有価証券報告書-第66期(2023/04/01-2024/03/31)
(業績等の概要)
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、社会経済活動の正常化が進み、インバウンド需要の復調や雇用・所得環境の改善など、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、世界的な地政学リスクの長期化に伴う資源価格の高騰及び円安進行による物価高騰や金融政策の変動等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましては、行動制限緩和による他レジャーの需要の高まりや異常気象による長雨、猛暑日の増加による来場者数の減少、物価や人件費の上昇、また構造的なゴルフ人口の減少等により、厳しい経営環境が続きました。
当事業年度における営業日数は、荒天、積雪等のクローズが8日ありましたものの、前期と同じ308日となりました。来場者数は、会員23,241名(前期比58名減)、ゲスト12,615名(同1,206名増)の合計35,856名(同1,148名増)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ4名増の116名となりました。
当事業年度の売上高は、来場者数の増加により684,151千円と前期に比べ、62,740千円(10.1%)の増収となりました。
一方、販売費及び一般管理費につきましては、物価上昇、降雪及びナラ枯れによる樹木の廃棄費用等の影響により、前期比38,999千円増加の826,894千円となりましたが、営業損失は159,060千円と前年同期に比べ17,405千円(9.8%)の減少となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ38,500千円減少したことなどにより、202,667千円(前期比37,512千円減)の収益となりました。
その結果、42,420千円の経常利益(前期比21,293千円減)となりました。
また、特別損失として主にバンカー改修に伴う有形固定資産除却損2,398千円を計上いたしますと、40,021千円の税引前当期純利益(前期比19,069千円減)となり、これに法人税、住民税及び事業税9,043千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△98千円を計上した結果、31,076千円の当期純利益(前期比8,947千円減)となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、48,676千円と前年同期と比べ21,955千円(31.0%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは86,072千円と前年同期と比べ50,900千円(37.1%)の減少となりました。これは前年実績に比べ税引前当期純利益が19,069千円減少し、法人税等の支払額又は還付額が25,495千円増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△97,637千円と前年同期に比べ273千円(0.2%)の増加となりました。これは前年実績に比べ定期預金の預入による支出が30,000千円、払戻による収入が60,000千円それぞれ減少し、また有形固定資産の取得による支出が94,919千円と前年実績に比べ32,491千円減少したことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△10,390千円と前年同期に比べ20,504千円(66.3%)の増加となりました。これは会員預り金の受入による収入が104,000千円と前年実績に比べ9,000千円減少し、返還による支出が114,750千円と前年実績に比べ26,900千円減少したことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 主たる利用料金
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社は新型コロナウイルス感染症による会計上の見積り等への影響はないと判断しております。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度621,411千円、当事業年度684,151千円で、差引62,740千円の増加となっており、前事業年度対比110.1%と増収となっております。
売上総利益金額は、前事業年度611,429千円、当事業年度667,833千円で、差引56,404千円、前事業年度対比は109.2%と、やや増益となっております。また、売上総利益率は、前事業年度の98.4%から0.8ポイント減少して、当事業年度は97.6%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度787,895千円、当事業年度826,894千円で差引38,999千円と前期並みとなっております。これを売上対比でみますと、前事業年度126.8%に対し、当事業年度120.8%と減少しております。
経常損益金額は、前事業年度63,714千円、当事業年度42,420千円で、差引21,293千円の減少、前期対比率66.5%と、減益となっております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,535,736千円と前年同期と比べ、7,024千円(0.2%)の増加となりました。うち流動資産は、842,003千円と前年同期と比べ、1,256千円(0.1%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が21,955千円減少し、未収入金が18,792千円増加したことなどによるものです。また固定資産は、2,693,732千円と前年同期と比べ、8,281千円(0.3%)の増加となりました。主な増加要因は有形固定資産が5,671千円増加し、減価償却累計額が51,720千円増加したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,361,514千円と前年同期と比べ、24,627千円(1.0%)の減少となりました。うち流動負債は、86,405千円と前年同期と比べ、14,726千円(14.6%)の減少となりました。主な減少要因は、未払金が9,818千円増加しましたが、未払法人税等が18,124千円、設備関係未払金が7,209千円それぞれ減少したことなどによるものです。固定負債は、2,275,108千円と前年同期と比べ、9,901千円(0.4%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が10,750千円減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,174,221千円と前年同期と比べ、31,651千円(2.7%)の増加となりました。主な増加要因は、当期純利益31,076千円の計上などにより、繰越利益剰余金が31,265千円増加したことなどによるものです。
(4) 資本の財源及び資金調達の流動性についての分析
① 資金需要
当社の主要な資金需要として、設備投資、運転資金(労務費、経費等の営業費用)及び法人税等の支払い等に資金を充当しております。
重要な資本的支出の予定及び資金の調達方法については、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フローにより、必要とする資金を調達しております。
キャッシュ・フローの分析
「(業績等の概要) (2) キャッシュ・フローの状況」に記載した事項をご参照ください。
③ 流動性
当社は、従来から営業活動により資金を得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローで通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、社会経済活動の正常化が進み、インバウンド需要の復調や雇用・所得環境の改善など、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、世界的な地政学リスクの長期化に伴う資源価格の高騰及び円安進行による物価高騰や金融政策の変動等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましては、行動制限緩和による他レジャーの需要の高まりや異常気象による長雨、猛暑日の増加による来場者数の減少、物価や人件費の上昇、また構造的なゴルフ人口の減少等により、厳しい経営環境が続きました。
当事業年度における営業日数は、荒天、積雪等のクローズが8日ありましたものの、前期と同じ308日となりました。来場者数は、会員23,241名(前期比58名減)、ゲスト12,615名(同1,206名増)の合計35,856名(同1,148名増)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ4名増の116名となりました。
