訂正四半期報告書-第33期第3四半期(2021/12/01-2022/02/28)

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2024/11/05 9:52
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40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済におきましては、欧米中心に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、行動制限、海外渡航制限の緩和措置などにより、生産活動の正常化、個人消費の回復がみられました。
また、国によるばらつきを伴いつつも各国政府による大規模な経済対策もあり、コロナ危機による落ち込みからは回復が見られましたが、世界的な半導体不足、資源高騰などのマイナス要素の深刻化や新たな変異株の発生による感染者数の急増など不透明な状況が続いている中、ロシアがウクライナに侵攻し、世界情勢はさらに不安定になりました。
わが国内の経済におきましても、ワクチン接種率の高まりなどにより、徐々に経済活動の正常化が進み、緩やかな経済回復がみられたものの、新たな変異株の発生による感染者が再拡大し、不安定な状況にあります。
そのような中、アート関連事業は、リスクの増大が懸念されている現金から実物資産へシフトする動きが加速しており、日本国内の美術品市場の取扱高は前年と比べ増加しています。当社が主力とする近代美術で取り扱っていた作品群は、近年、日本の近代美術の中価格帯の作品の相場全体が低迷しており、依然、市場が復調する状況ではありませんが、高価格帯の作品の相場から徐々に復調する兆しがみえてきています。また、活況を見せ始めているコンテンポラリーアート(現代美術)のオークションへ本格参入しています。このように市場全体としては、微かながらも復調の兆しが見え始めている中で、現在、当社が得意とする高額な良品とコンテンポラリーアート作品の確保を強く推進しています。
プライベートセール・その他事業は、美術品等の相対取引、NFTアートや資産防衛ダイヤモンドを中心に順調に売上を伸ばしています。また、2022年2月に、仮想空間(メタバース)でのNFTアートの創造・生成・販売を促進するプラットフォームを組み込んだ江戸バースを開発・構築するプロジェクトを発表し、2022年3月23日にEdoverse株式会社を設立しました。江戸バースは、德川宗家第19代德川家広氏が江戸の町を監修し、様々なゲームを通じて江戸の町を再現する仮想空間の構築を目指し、NFTの取引を通じて持続可能な江戸バース経済圏の拡大を目指します。Edoverse株式会社は、江戸バース開発を主導するコンサル、江戸バース内でのNFTアートの供給、江戸バース拡大のためのマーケティングにより収益を追求します。
その他事業は、自社所有の売電事業は継続して稼働しており、マレーシアでのPKS事業は事業再開をしています。
セグメントの業績は次のとおりです。

①アート関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高4,029,477千円(前年同期比96.9%増)、売上高1,446,610千円(前年同期比94.2%増)、セグメント利益249,855千円(前年同期間は5,946千円のセグメント損失)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
第33期第3四半期連結累計期間
自 2021年6月1日
至 2022年2月28日
種 別取扱高前年比売上高前年比オークションオークションオークション落札率
(千円)(%)(千円)(%)開催数出品数落札数(%)
近代美術オークション926,44045.0161,20031.6440030375.8
近代陶芸オークション506,76064.284,95353.1370862388.0
近代美術PartⅡオークション92,810△51.418,965△59.8461753186.1
コンテンポラリーオークション218,290219.838,017190.8435631287.6
その他オークション370,73020.178,5627.571,3161,07481.6
アイアート オークション933,410-166,859-381067983.8
オークション事業合計3,048,440101.2548,55876.3254,2073,52283.7
プライベートセール976,79184.6885,891111.1
その他4,246165.912,160△12.9
プライベートセール・
その他事業合計
981,03784.8898,052107.1
アート関連事業合計4,029,47796.91,446,61094.2

