千円増加し、またキャディフィの値上げ(2024年10月)によりキャディ料収入も前期比6,844千円増加しました。一方、会員を中心に来場者数が前期に比べ大きく減少したため、グリーンフィ収入(会員・ゲスト)は前期比11,650千円減少、諸経費収入は7,715千円減少、食堂売上収入は8,245千円減少となりました。加えて、昨年は日本女子オープン関連収入がありましたが当期は無かったため、その他の営業収入が252,142千円減少となったこと等により、売上高は前期に比べ160,747千円減の1,483,167千円となりました。
売上原価は、総来場者数減少の影響(前期に比べキャディ費△5,892千円、食堂費△7,383千円等)により費用が減少し、また、コース維持費等の費用削減策(間伐費6,000千円削減など)を実施したものの、昨今の諸物価高騰による業務管理費・売店費の増加(前期比22,386千円増)や、コース管理課・サービス課社員の給与改善(6%アップ)、コース管理業務委託費増(前期比23,110千円増)による人件費増加、2022年度以降の高水準な設備支出による減価償却費の増加(前期比26,771千円増)などにより、前期比8,687千円増加の1,092,975千円となりました。また、販売費及び一般管理費は、エネルギー価格や諸物価が高止まりしたことに伴い電力燃料費及び修繕費等が嵩んだことや人件費の上昇等があったものの、昨年計上した日本女子オープン関連費用が当期は無かったため、前期に比べ225,465千円減少の377,351千円となり、その結果、営業利益は12,840千円(前期は43,190千円の営業損失)となりました。これに、営業外収益として受取利息等の合計2,945千円、営業外費用(支払利息等)2,338千円を計上した結果、経常利益は13,447千円(前期は39,925千円の経常損失)となり、特別損失がほぼ無かったことから、税引前当期純利益も13,447千円となりました。
当社の事業年度末の財務状態におきましては、前事業年度末と比べ、流動資産は446,883千円(前事業年度比560,932千円減少)となりました。これは主として、未収消費税等が25,344千円増加したものの、現金及び預金が510,150千円減少及び有価証券が70,041千円減少したこと等によります。次に、固定資産は3,158,708千円(前事業年度比314,492千円増加)となりました。これは主として、有形固定資産の取得等により有形固定資産が316,397千円増加したこと等によるものです。流動負債は1,171,070千円(前事業年度比279,345千円減少)となりました。これは主として、買掛金が5,726千円増加したこと等の増加要因と、未払金が273,338千円減少、未払消費税等が5,274千円減少及び前受収益が3,455千円減少したこと等の減少要因があったことによるものです。次に、固定負債は1,139,607千円(前事業年度比22,179千円増加)となりました。これは主として、長期借入金が20,040千円減少したものの、会員預り金が33,300千円増加及び退職引当金が8,122千円増加したこと等によります。
以上の結果、純資産は1,294,914千円(前事業年度比10,724千円増加)となりました。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、景気の変動、若者のゴルフ離れやプレーヤーの高年齢化等の構造的な問題、また、猛暑や台風など異常気象といった天候問題が挙げられます。加えて、経年設備更新の大型設備投資による減価償却費・諸物価高騰・人件費増加による費用の増大が収支を圧迫する要因となっています。このような状況の中、継続的に行っている来場促進策や良好なコースコンディションを提供することで来場者を確保し収益増を図ることにより、健全な経営を維持できるよう努めております。
③資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、設備の更新や一般管理費等の営業費用であります。当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は、自己資金を基本としていますが、2024年度から開始した、散水設備改修工事、コース管理棟・機材倉庫の移転新築工事などの大型設備投資に伴う一時的な支出増大に対し、一定の手元資金を確保するため、銀行借り入れを実施しております。今後の10年間を見通した設備投資計画を検討する中で、必要な資金を確保するため収益増加策を検討・実施するとともに、必要に応じ外部資金の活用も図りながら、手元資金の確保・安定化に努め、キャッシュ・フロー管理を徹底してまいります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
第68期の事業概況につきましてご報告申し上げます。