当事業年度の売上高は、来場者数の増加により684,151千円と前期に比べ、62,740千円(10.1%)の増収となりました。
一方、販売費及び一般管理費につきましては、物価上昇、降雪及びナラ枯れによる樹木の廃棄費用等の影響により、前期比38,999千円増加の826,894千円となりましたが、営業損失は159,060千円と前年同期に比べ17,405千円(9.8%)の減少となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ38,500千円減少したことなどにより、202,667千円(前期比37,512千円減)の収益となりました。
その結果、42,420千円の経常利益(前期比21,293千円減)となりました。
また、特別損失として主にバンカー改修に伴う有形固定資産除却損2,398千円を計上いたしますと、40,021千円の税引前当期純利益(前期比19,069千円減)となり、これに法人税、住民税及び事業税9,043千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△98千円を計上した結果、31,076千円の当期純利益(前期比8,947千円減)となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、48,676千円と前年同期と比べ21,955千円(31.0%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは86,072千円と前年同期と比べ50,900千円(37.1%)の減少となりました。これは前年実績に比べ税引前当期純利益が19,069千円減少し、法人税等の支払額又は還付額が25,495千円増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△97,637千円と前年同期に比べ273千円(0.2%)の増加となりました。これは前年実績に比べ定期預金の預入による支出が30,000千円、払戻による収入が60,000千円それぞれ減少し、また有形固定資産の取得による支出が94,919千円と前年実績に比べ32,491千円減少したことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△10,390千円と前年同期に比べ20,504千円(66.3%)の増加となりました。これは会員預り金の受入による収入が104,000千円と前年実績に比べ9,000千円減少し、返還による支出が114,750千円と前年実績に比べ26,900千円減少したことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
| 年度別 | 年会費 ロッカー費 (千円) | ゴルフプレーフィ | 食堂・売店 売上高 (千円) | その他収入 (千円) | 合計 (千円) | ||||
| グリーンフィ | キャディ フィその他 (千円) | ||||||||
| 会員 | ゲスト | ||||||||
| 人員 (人) | フィ (千円) | 人員 (人) | フィ (千円) | ||||||
| 第65期 (自 2022年4月 至 2023年3月) | 170,945 | 23,299 | 41,945 | 11,409 | 99,562 | 263,313 | 24,763 | 20,881 | 621,411 |
| 第66期 (自 2023年4月 至 2024年3月) | 169,812 | 23,241 | 42,753 | 12,615 | 108,360 | 305,269 | 36,641 | 21,314 | 684,151 |
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 主たる利用料金
| 摘要 | 2022年4月~ 2023年3月 (円) | 2023年4月~ 2024年3月 (円) | ||
| 会員のグリーンフィ | 70歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 |
| 70歳以上 80歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 | |
| 80歳以上 | 1日 | 700 | 同左 | |
| ゲストのグリーンフィ | 平日 | 1日 | 9,000・14,000・15,000 | 同左 |
| 土曜日 | 1日 | 18,000・23,000・24,000 | 同左 | |
| 日曜日・祝日 | 1日 | 18,000・23,000・24,000 | 同左 | |
| キャディフィ (1ラウンドに付4バッグ) | ハウスキャディ | 4,300 | 4,800 | |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社は新型コロナウイルス感染症による会計上の見積り等への影響はないと判断しております。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度621,411千円、当事業年度684,151千円で、差引62,740千円の増加となっており、前事業年度対比110.1%と増収となっております。
売上総利益金額は、前事業年度611,429千円、当事業年度667,833千円で、差引56,404千円、前事業年度対比は109.2%と、やや増益となっております。また、売上総利益率は、前事業年度の98.4%から0.8ポイント減少して、当事業年度は97.6%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度787,895千円、当事業年度826,894千円で差引38,999千円と前期並みとなっております。これを売上対比でみますと、前事業年度126.8%に対し、当事業年度120.8%と減少しております。
経常損益金額は、前事業年度63,714千円、当事業年度42,420千円で、差引21,293千円の減少、前期対比率66.5%と、減益となっております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,535,736千円と前年同期と比べ、7,024千円(0.2%)の増加となりました。うち流動資産は、842,003千円と前年同期と比べ、1,256千円(0.1%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が21,955千円減少し、未収入金が18,792千円増加したことなどによるものです。また固定資産は、2,693,732千円と前年同期と比べ、8,281千円(0.3%)の増加となりました。主な増加要因は有形固定資産が5,671千円増加し、減価償却累計額が51,720千円増加したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,361,514千円と前年同期と比べ、24,627千円(1.0%)の減少となりました。うち流動負債は、86,405千円と前年同期と比べ、14,726千円(14.6%)の減少となりました。主な減少要因は、未払金が9,818千円増加しましたが、未払法人税等が18,124千円、設備関係未払金が7,209千円それぞれ減少したことなどによるものです。固定負債は、2,275,108千円と前年同期と比べ、9,901千円(0.4%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が10,750千円減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,174,221千円と前年同期と比べ、31,651千円(2.7%)の増加となりました。主な増加要因は、当期純利益31,076千円の計上などにより、繰越利益剰余金が31,265千円増加したことなどによるものです。
(4) 資本の財源及び資金調達の流動性についての分析
① 資金需要
当社の主要な資金需要として、設備投資、運転資金(労務費、経費等の営業費用)及び法人税等の支払い等に資金を充当しております。
重要な資本的支出の予定及び資金の調達方法については、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フローにより、必要とする資金を調達しております。
キャッシュ・フローの分析
「(業績等の概要) (2) キャッシュ・フローの状況」に記載した事項をご参照ください。
③ 流動性
当社は、従来から営業活動により資金を得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローで通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。