四半期報告書-第35期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年6月1日~2023年8月31日)における世界経済におきましては、2023年は金融引き締め政策の累積的効果により世界的に景気への下押し圧力が続く見込みとなっておりますが、2024年には各国中央銀行が利下げを行うとの予測もあり、経済成長は徐々に上向くとの観測がされております。しかしながら、中国における不動産関連のデフォルト問題が世界経済に与えるインパクトなど先行きは予断が許されない状況にあります。このような世界情勢の中、わが国の経済は、原材料価格高騰の価格転嫁により、インフレ率の上昇を招いておりますが、価格転嫁は収束傾向にあります。これを踏まえた日銀の長期金利緩和策は、インフレ基調へ与える影響は少ないとみられており、現物資産の需要への増加傾向は依然と継続しております。
そのような状況の中、当社事業の季節性として、毎年8月は富裕層が夏期休暇取得のため、オークションを開催せず、それをカバーするため、プライベートセールを推進してまいりました。当第一四半期は、前期のように期ずれで開催されたオークションがないだけでなく、プライベートセールの成立がずれ込んだこともあり、アート関連事業において、取扱高は956,919千円(前年同期間比37.5%減)、売上高は388,909千円(前年同期間比27.4%減)と減収となりました。中でもオークション事業は、前年同期と比し、34.4%減の147,660千円となりました。
第33期第4四半期から業務を開始したEdoverse株式会社は、当初計画通り本年12月に仮想空間EDOVERSEの正式リリースに向けて、コンサルテーション業務を積極的に推進しております。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①アート関連事業
当第1四半期連結累計期間は、取扱高956,919千円(前年同期間比37.5%減)、売上高388,909千円(前年同期間比27.4%減)、セグメント損失103,086千円(前年同期間は46,962千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
(注)1.ワイン・リカーオークションは取扱高の増加により、その他オークションから独立したセグメントとして表示しております。
2.当第1四半期でのオークション開催はございませんでしたが、本年10月に開催を予定しており、予定取扱高から別カテゴリーとして表示しております。
3.その他オークションは、出品の状況により随時開催いたします。
4.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
5.前年同期は近代美術オークション、コンテンポラリーアートオークションにおいて高額作品が出品・落札されております。
ⅰ)オークション事業
当第1四半期連結累計期間は、オークションの開催回数は6回(前年度同期開催回数7回)でした。
内訳は、近代美術オークション(前年度同期は1回)、近代陶芸オークション(前年度同期は1回)、近代美術PartⅡオークション(前年度同期は1回)、コンテンポラリーアートオークション(前年度同期は1回)、ワイン・リカーオークション(前年度同期は1回)及びアイアートオークション(前年度同期は1回)を各1回です。
近代美術オークションは、前年比で出品点数78.7%減、落札点数76.4%減となりましたが、例年に比し高額出品の減少があるものの、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、148.1%と高水準となりました。
近代陶芸オークションは、出品点数12.2%増、落札点数16.2%増となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、116.0%と高水準で推移しましたが、高額品の出品が例年と比べて少なく平均落札単価は40.0%減となりました。
近代美術PartⅡオークションは、出品点数42.8%減、落札点数35.0%減となりました。平均落札単価は13.1%減少し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、183.0%と高水準となりました。
コンテンポラリーアートオークションは、出品点数54.1%減、落札点数46.7%減となりました。平均落札単価は26.2%と減少し、エスティメイト下限価額合計額に対する落札価額合計額の比率は107.5%となりました。
ワイン・リカーオークションは、出品点数56.2%増、落札点数44.8%増となり、平均落札単価は67.6%増加し、取扱高198,680千円、売上高44,067千円と前年同期140.5%増の結果となりました。
アイアートオークションは、出品点数152.9%増、落札点数190.7%増となりました。高額品の出品が昨年と比べて減少し平均落札単価は60.4%減となりました。
当社事業の季節性として、毎年8月は富裕層が夏期休暇取得のため、オークションを開催せず、それをカバーするため、プライベートセールを推進してまいりました。当第一四半期は、前期のように期ずれで開催されたオークションがないだけでなく、プライベートセールの成立がずれ込んだこともあり、経常利益ベースで黒字を確保することが困難な状況でありました。そのような中でワインオークションは出品、落札ともに堅調な結果となりました。また、オークションのカテゴリーを拡充、高額商品の取扱い及びプライベートセールの拡大を図るべく、海外市場での取引展開に向けて、チームを編成するなど体制構築に努めました。
ⅱ)プライベートセール・その他事業
プライベートセール・その他事業では、当第1四半期は、資産防衛ダイヤモンドの販売事業は、引き続き現物資産の需要が堅調なため、前年同期間とほぼ変わらず、売上高187,838千円(前年同期比1.3%減)となりました。
結果として、プライベートセール・その他事業は、前年比で取扱高35.9%減、売上高22.2%減となりました。
②その他事業
