有価証券報告書-第62期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(業績等の概要)
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、10月の消費税率引き上げ後は、消費者の節約志向が懸念されましたものの、企業業績や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が継続いたしました。
しかしながら、米中貿易摩擦、英国のEU問題等に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への悪影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましては、全英女子オープンでの日本人選手の活躍等、明るい話題もありましたが、2020年東京オリンピックの1年延期の決定、また依然として少子高齢化に伴うゴルフ人口全体の大幅な減少、価格競争による収益力の低下、更には人手不足や異常気象への対応等、依然厳しい経営環境が続いております。
当事業年度における営業日数は、台風、積雪等のクローズが9日あり、前期に比べ11日減の308日となりました。来場者数は、会員20,545名(前期比161名増)、ゲスト14,008名(同921名減)の合計34,553名(同760名減)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ2名増の112名となりました。
当事業年度の売上高は、594,647千円と前期に比べ、3,970千円(0.7%)の増収となりました。
一方、経費面につきましては、コース内の樹木剪定作業等が落ち着いたこと、またキャディの人員不足解消による派遣キャディ費の減少に加え、部門ごとに経費節減に努めました結果、営業損失は140,007千円と前年同期に比べ21,691千円(13.4%)の減少となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ10,000千円減少いたしましたが159,271千円(前期比11,014千円減)の収益となりました。
その結果、経常損益は19,263千円の利益となり、前期に比べ10,676千円(124.3%)の増益となりました。
また、特別損益として主にBグリーン改造工事に伴う有形固定資産除却損7,795千円を計上した結果、税引前当期純利益は11,468千円と前期に比べ1,624千円(16.5%)の増益となり、これに法人税、住民税及び事業税2,528千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△115千円を計上した結果、当期純利益は9,056千円と前年同期に比べ837千円(10.2%)の増益となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、87,537千円と前年同期と比べ7,074千円(7.5%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは95,428千円と前年同期と比べ24,348千円(34.3%)の増加.となりました。これは税引前当期純利益が11,468千円と前年同期と比べ1,624千円、減価償却費が3,620千円それぞれ増加し、未払金が16,945千円減少したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△70,018千円と前年同期に比べ17,779千円(34.0%)の減少となりました。これは有形固定資産の取得による支出が70,018千円と前年実績に比べ16,863千円増加したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△32,484千円と前年同期に比べ5,200千円(19.1%)の減少となりました。これは会員預り金の受入による収入が78,500千円と前年実績に比べ1,500千円減少し、返還による支出も109,200千円と前年実績に比べ3,700千円増加したことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 2019年4月より食堂及びコース売店を、株式会社ダイナックホールディングスに業務委託いたしました。
(2) 主なる利用料金
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 2019年4月よりキャディフィを改定しております。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社は新型コロナウイルス感染症による会計上の見積り等への影響はないと判断しております。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度590,676千円、当事業年度594,647千円で、差引3,970千円の増加となっており、前事業年度対比0.7%の増加となっております。
売上総利益金額は、前事業年度581,152千円、当事業年度585,934千円で、差引4,782千円、前事業年度対比は0.8%と、やや増益となっております。また、売上総利益率は、前事業年度の98.4%から0.1ポイント上昇して、当事業年度は98.5%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度742,851千円、当事業年度725,941千円で差引16,909千円と前年より減少しております。これを売上対比でみますと、前事業年度125.8%に対し、当事業年度122.1%と減少しております。
経常利益金額は、前事業年度8,587千円、当事業年度19,263千円で、差引10,676千円の増加、前期対比224.3%と大幅な増益となっております。
また、特別損失として主にBグリーン改造工事に伴う有形固定資産除却損7,795千円計上いたしますと、税引前当期純利益は11,468千円と前年同期に比べ1,624千円(16.5%)の増益となり、これに法人税、住民税及び事業税2,528千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△115千円を計上した結果、当期純利益は9,056千円と前年同期に比べ837千円(10.2%)の増益となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で来場者が減少し、2020年度の業績は悪化することが見込まれます。
具体的には、ゲスト来場者減少及びコンペ等の各種競技会の中止によるプレーフィの減少、営業時間短縮による食堂売上の減少で、業績の悪化が見込まれます。
