有価証券報告書-第37期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における日本経済は、企業収益や雇用・所得環境の着実な改善を背景に個人消費の持ち直しの動きがある一方で、米中貿易摩擦の拡大や世界経済の減速による影響が懸念され、不透明感が増大しました。
IT関連市場では、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末によるクラウドサービスの利用とともに、AIやIoTのビジネスへの適用拡大、「働き方改革」の実現に向けたRPAの本格活用等により、IT需要全体が好調に推移すると見られています。
電子書籍市場は、2017年8月頃から急増していた海賊版サイトの影響が沈静化し、成長が続いています。
このような経営環境において、当社グループは中期経営計画(2017年4月~2020年3月)の基本方針である[成長の追求]と[成長を支える経営基盤の継続的強化]の下、電子コミックとヘルスケアを重点事業として、M&Aの積極的推進に加え、AIやIoTを活用したビジネス展開等に取り組みました。
これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末より5,412百万円増加し、43,649百万円となりました。負債は、前連結会計年度末より1,065百万円増加し、10,941百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末より4,346百万円増加し、32,707百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高51,728百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益6,889百万円(同18.2%増)、経常利益6,875百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,783百万円(同3.1%増)となりました。
なお、当連結会計年度における各セグメントの経営成績は次のとおりです。
[ITサービス・セグメント]
当連結会計年度のITサービス・セグメントは、売上高は製薬企業向け事業が減収となったものの病院向け事業が
順調に推移し、24,235百万円(前年同期比1.0%減)となりました。営業利益は不採算案件による減益を病院向け
事業が吸収し、2,487百万円(同1.1%増)となりました。
ヘルスケア事業は、既存の病院・製薬企業向けの製品・サービスの販売促進を強化し、診療報酬改定に伴い診療
情報管理システムの販売が順調に推移しました。更に、病院の「働き方改革関連法」への対応が進み、勤務実態把
握に有効な就業管理システムの販売が拡大しました。また、地域包括ケア領域では、介護職向け転職支援サービス
「ケアスタイル」をリニューアルし求職者から企業への応募や質問を可能にする等の機能強化を行いました。 企業向けのITサービスでは、統合業務ソフトウェアパッケージの新バージョン「GRANDIT3.0」の提供に加え、オ
プション製品「RPA Solution for GRANDIT」の提供や、サブスクリプション型※のライセンス提供サービスを開始
しました。
AIやIoTを活用したビジネスでは、通販市場向け後払い決済与信サービス「at score」や食品衛生管理を効率化
する「食品温度管理IoTサービス」の提供を開始した他、コールセンター向けでは音声と映像を組み合わせた自動
応答システム「ビジュアルIVR」の販売を開始しました。
※サブスクリプション型:サービスを利用した期間に応じて料金を支払う方式。
[ネットビジネス・セグメント] 当連結会計年度のネットビジネス・セグメントは、電子コミック配信サービスのデータ分析及び独占先行配信の
効果が発現し、更に第3四半期の広告強化も寄与し、売上高27,492百万円(前年同期比29.2%増)、営業利益
4,391百万円(同30.7%増)となりました。 電子コミック配信サービスでは、出版社との連携を強化しタイアップ書籍として㈱集英社との「グランドジャン
プめちゃ」の隔月刊化や、㈱双葉社との「めちゃコミックfufu」、㈱ハーパーコリンズ・ジャパンとの「増刊ハー
レクイン」の販売を開始する等、「めちゃコミック」での独占先行配信のコンテンツを拡充しました。また、「め
ちゃコミック」の人気作品をリアル書店の売り場で紹介する「めちゃ本屋」を展開する等、認知度向上を進めまし
た。加えて、第3四半期初となるテレビコマーシャルの実施や、クリスマスの時期限定で「めちゃコミック」の公
式キャラクター(めちゃ犬)を常駐させた展示を行いました。 これらの取り組みと併せ、データ分析の高度化により広告効果が増大した結果、売上高、営業利益ともに過去最
高を更新しました。 なお、連結子会社である㈱アムタスは電子書店4社と連携して、海賊版サイト対策や健全な市場の発展を目的と
した「日本電子書店連合」を4月に設立しました。8月には「ホワイトマーク制度」の認定を受け、「STOP海賊版
キャンペーン」を実施しました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は20,177百万円となり、前連結会計年度末より3,547百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より収入が8百万円減少し、5,671百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より支出が338百万円増加し、1,024百万円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より支出が357百万円増加し、1,105百万円となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)⒈ 金額は製造原価によっています。
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)⒈ 金額は実際仕入価額によっています。
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
c.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)⒈ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
⒉ ネットビジネス事業については把握が困難なため、受注高及び受注残高を記載していません。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注)⒈ 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。当社は、この連結財務諸表作成に当たり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っています。なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりです。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
