有価証券報告書-第58期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況
の概要は次のとおりであります。なお、当社はゴルフ場事業のみの単一セグメントであります。
①経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や個人消費は堅調な雇用環境を受け底堅く推移している一方、新型コロナウィルス感染症の世界的流行により、経済活動が停滞しており、先行きが見えない状況となっております。
わがゴルフ業界におきましても、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、外出自粛による消費マインドの冷え込みや団体でのコンペ利用が大幅に減少しており、厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当事業年度における経営成績は、営業収入409,671千円(前年同期比9.5%減)、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)、経常利益2,682千円(前年同期比95.6%減)、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となりました。
②財政状態の状況
当事業年度における財政状態は、次のとおりであります。
(資産の部)
資産合計は906,542千円(前事業年度816,835千円)となり、89,706千円増加しました。これは、新たに借入れをしたことによる現金及び預金の増加135,784千円が主な要因であります。
(負債の部)
負債合計は604,987千円(前事業年度518,195千円)となり、86,792千円増加しました。これは、新たに借入れをしたことによる1年内返済予定の長期借入金の増加23,381千円及び長期借入金の増加75,214千円が主な要因であります。
純資産合計は300,818千円(前事業年度298,640千円)となり、2,177千円増加しました。これは、当期純利益によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、営業活動により43,449千円の資金を獲得し、投資活動により1,098千円の資金を使用し、財務活動により93,434千円の資金を獲得した結果、当事業年度における現金及び現金同等物残高は、前事業年度末比135,784千円増加し、154,530千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は43,449千円(前年同期比52.2%減)となりました。これは減価償却費49,094千円が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,098千円(前年同期比97.5%減)となりました。これは有形固定資産の取得による支出7,071千円が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は93,434千円(前年同期は67,358千円の使用)となりました。これは長期借入れによる収入110,000千円が主な要因であります。
④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載の通りであります。
⑤営業の状況
当事業年度における入場者数及び営業収入の状況は、次のとおりであります。
(a)入場者数
(b)営業収入
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、営業収入409,671千円(前年同期比9.5%減)、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)、経常利益2,682千円(前年同期比95.6%減)、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となりました。
営業収入につきまして、新型コロナウィルス感染症の流行により、多くのゴルフ場がプレーフィーの値下げを行い、来場者数の確保に動く中、当社では、顧客単価を維持するため、プレーフィーの値下げを行わず、リピータ確保のため、顧客満足度の向上に努めました。顧客満足度を高めるための施策として、フロント、スタート、コース、レストラン各部門において感染症対策を十分に行うとともに、挨拶や電話の応対等のカスタマーサービスの徹底を行いました。また、団体客の利用が見込めないことから、従来から行っているインターネットによるスポット対策として、単組来場者にターゲットを絞った細かな対応策を講じました。
これらの対策により、来場者数は前事業年度を上回る48,438人(前年同期比1.9%増)を確保することができました。一方、団体客のコンペ利用による会食の減少やレストラン売上の減少により顧客単価が減少し、営業収入は409,671千円(前年同期比9.5%減)と減少いたしました。
営業費用につきまして、2021年1月より直営であったレストラン運営をグループ会社へ委託することにより、グループ経営の効率化を図っております。また、従業員のシフトの見直し等により、ゴルフ場運営の効率化を図り、各種のコスト削減に取り組んだ結果、400,272千円(前年同期比2.5%減)と営業費用は減少しております。営業費用は減少したものの、新型コロナウィルス感染症の影響による営業収入の減少により、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)は前事業年度より減少しております。
営業外収益につきまして、前事業年度においては、関係会社貸付金の返済による貸倒引当金戻入益21,217千円が計上されていましたが、当事業年度においては、貸倒引当金戻入益は計上されておらず、受取利息9,559千円が主な収益となっております。一方、営業外費用につきまして、関係会社貸付金が増加したことにより、3,581千円の貸倒引当金繰入額が計上されております。結果、経常利益は2,682千円(前年同期比95.6%減)となっております。
