有価証券報告書-第47期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 9:06
【資料】
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【項目】
132項目

対処すべき課題

(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、次の4つを恒久的な経営理念として掲げ、その実現に努めております。
[経営理念]
・リース事業を通じて企業活動をサポートし、社会の発展に貢献する。
・顧客第一主義に徹し、最高のサービスを提供する。
・創造と革新を追求し、株主・市場から評価される企業を目指す。
・自ら考え積極的に行動する社員を育て、働き甲斐のある職場を創る。

(2) 中期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
当社グループは、中期経営計画「Value Creation 300」の最終年度を迎え、経営環境の変化に適切に対応し、引き続き持続的な成長を追求してまいります。
中期経営計画「Value Creation 300」の各戦略につきましては、環境変化やこれまでの進捗状況・実績を踏まえ、より一層強化が必要だと判断される課題を中心に見直し、具体的なアクションプランを策定いたしました。
平成28年度は、中期経営計画の完遂と経営目標の達成に向けて、次に掲げる戦略を着実に推進してまいります。
<ビジネス戦略>[ソリューション & バリュー クリエイション]
お客様の課題を解決してお客様にとって新しい価値を創造する「ソリューション & バリュー クリエイション」をキーコンセプトに5つの戦略を推進してまいります。
1 新たな支柱先となる取引先の開拓・育成
2 成長期待分野の取組み強化
3 出資・M&Aを活用した商圏拡大
4 SAP会計サービス事業の推進
5 グループ戦略によるシナジーの追求
[戦略分野の強化]
成長ドライバーとして設定した以下の戦略分野を、重点的に強化してまいります。
1 航空機ビジネス
2 不動産リース
3 ファイナンス事業
4 海外事業
5 リテール事業(SFC事業※₁)
6 オートリース事業(FAL※₂)
※₁ SFC事業は、シャープファイナンス株式会社が担うベンダーリースを主体とする事業を表しております。
※₂ FALは、芙蓉オートリース株式会社の略称であります。
<マネジメント戦略>ビジネス戦略を支えるマネジメント戦略として「経営資源の強化」と「生産性の向上」を推進してまいります。
[経営資源の強化]
1 戦略的人員アロケーションの推進
2 グループ人材の有効活用
3 統合リスク管理の高度化
[生産性の向上]
1 業務改革の推進