訂正四半期報告書-第35期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2023年6月1日~2024年2月29日)におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が維持され、GDP成長率は再びプラス成長に転じ、雇用情勢の改善や名目賃金の増加の継続により、緩やかな回復基調が続いております。一方で、常態化する円安や長期化する物価上昇、人手不足を背景とした供給制約、日銀の政策転換、ウクライナ情勢や中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりや、中国を始めとする海外経済の減速傾向と、わが国の景気下振れリスクが存在しており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。また、いまだ続くインフレ傾向により資産防衛策としての実物資産への需要は徐々に高まりつつあり、不動産価格指数や金取引価格は上昇基調を維持しているようです。
しかしながら、アートオークション市場においては、今後の価格上昇をにらみ、良品の出し渋り傾向が見られ、オークションへの出品誘致を強化し対策を講じておりますが、以前に比べ低調であると言わざるを得ません。このような厳しい状況の中、新たな実物資産として注目されるワインとウィスキーを扱うワイン・リカーオークションでは出品希望も多く寄せられており、堅調に取扱高・売上高を伸ばしております。
プライベートセールにおいても、進行中である大型案件が当期内に着地できなかったこともあり、取扱高は582,253千円(前年同期間比34.4%減)、売上高は532,675千円(前年同期間比34.6%減)と減収となりました。中でもオークション事業は、前年同期分と比し、17.8%減の792,397千円となりました。
Edoverse株式会社は、Edoverse Foundationよりコンサルテーションを担っている、メタバース空間「Edoverse(江戸バース)」が、2024年1月にローンチしました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
①アート関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高4,496,315千円(前年同期比25.0%減)、売上高1,439,712千円(前年同期比21.7%減)、セグメント損失105,101千円(前年同期間は299,503千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
(注)1.ワイン・リカーオークション及びジュエリー&ウォッチオークションは取扱高の増加により、その他オークションから独立した種別として表示しております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催いたします。
3.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
4.前年同期は近代美術オークション、コンテンポラリーアートオークションにおいて高額作品が出品・落札されております。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、オークションの開催回数は26回(前年同期間は27回)でした。内訳は、近代美術オークション、近代美術PartⅡオークション、コンテンポラリーアートオークション、及びアイアートオークションを各4回、近代陶芸オークション、及びワイン・リカーオークションを各3回、Bags/Jewellery&Watchesオークションを2回、MANGAオークション、西洋美術オークションを各1回です。
近代美術オークションは、出品点数29.4%減、落札点数31.6%減となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で123.2%の水準で推移し、平均落札単価は16.1%減となりました。
近代陶芸オークションは、出品点数14.8%増、落札点数13.9%増となりましたが、高額品の出品が減少し、平均落札単価は前年比で46.5%減となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均101.6%で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、出品点数27.6%減、落札点数25.1%減となり、平均落札単価は前年比で50.8%減少いたしました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で185.3%と高水準で推移いたしました。
コンテンポラリーアートオークションは、出品点数44.8%減、落札点数40.5%減となり、高額作品の出品が減少したため、平均落札単価は前年比で63.1%減少し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均84.9%で推移いたしました。
ワイン・リカーオークションは、出品点数25.4%増、落札点数18.2%増となりました。高額ウイスキーの出品が減少し、平均落札単価は3.2%減少となりました。
アイアートオークションは、出品点数1,213点、落札点数906点という内容となり、取扱高は1,452,575千円(前年同期比20.1%減)、売上高は330,237千円(前年同期比4.6%減)となりました。
ⅱ)プライベートセール・その他事業
プライベートセール・その他事業では、当第3四半期連結累計期間は、進行中の大型プライベートセール案件が第4四半期以降にずれ込み、売上高647,314千円(前年同期比26.0%減)となりました。
②その他事業