当事業年度においては、特別利益及び特別損失は発生しておらず、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となっております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
営業活動においては、減価償却費49,094千円の資金留保効果(前年同期比9.4%増)は増加いたしましたが、税引前当期純利益が2,682千円(前年同期比94.7%減)と減少したため、営業活動により獲得した資金は43,449千円(前年同期比52.1%減)となりました。
投資活動においては、前事業年度において大規模なクラブハウスの改修工事(51,379千円)を終えており、当事業年度においては大きな設備投資を行わなかったため、有形固定資産の取得による支出が7,071千円(前年同期比89.1%減)と減少したため、投資活動により使用した資金は1,098千円(前年同期比97.5%減)となりました。
財務活動においては、新型コロナウィルス感染症拡大によるセーフティネットとして、金融機関より緊急融資として110,000千円の融資を受けたことにより、93,434千円の資金の獲得(前年同期は67,358千円の使用)となりました。
これらの活動により、当事業年度末の現金及び現金同等物増加は、135,784千円増加し、154,530千円となっております。
③資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性について、当社の営業上重要な資産について、関係会社等の資金調達に関連して担保権が設定されていることから、新たな資金調達が困難な状況となっており、当社の今後の資金環境は引き続き厳しい状況になることが見込まれます。当事業年度においては、新型コロナウィルス感染症拡大によるセーフティネットとして、金融機関より緊急融資として110,000千円の融資を受けておりますが、従来の借入金に加えこれらの借入金の返済も始まることから、当社が継続的に営業活動を実施するためには、投資活動及び財務活動による支出を営業活動によるキャッシュ・フローで賄う必要があります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況
の概要は次のとおりであります。なお、当社はゴルフ場事業のみの単一セグメントであります。
①経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や個人消費は堅調な雇用環境を受け底堅く推移している一方、新型コロナウィルス感染症の世界的流行により、経済活動が停滞しており、先行きが見えない状況となっております。
わがゴルフ業界におきましても、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、外出自粛による消費マインドの冷え込みや団体でのコンペ利用が大幅に減少しており、厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当事業年度における経営成績は、営業収入409,671千円(前年同期比9.5%減)、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)、経常利益2,682千円(前年同期比95.6%減)、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となりました。
②財政状態の状況
当事業年度における財政状態は、次のとおりであります。
(資産の部)
資産合計は906,542千円(前事業年度816,835千円)となり、89,706千円増加しました。これは、新たに借入れをしたことによる現金及び預金の増加135,784千円が主な要因であります。
(負債の部)
負債合計は604,987千円(前事業年度518,195千円)となり、86,792千円増加しました。これは、新たに借入れをしたことによる1年内返済予定の長期借入金の増加23,381千円及び長期借入金の増加75,214千円が主な要因であります。
純資産合計は300,818千円(前事業年度298,640千円)となり、2,177千円増加しました。これは、当期純利益によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、営業活動により43,449千円の資金を獲得し、投資活動により1,098千円の資金を使用し、財務活動により93,434千円の資金を獲得した結果、当事業年度における現金及び現金同等物残高は、前事業年度末比135,784千円増加し、154,530千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は43,449千円(前年同期比52.2%減)となりました。これは減価償却費49,094千円が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,098千円(前年同期比97.5%減)となりました。これは有形固定資産の取得による支出7,071千円が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は93,434千円(前年同期は67,358千円の使用)となりました。これは長期借入れによる収入110,000千円が主な要因であります。
④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載の通りであります。
⑤営業の状況
当事業年度における入場者数及び営業収入の状況は、次のとおりであります。
(a)入場者数
| 年 度 内 訳 | 前事業年度 (自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日) | 当事業年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | 前年同期比(%) |
| メンバー(人) | 5,632 | 5,243 | 93.1 |