当事業年度は、総来場者数は54,889名でありました。今期は、降雪によるクローズが5日間の影響があった他、雨天や夏季の猛暑の影響等により、前期と比べ会員を中心に大きく減少しました。
通期の内訳としては、会員が25,575名、ゲストは29,314名で、前期に比べて会員が1,263人減少、ゲストは557人減少の合計1,820人減少しました。
営業日数は314日で、前期比1日減少となりました。月曜休場営業は前期と変わらず12日営業でした。
売上高におきましては、前期に比べ、キャディフィの値上げや5人乗り乗用カートの導入によりキャディ料収入が22,245千円増加、年会費の値上げにより年会費収入が98,300千円増加したものの、来場者が減少したことにより、グリーンフィ収入は前期比11,650千円減少をはじめ諸経費収入、食堂売上収入も減少したこと、加えて、昨年は日本女子オープン関連収入がありましたが当期は無かったため、その他の営業収入が252,142千円減少したこと等により、売上高は前期に比べ160,747千円減少の1,483,167千円となりました。
売上原価は、総来場者数減少の影響やコース維持費等の費用削減策を実施したものの、昨今の諸物価高騰や人件費の上昇、設備投資による減価償却費の増加により、業務費が13,550千円増加したこと等により、前期に比べ8,687千円増の1,092,975千円となりました。販売費及び一般管理費は、エネルギー価格や諸物価が高止まりしたことに伴い電力燃料費及び修繕費等が嵩んだことや人件費の上昇等があったものの、昨年計上のあった日本女子オープン関連費用が当期は無かったため、前期に比べ225,465千円減の377,351千円となりました。
その結果、営業利益は12,840千円となり、営業外収益として受取利息等の合計2,945千円、営業外費用として支払利息等2,338千円をそれぞれ計上した結果、経常利益は13,447千円(前期は39,925千円の経常損失)となり、特別損失はほぼ無かったため、税引前当期純利益も13,447千円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、328,896千円と前年同期と比べ410,150千円(55.5%)減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動による資金の増加は210,623千円となりました。これは主に、減価償却費179,299千円、税引前当期純利益の増加額13,447千円及び会員預り金の受入による収入54,600千円等の増加要因と、未収消費税等の減少額30,619千円、前受収益の減少額3,455千円及び会員預り金の返還による支出21,300千円等の減少要因があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動による資金の減少は599,774千円となりました。これは主に、定期預金の払い戻しによる収入100,000千円、有価証券の償還による収入70,041千円の増加要因と、コース管理機材倉庫・管理棟新築工事等の有形固定資産の取得による支出769,696千円等の減少要因があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動による資金の減少は21,000千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出20,040千円、ファイナンス・リース債務の返済による支出960千円の減少要因があったことによるものです。
③営業の状況
a 売上実績
| 月別 | グリーン フィ収入 (千円) | サービス 料収入 (千円) | 諸経費 収入 (千円) | キャディ料 収入 (千円) | 売店売上 収入 (千円) | 食堂売上 収入 (千円) | その他 (千円) | 会員登録料収入 (千円) | 年会費 収入 (千円) | 年間ロッカーフィ収入 (千円) | 計 (千円) |
| 2025年4月 | 33,435 | 1,443 | 19,748 | 23,919 | 3,396 | 13,986 | 13 | 15,690 | 16,500 | 913 | 129,046 |
| 5月 | 35,761 | 1,924 | 20,802 | 25,452 | 3,646 | 14,986 | 11 | 15,690 | 16,500 | 750 | 135,525 |
| 6月 | 29,272 | 1,339 | 18,187 | 22,050 | 3,874 | 13,815 | 1,012 | 15,740 | 16,500 | 750 | 122,541 |
| 7月 | 21,619 | 1,141 | 17,580 | 23,956 | 3,370 | 10,191 | 21 | 15,740 | 16,500 | 757 | 110,878 |
