有価証券報告書-第68期(2025/04/01-2026/03/31)
(業績等の概要)
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、地政学リスクの高まりや、米国の通商政策の影響や物価上昇が個人消費に及ぼす影響など、景気を下押しするリスクも存在しており、先行きについては依然として不透明な状況が続いています。
ゴルフ場業界におきましては、構造的なゴルフ人口の減少に加え、猛暑の激化と長期化、夏季の少雨への対応、夏季の来場者の減少、物価高騰や人件費の増加、人手不足の問題など、経営環境が一段と厳しくなってきています。
当事業年度における営業日数は、荒天、積雪等のクローズが3日ありましたものの、前期に比べ1日増の309日となりました。来場者数は、会員22,116名(前期比1,080名減)、ゲスト12,987名(同541名増)の合計35,103名(同539名減)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ2名減の113名となりました。
当事業年度の売上高は、キャディフィ改定等により691,153千円と前期に比べ、11,605千円(1.7%)の増収となりました。
一方、販売費及び一般管理費につきましては、物価高騰によるコース管理費用をはじめとする諸費用の増加もあり、前期比35,963千円増加の892,740千円となり、営業損失は220,380千円と前年同期に比べ26,039千円(13.4%)の増加となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ15,500千円減少したことなどにより、189,438千円(前期比8,093千円減)となりました。
その結果、30,942千円の経常損失(前期は2,786千円の経常利益)となりました。
また、特別損失として減損損失他5,561千円を計上いたしますと、36,503千円の税引前当期純損失(前期は2,577千円の税引前当期純利益)となり、これに法人税、住民税及び事業税530千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△84千円を計上した結果、36,948千円の当期純損失(前期は800千円の当期純利益)となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、69,210千円と前年同期と比べ11,024千円(14.8%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは64,209千円と前年同期と比べ16,283千円(20.2%)の減少となりました。これは前年実績に比べ税引前当期純利益が39,080千円減少し税引前当期純損失を計上したこと、未収入金が2,205千円増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△73,739千円と前年同期に比べ40,451千円(121.5%)の増加となりました。これは前年実績に比べ定期預金の預入による支出が210,000千円減少し、また有形固定資産の取得による支出が80,658千円と前年実績に比べ20,368千円減少し、投資有価証券の取得による支出が200,000千円あったことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△1,494千円と前年同期に比べ14,150千円(90.5%)の減少となりました。これは会員預り金の受入による収入が89,000千円と前年実績に比べ19,000千円増加し、返還による支出が93,650千円と前年実績に比べ1,750千円増加し、また自己株式の売却による収入が5,400千円あったことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 主たる利用料金
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度679,547千円、当事業年度691,153千円で、差11,605千円の横這いとなっており、前事業年度対比101.7%と前期並みとなっております。
売上総利益金額は、前事業年度662,435千円、当事業年度672,360千円で、差引9,924千円、前事業年度対比は101.5%と、前期並みとなっております。また、売上総利益率は、前事業年度の97.5%から0.2ポイント減少して、当事業年度は97.3%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度856,776千円、当事業年度892,740千円で差引35,963千円と前期並みとなっております。これを売上対比でみますと、前事業年度126.1%に対し、当事業年度129.2%と増加しております。
経常損益金額は、前事業年度2,786千円、当事業年度△30,942千円で、差引33,728千円の減少となっております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,476,836千円と前年同期と比べ、34,267千円(1.0%)の減少となりました。うち流動資産は、474,851千円と前年同期と比べ、117,948千円(19.9%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が121,024千円減少したことなどによるものです。また固定資産は、3,001,984千円と前年同期と比べ、83,680千円(2.9%)の増加となりました。主な増加要因は有形固定資産が15,264千円減少いたしましたものの、投資有価証券が196,846千円増加したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,326,685千円と前年同期と比べ、652千円の減少とほぼ横這いとなりました。うち流動負債は、82,896千円と前年同期と比べ、6,528千円(8.5%)の増加となりました。主な増加要因は、未払費用が8,245千円増加したことによるものです。固定負債は、2,243,789千円と前年同期と比べ、7,181千円(0.3%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が4,650千円、リース債務が1,309千円、繰延税金負債が1,170千円それぞれ減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,150,150千円と前年同期と比べ、33,615千円(2.8%)の減少となりました。主な減少要因は、繰越利益剰余金が36,786千円減少したことなどによるものです。
(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、地政学リスクの高まりや、米国の通商政策の影響や物価上昇が個人消費に及ぼす影響など、景気を下押しするリスクも存在しており、先行きについては依然として不透明な状況が続いています。
ゴルフ場業界におきましては、構造的なゴルフ人口の減少に加え、猛暑の激化と長期化、夏季の少雨への対応、夏季の来場者の減少、物価高騰や人件費の増加、人手不足の問題など、経営環境が一段と厳しくなってきています。
当事業年度における営業日数は、荒天、積雪等のクローズが3日ありましたものの、前期に比べ1日増の309日となりました。来場者数は、会員22,116名(前期比1,080名減)、ゲスト12,987名(同541名増)の合計35,103名(同539名減)となり、1日平均の来場者数は前期と比べ2名減の113名となりました。
当事業年度の売上高は、キャディフィ改定等により691,153千円と前期に比べ、11,605千円(1.7%)の増収となりました。
