四半期報告書-第42期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルスの感染症拡大により、個人消費が大幅に落ち込むとともに幅広い業種の企業活動に影響をもたらしたことで非常に厳しい状況となりました。1回目の緊急事態宣言解除後は、景気動向に持ち直しの動きがみられたものの、足元では感染の再拡大により緊急事態宣言が再び発出されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループでは、日本においては緊急事態宣言発出に伴う店舗の休業や飲食エリアの時短営業、外出自粛の煽り等を受け、客数や売上は前期に比べ大幅に減少する結果になったものの、中国においては、日本に比べて感染拡大対策が国を挙げて徹底されており、客足と消費が戻りつつあります。日本では、TVアニメ「鬼滅の刃」や「おそ松さん」、サンリオキャラクター等のコラボイベントの実施や直営店「RAKU SPA Cafe 浜松」にて地域最大級のオートロウリュウを導入するなどの改装実施に加え、感染防止に配慮しつつもお客様に安心して楽しんでいただけるような場所づくりなど、前向きに取り組みました。中国では、月桂冠とのコラボイベントや映画館での販促イベント等を実施することによりさらなる集客につなげるように取り組みました。
引き続き、お客様や従業員の感染防止に最大限努めつつ、お客様から必要とされる癒しを提供する企業であることを再認識し、より一層の安心・安全そして高品質なサービスを国内外で継続的に提供すべく取り組んでまいります。
以上の結果、連結売上高7,363百万円(前年同期比33.7%減)、営業損失1,434百万円(前年同期営業損失299百万円)、経常損失1,084百万円(前年同期経常損失554百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,394百万円(前年同期四半期純損失322百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
① 日本
当セグメントにおきましては、売上高6,403百万円(前年同期比32.3%減)、セグメント損失(営業損失)1,063百万円(前年同期セグメント利益272百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における日本の業績は、4月に発出された緊急事態宣言により、多くの店舗で営業自粛や営業時間の短縮、飲食エリアの閉鎖に加え、営業再開後も感染拡大の懸念がおさまらず、外食を控える動きから付帯利用が来店客数に見合った回復とならない等、非常に厳しい状況で推移しました。7月以降、次第に自粛ムードの緩和が見られていたことに加え、他企業とのコラボイベントの実施や店舗改装等により売上高は徐々に回復してきておりました。しかし、11月に感染拡大の第3波が到来したことにより、第1波ほどの集客減にはなりませんでしたが飲食利用は大きく落ち込みました。以上の結果、前年同期と比較して売上高が減少し、営業損失となりました。
② 中国
当セグメントにおきましては、売上高970百万円(前年同期比41.7%減)、セグメント損失(営業損失)249百万円(前年同期セグメント損失435百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における中国の業績は、長春市の直営店は4月から営業を再開したものの、上海市の直営2店舗がそれぞれ7月、8月まで営業を自粛していたことや武漢市の店舗が営業再開を見合わせたこと等により、売上高は前年同期と比較して大きく減少する結果となりました。しかしながら、水道光熱費や人件費等のコストを極力抑えたことや地代家賃の減額交渉等を行ったことに加え、前期末に減損損失を計上したことで減価償却費が大きく減少したことも影響し、セグメント損失(営業損失)は前年同期比で減少いたしました。なお、第3四半期連結会計期間(10月~12月)は感染拡大が納まり、自粛ムードの緩和がみられたことから、経営権を譲渡した「極楽湯金銀潭温泉館」(湖北省武漢市)を除く直営3店舗の売上高がコロナ前の前年同期の実績ほどに回復し、セグメント利益(営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,687百万円減少し19,823百万円となりました。これは主に、減価償却費及び減損損失により有形固定資産及び無形固定資産が1,747百万円減少したことによるものであります。
次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ465百万円減少し17,078百万円となりました。これは主に、未払金863百万円、長期借入金489百万円及び前受金151百万円が減少した一方で、短期借入金が772百万円増加したことによるものであります。