この状況は、当社としては当面続くと想定しており、第二波、第三波が続く場合、さらに業績に重大な影響を与えるものと分析しております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,554,614千円と前年同期と比べ、25,783千円(0.7%)の減少となりました。うち流動資産は、904,674千円と前年同期と比べ、16,394千円(1.8%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が7,074千円、未収入金が10,104千円それぞれ減少したことなどによるものです。また固定資産は、2,649,940千円と前年同期と比べ、9,389千円(0.4%)の減少となりました。主な減少要因は有形固定資産を50,377千円増加いたしましたが、減価償却累計額を59,271千円計上したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,469,104千円と前年同期と比べ、34,138千円(1.4%)の減少となりました。うち流動負債は、92,648千円と前年同期と比べ、1,155千円(1.2%)の減少となりました。主な減少要因は、未払金が16,945千円減少いたしましたが未払消費税等が8,709千円、賞与引当金が5,208千円それぞれ増加したことなどによるものです。固定負債は、2,376,455千円と前年同期と比べ、32,982千円(1.4%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が30,700千円減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,085,510千円と前年同期と比べ、8,354千円(0.8%)の増加となりました。主な増加要因は、当期純利益9,056千円の計上などにより、繰越利益剰余金が9,330千円増加したことなどによるものです。
(4) 資本の財源及び資金調達の流動性についての分析
① 資金需要
当社の主要な資金需要として、設備投資、運転資金(労務費、経費等の営業費用)及び法人税等の支払い等に資金を充当しております。
重要な資本的支出の予定及び資金の調達方法については、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フローにより、必要とする資金を調達しております。
キャッシュ・フローの分析
「(業績等の概要) (2) キャッシュ・フローの状況」に記載した事項をご参照ください。
③ 流動性
当社は、従来から営業活動により資金を得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローで通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、10月の消費税率引き上げ後は、消費者の節約志向が懸念されましたものの、企業業績や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が継続いたしました。
しかしながら、米中貿易摩擦、英国のEU問題等に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への悪影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましては、全英女子オープンでの日本人選手の活躍等、明るい話題もありましたが、2020年東京オリンピックの1年延期の決定、また依然として少子高齢化に伴うゴルフ人口全体の大幅な減少、価格競争による収益力の低下、更には人手不足や異常気象への対応等、依然厳しい経営環境が続いております。
当事業年度における営業日数は、台風、積雪等のクローズが9日あり、前期に比べ11日減の308日となりました。来場者数は、会員20,545名(前期比161名増)、ゲスト14,008名(同921名減)の合計34,553名(同760名減)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ2名増の112名となりました。
当事業年度の売上高は、594,647千円と前期に比べ、3,970千円(0.7%)の増収となりました。
一方、経費面につきましては、コース内の樹木剪定作業等が落ち着いたこと、またキャディの人員不足解消による派遣キャディ費の減少に加え、部門ごとに経費節減に努めました結果、営業損失は140,007千円と前年同期に比べ21,691千円(13.4%)の減少となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ10,000千円減少いたしましたが159,271千円(前期比11,014千円減)の収益となりました。
その結果、経常損益は19,263千円の利益となり、前期に比べ10,676千円(124.3%)の増益となりました。
また、特別損益として主にBグリーン改造工事に伴う有形固定資産除却損7,795千円を計上した結果、税引前当期純利益は11,468千円と前期に比べ1,624千円(16.5%)の増益となり、これに法人税、住民税及び事業税2,528千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△115千円を計上した結果、当期純利益は9,056千円と前年同期に比べ837千円(10.2%)の増益となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、87,537千円と前年同期と比べ7,074千円(7.5%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは95,428千円と前年同期と比べ24,348千円(34.3%)の増加.となりました。これは税引前当期純利益が11,468千円と前年同期と比べ1,624千円、減価償却費が3,620千円それぞれ増加し、未払金が16,945千円減少したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△70,018千円と前年同期に比べ17,779千円(34.0%)の減少となりました。これは有形固定資産の取得による支出が70,018千円と前年実績に比べ16,863千円増加したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△32,484千円と前年同期に比べ5,200千円(19.1%)の減少となりました。これは会員預り金の受入による収入が78,500千円と前年実績に比べ1,500千円減少し、返還による支出も109,200千円と前年実績に比べ3,700千円増加したことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
| 年度別 | 年会費 ロッカー費 (千円) | ゴルフプレーフィ | 食堂・売店 売上高 (千円) | その他収入 (千円) | 合計 (千円) | ||||
| グリーンフィ | キャディ フィその他 (千円) | ||||||||
| 会員 | ゲスト | ||||||||
| 人員 (人) | フィ (千円) | 人員 (人) | フィ (千円) | ||||||