子会社保有の太陽光発電施設による売電事業とマレーシアにおけるPKS事業は事業継続しており、当第3四半期連結累計期間のその他事業のセグメント売上高は19,077千円(前年同期比89.7%減)、セグメント損失21,940千円(前年同期間は15,705千円のセグメント利益)となりました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,458,790千円(前年同期比27.9%減)、営業損失216,203千円(前年同期間は196,750千円の営業利益)、経常損失182,983千円(前年同期間は214,520千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失395,852千円(前年同期間は121,611千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、2024年2月20日付「(開示事項の経過)特別損失の計上(本社移転費及び原状回復費)に関するお知らせ」で第3四半期連結会計期間に特別損失として216百万円を計上見込みであることを開示いたしましたが、一部が第4四半期連結会計期間の計上見込みとなったことにより差異が発生しておりますが、特別損失の総額は変更がない見込みであります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、4,173,981千円となり、前連結会計年度末と比べ795,817千円減少いたしました。その主な内訳は商品の増加118,374千円、その他流動資産の増加204,788千円、その他投資資産の増加77,015千円、現金及び預金の減少1,120,232千円、売掛金の減少36,431千円、オークション未収入金の減少32,476千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,339,079千円になり、前連結会計年度末に比べ399,873千円減少いたしました。その主な内訳はその他流動負債の増加49,740千円、買掛金の減少238,685千円、未払法人税等の減少151,224千円、オークション未払金の減少109,938千円、長期借入金の減少26,661千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,834,901千円になり、前連結会計年度末に比べ395,944千円減少いたしました。その主な内訳は利益剰余金の減少320,230千円、資本金の減少1,602,353千円、資本剰余金の増加1,527,363千円であります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についても重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2023年6月1日~2024年2月29日)におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が維持され、GDP成長率は再びプラス成長に転じ、雇用情勢の改善や名目賃金の増加の継続により、緩やかな回復基調が続いております。一方で、常態化する円安や長期化する物価上昇、人手不足を背景とした供給制約、日銀の政策転換、ウクライナ情勢や中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりや、中国を始めとする海外経済の減速傾向と、わが国の景気下振れリスクが存在しており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。また、いまだ続くインフレ傾向により資産防衛策としての実物資産への需要は徐々に高まりつつあり、不動産価格指数や金取引価格は上昇基調を維持しているようです。
しかしながら、アートオークション市場においては、今後の価格上昇をにらみ、良品の出し渋り傾向が見られ、オークションへの出品誘致を強化し対策を講じておりますが、以前に比べ低調であると言わざるを得ません。このような厳しい状況の中、新たな実物資産として注目されるワインとウィスキーを扱うワイン・リカーオークションでは出品希望も多く寄せられており、堅調に取扱高・売上高を伸ばしております。
プライベートセールにおいても、進行中である大型案件が当期内に着地できなかったこともあり、取扱高は582,253千円(前年同期間比34.4%減)、売上高は532,675千円(前年同期間比34.6%減)と減収となりました。中でもオークション事業は、前年同期分と比し、17.8%減の792,397千円となりました。
Edoverse株式会社は、Edoverse Foundationよりコンサルテーションを担っている、メタバース空間「Edoverse(江戸バース)」が、2024年1月にローンチしました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
①アート関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高4,496,315千円(前年同期比25.0%減)、売上高1,439,712千円(前年同期比21.7%減)、セグメント損失105,101千円(前年同期間は299,503千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。
| 第35期第3四半期連結累計期間 | ||||||||
| 自 2023年6月1日 至 2024年2月29日 | ||||||||
| 種 別 | 取扱高 | 前年比 | 売上高 | 前年比 | オークション | オークション | オークション | 落札率 |
| (千円) | (%) | (千円) | (%) | 開催数 | 出品数 | 落札数 | (%) | |
| 近代美術オークション | 743,650 | △42.5 | 152,391 | △37.3 | 4 | 199 | 167 | 83.9% |
| 近代陶芸オークション | 235,520 | △40.4 | 43,210 | △36.5 | 3 | 612 | 515 | 84.2% |
| 近代美術PartⅡオークション | 78,845 | △45.1 | 15,229 | △52.3 | 4 | 357 | 344 | 96.4% |
| コンテンポラリーアートオークション | 142,980 | △73.6 | 27,369 | △72.9 | 4 | 80 | 75 | 93.8% |
| ワイン・リカーオークション (注)1 | 531,725 | 14.8 | 119,134 | 14.5 | 3 | 1,535 | 1,378 | 89.8% |
| ジュエリー&ウォッチオークション (注)1 | 543,185 | 186.5 | 93,040 | 165.7 | 2 | 383 | 256 | 66.8% |
| その他オークション (注)2 | 57,165 | △65.6 | 11,783 | △65.7 | 2 | 261 | 226 | 86.6% |
| アイアートオークション | 1,452,575 | △20.1 | 330,237 | △4.6 | 4 | 1,213 | 906 | 74.7% |
| オークション事業合計 | 3,785,645 | △24.4 | 792,397 | △17.8 | 26 | 4,640 | 3,867 | 83.3% |
| プライベートセール | 582,253 | △34.4 | 532,675 | △34.6 | ||||