最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,221百万円減少し2,745百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,394百万円減少したことによるものであります。また、自己資本比率につきましては、12.4%となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルスの感染症拡大により、個人消費が大幅に落ち込むとともに幅広い業種の企業活動に影響をもたらしたことで非常に厳しい状況となりました。1回目の緊急事態宣言解除後は、景気動向に持ち直しの動きがみられたものの、足元では感染の再拡大により緊急事態宣言が再び発出されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループでは、日本においては緊急事態宣言発出に伴う店舗の休業や飲食エリアの時短営業、外出自粛の煽り等を受け、客数や売上は前期に比べ大幅に減少する結果になったものの、中国においては、日本に比べて感染拡大対策が国を挙げて徹底されており、客足と消費が戻りつつあります。日本では、TVアニメ「鬼滅の刃」や「おそ松さん」、サンリオキャラクター等のコラボイベントの実施や直営店「RAKU SPA Cafe 浜松」にて地域最大級のオートロウリュウを導入するなどの改装実施に加え、感染防止に配慮しつつもお客様に安心して楽しんでいただけるような場所づくりなど、前向きに取り組みました。中国では、月桂冠とのコラボイベントや映画館での販促イベント等を実施することによりさらなる集客につなげるように取り組みました。
引き続き、お客様や従業員の感染防止に最大限努めつつ、お客様から必要とされる癒しを提供する企業であることを再認識し、より一層の安心・安全そして高品質なサービスを国内外で継続的に提供すべく取り組んでまいります。
以上の結果、連結売上高7,363百万円(前年同期比33.7%減)、営業損失1,434百万円(前年同期営業損失299百万円)、経常損失1,084百万円(前年同期経常損失554百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,394百万円(前年同期四半期純損失322百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
① 日本
当セグメントにおきましては、売上高6,403百万円(前年同期比32.3%減)、セグメント損失(営業損失)1,063百万円(前年同期セグメント利益272百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における日本の業績は、4月に発出された緊急事態宣言により、多くの店舗で営業自粛や営業時間の短縮、飲食エリアの閉鎖に加え、営業再開後も感染拡大の懸念がおさまらず、外食を控える動きから付帯利用が来店客数に見合った回復とならない等、非常に厳しい状況で推移しました。7月以降、次第に自粛ムードの緩和が見られていたことに加え、他企業とのコラボイベントの実施や店舗改装等により売上高は徐々に回復してきておりました。しかし、11月に感染拡大の第3波が到来したことにより、第1波ほどの集客減にはなりませんでしたが飲食利用は大きく落ち込みました。以上の結果、前年同期と比較して売上高が減少し、営業損失となりました。
② 中国
当セグメントにおきましては、売上高970百万円(前年同期比41.7%減)、セグメント損失(営業損失)249百万円(前年同期セグメント損失435百万円)となりました。
当第3四半期連結累計期間における中国の業績は、長春市の直営店は4月から営業を再開したものの、上海市の直営2店舗がそれぞれ7月、8月まで営業を自粛していたことや武漢市の店舗が営業再開を見合わせたこと等により、売上高は前年同期と比較して大きく減少する結果となりました。しかしながら、水道光熱費や人件費等のコストを極力抑えたことや地代家賃の減額交渉等を行ったことに加え、前期末に減損損失を計上したことで減価償却費が大きく減少したことも影響し、セグメント損失(営業損失)は前年同期比で減少いたしました。なお、第3四半期連結会計期間(10月~12月)は感染拡大が納まり、自粛ムードの緩和がみられたことから、経営権を譲渡した「極楽湯金銀潭温泉館」(湖北省武漢市)を除く直営3店舗の売上高がコロナ前の前年同期の実績ほどに回復し、セグメント利益(営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,687百万円減少し19,823百万円となりました。これは主に、減価償却費及び減損損失により有形固定資産及び無形固定資産が1,747百万円減少したことによるものであります。
次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ465百万円減少し17,078百万円となりました。これは主に、未払金863百万円、長期借入金489百万円及び前受金151百万円が減少した一方で、短期借入金が772百万円増加したことによるものであります。
最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,221百万円減少し2,745百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,394百万円減少したことによるものであります。また、自己資本比率につきましては、12.4%となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。