子会社保有の太陽光発電施設による売電事業とマレーシアにおけるPKS事業は事業継続しており、当第1四半期連結累計期間のその他事業のセグメント売上高は8,785千円(前年同期間比82.1%減)、セグメント損失4,365千円(前年同期間は6,590千円のセグメント利益)となりました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高397,695千円(前年同期間比31.9%減)、営業損失154,396千円(前年同期間は17,144千円の営業利益)、経常損失148,529千円(前年同期間は22,306千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失173,996千円(前年同期間は5,858千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、4,013,083千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,041,648千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少1,036,966千円、オークション未収入金の減少250,607千円、流動資産その他の増加108,290千円、前渡金の増加104,510千円、商品の増加103,997千円によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、602,852千円となり、前連結会計年度末に比べ、896,823千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少388,858千円、買掛金の減少239,759千円及び未払法人税等の減少166,265千円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は3,410,231千円となり、前連結会計年度末に比べ、144,825千円減少いたしました。その主な内訳は、利益剰余金の減少173,996千円、資本金の増加13,990千円、資本剰余金の増加13,990千円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についても重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年6月1日~2023年8月31日)における世界経済におきましては、2023年は金融引き締め政策の累積的効果により世界的に景気への下押し圧力が続く見込みとなっておりますが、2024年には各国中央銀行が利下げを行うとの予測もあり、経済成長は徐々に上向くとの観測がされております。しかしながら、中国における不動産関連のデフォルト問題が世界経済に与えるインパクトなど先行きは予断が許されない状況にあります。このような世界情勢の中、わが国の経済は、原材料価格高騰の価格転嫁により、インフレ率の上昇を招いておりますが、価格転嫁は収束傾向にあります。これを踏まえた日銀の長期金利緩和策は、インフレ基調へ与える影響は少ないとみられており、現物資産の需要への増加傾向は依然と継続しております。
そのような状況の中、当社事業の季節性として、毎年8月は富裕層が夏期休暇取得のため、オークションを開催せず、それをカバーするため、プライベートセールを推進してまいりました。当第一四半期は、前期のように期ずれで開催されたオークションがないだけでなく、プライベートセールの成立がずれ込んだこともあり、アート関連事業において、取扱高は956,919千円(前年同期間比37.5%減)、売上高は388,909千円(前年同期間比27.4%減)と減収となりました。中でもオークション事業は、前年同期と比し、34.4%減の147,660千円となりました。
第33期第4四半期から業務を開始したEdoverse株式会社は、当初計画通り本年12月に仮想空間EDOVERSEの正式リリースに向けて、コンサルテーション業務を積極的に推進しております。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①アート関連事業
当第1四半期連結累計期間は、取扱高956,919千円(前年同期間比37.5%減)、売上高388,909千円(前年同期間比27.4%減)、セグメント損失103,086千円(前年同期間は46,962千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
| 第35期第1四半期連結累計期間 | ||||||||
| 自 2023年6月1日 至 2023年8月31日 | ||||||||
| 種 別 | 取扱高 | 前年比 | 売上高 | 前年比 | オークション | オークション | オークション | 落札率 |
| (千円) | (%) | (千円) | (%) | 開催数 | 出品数 | 落札数 | (%) | |
| 近代美術オークション | 86,450 | △79.1 | 16,822 | △77.5 | 1 | 27 | 25 | 92.6 |
| 近代陶芸オークション | 116,970 | △29.9 | 20,657 | △23.8 | 1 | 203 | 172 | 84.7 |
| 近代美術PartⅡオークション | 15,845 | △43.0 | 3,149 | △41.4 | 1 | 107 | 106 | 99.1 |
| コンテンポラリーアートオークション | 53,160 | △60.6 | 10,305 | △59.3 | 1 | 34 | 32 | 94.1 |
| ワイン・リカーオークション (注)1 | 198,680 | 143.7 | 44,067 | 140.5 | 1 | 495 | 449 | 90.7 |
| ジュエリー&ウォッチオークション (注)2 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| その他オークション (注)3 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| アイアートオークション | 233,035 | △22.3 | 52,658 | △27.0 | 1 | 397 | 314 | 79.1 |
| オークション事業合計 | 704,140 | △38.0 | 147,660 | △34.4 | 6 | 1,263 | 1,098 | 86.9 |
| プライベートセール | 252,253 | △20.5 | 234,077 | △15.0 | ||||
| その他 | 526 | △99.3 | 7,172 | △79.4 | ||||
| プライベートセール・ その他事業合計 | 252,779 | △35.9 | 241,249 | △22.2 | ||||