| 第61期 (自 2018年4月 至 2019年3月) | 125,067 | 20,386 | 36,522 | 14,929 | 126,452 | 254,860 | 26,731 | 21,043 | 590,676 |
| 第62期 (自 2019年4月 至 2020年3月) | 125,224 | 20,545 | 36,625 | 14,008 | 120,467 | 261,688 | 25,855 | 24,786 | 594,647 |
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 2019年4月より食堂及びコース売店を、株式会社ダイナックホールディングスに業務委託いたしました。
(2) 主なる利用料金
| 摘要 | 2018年4月~ 2019年3月 (円) | 2019年4月~ 2020年3月 (円) | ||
| 会員のグリーンフィ | 70歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 |
| 70歳以上 80歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 | |
| 80歳以上 | 1日 | 700 | 同左 | |
| ゲストのグリーンフィ | 平日 | 1日 | 9,000・14,000 | 同左 |
| 土曜日 | 1日 | 18,000・22,000 | 同左 | |
| 日曜日・祝日 | 1日 | 18,000・22,000 | 同左 | |
| キャディフィ (1ラウンドに付4バッグ) | ハウスキャディ | 4,000 | 4,300 | |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 2019年4月よりキャディフィを改定しております。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社は新型コロナウイルス感染症による会計上の見積り等への影響はないと判断しております。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度590,676千円、当事業年度594,647千円で、差引3,970千円の増加となっており、前事業年度対比0.7%の増加となっております。
売上総利益金額は、前事業年度581,152千円、当事業年度585,934千円で、差引4,782千円、前事業年度対比は0.8%と、やや増益となっております。また、売上総利益率は、前事業年度の98.4%から0.1ポイント上昇して、当事業年度は98.5%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度742,851千円、当事業年度725,941千円で差引16,909千円と前年より減少しております。これを売上対比でみますと、前事業年度125.8%に対し、当事業年度122.1%と減少しております。
経常利益金額は、前事業年度8,587千円、当事業年度19,263千円で、差引10,676千円の増加、前期対比224.3%と大幅な増益となっております。
また、特別損失として主にBグリーン改造工事に伴う有形固定資産除却損7,795千円計上いたしますと、税引前当期純利益は11,468千円と前年同期に比べ1,624千円(16.5%)の増益となり、これに法人税、住民税及び事業税2,528千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△115千円を計上した結果、当期純利益は9,056千円と前年同期に比べ837千円(10.2%)の増益となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で来場者が減少し、2020年度の業績は悪化することが見込まれます。
具体的には、ゲスト来場者減少及びコンペ等の各種競技会の中止によるプレーフィの減少、営業時間短縮による食堂売上の減少で、業績の悪化が見込まれます。
この状況は、当社としては当面続くと想定しており、第二波、第三波が続く場合、さらに業績に重大な影響を与えるものと分析しております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,554,614千円と前年同期と比べ、25,783千円(0.7%)の減少となりました。うち流動資産は、904,674千円と前年同期と比べ、16,394千円(1.8%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が7,074千円、未収入金が10,104千円それぞれ減少したことなどによるものです。また固定資産は、2,649,940千円と前年同期と比べ、9,389千円(0.4%)の減少となりました。主な減少要因は有形固定資産を50,377千円増加いたしましたが、減価償却累計額を59,271千円計上したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,469,104千円と前年同期と比べ、34,138千円(1.4%)の減少となりました。うち流動負債は、92,648千円と前年同期と比べ、1,155千円(1.2%)の減少となりました。主な減少要因は、未払金が16,945千円減少いたしましたが未払消費税等が8,709千円、賞与引当金が5,208千円それぞれ増加したことなどによるものです。固定負債は、2,376,455千円と前年同期と比べ、32,982千円(1.4%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が30,700千円減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,085,510千円と前年同期と比べ、8,354千円(0.8%)の増加となりました。主な増加要因は、当期純利益9,056千円の計上などにより、繰越利益剰余金が9,330千円増加したことなどによるものです。
(4) 資本の財源及び資金調達の流動性についての分析
① 資金需要
当社の主要な資金需要として、設備投資、運転資金(労務費、経費等の営業費用)及び法人税等の支払い等に資金を充当しております。
重要な資本的支出の予定及び資金の調達方法については、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フローにより、必要とする資金を調達しております。
キャッシュ・フローの分析
「(業績等の概要) (2) キャッシュ・フローの状況」に記載した事項をご参照ください。
③ 流動性
当社は、従来から営業活動により資金を得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローで通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。