| 8月 | 22,985 | 1,345 | 17,090 | 23,486 | 3,393 | 8,941 | 19 | 14,540 | 16,500 | 756 | 109,059 |
| 9月 | 27,231 | 1,575 | 18,698 | 25,064 | 2,953 | 12,474 | 8 | 14,390 | 16,500 | 750 | 119,644 |
| 10月 | 37,783 | 1,352 | 20,245 | 27,020 | 3,933 | 15,754 | 525 | 19,190 | 16,500 | 754 | 143,060 |
| 11月 | 45,383 | 1,733 | 22,478 | 29,003 | 3,911 | 18,007 | 31 | 14,240 | 16,500 | 758 | 152,048 |
| 12月 | 31,264 | 1,356 | 19,325 | 24,310 | 3,256 | 14,184 | 25 | 17,090 | 16,500 | 752 | 128,066 |
| 2026年1月 | 22,633 | 1,273 | 16,031 | 20,037 | 2,283 | 8,345 | 27 | 14,690 | 16,500 | 757 | 102,578 |
| 2月 | 22,377 | 1,343 | 15,621 | 19,006 | 2,293 | 7,841 | 19 | 16,440 | 16,500 | 751 | 102,193 |
| 3月 | 33,120 | 1,589 | 19,591 | 24,307 | 3,565 | 14,204 | 20 | 16,040 | 15,360 | 725 | 128,524 |
| 合計 | 362,868 | 17,418 | 225,401 | 287,614 | 39,877 | 152,732 | 1,737 | 189,480 | 196,860 | 9,176 | 1,483,167 |
| 1ヵ月平均 | 30,239 | 1,451 | 18,783 | 23,967 | 3,323 | 12,727 | 144 | 15,790 | 16,405 | 764 | 123,597 |
| 前期比較増減 (△は減少) | △11,650 | △461 | △7,715 | 22,245 | △4,567 | △8,245 | △252,142 | 3,350 | 98,300 | 141 | △160,747 |
b 利用実績
| 月別 | メンバー (人) | ゲスト (人) | 計 (人) |
| 2025年4月 | 2,307 | 2,522 | 4,829 |
| 5月 | 2,353 | 2,688 | 5,041 |
| 6月 | 2,061 | 2,381 | 4,442 |
| 7月 | 1,939 | 2,355 | 4,294 |
| 8月 | 1,809 | 2,347 | 4,156 |
| 9月 | 2,097 | 2,466 | 4,563 |
| 10月 | 1,983 | 2,847 | 4,830 |
| 11月 | 2,495 | 2,993 | 5,488 |
| 12月 | 2,282 | 2,441 | 4,723 |
| 2026年1月 | 1,824 | 2,094 | 3,918 |
| 2月 | 1,948 | 1,867 | 3,815 |
| 3月 | 2,477 | 2,313 | 4,790 |
| 合計 | 25,575 | 29,314 | 54,889 |
| 比率 | 46.6% | 53.4% | 100% |
| 前期比較増減(△は減少) | △1,263 | △557 | △1,820 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、重要な会計方針及び見積りにつきましては、十分検討して作成しております。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の総来場者数は、54,889人(会員25,575人⦅46.6%⦆、ゲスト29,314人⦅53.4%⦆)でありました。
来場者数は3年連続の減少であり、また当期と3年前(2022年度)の来場者数を比較すると、5,233人減少(会員△4,546人、ゲスト△687人)と大幅な減少となっており、特に会員来場者数の減少傾向が顕著で、ゲスト来場者数も伸び悩みました。こうした中、当クラブの当期年間来場者数は前期比1,820人減少の54,889人(会員25,575人・前期比△1,263人、ゲスト29,314人・前期比△557人)となりました。また、2025年度予算59,300人に対しては4,411人減少(会員△3,025人、ゲスト△1,386人)となりました。
