有価証券報告書-第20期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、施設の老朽化による事故を未然に防ぐべく、安全上の懸念があったOUTコース茶店ベランダの全面改修や、1番ティーイングエリア横のカート道の再舗装を完遂いたしました。また、館内男女浴室の床に滑り止め加工を施すなど、足元からの安全確保を徹底しております。
万が一の事態への備えとしましては、ショップや厨房、VIPルームの排煙工事を行い、大幅に拡充いたしました。併せて、新たに太陽光蓄電設備を導入したことで、停電等の緊急時においても迅速な対応が可能となりました。
昨今の酷暑対策におきましては、3番・5番グリーンへの通風用ファン設置に加え、サマータイムの導入や、ご好評をいただいているクーラー付カートの増車により、過酷な暑さの中でもプレーアビリティを損なわない体制を整えてまいりました。
このほか、クラブハウスの外壁清掃や練習場マットの新調により、施設全体の印象を一新し、心地よい空間づくりに注力いたしました。また、情報をよりスピーディーに周知する仕組みを構築すべく、デジタルサイネージシステムを導入したほか、レストラン各所のエアコン修理や屋外時計の修理など、常に最良のコンディションでお迎えできるよう細かな改善を積み重ねてまいりました。
当事業年度の来場者数は41,508名(前期比849名増)となりました。会員来場者数は245名増加の12,712名(前期比2.0%増)、ゲスト来場者数は604名増加の28,796名(前期比2.1%増)となりました。
当事業年度の当社の売上高は943,215千円(前期比4.1%増)となりました。
一方で、販売費及び一般管理費は866,907千円(前期比2.9%増)となり、営業利益は9,885千円(前期、営業損失2,268千円)となりました。当事業年度はジャパンクラシック株式会社への買取預託金債権に対する貸倒引当金の戻し入れを10,500千円計上したことにより、経常利益は29,067千円(前期比59.9%減)、当期純利益は69,124千円(前期比5.6%増)となりました。
前事業年度に比べ、資産は90,525千円増加の4,593,507千円、負債は21,401千円増加の971,776千円、純資産は69,124千円増加の3,621,731千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて25,173千円増加し、当事業年度末は85,023千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、87,613千円(前事業年度は63,298千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が27,361千円、減価償却費が39,706千円、未払金の増加が48,492千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、3,233千円(前事業年度は17,439千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が30,069千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は59,206千円(前事業年度は55,595千円の減少)となりました。これは、長期借入金の返済による支出が51,000千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社の実態に促した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。
a. 収容実績
b. 販売実績
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は29,067千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は4,593,507千円となり、前事業年度と比べて90,525千円の増加となりました。これは主に繰延税金資産が55,506千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、971,776千円となり、前事業年度と比べて21,401千円の増加となりました。これは主に未払金が48,478千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、3,621,731千円となり、前事業年度と比べて69,124千円の増加となりました。これは当期純利益を69,124千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高は434,756千円、現金及び現金同等物の残高は85,023千円となっております。
キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、施設の老朽化による事故を未然に防ぐべく、安全上の懸念があったOUTコース茶店ベランダの全面改修や、1番ティーイングエリア横のカート道の再舗装を完遂いたしました。また、館内男女浴室の床に滑り止め加工を施すなど、足元からの安全確保を徹底しております。
万が一の事態への備えとしましては、ショップや厨房、VIPルームの排煙工事を行い、大幅に拡充いたしました。併せて、新たに太陽光蓄電設備を導入したことで、停電等の緊急時においても迅速な対応が可能となりました。
昨今の酷暑対策におきましては、3番・5番グリーンへの通風用ファン設置に加え、サマータイムの導入や、ご好評をいただいているクーラー付カートの増車により、過酷な暑さの中でもプレーアビリティを損なわない体制を整えてまいりました。
このほか、クラブハウスの外壁清掃や練習場マットの新調により、施設全体の印象を一新し、心地よい空間づくりに注力いたしました。また、情報をよりスピーディーに周知する仕組みを構築すべく、デジタルサイネージシステムを導入したほか、レストラン各所のエアコン修理や屋外時計の修理など、常に最良のコンディションでお迎えできるよう細かな改善を積み重ねてまいりました。
当事業年度の来場者数は41,508名(前期比849名増)となりました。会員来場者数は245名増加の12,712名(前期比2.0%増)、ゲスト来場者数は604名増加の28,796名(前期比2.1%増)となりました。
当事業年度の当社の売上高は943,215千円(前期比4.1%増)となりました。
一方で、販売費及び一般管理費は866,907千円(前期比2.9%増)となり、営業利益は9,885千円(前期、営業損失2,268千円)となりました。当事業年度はジャパンクラシック株式会社への買取預託金債権に対する貸倒引当金の戻し入れを10,500千円計上したことにより、経常利益は29,067千円(前期比59.9%減)、当期純利益は69,124千円(前期比5.6%増)となりました。
前事業年度に比べ、資産は90,525千円増加の4,593,507千円、負債は21,401千円増加の971,776千円、純資産は69,124千円増加の3,621,731千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて25,173千円増加し、当事業年度末は85,023千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は、87,613千円(前事業年度は63,298千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が27,361千円、減価償却費が39,706千円、未払金の増加が48,492千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は、3,233千円(前事業年度は17,439千円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が30,069千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の減少は59,206千円(前事業年度は55,595千円の減少)となりました。これは、長期借入金の返済による支出が51,000千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社の実態に促した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。
a. 収容実績
| ホール数 (H) | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||||||||
| 営業日数 (日) | 収容実績(名) | 1日平均 来場者数 (名) | 営業日数 (日) | 収容実績(名) | 1日平均 来場者数 (名) | |||||
| メンバー | ゲスト | 合計 | メンバー | ゲスト | 合計 | |||||
| 18 | 349 | 12,467 | 28,192 | 40,659 | 116.5 | 356 | 12,712 | 28,796 | 41,508 | 116.6 |
b. 販売実績
| 区分 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| ゴルフ場売上 | 686,112 | △0.3 | 723,847 | 5.5 |
| 年会費収入 | 100,184 | 24.5 | 101,194 | 1.0 |
| 名義書換料収入 | 34,391 | 3.0 | 35,379 | 2.9 |
| 登録料収入 | 15,933 | 27.9 | 16,682 | 4.7 |
| その他 | 69,606 | 33.0 | 66,110 | △5.0 |
| 合計 | 906,227 | 4.6 | 943,215 | 4.1 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は29,067千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は4,593,507千円となり、前事業年度と比べて90,525千円の増加となりました。これは主に繰延税金資産が55,506千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、971,776千円となり、前事業年度と比べて21,401千円の増加となりました。これは主に未払金が48,478千円増加したこと等によるものです。
純資産合計は、3,621,731千円となり、前事業年度と比べて69,124千円の増加となりました。これは当期純利益を69,124千円計上したことによるものです。
経営成績については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における有利子負債の残高は434,756千円、現金及び現金同等物の残高は85,023千円となっております。
キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。