a.財政状態の分析
当連結会計年度末の資産は43,649百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,412百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金や投資有価証券の増加によるものです。
負債は10,941百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,065百万円増加しました。主な要因は、買掛金の増加によるものです。
純資産は32,707百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,346百万円増加しました。このうち、株主資本にその他の包括利益累計額を加えた自己資本は32,547百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,319百万円増加しました。これは配当金の支払等による減少の一方で、親会社株主に帰属する当期純利益及びその他有価証券評価差額金の増加等によるものです。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、重点事業である電子コミックが好調に推移し、売上高は前連結会計年度に比べ13.0%増の51,728百万円、営業利益は前連結会計年度に比べ18.2%増の6,889百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ14.9%増の6,875百万円となり、各々二桁成長を達成し過去最高を更新しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、データセンター売却の特別利益により大幅に増加した前連結会計年度の業績を3.1%上回り4,783百万円となりました。また、1株当たり当期純利益は87円46銭となりました。
なお、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
[ITサービス・セグメント]
当連結会計年度のITサービス・セグメントについて、売上高は製薬企業向け事業が減収となったものの病院向け事業が順調に推移し、前連結会計年度に比べ1.0%減の24,235百万円となりました。営業利益は不採算案件による減益を病院向け事業が吸収し、前連結会計年度に比べ1.1%増の2,487百万円となりました。営業利益率は前連結会計年度に比べ0.3%改善し10.3%となりました。
[ネットビジネス・セグメント]
当連結会計年度のネットビジネス・セグメントについて、売上高は電子コミック配信サービスのデータ分析及び独占先行配信の効果が発現し、更に第3四半期の広告強化も寄与し、前連結会計年度に比べ29.2%増の27,492百万円となりました。営業利益は電子コミック配信サービスの売上高の増加により、前連結会計年度に比べ30.7%増の4,391百万円となりました。営業利益率は前連結会計年度に比べ0.2%改善し16.0%となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度の営業活動によって得られた資金は5,671百万円(前年同期は5,680百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益6,799百万円(同6,980百万円)及び減価償却費1,118百万円(同1,154百万円)等により増加し、法人税等の支払2,307百万円(同1,528百万円)等により減少したものです。
投資活動に使用した資金は1,024百万円(同686百万円)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出496百万円(同2,199百万円)及びソフトウェア等無形固定資産の取得による支出615百万円(同806百万円)等によるものです。
この結果、営業活動に投資活動を加えたフリーキャッシュ・フローは、4,646百万円(同4,993百万円)のプラスとなりました。
財務活動に使用した資金は、1,105百万円(同747百万円)となりました。これは主に配当金の支払1,039百万円(同683百万円)によるものです。
これらの結果、現金及び現金同等物に係る換算差額等も加え、最終的な現金及び現金同等物は、前連結会計年度より3,547百万円増加し、20,177百万円となりました。
d.資本の財源及び資金の流動性
特殊当座勘定貸越契約及び売掛債権流動化の基本契約を金融機関との間で締結しており、事業拡大のための柔軟かつ機動的な資金調達体制を整えています。また、グループ資金運用効率化を目的として国内連結子会社を対象としたキャッシュ・マネジメント・システムを導入しています。
e.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、当連結会計年度の経営方針に則った業績目標について、業績動向等を踏まえ、期初に公表した各経営指標の予想値を修正し、2018年10月29日に改めて公表しました。また、2019年1月31日に売上高の予想値を修正しました。
当社が定める経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、及び各々の指標等に関する業績予想の達成状況は下表のとおりです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っています。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における日本経済は、企業収益や雇用・所得環境の着実な改善を背景に個人消費の持ち直しの動きがある一方で、米中貿易摩擦の拡大や世界経済の減速による影響が懸念され、不透明感が増大しました。
IT関連市場では、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末によるクラウドサービスの利用とともに、AIやIoTのビジネスへの適用拡大、「働き方改革」の実現に向けたRPAの本格活用等により、IT需要全体が好調に推移すると見られています。
電子書籍市場は、2017年8月頃から急増していた海賊版サイトの影響が沈静化し、成長が続いています。
このような経営環境において、当社グループは中期経営計画(2017年4月~2020年3月)の基本方針である[成長の追求]と[成長を支える経営基盤の継続的強化]の下、電子コミックとヘルスケアを重点事業として、M&Aの積極的推進に加え、AIやIoTを活用したビジネス展開等に取り組みました。
これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末より5,412百万円増加し、43,649百万円となりました。負債は、前連結会計年度末より1,065百万円増加し、10,941百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末より4,346百万円増加し、32,707百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高51,728百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益6,889百万円(同18.2%増)、経常利益6,875百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,783百万円(同3.1%増)となりました。
なお、当連結会計年度における各セグメントの経営成績は次のとおりです。
[ITサービス・セグメント]
当連結会計年度のITサービス・セグメントは、売上高は製薬企業向け事業が減収となったものの病院向け事業が
順調に推移し、24,235百万円(前年同期比1.0%減)となりました。営業利益は不採算案件による減益を病院向け
事業が吸収し、2,487百万円(同1.1%増)となりました。
ヘルスケア事業は、既存の病院・製薬企業向けの製品・サービスの販売促進を強化し、診療報酬改定に伴い診療
情報管理システムの販売が順調に推移しました。更に、病院の「働き方改革関連法」への対応が進み、勤務実態把
握に有効な就業管理システムの販売が拡大しました。また、地域包括ケア領域では、介護職向け転職支援サービス
「ケアスタイル」をリニューアルし求職者から企業への応募や質問を可能にする等の機能強化を行いました。 企業向けのITサービスでは、統合業務ソフトウェアパッケージの新バージョン「GRANDIT3.0」の提供に加え、オ
プション製品「RPA Solution for GRANDIT」の提供や、サブスクリプション型※のライセンス提供サービスを開始
しました。
AIやIoTを活用したビジネスでは、通販市場向け後払い決済与信サービス「at score」や食品衛生管理を効率化
する「食品温度管理IoTサービス」の提供を開始した他、コールセンター向けでは音声と映像を組み合わせた自動
応答システム「ビジュアルIVR」の販売を開始しました。
※サブスクリプション型:サービスを利用した期間に応じて料金を支払う方式。
[ネットビジネス・セグメント] 当連結会計年度のネットビジネス・セグメントは、電子コミック配信サービスのデータ分析及び独占先行配信の
効果が発現し、更に第3四半期の広告強化も寄与し、売上高27,492百万円(前年同期比29.2%増)、営業利益
4,391百万円(同30.7%増)となりました。 電子コミック配信サービスでは、出版社との連携を強化しタイアップ書籍として㈱集英社との「グランドジャン
プめちゃ」の隔月刊化や、㈱双葉社との「めちゃコミックfufu」、㈱ハーパーコリンズ・ジャパンとの「増刊ハー
レクイン」の販売を開始する等、「めちゃコミック」での独占先行配信のコンテンツを拡充しました。また、「め
ちゃコミック」の人気作品をリアル書店の売り場で紹介する「めちゃ本屋」を展開する等、認知度向上を進めまし
た。加えて、第3四半期初となるテレビコマーシャルの実施や、クリスマスの時期限定で「めちゃコミック」の公
式キャラクター(めちゃ犬)を常駐させた展示を行いました。 これらの取り組みと併せ、データ分析の高度化により広告効果が増大した結果、売上高、営業利益ともに過去最
高を更新しました。 なお、連結子会社である㈱アムタスは電子書店4社と連携して、海賊版サイト対策や健全な市場の発展を目的と
した「日本電子書店連合」を4月に設立しました。8月には「ホワイトマーク制度」の認定を受け、「STOP海賊版
キャンペーン」を実施しました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は20,177百万円となり、前連結会計年度末より3,547百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より収入が8百万円減少し、5,671百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より支出が338百万円増加し、1,024百万円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より支出が357百万円増加し、1,105百万円となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 金額(百万円) | ||
| ITサービス | 10,697 | 101.6 |
| ネットビジネス | 2,758 | 122.5 |
| 合計 | 13,455 | 105.3 |
(注)⒈ 金額は製造原価によっています。
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 金額(百万円) | ||
| ITサービス | 3,854 | 94.2 |
| ネットビジネス | 9,989 | 136.5 |
| 合計 | 13,843 | 121.3 |
(注)⒈ 金額は実際仕入価額によっています。
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
c.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | |||
| 受注高 (百万円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (百万円) | 前年同期比 (%) | |
| ITサービス | 24,914 | 99.0 | 13,952 | 105.1 |
| ネットビジネス | - | - | - | - |
| 合計 | 24,914 | 99.0 | 13,952 | 105.1 |
(注)⒈ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
⒉ ネットビジネス事業については把握が困難なため、受注高及び受注残高を記載していません。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 金額(百万円) | ||
| ITサービス | 24,235 | 99.0 |
| ネットビジネス | 27,492 | 129.2 |
| 合計 | 51,728 | 113.0 |
(注)⒈ 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| ㈱NTTドコモ | 7,627 | 16.7 | 8,881 | 17.2 |