売上高におきましては、年会費値上げ(2025年4月)により年会費収入が前期比98,300千円増加した他、5人乗りカート24台導入(2025年7月)によりカートフィ収入が15,400千円増加し、またキャディフィの値上げ(2024年10月)によりキャディ料収入も前期比6,844千円増加しました。一方、会員を中心に来場者数が前期に比べ大きく減少したため、グリーンフィ収入(会員・ゲスト)は前期比11,650千円減少、諸経費収入は7,715千円減少、食堂売上収入は8,245千円減少となりました。加えて、昨年は日本女子オープン関連収入がありましたが当期は無かったため、その他の営業収入が252,142千円減少となったこと等により、売上高は前期に比べ160,747千円減の1,483,167千円となりました。
売上原価は、総来場者数減少の影響(前期に比べキャディ費△5,892千円、食堂費△7,383千円等)により費用が減少し、また、コース維持費等の費用削減策(間伐費6,000千円削減など)を実施したものの、昨今の諸物価高騰による業務管理費・売店費の増加(前期比22,386千円増)や、コース管理課・サービス課社員の給与改善(6%アップ)、コース管理業務委託費増(前期比23,110千円増)による人件費増加、2022年度以降の高水準な設備支出による減価償却費の増加(前期比26,771千円増)などにより、前期比8,687千円増加の1,092,975千円となりました。また、販売費及び一般管理費は、エネルギー価格や諸物価が高止まりしたことに伴い電力燃料費及び修繕費等が嵩んだことや人件費の上昇等があったものの、昨年計上した日本女子オープン関連費用が当期は無かったため、前期に比べ225,465千円減少の377,351千円となり、その結果、営業利益は12,840千円(前期は43,190千円の営業損失)となりました。これに、営業外収益として受取利息等の合計2,945千円、営業外費用(支払利息等)2,338千円を計上した結果、経常利益は13,447千円(前期は39,925千円の経常損失)となり、特別損失がほぼ無かったことから、税引前当期純利益も13,447千円となりました。
当社の事業年度末の財務状態におきましては、前事業年度末と比べ、流動資産は446,883千円(前事業年度比560,932千円減少)となりました。これは主として、未収消費税等が25,344千円増加したものの、現金及び預金が510,150千円減少及び有価証券が70,041千円減少したこと等によります。次に、固定資産は3,158,708千円(前事業年度比314,492千円増加)となりました。これは主として、有形固定資産の取得等により有形固定資産が316,397千円増加したこと等によるものです。流動負債は1,171,070千円(前事業年度比279,345千円減少)となりました。これは主として、買掛金が5,726千円増加したこと等の増加要因と、未払金が273,338千円減少、未払消費税等が5,274千円減少及び前受収益が3,455千円減少したこと等の減少要因があったことによるものです。次に、固定負債は1,139,607千円(前事業年度比22,179千円増加)となりました。これは主として、長期借入金が20,040千円減少したものの、会員預り金が33,300千円増加及び退職引当金が8,122千円増加したこと等によります。
以上の結果、純資産は1,294,914千円(前事業年度比10,724千円増加)となりました。
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、景気の変動、若者のゴルフ離れやプレーヤーの高年齢化等の構造的な問題、また、猛暑や台風など異常気象といった天候問題が挙げられます。加えて、経年設備更新の大型設備投資による減価償却費・諸物価高騰・人件費増加による費用の増大が収支を圧迫する要因となっています。このような状況の中、継続的に行っている来場促進策や良好なコースコンディションを提供することで来場者を確保し収益増を図ることにより、健全な経営を維持できるよう努めております。
③資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要のうち主なものは、設備の更新や一般管理費等の営業費用であります。当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は、自己資金を基本としていますが、2024年度から開始した、散水設備改修工事、コース管理棟・機材倉庫の移転新築工事などの大型設備投資に伴う一時的な支出増大に対し、一定の手元資金を確保するため、銀行借り入れを実施しております。今後の10年間を見通した設備投資計画を検討する中で、必要な資金を確保するため収益増加策を検討・実施するとともに、必要に応じ外部資金の活用も図りながら、手元資金の確保・安定化に努め、キャッシュ・フロー管理を徹底してまいります。