| その他 | 128,416 | 28.3 | 114,638 | 91.3 | ||||
| プライベートセール・ その他事業合計 | 710,670 | △28.0 | 647,314 | △26.0 | ||||
| アート関連事業合計 | 4,496,315 | △25.0 | 1,439,712 | △21.7 | ||||
(注)1.ワイン・リカーオークション及びジュエリー&ウォッチオークションは取扱高の増加により、その他オークションから独立した種別として表示しております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催いたします。
3.取扱高の前年比と売上高の前年比のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に売上高を構成する要素のひとつであり、在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
4.前年同期は近代美術オークション、コンテンポラリーアートオークションにおいて高額作品が出品・落札されております。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、オークションの開催回数は26回(前年同期間は27回)でした。内訳は、近代美術オークション、近代美術PartⅡオークション、コンテンポラリーアートオークション、及びアイアートオークションを各4回、近代陶芸オークション、及びワイン・リカーオークションを各3回、Bags/Jewellery&Watchesオークションを2回、MANGAオークション、西洋美術オークションを各1回です。
近代美術オークションは、出品点数29.4%減、落札点数31.6%減となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で123.2%の水準で推移し、平均落札単価は16.1%減となりました。
近代陶芸オークションは、出品点数14.8%増、落札点数13.9%増となりましたが、高額品の出品が減少し、平均落札単価は前年比で46.5%減となりました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均101.6%で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、出品点数27.6%減、落札点数25.1%減となり、平均落札単価は前年比で50.8%減少いたしました。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で185.3%と高水準で推移いたしました。
コンテンポラリーアートオークションは、出品点数44.8%減、落札点数40.5%減となり、高額作品の出品が減少したため、平均落札単価は前年比で63.1%減少し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均84.9%で推移いたしました。
ワイン・リカーオークションは、出品点数25.4%増、落札点数18.2%増となりました。高額ウイスキーの出品が減少し、平均落札単価は3.2%減少となりました。
アイアートオークションは、出品点数1,213点、落札点数906点という内容となり、取扱高は1,452,575千円(前年同期比20.1%減)、売上高は330,237千円(前年同期比4.6%減)となりました。
ⅱ)プライベートセール・その他事業
プライベートセール・その他事業では、当第3四半期連結累計期間は、進行中の大型プライベートセール案件が第4四半期以降にずれ込み、売上高647,314千円(前年同期比26.0%減)となりました。
②その他事業
子会社保有の太陽光発電施設による売電事業とマレーシアにおけるPKS事業は事業継続しており、当第3四半期連結累計期間のその他事業のセグメント売上高は19,077千円(前年同期比89.7%減)、セグメント損失21,940千円(前年同期間は15,705千円のセグメント利益)となりました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,458,790千円(前年同期比27.9%減)、営業損失216,203千円(前年同期間は196,750千円の営業利益)、経常損失182,983千円(前年同期間は214,520千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失395,852千円(前年同期間は121,611千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、2024年2月20日付「(開示事項の経過)特別損失の計上(本社移転費及び原状回復費)に関するお知らせ」で第3四半期連結会計期間に特別損失として216百万円を計上見込みであることを開示いたしましたが、一部が第4四半期連結会計期間の計上見込みとなったことにより差異が発生しておりますが、特別損失の総額は変更がない見込みであります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、4,173,981千円となり、前連結会計年度末と比べ795,817千円減少いたしました。その主な内訳は商品の増加118,374千円、その他流動資産の増加204,788千円、その他投資資産の増加77,015千円、現金及び預金の減少1,120,232千円、売掛金の減少36,431千円、オークション未収入金の減少32,476千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,339,079千円になり、前連結会計年度末に比べ399,873千円減少いたしました。その主な内訳はその他流動負債の増加49,740千円、買掛金の減少238,685千円、未払法人税等の減少151,224千円、オークション未払金の減少109,938千円、長期借入金の減少26,661千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,834,901千円になり、前連結会計年度末に比べ395,944千円減少いたしました。その主な内訳は利益剰余金の減少320,230千円、資本金の減少1,602,353千円、資本剰余金の増加1,527,363千円であります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についても重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。