四半期報告書-第43期第3四半期(令和3年10月12日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の制限が段階的に緩和されたことにより景気持ち直しの動きがみられたものの、足元では新型コロナウイルスの感染が再び急拡大しており、引き続き予断を許さない状況となっております。温浴業界におきましては、感染拡大に伴う来店客数の減少や飲食など付帯施設の利用減少に加え、競争激化や人手不足並びにエネルギーコストの上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、連結売上高7,141百万円(前年同期比16.1%増)、営業損失625百万円(前年同期営業損失1,417百万円)、経常利益275百万円(前年同期経常損失1,084百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益305百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失1,394百万円)となりました。
なお、「収益認識会計基準」等を第1四半期連結会計期間の期首から適用するとともに、従来は営業外収益「その他」に計上していた販売委託契約に係る取引に付随する取引については、売上高に計上する方法に変更しております。この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第3四半期連結累計期間の売上高が1,210百万円減少し、営業損失が16百万円減少しておりますが、経常損失と税金等調整前四半期純損失については変更ありません。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
① 日本
当セグメントにおきましては、売上高6,043百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント損失(営業損失)475百万円(前年同期セグメント損失1,047百万円)となりました。
第3四半期(10月~12月)における日本の業績は、TVアニメ「東京リベンジャーズ」「進撃の巨人」等のコラボイベントが好調に推移したことに加え、感染者数が大きく減少したことで消費マインドが持ち直したことや、世界的な物価上昇に伴うコストアップを反映して一部直営店の入館料金を値上げしたこと等により、営業黒字で着地し、前年同期に比べ増収増益となりました。
② 中国
当セグメントにおきましては、売上高1,118百万円(前年同期比61.4%増)、セグメント損失(営業損失)40百万円(前年同期セグメント損失249百万円)となりました。
第3四半期(10月~12月)における中国の業績は、中国国内で感染封じ込め対策が徹底されていることにより、海外旅行に変わる国内近郊のレジャー需要の恩恵を受け、客数及び売上高が回復傾向で推移している中、一部の直営店付近で新型コロナウイルスの感染者が出たことで集客に影響を受けたことに加え、業績回復に向けて前年度は極限まで抑えていた修繕費や人件費が増加したこと等により、営業黒字で着地したものの前年同期に比べ減収減益となりました。
(2) 財政状態の分析
第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,048百万円増加し19,563百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,103百万円増加した一方で、主に減価償却費により有形固定資産及び無形固定資産が266百万円減少したことによるものであります。
次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ23百万円増加し17,206百万円となりました。これは主に、買掛金が146百万円増加した一方で、前受金60百万円、及び短期借入金が85百万円減少したことによるものであります。
最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,025百万円増加し2,356百万円となりました。これは主に、ファシリティ型新株予約権の行使により、資本金が287百万円及び資本剰余金が274百万円増加したことによるものであります。また、自己資本比率につきましては、10.4%となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の制限が段階的に緩和されたことにより景気持ち直しの動きがみられたものの、足元では新型コロナウイルスの感染が再び急拡大しており、引き続き予断を許さない状況となっております。温浴業界におきましては、感染拡大に伴う来店客数の減少や飲食など付帯施設の利用減少に加え、競争激化や人手不足並びにエネルギーコストの上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループにおいては、連結売上高7,141百万円(前年同期比16.1%増)、営業損失625百万円(前年同期営業損失1,417百万円)、経常利益275百万円(前年同期経常損失1,084百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益305百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失1,394百万円)となりました。
なお、「収益認識会計基準」等を第1四半期連結会計期間の期首から適用するとともに、従来は営業外収益「その他」に計上していた販売委託契約に係る取引に付随する取引については、売上高に計上する方法に変更しております。この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第3四半期連結累計期間の売上高が1,210百万円減少し、営業損失が16百万円減少しておりますが、経常損失と税金等調整前四半期純損失については変更ありません。
セグメントの業績を示すと次のとおりです。
① 日本
当セグメントにおきましては、売上高6,043百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント損失(営業損失)475百万円(前年同期セグメント損失1,047百万円)となりました。
第3四半期(10月~12月)における日本の業績は、TVアニメ「東京リベンジャーズ」「進撃の巨人」等のコラボイベントが好調に推移したことに加え、感染者数が大きく減少したことで消費マインドが持ち直したことや、世界的な物価上昇に伴うコストアップを反映して一部直営店の入館料金を値上げしたこと等により、営業黒字で着地し、前年同期に比べ増収増益となりました。
② 中国
当セグメントにおきましては、売上高1,118百万円(前年同期比61.4%増)、セグメント損失(営業損失)40百万円(前年同期セグメント損失249百万円)となりました。
第3四半期(10月~12月)における中国の業績は、中国国内で感染封じ込め対策が徹底されていることにより、海外旅行に変わる国内近郊のレジャー需要の恩恵を受け、客数及び売上高が回復傾向で推移している中、一部の直営店付近で新型コロナウイルスの感染者が出たことで集客に影響を受けたことに加え、業績回復に向けて前年度は極限まで抑えていた修繕費や人件費が増加したこと等により、営業黒字で着地したものの前年同期に比べ減収減益となりました。
(2) 財政状態の分析
第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,048百万円増加し19,563百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,103百万円増加した一方で、主に減価償却費により有形固定資産及び無形固定資産が266百万円減少したことによるものであります。
次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ23百万円増加し17,206百万円となりました。これは主に、買掛金が146百万円増加した一方で、前受金60百万円、及び短期借入金が85百万円減少したことによるものであります。
最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,025百万円増加し2,356百万円となりました。これは主に、ファシリティ型新株予約権の行使により、資本金が287百万円及び資本剰余金が274百万円増加したことによるものであります。また、自己資本比率につきましては、10.4%となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。