| アート関連事業合計 | 956,919 | △37.5 | 388,909 | △27.4 | ||||
(注)1.ワイン・リカーオークションは取扱高の増加により、その他オークションから独立したセグメントとして表示しております。
2.当第1四半期でのオークション開催はございませんでしたが、本年10月に開催を予定しており、予定取扱高から別カテゴリーとして表示しております。
3.その他オークションは、出品の状況により随時開催いたします。
4.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
5.前年同期は近代美術オークション、コンテンポラリーアートオークションにおいて高額作品が出品・落札されております。
ⅰ)オークション事業
当第1四半期連結累計期間は、オークションの開催回数は6回(前年度同期開催回数7回)でした。
内訳は、近代美術オークション(前年度同期は1回)、近代陶芸オークション(前年度同期は1回)、近代美術PartⅡオークション(前年度同期は1回)、コンテンポラリーアートオークション(前年度同期は1回)、ワイン・リカーオークション(前年度同期は1回)及びアイアートオークション(前年度同期は1回)を各1回です。
近代美術オークションは、前年比で出品点数78.7%減、落札点数76.4%減となりましたが、例年に比し高額出品の減少があるものの、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、148.1%と高水準となりました。
近代陶芸オークションは、出品点数12.2%増、落札点数16.2%増となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、116.0%と高水準で推移しましたが、高額品の出品が例年と比べて少なく平均落札単価は40.0%減となりました。
近代美術PartⅡオークションは、出品点数42.8%減、落札点数35.0%減となりました。平均落札単価は13.1%減少し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、183.0%と高水準となりました。
コンテンポラリーアートオークションは、出品点数54.1%減、落札点数46.7%減となりました。平均落札単価は26.2%と減少し、エスティメイト下限価額合計額に対する落札価額合計額の比率は107.5%となりました。
ワイン・リカーオークションは、出品点数56.2%増、落札点数44.8%増となり、平均落札単価は67.6%増加し、取扱高198,680千円、売上高44,067千円と前年同期140.5%増の結果となりました。
アイアートオークションは、出品点数152.9%増、落札点数190.7%増となりました。高額品の出品が昨年と比べて減少し平均落札単価は60.4%減となりました。
当社事業の季節性として、毎年8月は富裕層が夏期休暇取得のため、オークションを開催せず、それをカバーするため、プライベートセールを推進してまいりました。当第一四半期は、前期のように期ずれで開催されたオークションがないだけでなく、プライベートセールの成立がずれ込んだこともあり、経常利益ベースで黒字を確保することが困難な状況でありました。そのような中でワインオークションは出品、落札ともに堅調な結果となりました。また、オークションのカテゴリーを拡充、高額商品の取扱い及びプライベートセールの拡大を図るべく、海外市場での取引展開に向けて、チームを編成するなど体制構築に努めました。
ⅱ)プライベートセール・その他事業
プライベートセール・その他事業では、当第1四半期は、資産防衛ダイヤモンドの販売事業は、引き続き現物資産の需要が堅調なため、前年同期間とほぼ変わらず、売上高187,838千円(前年同期比1.3%減)となりました。
結果として、プライベートセール・その他事業は、前年比で取扱高35.9%減、売上高22.2%減となりました。
②その他事業
子会社保有の太陽光発電施設による売電事業とマレーシアにおけるPKS事業は事業継続しており、当第1四半期連結累計期間のその他事業のセグメント売上高は8,785千円(前年同期間比82.1%減)、セグメント損失4,365千円(前年同期間は6,590千円のセグメント利益)となりました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高397,695千円(前年同期間比31.9%減)、営業損失154,396千円(前年同期間は17,144千円の営業利益)、経常損失148,529千円(前年同期間は22,306千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失173,996千円(前年同期間は5,858千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、4,013,083千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,041,648千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少1,036,966千円、オークション未収入金の減少250,607千円、流動資産その他の増加108,290千円、前渡金の増加104,510千円、商品の増加103,997千円によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、602,852千円となり、前連結会計年度末に比べ、896,823千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少388,858千円、買掛金の減少239,759千円及び未払法人税等の減少166,265千円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は3,410,231千円となり、前連結会計年度末に比べ、144,825千円減少いたしました。その主な内訳は、利益剰余金の減少173,996千円、資本金の増加13,990千円、資本剰余金の増加13,990千円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についても重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。