| ビジター(人) | 41,897 | 43,195 | 103.1 |
| 合 計(人) | 47,529 | 48,438 | 101.9 |
(b)営業収入
| 年 度 内 訳 | 前事業年度 (自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日) | 当事業年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 来場者収入 | |||
| メンバーフィー(千円) | 5,893 | 5,587 | 94.8 |
| ビジターフィー(千円) | 140,281 | 122,462 | 87.3 |
| カートフィー(千円) | 160,583 | 162,914 | 101.5 |
| レストラン売上(千円) | 102,413 | 78,374 | 76.5 |
| 商品売上(千円) | 9,393 | 9,009 | 95.9 |
| その他(千円) | 4,675 | 4,157 | 88.9 |
| 来場者収入計(千円) | 423,240 | 382,506 | 90.3 |
| 年会費収入 | |||
| 会費(千円) | 25,632 | 23,914 | 93.3 |
| 登録手数料収入 | |||
| 登録手数料収入(千円) | 4,000 | 3,250 | 81.3 |
| 営業収入合計(千円) | 452,873 | 409,671 | 90.5 |
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度の経営成績は、営業収入409,671千円(前年同期比9.5%減)、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)、経常利益2,682千円(前年同期比95.6%減)、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となりました。
営業収入につきまして、新型コロナウィルス感染症の流行により、多くのゴルフ場がプレーフィーの値下げを行い、来場者数の確保に動く中、当社では、顧客単価を維持するため、プレーフィーの値下げを行わず、リピータ確保のため、顧客満足度の向上に努めました。顧客満足度を高めるための施策として、フロント、スタート、コース、レストラン各部門において感染症対策を十分に行うとともに、挨拶や電話の応対等のカスタマーサービスの徹底を行いました。また、団体客の利用が見込めないことから、従来から行っているインターネットによるスポット対策として、単組来場者にターゲットを絞った細かな対応策を講じました。
これらの対策により、来場者数は前事業年度を上回る48,438人(前年同期比1.9%増)を確保することができました。一方、団体客のコンペ利用による会食の減少やレストラン売上の減少により顧客単価が減少し、営業収入は409,671千円(前年同期比9.5%減)と減少いたしました。
営業費用につきまして、2021年1月より直営であったレストラン運営をグループ会社へ委託することにより、グループ経営の効率化を図っております。また、従業員のシフトの見直し等により、ゴルフ場運営の効率化を図り、各種のコスト削減に取り組んだ結果、400,272千円(前年同期比2.5%減)と営業費用は減少しております。営業費用は減少したものの、新型コロナウィルス感染症の影響による営業収入の減少により、営業利益9,398千円(前年同期比77.8%減)は前事業年度より減少しております。
営業外収益につきまして、前事業年度においては、関係会社貸付金の返済による貸倒引当金戻入益21,217千円が計上されていましたが、当事業年度においては、貸倒引当金戻入益は計上されておらず、受取利息9,559千円が主な収益となっております。一方、営業外費用につきまして、関係会社貸付金が増加したことにより、3,581千円の貸倒引当金繰入額が計上されております。結果、経常利益は2,682千円(前年同期比95.6%減)となっております。
当事業年度においては、特別利益及び特別損失は発生しておらず、当期純利益2,177千円(前年同期比95.5%減)となっております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
営業活動においては、減価償却費49,094千円の資金留保効果(前年同期比9.4%増)は増加いたしましたが、税引前当期純利益が2,682千円(前年同期比94.7%減)と減少したため、営業活動により獲得した資金は43,449千円(前年同期比52.1%減)となりました。
投資活動においては、前事業年度において大規模なクラブハウスの改修工事(51,379千円)を終えており、当事業年度においては大きな設備投資を行わなかったため、有形固定資産の取得による支出が7,071千円(前年同期比89.1%減)と減少したため、投資活動により使用した資金は1,098千円(前年同期比97.5%減)となりました。
財務活動においては、新型コロナウィルス感染症拡大によるセーフティネットとして、金融機関より緊急融資として110,000千円の融資を受けたことにより、93,434千円の資金の獲得(前年同期は67,358千円の使用)となりました。
これらの活動により、当事業年度末の現金及び現金同等物増加は、135,784千円増加し、154,530千円となっております。
③資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性について、当社の営業上重要な資産について、関係会社等の資金調達に関連して担保権が設定されていることから、新たな資金調達が困難な状況となっており、当社の今後の資金環境は引き続き厳しい状況になることが見込まれます。当事業年度においては、新型コロナウィルス感染症拡大によるセーフティネットとして、金融機関より緊急融資として110,000千円の融資を受けておりますが、従来の借入金に加えこれらの借入金の返済も始まることから、当社が継続的に営業活動を実施するためには、投資活動及び財務活動による支出を営業活動によるキャッシュ・フローで賄う必要があります。