| KDDI㈱ | 5,944 | 13.0 | 6,929 | 13.4 |
| ソフトバンク㈱ | 4,731 | 10.3 | 5,809 | 11.2 |
⒉ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。当社は、この連結財務諸表作成に当たり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っています。なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりです。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
a.財政状態の分析
当連結会計年度末の資産は43,649百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,412百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金や投資有価証券の増加によるものです。
負債は10,941百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,065百万円増加しました。主な要因は、買掛金の増加によるものです。
純資産は32,707百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,346百万円増加しました。このうち、株主資本にその他の包括利益累計額を加えた自己資本は32,547百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,319百万円増加しました。これは配当金の支払等による減少の一方で、親会社株主に帰属する当期純利益及びその他有価証券評価差額金の増加等によるものです。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、重点事業である電子コミックが好調に推移し、売上高は前連結会計年度に比べ13.0%増の51,728百万円、営業利益は前連結会計年度に比べ18.2%増の6,889百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ14.9%増の6,875百万円となり、各々二桁成長を達成し過去最高を更新しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、データセンター売却の特別利益により大幅に増加した前連結会計年度の業績を3.1%上回り4,783百万円となりました。また、1株当たり当期純利益は87円46銭となりました。
なお、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
[ITサービス・セグメント]
当連結会計年度のITサービス・セグメントについて、売上高は製薬企業向け事業が減収となったものの病院向け事業が順調に推移し、前連結会計年度に比べ1.0%減の24,235百万円となりました。営業利益は不採算案件による減益を病院向け事業が吸収し、前連結会計年度に比べ1.1%増の2,487百万円となりました。営業利益率は前連結会計年度に比べ0.3%改善し10.3%となりました。
[ネットビジネス・セグメント]
当連結会計年度のネットビジネス・セグメントについて、売上高は電子コミック配信サービスのデータ分析及び独占先行配信の効果が発現し、更に第3四半期の広告強化も寄与し、前連結会計年度に比べ29.2%増の27,492百万円となりました。営業利益は電子コミック配信サービスの売上高の増加により、前連結会計年度に比べ30.7%増の4,391百万円となりました。営業利益率は前連結会計年度に比べ0.2%改善し16.0%となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度の営業活動によって得られた資金は5,671百万円(前年同期は5,680百万円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益6,799百万円(同6,980百万円)及び減価償却費1,118百万円(同1,154百万円)等により増加し、法人税等の支払2,307百万円(同1,528百万円)等により減少したものです。
投資活動に使用した資金は1,024百万円(同686百万円)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出496百万円(同2,199百万円)及びソフトウェア等無形固定資産の取得による支出615百万円(同806百万円)等によるものです。
この結果、営業活動に投資活動を加えたフリーキャッシュ・フローは、4,646百万円(同4,993百万円)のプラスとなりました。
財務活動に使用した資金は、1,105百万円(同747百万円)となりました。これは主に配当金の支払1,039百万円(同683百万円)によるものです。
これらの結果、現金及び現金同等物に係る換算差額等も加え、最終的な現金及び現金同等物は、前連結会計年度より3,547百万円増加し、20,177百万円となりました。
d.資本の財源及び資金の流動性
特殊当座勘定貸越契約及び売掛債権流動化の基本契約を金融機関との間で締結しており、事業拡大のための柔軟かつ機動的な資金調達体制を整えています。また、グループ資金運用効率化を目的として国内連結子会社を対象としたキャッシュ・マネジメント・システムを導入しています。
e.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、当連結会計年度の経営方針に則った業績目標について、業績動向等を踏まえ、期初に公表した各経営指標の予想値を修正し、2018年10月29日に改めて公表しました。また、2019年1月31日に売上高の予想値を修正しました。
当社が定める経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、及び各々の指標等に関する業績予想の達成状況は下表のとおりです。
| 業績予想(百万円) | 実績(百万円) | 予想比(%) | |
| 売上高 | 51,500 | 51,728 | 100.4 |
| 営業利益 (営業利益率 %) | 6,700 (13.0) | 6,889 (13.3) | 102.8 |
| EBITDA | 7,900 | 8,007 | 101.4 |
| 経常利益 | 6,700 | 6,875 | 102.6 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 4,600 | 4,783 | 104.0 |
| 1株当たり 当期純利益(円) | 84.10 | 87.46 | 104.0 |
| ROE(%) | 15.3 | 15.7 | 102.6 |