(注)1.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。
3.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、オークションの開催回数は25回(前年同期は28回)でした。内訳は、近代美術オークション、近代美術PartⅡオークション及び戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを各4回、近代陶芸オークション及びアイアートオークションを3回、ワイン・リカーオークションを2回、西洋美術オークション、CARD/FIGURE/SNEAKERSオークション、Bags/Jewellery&Watchesオークション、MANGAオークション及びISE COLLECTIONオークションを各1回です。
前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響により実施できなかった2020年5月期分のオークションが延期されたため、オークション回数が28回となっています。
近代美術オークションは、昨年と比し開催回数が1回減ったため、出品点数18.7%減、落札点数17.9%減となりました。しかし、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で133.8%と例年同様の水準で推移いたしましたが、平均落札単価は76.6%増となりました。
近代陶芸オークションは、出品点数19.8%増、落札点数17.3%増となり、平均落札単価も前年比で40.0%増となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で149.0%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、昨年と比し開催回数が1回減ったため、出品点数35.2%減、落札点数36.0%減となりました。平均落札単価は前年比で24.1%減少いたしましたが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で136.1%と高水準で推移いたしました。
戦後美術&コンテンポラリーアートオークションは、昨年と比し開催回数が1回減ったものの、出品点数49.6%増、落札点数69.6%増となりました。平均落札単価は前年比で88.6%増加し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で104.4%と高水準で推移いたしました。
その他オークションでは、ワイン・リカーオークションの開催回数が昨年と比し1回少なかったため、出品点数9.7%減、落札点数13.6%減となりました。しかし、平均落札単価は8.3%増加となり、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は114.8%という高水準で推移しました。
アイアートオークションを3回開催し、出品点数810点、落札点数679点、落札率83.8%という内容になりました。アイアート株式会社が連結範囲に含まれたことにより、売上高が166,859千円増となりました。
オークション事業につきましては、前年同期に対して、76.3%増加しました。
ⅱ)プライベートセール・その他事業
プライベートセール部門での、当第3四半期連結累計期間は、美術品のプライベートセールやNFTアートの販売が順調に売上を伸ばしました。また、2月には「Shinwa Degital Art Week 2022」、NFTアート展覧会「Jayder The NFT Ⅱ」を開催し、成功裏に終了しました。
その他、資産防衛ダイヤモンド販売事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が出始めた頃から資産防衛としてのダイヤモンドの需要が高まり、当第3四半期連結累計期間も売上高が前年比25.4%増と順調に売上を伸ばしました。
プライベートセール・その他事業は前年比で取扱高84.8%増、売上高107.1%増となっています。
②その他事業
アート関連事業に経営資源を集中するため、戦略的にエネルギー事業の縮小を図っているプロセスの中で、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は、前期に太陽光発電施設の一部を売却した影響により前年比70.5%減の18,581千円の売上となりました。その他、マレーシアにおけるPKS事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって事業展開が難しい状況が続いておりましたが、工場は再稼働し、出荷準備は順調に進んでいます。
以上により、当第3四半期連結累計期間のその他事業のセグメント売上高は20,997千円(前年は931,542千円)、セグメント損失は、42,967千円(前年は63,080千円のセグメント利益)となりました。
その他、各事業の販売費及び一般管理費の見直しを行う等、グループ全体の利益体質化に向けた改善に取り組み、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,467,607千円(前年同期比12.5%減)、営業利益92,387千円(前年同期間は33,316千円の営業損失)、経常利益109,551千円(前年同期間は46,040千円の経常損失)を計上いたしました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、4,348,279千円となり、前連結会計年度末と比べ1,314,153千円増加いたしました。その主な内訳は現金及び預金の増加304,039千円、のれんの増加777,627千円、商品の増加225,249円、オークション未収入金の減少280,819千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,748,917千円になり、前連結会計年度末に比べ191,011千円増加いたしました。その主な内訳は短期借入金の増加393,300千円、オークション未払金の減少165,753千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,599,362千円になり、前連結会計年度に比べ1,123,142千円増加いたしました。その主な内訳は資本金の増加461,122千円、資本剰余金の増加513,635千円であります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についても重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。

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