一方、販売費及び一般管理費につきましては、物価高騰によるコース管理費用をはじめとする諸費用の増加もあり、前期比35,963千円増加の892,740千円となり、営業損失は220,380千円と前年同期に比べ26,039千円(13.4%)の増加となりました。
営業外損益につきましては、入会金収入が前期に比べ15,500千円減少したことなどにより、189,438千円(前期比8,093千円減)となりました。
その結果、30,942千円の経常損失(前期は2,786千円の経常利益)となりました。
また、特別損失として減損損失他5,561千円を計上いたしますと、36,503千円の税引前当期純損失(前期は2,577千円の税引前当期純利益)となり、これに法人税、住民税及び事業税530千円を計上し、税効果会計に伴う法人税等調整額△84千円を計上した結果、36,948千円の当期純損失(前期は800千円の当期純利益)となりました。
(注) 本報告書における売上高、仕入高に係わる消費税につきましては、すべて税抜きで表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、69,210千円と前年同期と比べ11,024千円(14.8%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは64,209千円と前年同期と比べ16,283千円(20.2%)の減少となりました。これは前年実績に比べ税引前当期純利益が39,080千円減少し税引前当期純損失を計上したこと、未収入金が2,205千円増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは△73,739千円と前年同期に比べ40,451千円(121.5%)の増加となりました。これは前年実績に比べ定期預金の預入による支出が210,000千円減少し、また有形固定資産の取得による支出が80,658千円と前年実績に比べ20,368千円減少し、投資有価証券の取得による支出が200,000千円あったことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは△1,494千円と前年同期に比べ14,150千円(90.5%)の減少となりました。これは会員預り金の受入による収入が89,000千円と前年実績に比べ19,000千円増加し、返還による支出が93,650千円と前年実績に比べ1,750千円増加し、また自己株式の売却による収入が5,400千円あったことなどによるものです。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業実績
| 年度別 | 年会費 ロッカー費 (千円) | ゴルフプレーフィ | 食堂・売店 売上高 (千円) | その他収入 (千円) | 合計 (千円) | ||||
| グリーンフィ | キャディ フィその他 (千円) | ||||||||
| 会員 | ゲスト | ||||||||
| 人員 (人) | フィ (千円) | 人員 (人) | フィ (千円) | ||||||
| 第67期 (自 2024年4月 至 2025年3月) | 170,067 | 23,196 | 41,457 | 12,446 | 109,212 | 300,359 | 38,228 | 20,222 | 679,547 |
| 第68期 (自 2025年4月 至 2026年3月) | 171,517 | 22,116 | 39,214 | 12,987 | 114,215 | 299,543 | 40,740 | 25,921 | 691,153 |
(注) 1 金額はゴルフ場利用税を含まない実績収入額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 主たる利用料金
| 摘要 | 2024年4月~ 2025年3月 (円) | 2025年4月~ 2026年3月 (円) | ||
| 会員のグリーンフィ | 70歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 |
| 70歳以上 80歳未満 | 1日 | 1,900 | 同左 | |
| 80歳以上 | 1日 | 700 | 同左 | |
| ゲストのグリーンフィ | 平日 | 1日 | 9,000・14,000・15,000 | 10,000・14,000・15,000 |
| 土曜日 | 1日 | 18,000・23,000・24,000 | 18,000・21,000・22,000 | |
| 日曜日・祝日 | 1日 | 18,000・23,000・24,000 | 18,000・21,000・22,000 | |
| キャディフィ (1ラウンドに付4バッグ) | ハウスキャディ | 4,800 | 同左 | |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社の経営陣は、財務諸表の作成に際し決算日における資産・負債の報告数字の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。
経営陣は、棚卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じて合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行います。実際には、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 業績について
売上高は、前事業年度679,547千円、当事業年度691,153千円で、差11,605千円の横這いとなっており、前事業年度対比101.7%と前期並みとなっております。
売上総利益金額は、前事業年度662,435千円、当事業年度672,360千円で、差引9,924千円、前事業年度対比は101.5%と、前期並みとなっております。また、売上総利益率は、前事業年度の97.5%から0.2ポイント減少して、当事業年度は97.3%となっております。
販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度856,776千円、当事業年度892,740千円で差引35,963千円と前期並みとなっております。これを売上対比でみますと、前事業年度126.1%に対し、当事業年度129.2%と増加しております。
経常損益金額は、前事業年度2,786千円、当事業年度△30,942千円で、差引33,728千円の減少となっております。
(3) 財政状態の分析
(資産)
当事業年度における資産合計は、3,476,836千円と前年同期と比べ、34,267千円(1.0%)の減少となりました。うち流動資産は、474,851千円と前年同期と比べ、117,948千円(19.9%)の減少となりました。主な減少要因は、現金・預金が121,024千円減少したことなどによるものです。また固定資産は、3,001,984千円と前年同期と比べ、83,680千円(2.9%)の増加となりました。主な増加要因は有形固定資産が15,264千円減少いたしましたものの、投資有価証券が196,846千円増加したことなどによるものです。
(負債)
当事業年度における負債合計は、2,326,685千円と前年同期と比べ、652千円の減少とほぼ横這いとなりました。うち流動負債は、82,896千円と前年同期と比べ、6,528千円(8.5%)の増加となりました。主な増加要因は、未払費用が8,245千円増加したことによるものです。固定負債は、2,243,789千円と前年同期と比べ、7,181千円(0.3%)の減少となりました。主な減少要因は、会員預り金が4,650千円、リース債務が1,309千円、繰延税金負債が1,170千円それぞれ減少したことなどによるものです。
(純資産)
当事業年度における純資産合計は1,150,150千円と前年同期と比べ、33,615千円(2.8%)の減少となりました。主な減少要因は、繰越利益剰余金が36,786千円減少したことなどによるものです。