四半期報告書-第31期第2四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)

【提出】
2020/01/14 13:52
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年6月1日~2019年11月30日)におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米中通商問題や英国のEU離脱問題などの海外経済の動向、金融資本市場の変動に加え、消費税率の引上げによる消費者マインドの変化などに対する懸念が強まっており、先行きは不透明な状況にあります。
そのような中、日本国内の美術品市場では、近代美術の中低価格帯相場の急激な下落と、市場全体の流通量の大幅な減少が続いており、オークション関連事業にとって軽視できない状況にありました。
エネルギー関連事業では、2020年度末までに大規模事業用太陽光発電について経済産業省による電力の固定価格買い取り制度の抜本的な見直しがなされる可能性が高く、低圧型太陽光発電施設販売事業にとって、収益目線での新たな案件の確保が非常に困難な状況にありました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①オークション関連事業
当第2四半期連結累計期間は、取扱高1,827,052千円(前年同期比35.7%減)、売上高1,082,209千円(前年同期比21.0%減)、セグメント損失63,290千円(前年同期間は109,373千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
第31期第2四半期連結累計期間
自 2019年6月1日
至 2019年11月30日
種 別取扱高前年比売上高前年比オークションオークションオークション落札率
(千円)(%)(千円)(%)開催数出品数落札数(%)
近代美術オークション357,300△25.567,070△18.2322217578.8
近代陶芸オークション165,550△26.230,610△35.2235432090.4
近代美術PartⅡオークション132,795101.628,48493.3354450893.4
その他オークション193,285△78.350,141△54.661,22776562.3
オークション事業合計848,930△48.8176,307△30.7142,3471,76875.3
プライベートセール977,385△17.0894,232△18.9
その他736△79.911,669△2.9
オークション関連
その他事業合計
978,122△17.2905,901△18.8
オークション関連事業合計1,827,052△35.71,082,209△21.0

(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
3.その他部門の取扱高と売上高の逆転現象は、カタログ収入の計上によるものであります。
ⅰ)オークション事業
当第2四半期連結累計期間は、近代美術オークション及び近代美術PartⅡオークションを各3回、近代陶芸オークション及び戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを各2回、ワインオークション、西洋美術オークション、Bags/Jewellery&Watchesオークション及びMANGAオークションを各1回、合計で14回のオークションを開催しました。
これまで主力の近代美術オークションで取り扱っていた作品のうち、相場全体の下落によって主に低価格帯を取り扱う近代美術PartⅡオークションの価格帯まで下落しているものが多く、結果として近代美術PartⅡオークションでの取り扱い作品が急速に増えており、同オークションの当第2四半期連結累計期間は、取扱高、売上高ともに前年同期間の約2倍の実績値となっている状況であります。このような中、当社が得意とする高額な良品の流通は市場全体で極めて少なく、オークションへの出品誘致が難しくなっており、大幅な取扱高の減少となりました。
近代美術オークションは、平均落札単価は前年同期比で27.3%減少しました。当第2四半期連結累計期間は前年同期間より1開催多いところ、出品点数及び落札点数は、前年同期間とほぼ同水準となり、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率も116.3%と前年同期間並みとなりました。
近代陶芸オークションは、前年同期比で出品点数15.9%減、落札点数17.3%減、平均落札単価10.4%減となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は125.9%で推移しました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期比で出品点数22.8%増、落札点数42.3%増となりました。平均落札単価は前年同期比で41.6%増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は207.7%と高水準で推移しました。
その他オークションでは、ワインオークションが引き続き好調を保ったほか、新たな柱となり得る戦後・現代美術へのシフトの一環として、戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを2回開催し、取扱高53,465千円、落札率91.8%、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率112.4%の実績を上げました。しかしながら、前年同期間には、オークション会場リニューアル及びShinwa Priveの画廊スペース新設記念特別オークションとして「Y氏コレクション - ART JUNGLE」を開催しており、前年同期間との比較では取扱高、売上高ともに大きく減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、Shinwa Priveの画廊スペースを活用したお客様のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品を積極的に取り扱い順調に推移いたしましたが、前年同期間は、特別高額な案件の成約があったため、前年比では、取扱高、売上高ともに減少しております。その他、高額ダイヤモンド販売事業は、消費税率引上げの影響を受け、9月には駆け込み需要があったものの10月以降はその反動で伸び悩みました。
②エネルギー関連事業
マレーシアにおけるPKS事業では、継続して収益改善に取り組むとともに、販売先の開拓にも注力いたしました。その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は継続しておりますが、低圧型太陽光発電施設販売事業の販売実績はありませんでした。以上により、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比88.0%減の65,750千円、セグメント損失は、18,890千円(前年同期間は28,970千円のセグメント損失)となりました。
その他、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組み、以上により、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,151,105千円(前年同期比41.4%減)、営業損失130,942千円(前年同期間は50,084千円の営業利益)、経常損失141,983千円(前年同期間は31,458千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失109,522千円(前年同期間は10,177千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末より405,709千円減少(前年同期間は535,571千円の減少)し、351,735千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は31,557千円(前年同期間は182,428千円の使用)となりました。これは主にオークション未収入金の減少額153,802千円及び未収入金の減少額150,395千円による資金増加と、オークション未払金の減少額135,099千円及び仕入債務の減少額95,373千円による資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は100,656千円(前年同期間は129,735千円の獲得)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入348,500千円による資金増加と、定期預金の預入による支出235,000千円による資金減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は536,961千円(前年同期間は481,743千円の使用)となりました。これは主に自己株式の処分による収入197,256千円の資金増加と短期借入金の純減額588,162千円及び長期借入金の返済による支出76,066千円の資金減少によるものであります。
(3)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は3,785,336千円となり、前連結会計年度末に比べ、950,340千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少517,926千円、オークション未収入金の減少153,802千円、商品の減少32,968千円と、前渡金の減少45,474千円によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は1,832,181千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,007,558千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少135,099千円、短期借入金の減少588,162千円と長期借入金の減少76,066千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,953,155千円となり、前連結会計年度末に比べ、57,217千円増加いたしました。その主な内訳は資本剰余金の増加62,453千円、自己株式の減少134,764千円と利益剰余金の減少137,903千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。

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